若手がバリバリ活躍できる企業として、人気のサーバーエージェント。今やこの企業を知らない人はいないのではないでしょうか。
若い社員がおしゃれなオフィスでキラキラと輝く、楽しそうなイメージの東証一部上場企業です。
一方で、「サイバーエージェントに新卒入社はやばい」「激務だからやめておけ」というネガティブな声も少なくありません。
まことしやかに囁かれる採用基準「顔採用は本当か?」についても気になるところです。
そこで本記事では、サイバーエージェントに新卒入社するとやばいと言われる理由と入社するメリットデメリットを解説します。
これから「サイバーエージェントに入社してみたい!」と思う就活生はぜひチェックしてみてください。
サイバーエージェントに新卒入社するとやばいと言われる理由
早速ですが、サイバーエージェントに新卒入社するとやばいと言われる理由について解説します。
顔採用の噂は本当?
まず、多くの方が気になっている「顔採用は本当か?」について考察しました。
結論から言えば、顔だけで採用している訳ではありませんが、「顔採用」は本当です。
顔採用と言われる理由は、以下の3つです。
- メディアに登場する女性社員が美人
- SNSに投稿される社員たちの容姿がいい
- AmebaTVの「パリピ女子選手権」で飲みのコールに顔採用があった
サイバーエージェントの社員の写真を見て頂くとわかりますが、華やかな人が多い印象ですよね。
この顔というのは決して美男美女という訳ではありません。
サイバーエージェントの人事担当者が顔採用については否定していますが、このように説明しています。
- 不潔な人より清潔な方がいい
- 顔つきのいい明るい人を採用する
サイバーエージェントは、営業もバリバリやる会社ですから、印象が良く清潔感のある笑顔の素敵な人が採用されやすいです。コミュニケーションを大切にいますので、必然的に明るく華やかな人材が集まります。
顔だけで採用している訳ではありませんが、能力が変わらない場合、笑顔が素敵な方を採用することは間違いありません。
サイバーエージェントは、能力が高い人の中でさらに顔つきのいい(愛嬌がある・笑顔がいい)などの人材を選んでいます。
会社のノリが独特
サイバーエージェントは、会社の団結力を大切にしています。
サイバーエージェントは、社員が自社をサイバー村と呼ぶほど、社員同士のコミュニケーションが密な会社です。
企業カルチャーが独特でパリピなノリも強いため、合わない人にはとことん拒絶反応が出ます。
本社は渋谷マークシティの21階にあり、福利厚生で2駅以内に住むと3万円の住宅補助手当が出ることから、多くの社員が本社界隈に暮らしています。
ですから、社員同士で飲み会も多く、バーベキューなど1週間通して、サイバーの社員としか顔を合わせていない人も少なくありません。
その結果、社内結婚が非常に多く、結婚後もそのままサイバーで働く社員が大多数です。
これは、社員の団結力や連体感の強さを強化することで離職率を下げる施策と、社長の著書「藤田晋の仕事学」でも書かれています。
「休みの日まで会社の人に会いたくない」「サークルのノリが苦手」な人には、「やばい会社だ…」という捉え方になってしまいます。
激務
サイバーエージェントは、ITメガベンチャー企業です。
活躍するには、長時間労働や激務をこなす精神力と体力が必要になります。
仕事に対する情熱や意欲が強い社員が多く、飲み会のあと会社に戻る人も珍しくありません。
特に新卒は、習得することややらなくてはならないことが多く、スキルを身につけなければ活躍の場さえ与えてもらえません。
ですから、必然的に残業は多くなります。サイバーの社員は、残業という概念が少し他と異なりキャリアアップのために自らやっているという感覚です。
時間通りに退社して、プライベートと仕事は切り離して考えたい人には全く向いていません。
サイバーエージェントに新卒入社するデメリット
それでは、次にサイバーエージェントに新卒入社するデメリットを解説します。
どんな会社にも新卒入社のメリットデメリットはありますし、人によってデメリットではないことも多いです。
サイバーエージェントに入社する上で大きなデメリットは、独特の社風が合うか合わないかに集約されています。サイバーのカラーに合う人ならデメリットにはならないでしょう。
