【見本あり】自己分析ノートの作り方とおすすめノート3選!

【見本あり】自己分析ノートの作り方とおすすめノート3選!

自己分析ノートを作りたいけど「書き方がわからない」「簡単なやり方ってある?」「おすすめの方法は?」このようなお悩みを抱えていませんか?

自己分析には、自分の強みや情報をまとめた、自己分析ノートの作成が効果的と言われていますが、いざ作成しようと思うと、何から書いていいかわかりませんよね。しかも、ちょっと面倒だと思う学生も多いでしょう。

自己分析ノートは、ただ闇雲にノートに書き込んでいくだけでは、結局何も答えが見つからないままのメモ書きになってしまいます。これでは、ノートにかけた時間と労力がもったいないです。

そこでこの記事では、自己分析ノートの簡単な作り方をご紹介します。自己分析ノートのやり方に迷っている方は、ぜひ目を通してみてください。

見本あり!自己分析ノートの作り方・やり方

自己分析ノートの作り方

自己分析ノートは、強みや価値観、自己PRを明確にし、何度も見返せるカルテのようなものです。1冊にまとめておけば、いつでも読み返せますし、追記もできます。就活中に役立つ自分だけの自己分析バイブルです。

この項では、自己分析ノートの簡単なやり方を解説していきます。

①ノートを用意

まずは、書き込んでいくノートを準備しましょう。どんなノートでも構いませんが、何度も見返すものですから、「これだ!」と思えるお気に入りの1冊を用意しましょう。

ミニサイズのノートか、書き込むスペースが小さく、自己分析ノートに向いていません。B5以上のものを選んでください。

表紙はしっかりしたものを選ぶと、持ち歩いてもダメージが少ないでしょう。書き心地がよく、作業していてテンションの上がるノートを用意しましょう。

私が就活生の時は、ちょっと奮発して、高めのノートを購入しました。何度も何度も見返すものなので、丈夫なノートを選んだと思います。

②自分史を作る

次に、自分史を作ります。幼少期からの自分を振り返り書き込んでいきましょう。

自分史とは、過去の出来事や経歴をまとめたものです。過去の経験を可視化でき、自分らしさを見つけやすくなります。

まずは、小学校〜大学までの頑張ったこと、好きだったことを書き出していきましょう。


小学校中学校高校大学
習い事ピアノ(小学3年の時コンクールで2位入賞。練習はきつかったけど、達成感があった)
スイミング(泳げなくて体育の授業で恥ずかしいので始めた。水が怖かったけど、挑戦するうちに泳げるようになった。目標のクロール25m泳げたのでやめた)
塾(高校受験のために塾に通い出した。苦手な数学の点数が25点とショックだったので、数学を中心に頑張った。くじけそうになったけど、なんとか、目標の点数85点まで伸ばせた。)ピアノ(勉強の合間にピアノもコンクールを受け続けた。結果はあまりよくなかったけど好きなことなので頑張れた。ピアノ(5歳から続けていたピアノを大学受験を機にやめる。)

英会話(留学する準備で英会話をスタート。自分の英語に自信が持てず、恥ずかしくてなかなか、話せなかったけど、ネイティブの先生と会話することでだんだん慣れてきた。…)
学校生活・勉強



人間関係



アルバイト



趣味



将来の夢



このように書き込むことで、過去の経験がわかり、ターニングポイントや印象的なエピソードを見つけやすくなるでしょう。

自分の過去の傾向や、行動パターンも見えてきます。また、感情の共通点や何かあった時の思考のクセにも気づきます。

自分がどのような人間性なのか、自分で自分を見つめ直せますので、思い出せるすべてのことを書き込みましょう。

③喜怒哀楽を分類

②の表をもとに、過去あったことを喜怒哀楽に分類します。
例えば、喜怒哀楽の「喜」をまとめると

【喜】

いつ出来事どうなったか(思ったこと)など
小学校引っ込み思案の性格でいつも本ばかり読んでいた。作文のコンクールで入賞し、全校生徒の前で賞状をもらったときは嬉しかった。自分に自信がついて、みんなの前での発表も少しずつできるようになっていった
中学校部活で吹奏楽部に入り、3年間頑張った!部長に抜擢されて責任感が生まれた。頑張ってきた自分が認められたような気がした。
高校生ファーストフード店でアルバイト。バイトリーダーになり、上司からも後輩から頼りにされて嬉しかった。仕事への責任感ががより一層大きくなった。働くことの大変さや、楽しさを知った。
大学生憧れの海外留学に挑戦!自分の英語が伝わりコミュニケーションが取れた時の感動は一生忘れない正しくきれいな英語より、誰かに何かを伝えようする熱意が大切なんだとわかった。

