「自動車保険のおすすめを教えて」
「プロが選ぶ自動車保険が知りたい」
自動車保険は、自動車に関する事故やトラブルに備えるために必要な保険です。しかし、多くの種類やプランがあるため、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、専門家が選んだ自動車保険のおすすめを5つ紹介します。
自動車保険で失敗しない選び方や、近年人気のネット自動車保険を選ぶ際の注意点についてもお伝えしますので、是非参考になさってください。
専門家が選ぶ自動車保険おすすめ:プロが選ぶ自動車保険はどこ?30代・40代・50代が安い
それでは、おすすめの自動車保険を6つ紹介します。
- 三井ダイレクト損保
- アクサ損害保険株式会社
- チューリッヒ保険会社
- ソニー損害保険
- セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
- イーデザイン損害保険(&e アンディー)
自動車保険には、インターネットや電話で直接契約する「ネット型(ダイレクト型、通販型とも)」と、代理店の担当者を通して対面で契約する「代理店型」の2種類があります。
今回紹介する5つは「ネット型」の自動車保険。中間コストを削ることで、保険料が代理店型よりも割安になっています。ウェブで手続きできる手軽さも魅力でしょう。
三井ダイレクト損保
「三井ダイレクト損保」は、ネット自動車保険ならではの安さや充実した割引プランが魅力です。
ネット自動車保険では自分で契約内容や補償内容を決める必要がありますが、三井ダイレクト損保ではコンシェルジュのサポートサービスを利用できます。
保険料の目安や補償内容を相談しながら決められるので、自動車保険に詳しくない方でも適切な内容で契約できるでしょう。トラブルが起きた際も、各分野の専門家と連携が取れているため手厚いサポートが受けられます。
車が動かなくなってしまった時は、24時間365日対応可能なレッカーサービスが利用できる他、営業時間外や土日も初期対応に応じてくれるため安心です。
保険名称 | 三井ダイレクト損保 |
契約時の相談 | 可 |
契約時の相談 | 24時間365日受付可 |
当日の初期対応 | 19時まで可 |
事故対応サポート | あり |
特徴 | ・他社と比較し安いとの声あり ・ダイレクト型の不安をサポートするサービスあり ・事故の車を提携先工場で修理すると、その後の修理にも対応してもらえる |
アクサ損害保険株式会社
アクサ損害保険株式会社は、「アクサダイレクト」というブランド名で自動車保険を提供しています。補償も保険料も必要な分だけ。かしこく節約できるのが魅力です。
保険料は走行距離に応じて算出する合理的な設定となっており、ネット割+無事故割を使えば最大22,000円の割引となります(※)。
他にも、12歳以下の子どもを乗せる車なら最大約3%の割引になる「子育て応援割引」など、ニーズに合わせて割引を選べるのが嬉しいポイント。
※割引額は保険料に応じて異なり、所定の条件があります。
補償内容は、対人対物や自損事故、無保険車傷害保険といった基本補償をベースに、ニーズに合わせた追加補償を自由に組み合わせられます。
一人ひとりに合わせた補償内容をセレクトしてくれる「補償おすすめ機能」もあるので、自分に必要な補償がわからない方にも安心でしょう。
また、事故や故障には24時間365日対応。事故現場での電話交代サービスや、業界最高水準の移動距離を誇る無料レッカーサービスなど、安心のサポートを受けられます。
当日中に帰宅が不可能な場合、搭乗者全員分の帰宅費用や宿泊費用はもちろん、ペットの宿泊費用まで対応してくれます。LINEを使った事故対応も便利でしょう。
チューリッヒ保険会社
「チューリッヒ保険会社」の自動車保険は、補償を選べて無駄のない料金体系が魅力です。
各種割引も充実しており、自分に合った保険をお得に選べるでしょう。インターネットから申し込めば、最大21,000 円の割引になります(※)。
※インターネット割引(最大20,000円)、e割(500円)、早割(500円)の合計金額最
