就活つらい。精神的に辛い、涙が止まらないときの対処法

就活つらい。精神的に辛い、涙が止まらないときの対処法

「面接受けるたびにお祈りメールがつらい」
「友達の内定が決まって焦る」
「いつになったら内定が出るんだろう・・」

就活って本当につらいですよね。心が折れそうになっても休む時間はなく、どうしようもない焦りと不安を抱えながら、日々過ごしていることと思います。

私も、就活がうまくいかず、早いうちに第一志望の企業を全落ちするという絶望的な状況に陥りました。
それから8ヶ月以上も内定は決まらず

「就活から逃げたい。もうやめてしまいたい」

と思い詰める日々でした。
だから、今就活がつらくて悩んでいるあなたの気持ち…わかります。

しかも、就活がつらいと思うのはあなただけではありません。就活生の約9割が「就活つらい」と感じています。
今回この記事では、就活がつらいと感じるあなたに読んでほしい「就活がなぜつらいのか」と「つらい時の対処法」をご紹介します。

なぜ就活は精神的に辛いのか

就活がつらい理由

これから「就活やめたい」と思っている多くの就活生が抱えている、就活がつらくなる理由をご紹介します。

内定がきまらない

就活生が最もつらいと感じているものは、何度も書類選考や面接に落ちることです。
お祈りメールが続くと「もう自分を採用する会社なんて見つからないのでは…。」とつらくなりますよね。
ほとんどの企業が結果を伝えるだけで、落ちた理由については一切話してくれません。

どこが悪かったのか、何がダメなのか…理由が分かりませんから、改善のしようがなく堂々巡りの失敗を繰り返しているような苦しさがあります。
中には面接中に問題点を指摘してくれる面接官もいますが、これは稀なケースです。大半は淡々と形式な質問をして終わりです。

特につらいのは、書類選考の段階で落とされてしまうケースです。
面接官の対応から何か読み取る機会もありません。良くて送った履歴書がそのまま返ってくるだけでしょう。

エントリーシートの質問の答えに問題があるのか、それとも学歴や成績が不足していたのかまったく分からず、取り付く島もない感じで泣きたい気持ちになります。
終わりの見えない苦境を前に強い気持ちでいられる人は多くないでしょう。

自分の存在価値を感じられなくなる

就活生の多くは、活動の途中で、自分に自信が持てなくなる経験をしています。

  • 様々な準備をして挑んだ面接なのに、予想以上に何も答えられなかった
  • お祈りメールが続くと、自分なんて社会に必要とされない存在なのかと暗い気持ちになる
  • 第一志望に落ちた瞬間、終わったと思った。未だ気持ちを切り替えられずにつらい

自信を失う理由は、長期間の就活で思ったような結果が出ないことです。面接や書類選考で落とされるのは、自分を否定されているように感じますよね。

人によっては応募した企業からだけでなく、社会全体から自分の存在価値を否定されているように感じてつらく泣きたい気持ちになります。

何度も何度も自分を否定されるわけですから、つらいと思うのは自然です。このままの状態で就活を続けると、ストレスが溜まって、体調不良になるケースも珍しくありません。

人間は社会の中で生きていてます。ですから社会から疎まれていると感じるのは耐えがたいほどつらいことです。社会の荒波を経験したことが無い方であれば泣きたい気持ちを抑えるのは難しいでしょう。

やりたいことがわからなくなる

やりたいことがわからない

就活中、思うような結果が出ないと、自分が何をしたいかわからなくなることがあります。

希望の業界の企業にことごとく落ちたり、書類選考さえ通過しない日々は、「自分にはこの業界は向いていないのだろうか?」「受けたい企業がない」「働いている姿が造像できない」とどんどんネガティブな方向に考えてしまうでしょう。

就活の方向性を見失い、これからどう進めていいかわからなくなります。

周りと比較して焦る

就活は、周りの学生が常にライバルですから、自分と比較して劣等感を感じることも多くなります。

  • 面接でハキハキ答える人に比べて自分は…
  • SNSで友達の内定報告が相次ぎ、焦る
  • 周りがどんどん就活を終えているのに、自分だけリクルートスーツをきている
  • 有名企業の内定を受けなければと、周りの評価が気になる