過去のエピソードを振り返り、喜怒哀楽に分類すると、自分がどんな時にどんな感情でいるのか、読み取れます。

例えば、上の表では、何かに挑戦して、結果がついてくることに喜びを感じていることがわかるでしょう。

中学では部活の部長、高校ではバイトリーダーに抜擢されていることから、責任感があり人から頼られる存在だとわかりますよね。

よく分析すれば、自分がどんな場面で喜んだり悲しんだりするか発見できますし、年代や場面は違っても共通点を見つけられるはずです。この部分が、自己PRに書ける強みや長所です。

経験や感情を細かくアウトプットすることで、自己分析を深められます。

④失敗とコンプレックスをまとめる

過去の失敗は、自分を成長させてくれた経験です。就活では、成功談ではなく失敗談やコンプレックスをどう解決したか?という経験の方が面接官の評価も高くなります。

その理由は、面接官は失敗談にこそ、本当のあなたの姿が見えると捉えているからです。入社後厳しい状況にたたされたとき、どう対応し解決するかを、失敗談から想像できます。

諦めずに一生懸命取り組んだ姿勢は、ハングリー精神があると評価されます。

というわけで、失敗体験やコンプレックスも自己分析ノートに追加していきましょう。

【失敗経験】

いつ失敗したこと失敗前失敗後の変化
中学生何気ない一言で友達をひどく傷つけてしまった。相手の気持ちを考えることができなかった。相手の立場に立って物事を考えられるようになった。
高校生部活で大事な試合を前に、不注意から怪我をしてしまい、周りに迷惑をかけた。試合に参加できず、悔しい思いをした。気をつければ良かったことを、慢心し、いい加減な行動をとってしまった。自分1人の行動で、周りに迷惑をかけることがあると肝に命じた。大事な場面では、場を乱すような勝手な行動はせず、責任感を持つようになった。

【コンプレックス】

コンプレックスの内容克服するための努力結果
人前でハキハキ話すのが苦手。笑顔も少ない。たくさんの人と関わる接客業のアルバイトを選んだお客様と接する中で、自然と笑顔になれることがあり、声も大きく出せるようになった。



⑤モチベーショングラフを作る

モチベーショングラフとは、自己分析の手法の1つで、過去の自分の感情を整理しグラフ化したものです。

縦軸がモチベーション、横軸は時間として考えます。

モチベーショングラフ

出典:jobspring

グラフを見るだけで、過去の感情がわかり、どのような状況で自分のモチベーションが上がるかを確認できます。

「モチベーションがあがる=やりがいや好きなこと、頑張れること」と判断できますので、業界や企業選びに役立ちます。

⑥他己分析の結果をまとめる

就活の自己分析では、他己分析も役立ちます。他己分析とは、自分が人からどう見られているか、客観的な視点で分析する方法です。

親、友人、大学の先輩、OG・OB、サークル仲間、恩師、バイト先の先輩、上司など、様々な人に、自分のことを質問して、その結果をノートにまとめましょう。

【他己分析質問集】

  • 私の印象は?
  • 強みは?
  • どうしてそう思ったのか?
  • 印象的なエピソードは?
  • イラっとしたことはある?
  • グループの中でどんな存在?
  • どんな業界&仕事が向いてそう?
  • 他の人に紹介するとしてらどう紹介する?
  • 外見や表情からの印象は?