補償内容は、対人賠償、対物賠償、人身傷害、人身傷害定額払保険といった4つの基本補償に、自由に選べるオプション補償を組み合わせてカスタマイズが可能です。
さらに、車の使用目的、走行距離、年齢、住んでいる地域、免許証の色など、一人ひとりのニーズに合わせた補償内容を提供しています。例えば、買い物やレジャーで使用するだけの場合や、ゴールド免許の場合には、保険料が下がるでしょう。
万一の事故の際には、24時間365日体制で専任担当者がサポート。保険金の支払いが最短当日となっているのも嬉しいポイントです。
また、レベルの高いロードサービスでトラブルの時も安心です。スマホ受付でかんたん迅速に対応してくれますし、ロードサービスを利用しても翌年度の等級や保険料がそのままというのも魅力的でしょう。
ソニー損害保険
「ソニー損害保険」の自動車保険は、ダイレクト自動車保険20年連続売上No.1(※)を記録しています。
※自動車保険を主にダイレクト販売している損害保険会社の2021年度までの自動車保険料収入より(ソニー損害保険調べ。参考:ソニー損害保険)
保険料は「走る分だけ」。予想年間走行距離に応じて保険料を算出するので、走る距離が短いと、保険料が安くなる仕組みです。
10種類以上の割引もあり、無事故割引+新規ネット割引+証券ペーパーレス割引を使えば、14,000円の割引になります(※)。
※割引額の内訳:新規申込時のインターネット割引(10,000円)、無事故割引(3,500円に拡大)、証券ペーパーレス割引(500円)
補償内容は、基本の補償に加えて、弁護士特約などのオプションの補償をニーズに合わせて組み合わせられます。
そして、いちばんの魅力が、頼れる事故解決サービスです。24時間365日事故受付で専任担当者が最後までしっかりサポートしてくれるのに加え、ドラレコ映像で納得感のある事故解決が期待できます。
「セコム事故現場かけつけサービス」も追加費用無しで利用でき、深夜の事故や一人で運転している時の事故でも心強いでしょう。事故現場の記録、「タクシー」や「レッカーサービス」への連絡など、現場でサポートしてくれます。
ロードサービスも無料で付帯しており、内容も充実しています。ロードサービスを利用しても翌年の等級・保険料に影響しません。
セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険):30代・40代・50代が安い
セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」は、「価格.com自動車保険満足度ランキング2023総合満足度」で第1位(※)を獲得しています。
※株式会社カカクコム調べ(参考:セゾン自動車火災保険)。
この保険の大きな特徴は、1歳刻みの保険料体系でしょう。事故率が低い30代40代50代の保険料が割安になっています。
さらに、同居の子どもを補償の対象に加える際も、親の年齢に合わせた保険料を基本に、子どもを補償の範囲に追加するだけ。親子で運転する家庭に嬉しい保険料設定です。
また、走った分の年間走行距離が保険料に反映されるので、走行距離が短い方は安くなります。豊富な割引プランもあり、新規なら最大13,600円の割引となるのも嬉しいポイント(※)。
※ネット割+早割50日を適用した額
補償内容は、対人賠償、対物賠償、無保険車傷害、人身傷害といった基本の補償に加えて、「えらべる補償」から必要なものだけを自由に選べます。
例えば、すでに加入しているロードサービスがあるのなら、ロードアシスタンス特約(ロードサービス)をセットしないで保険料を節約するという選択肢もありでしょう。
万一の事故の際には、24時間365日、ALSOK隊員がかけつけ、安全確保や救急車の手配、現場の記録など、事故現場をサポートしてくれるので安心です。契約者全員が無料で使えます。
イーデザイン損害保険(&e アンディー)
イーデザイン損害保険が販売しているのは、「&e アンディー」というネット型の自動車保険。専門家が選ぶ自動車保険ランキングで第1位(※)を獲得しています。
※徳間書店出版「NEWよい保険・悪い保険2023年版」より(参考:イーデザイン損害保険)。