自分が受けたい企業より、「周りから、すごい!と言われる企業じゃなければならない。」このようにプレッシャーを感じる学生も少なくありません。
親の期待に応えたいと考える学生も多いでしょう。

自分が何をしたいか、どのような社会人生活を送りたいかより、他人の評価が気になるため就活がどんどんつらくなります。
自分だけ内定が無い状態が続くと精神的負担が蓄積し、泣きたいと感じていなくても自然に涙がこぼれることもあるでしょう。

私も内定が遅かった方なので、夏を過ぎてもリクルートスーツを着ていることが恥ずかしくて、先を考えると不安で、こらえきれず駅のトイレで泣いたことがあります。
周りと比較して、「どうして自分はこうなんだろう」とつらくて、友達とも距離を置いていました。

休む暇がなく終わりも見えない

就活はつらいと思っても、休む暇がありません。
説明会やグループディスカッション、面接に、書類準備。履歴書やESは何枚も何枚も、落ち続けても手を動かして書かなければなりません。

スケジュールは就活の予定でパンパンになります。

内定がなかなか決まらなかったら、何かに参加していないと不安ですし、応募し続けるしかこのつらい状況を切り抜ける方法がないと考えてしまいます。
終わりが見ない日々に、「就活もうつらい…やめたい」と心が折れてしまうでしょう。

就活つらい時の対策方法

就活がつらい時の対処法

就活は多くの人にとって大変つらいものですが、対処できないものではありません。

効果的な対処方法を解説しますので是非、試してみてください。

まずは気分転換して心を休ませよう

まずは、一旦就活のことを置いて、休息を取りましょう。このまま続けても、心と身体を壊してしまいます。
就活がうまくいかないと「休んでいる暇なんてない」と考え焦りますが、大丈夫です。3日くらい休んだってあまり何も変わりません。

「就活つらい…就活やめたい」と思いながら続けると、表情や態度から面接官に就活疲れがバレてしまいます。これでは、「メンタルが弱そう?」と判断されてしまうでしょう。

一度休憩して、元気になったらまだ頑張ればいいのです。一度気分転換して、心を休ませることが先決です。

【おすすめの気分転換方法】

  • 好きな音楽を聞く
  • カラオケ
  • 美味しいものを食べる
  • 友達とおしゃべり
  • 小旅行にいく
  • ひたすら寝る
  • 好きな漫画に没頭する
  • いつもと違う駅で降りて、散策してみる
  • 買い物
  • 髪型を変える

好きなことに没頭する時間は、心を癒します。

また、バイトが大好きで、就活のためにお休みしている人は、久しぶりにバイトに顔を出すのもおすすめです。慣れている仕事をこなすことで、就活で失った自己肯定感を取り戻せるかもしれません。

私は、就活がつらい時、1日目は何もせずに寝て、2日目は美容室で髪を切りました。3日目はバイトに一旦復帰させてもらい、常連さんから「君なら大丈夫」「うちの会社においでよ」と声をかけてもらったことが冗談でも嬉しく、5日目でまた就活セミナーに足を運んでいました。

辛いことを書き出してみる

つらいことを書き出そう

辛い気持ちを解消する方法として「辛さをそのまま正直に受け止める」というものがあります。
失恋した時に失恋ソングを聞いて泣くというのが代表的ですが、辛い気持ちを否定せずに認めてしまうことで肩の荷が降りて楽になります。

これを参考に、就活で苦しい時は辛いことを箇条書きにして書き出してみましょう。できれば手書きをおすすめします。
気持ちをぶちまけるように、とにかく辛いと感じること全て書いてください。