質問の答えを、表にまとめてみましょう。

質問答え答えた人なんでそう思ったか
私の強みは?責任感がある小学生の同級生小学生の時からいつもみんなのまとめ役で、言われたことを最後までやり通す強さがあった

周りを明るくするムードメーカー大学のサークル仲間笑顔がたえず、いるだけでサークル内の雰囲気がよくなる。
私の印象は?思慮深い初めて話す大学のゼミが同じ子いつも冷静そうに見えるから

他己分析では、親や友達など身近な人に聞けば、自分の性格や言動をよくわかっているので、自己分析とのギャップに気づけます。

また、関係が薄い、知人や初めて会った人に聞くことで、第一印象を知れます。面接官から見た第一印象の参考になるので、ぜひノートに書いておきましょう。

⑦アウトプットした情報をさらに深掘り

過去から現在までの情報を全て書き出したら、自己分析をさらに深めるために自問自答を繰り返しましょう。

  • この時、どうしてこう思ったんだろう
  • 他に選択肢があったはずなのになぜこれを選んだのかな
  • どうして諦めてしまったんだろう

このように考えていけば、自分の行動原理や思考性に気づき、過去から長所、短所を発見できます。一度ではなく、就活中はずっと繰り返し自問自答していきましょう。

自己分析におすすめのノート

それでは、最後に自己分析におすすめのノートをご紹介します。

就活中は何度も使うノートですから、丈夫で使っていて心地いいものを選びましょう。

ニトムズ STALOGY ノート 365デイズノート

ニトムズ STALOGY

出典:amazon

ニトムズのSTALOGYノートは、全7色あるカラフルな表紙が魅力的なノートです。手帳風の見た目と自由度の高い、薄グレーの方眼は自己分析ノートにぴったり。

365ページあり、1日1ページ書くようなコンセプトです。スリムで軽く、書き心地にこだわった本文紙が使われています。表紙は丈夫なクロス紙、角を丸く削ることでノートが傷まないように設計されています。

サイズは、A6からB5まで。自己分析ノートに使うならB5がおすすめです。

  • 価格:2,590円

ニトムズ STALOGY ノート 365デイズノート

モレスキン ノート クラシック ソフト

モレスキン

出典:amazon

2世紀にわたって、ゴッホ、ピカソなどの芸術家に愛用されたノートブック「モレスキン」。モレスキンが展開するクラシックソフトは、ドット方眼にソフトカバーが魅力のノートです。

大きめのサイズですが軽くて、持ち運びに最適。説明会やインターンで出しても様になるデザインです。まる角のシンプルな長方形は、自由度が高く自己分析ノートとしておすすめ。

使うたびに愛着が増す1冊です。

  • 価格:2,200円

モレスキン ノート クラシック ソフト

Amazonベーシック ノート クラシック

Amazonベーシック ノート

出典:amazon

考え事に使えるマス目入りのシンプルなノートは、amazonオリジナルノートブックです。とにかくシンプルで、用途を選ばないスタイルが人気。

丸みを帯びた角に、丈夫なカバーで持ち運びにも最適です。240ページあるので、自己分析ノートとしては十分なページ数。

しおり紐やゴムバンドがいい味出しています。
拡張式ポケットがついています。

  • 価格:990円

Amazonベーシック ノート クラシック

自己分析は就活のプロと一緒にやろう

自己分析は就活のプロと

ここまで、自己分析ノートの作成方法を解説してきましたが、思いませんでしたか?「めちゃくちゃ時間と労力かかるやん…」と。

自己分析ノートは、自己理解を深めるためにとても効果的ですが、正直言って非効率です。

もともと書くことが好きで、隙間時間にスラスラ進められる人なら問題ありませんが、そもそもノートを書くのが好きじゃない人や、自分史の時点でつまづいてしまう場合は、自己分析を就活のプロにサポートしてもらう方法をおすすめします。

就活のプロとは、就活エージェントのことです。就活エージェントは、自己分析や業界研究、求人の紹介や面接対策、応募書類の添削など、就活に関するありとあらゆるものをサポートしてくれるサービスです。

就活エージェントには、就活に長けたキャリアアドバイザーが在籍し、マンツーマンでサポートしてくれます。自己分析におすすめの就活エージェントは、JHRです。

JHRは、内定獲得率92%の就活エージェントで、自己分析をプロ目線でサポート。自己分析や就活に関する悩みや不安にも的確にアドバイスしてもらえます。

自己分析ノートを作成中に、心が折れてしまった方や「自己分析、まったく進まない」と困っている方は、就活のプロに相談し効率的に就活を進めていきましょう。

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