保険料は走行距離に応じて算出するのでリーズナブルです。インターネット割引などはあらかじめ保険料に織り込まれているので、2年目以降の保険料アップもありません。
この保険の大きな特徴が、追加費用無しで利用できる「安心センサー」による事故対応力です。事故の際には、安心センサーが衝撃を自動検知し、アプリにプッシュ通知でお知らせ。事故直後の動揺している状況でも、通知から1タップで事故連絡ができます。
事故後は、センサーが感知した情報とスマホのGPSデータを合わせて事故状況を動画として再現します。さまざまな情報を分析することで、すみやかな事故解決につながるでしょう。
事故受付は24時間365日。セコムの事故現場急行サービスも追加保険料無しで使えます。
ロードサービスも全ての契約についており、こちらも24時間365日利用可能。全国約9,300か所から駆けつけてくれて安心です。
自動車保険で失敗しないおすすめの選び方
ここまで、おすすめの自動車保険を5つ紹介しましたが、結局自分にとってベストな保険がどれなのか迷っている方もいるでしょう。
そこで、自動車保険で失敗しないおすすめの選び方をお伝えします。
- 自分のニーズに合わせてプラン選ぶ
- 保険会社の信頼性やサービスを確認する
- 自動車保険一括見積もりサービスを利用する
自分のニーズに合わせてプランを選ぶ
自動車保険は一人ひとりに合ったものを選ぶことが大切です。自分の運転スタイルとニーズに合わせて、必要な補償内容や特約を選びましょう。そうすることで、万が一の時も安心ですし、保険料の節約にもつながります。
例えば、年間の走行距離や、運転者の年齢や性別、車両の種類や価格によって、保険料や補償内容が変わってきます。さらに、配偶者や子どもも運転するのかや、トラブル時に必要なサービスについてもチェックしてみましょう。
保険会社の信頼性やサービスを確認する
万が一事故に遭ってしまった時のための保険ですから、事故対応の迅速さや担当者の対応力は重要です。事故対応の内容や実際の体験談をチェックして、自分にとって安心できる保険会社を選びましょう。
事故受付の時間や方法、現場でのサポート内容、担当者の質など、トラブル時の対応は保険会社によって様々です。ロードサービスの内容や、そもそも付帯しているのかについても確認するといいでしょう。
自動車保険一括見積もりサービスを利用する
自分のニーズに合わせて安心できる保険会社を選ぶには、「自動車保険一括見積もりサービス」の利用もおすすめです。自動車保険一括見積もりサービスとは、インターネット上で、複数の保険会社に一度に見積もりを依頼できるサービスです。
ニーズに合わせて複数の保険会社の補償内容と料金を比較できるため、自分に合った最適な自動車保険を選べるでしょう。次の項で詳しく解説し、おすすめのサービスも紹介します。
自動車保険で迷うなら一括見積もりサービスがおすすめ
自動車保険を選ぶ際には、自分のニーズや保険会社のサービスを確認することが大切だとお伝えしました。しかし、一つひとつ保険会社について調べたり、見積もりを依頼したりするのは時間も手間もかかってしまいます。
そこで、おすすめなのが、「自動車保険一括見積もりサービス」です。
型式や走行距離などの車の情報や運転者の情報、必要な補償内容などを入力することで、同じ条件で一度に複数社の自動車保険の見積もりが取れ、比較検討できます。
自動車保険の一括見積もりサービスは数多くありますが、その中でもおすすめの2つを紹介します。
- インズウェブ
- 保険スクエアbang
インズウェブ
出典:インズウェブ
「インズウェブ」は、自動車保険の見積もりや比較ができる日本最大級の保険比較サイト。現在までに延べ1000万人以上が利用している人気のサービスです(参考:インズウェブ)。
サービスは無料で、最大20社の保険会社に見積もりを一括請求できます。
入力する情報は、車の情報、主な運転者と保険契約者の情報、希望の補償内容について。最短3分で完了できる内容です。
どう選んだらよいか分からない時には、「参考データ」で他の人はどうしているのか確認できるのが嬉しいポイント。
はじめて自動車保険に加入される方は、車の型式だけで見積もり可能です。