「自分の弱点を炙り出す」なんてことを考える必要はありません。

ただただ辛かったことを書きなぐりましょう。こうすることで気持ちが落ち着きます。
これが何より大事です。そして翌日に書いたものを読み返してみてください。

中には解決できそうなものや、そこまで辛いことじゃないなと感じるかも。最後は、つらい気持ちを捨てる意味で、ぐちゃぐちゃにしてゴミ箱へ投げ入れましょう。

選考結果を考えない

選考が気になって眠れない学生は、一旦選考のことを忘れましょう。面接がうまくいってもいかなくても、終わったことはどうしようもできません。

選考を考えても、なるようにしかならないのです。どんなに悩んだって、選考結果をコントロールすることはできませんが、自分の心はコントロールできます。

「なるようにしかならない」そう思って、選考結果は考えないこと。
とにかく次に進みましょう。

友達と自分を比べない

人生は常に自分のものです。他人の評価を気にしたり、親の期待に応えようとするのは、ただ自分を苦しめるだけ。

働くのは自分ですから、どんなに小さな会社でもそこが自分にあっていると感じたら受けましょう。有名な企業じゃないとダメだとか、聞いたことがない企業は恥ずかしいとかそういう考えは一切必要ありません。

友達の言葉や目が気になるのでしたら、一旦距離を置いてみるのもおすすめです。

SNSも見ないようにして、スルー力を高めましょう。そして、今の自分を認めて、信じてあげてください。

自己分析と企業分析をやり直す

就活が辛いのは面接や書類選考が上手くいかないためです。この問題を解決するためには、まず書類選考で落とされるのを改善しましょう。

エントリーシートの模範解答を徹底的に覚えると同時に、企業分析をしてどんな人材を求めているのか考察してください。

企業が欲しい人材を想定できればエントリーシートをその企業に最適化できます。書類選考を突破できる確率もグッとアップします。

応募書類に自信がない方は、志望動機やESの添削をしてもらうといいでしょう。

添削してもらう方法は、

  • ハローワークや大学のキャリアセンターに頼む
  • OB・OGにチェックしてもらう
  • JobSpringなどの就活エージェントに依頼する

の3つです。

いくつか併用して、応募書類のクオリティを高めましょう。

オファー型就活サイトを利用してみる

不合格通知が続き、「応募したい企業が見つからない」「どこを受けたらいいか悩む」このような時は、オファー型の就活サイトを使うのもおすすめです。

オファー型就活サイトとは、プロフィールを登録するだけで企業から逆オファーをもらえるサービスです。例えば、新卒生に限り利用できるオファーボックス

オファーボックスは、学生支持率NO.1、就活生の4人に1人が利用し、大手からベンチャーまで約7800社の企業が登録しています。


企業がプロフィールを見てオファーをくれるので、プロフィールを登録したら待つだけ。通常の応募型就活より効率よく就活できます。

大企業からオファーが来ることも珍しくありません。

応募することに疲れたら、オファーボックスに登録して企業からのオファーを待ちましょう。

OfferBox(オファーボックス)

つらい気持ちを誰かに相談してみよう

就活がつらくなったら、つらい気持ちや苦しい胸の内を誰かに相談してみましょう。言葉にすることで、心がすっきりします。

相談相手は、

  • バイト先の上司や先輩
  • 友達
  • OG・OB
  • 親や兄弟

つらい就活を経て、既に社会人となった先輩方にアドバイスをもらえるかもしれません。ただ、就活の悩みって、身近な人になかなか打ち明けにくいですよね。

「悩んでいるように見られたくない」「親に心配かけたくない」このように感じ、1人で抱え込む就活生も少なくありません。

もし、相談する相手がいないと思ったら、次にご紹介する方法を試して見てください。

就活つらいときにはプロに相談しよう

就活で泣きたいくらいつらくなった時に頼りになるのは、親族や友人だけじゃありません。

就活エージェントも強力にバックアップしてくれます。
就活エージェントとは、就活に関する様々なこと(応募書類添削・面接対策・求人紹介・適性診断)を、無料でサポートしてくれるサービスです。

書類選考に落ちる初心者から、大手を狙う方まで様々なニーズに対応していますから必要なサポートをピンポイントで得られます。

就活エージェントの中には内定率が91.7%もあるJobSpringや年間1万人以上の相談に乗っているキャリアチケットなどの内定に大きく近づけるサービスもあるので、一度利用してみることをおすすめします。

ただ就活がつらいと相談するだけでもOKです。これからどのように就活を進めていけばいいか悩んでいる方に向いています。

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