一部の保険会社からはその場で保険料試算結果一覧(リアルタイム試算結果)が参照できますし、保険会社の評価・口コミを合わせて確認できるのも便利でしょう。
サービスを利用した方の口コミでは平均年間保険料は36,682円安くなったという声もみられました(※インズウェブを初めて利用した方への2021年アンケート結果より)。
「インズウェブ」のサイトには、「自動車事故徹底ガイド」や「プロが語る自動車保険」、インズウェブ利用者に聞いた「年齢別安い自動車保険ランキング」など、お役立ち情報も満載です。ぜひチェックしてみてください。
保険スクエアbang
出典:保険スクエアbang
「保険スクエアbang! 自動車保険」は、20年以上にわたり500万人以上に利用されている、安心の自動車保険見積もり依頼サイトです。
サービスは無料で、最大19社の保険会社に見積もりを一括依頼できます。口コミでは、平均約35,000円安くなったという声もみられました(参考:保険スクエアbang)。
入力する情報は自分や車の情報・希望補償内容で、所要時間は最短3分。
見積もり依頼後、各保険会社または損害保険代理店から「メール」「郵送」で見積もり結果を受け取れます。
保険料の見積もりは即時に届くので、急いでいる場合も安心でしょう(※)。
※「郵送」でお見積り結果をご案内する場合は、1週間以内にお手元に届きます。
また、満期日まで60日の時点で、自動的に見積もり依頼を完了してくれる「見積もり依頼予約機能」という便利な機能も。満期日が近づいてから忙しくなることもありますが、この機能を使えば、事前に準備しておけるので安心です。
ネット自動車保険はやばい?おすすめできない保険の特徴
自動車保険についてインターネットで調べていると「ネット自動車保険おすすめできない」「ネット自動車保険はやばい」などの言葉に出会って、不安になることもありますよね。
そもそも自動車保険には、「代理店型」と「ネット型(ダイレクト型、通販型とも)」の2種類があります。代理店型は、店舗や営業マンを通じて契約するタイプで、ネット型は、インターネット上で契約するタイプです。
ネット型の自動車保険は中間コストを削れるため、代理店型に比べて保険料が安く設定されていることが多いですが、その反面、注意点やデメリットもあります。
ここでは、ネット型の自動車保険でおすすめできない保険の特徴を紹介します。
- 補償内容が不十分
- 事故対応力が低い
- サービスやサポートが不親切
補償内容が不十分
ネット型の自動車保険は、代理店型に比べて補償内容がシンプルになっていることも。よく考えずに申し込むと、自分のニーズに合わない補償内容になってしまう可能性があります。
ネット型の自動車保険を選ぶ際には、補償内容をよく確認することが大切です。自分が必要とする補償や特約が含まれているかどうかをチェックしましょう。
事故対応力が低い
ネット型自動車保険の不安要素として挙げられることが多いのが事故対応力です。しかし結局のところ、代理店型であっても事故対応にあたるのは保険会社ですので、代理店型とネット型で事故対応力に差はありません。
安心できる保険を選ぶには、各保険会社の事故対応サービスの内容や、実際の体験談をチェックしてみるといいでしょう。
サービスやサポートが不親切
ネット型の自動車保険の特徴として、対面で相談できる担当者がいないことが挙げられます。補償内容を自分で決める必要もありますし、契約の手続きや事故時の対応、保険料の支払いなどに不便を感じる可能性がゼロではありません。
不安を感じる方は、サイトのわかりやすさや操作のしやすさ、電話やメールでのサポート体制がどうなっているかなどを確認するといいでしょう。利用者の口コミや評判も参考になります。
まとめ
この記事では、おすすめの自動車保険や、失敗しない選び方、ネット自動車保険を選ぶ際の注意点についてお伝えしました。
自動車保険は、自分のニーズに合わせて補償内容や特約を選ぶことが大切です。また、自動車保険一括見積もりサービスを利用すれば、時間や手間をかけずに自分に合った自動車保険を探せるでしょう。
自動車保険は、自分や家族の安全を守るために必要なものです。ぜひこの記事を参考にして、最適な自動車保険を見つけてください。
コメントを書く