営業職はきつい
どこの会社もそうですが、営業職はとてもきついです。
サイバーエージェントは超実力主義のため、結果を出さないと認めてもらえません。営業数字のプレッシャーを常に抱えることになります。
競争が激しい
サイバーエージェントは若手がバリバリ活躍する会社です。年功序列ではありませんので、同期や後輩が上司になることも多くなります。
それに加え、優秀な中途採用者もどんどん入ってくる会社です。
社内の競争が激しく、実力を発揮できなければ希望とは違う部署へ移動することになります。コミュニケーション能力が高い人間が出世する傾向も強い会社なので、真面目に努力するだけでは足りません。
常に成長意欲を持ち、円滑なコニュニケーションを取れる人間がサイバーで活躍する場を掴み取れるのです。
認められれば子会社の社長に抜擢されるチャンスも大いにあります。「与えられた仕事を淡々とこなしたい」「競争が苦手」な人には向いていません。
サイバーエージェントに新卒入社するメリット
サイバーエージェントに新卒入社するメリットを4つ解説します。
スキルが身につく
サイバーエージェントに新卒入社すればスキルは確実に身につきます。
サイバーの新卒教育は、公平ではなく個々の実力やポテンシャルによって、人それぞれのミッションを与えられます。
新卒社員には、配属先に先輩社員(トレーナー)がつき、スキルや特性に合わせて育成計画が練られ、独り立ちできるようサポート体制が充実。
新卒入社から2.3年は、様々な業務に従事しますので、色々な技術や仕事を体験することでサイバーで活躍するためのベースとなるスキルを習得します。
それから、自分のやりたいことや専門性を身につける段階へステップアップします。自分から吸収する意欲が強い人は、どんどん成長できる環境です。
キャリアを叶えられる
サイバーエージェントには、社員だけが見られる求人サイト存在しています。社内に部署移動専門の部署があり、キャリアエージェントが在籍。
キャリアチャレンジ制度というものがあり、1年以上同じ部署に従事した場合、上司への報告なしに他部署へ移動願いを出せるのも魅力的です。
また、年に一度社内で開催される新規事業プランのコンテストがあります。
入賞すれば事業化できるチャンスです。
各現場で役員に新規事業を直談判することも許されていますので、キャリアを形成するチャンスがゴロゴロと転がっています。
やりたいことができた時、すぐにそれを実現できる制度が整っている会社です。
福利厚生
サイバーエージェントの福利厚生は、とても充実しています。
ベンチャーらしく時代や状況により柔軟に新設されるところもサイバーエージェントのいいところです。
例えば、サイバーには会社から2駅以内に住めば3万円の住宅補助手当が出る2駅ルールがありました。
それが2020年5月以降は、入社5年以降はどこに住んでも住宅補助が毎月5万円支給される「どこでもルール」に変わっています。
ちなみに、持ち家、賃貸関係なく支給されます。社員ができるだけ長く働ける環境づくりを福利厚生で実現している会社です。
- 5年勤めたら1ヶ月の年次有給休暇を取得できる
- 3年勤めたら5日間の年次有給休暇を取得できる
- インフルエンザ予防接種、婦人科検診全額負担
- マッサージルーム完備。月4回無料で受けられる
- 月1で臨床心理士のカウンセラーと面談
他にも、女性が長く働ける職場環境の向上を目指した女性活躍促進制度があります。
【女性活躍促進制度】
- 女性特有の体調不良に休暇を取得できる
- 不妊治療で通院が必要な場合休暇を取得できる
- 妊活コンシェルに妊活の悩みを相談できる
- 急な子供の発熱時、在宅勤務できる
- 入学式、卒園式など子供の行事に合わせて休暇を取得できる
- 認可外保育園料を一部負担
- ママ社員向けの社内報がある
社員の健康促進を促し、高いパフォーマンスを発揮できるようなサポートが充実しています。
転職に有利
サイバーエージェントに新卒入社することは、転職にも有利です。
もちろん、その人次第な部分は大きいですが、よくわからない企業から転職するより、サイバーエージェントというネームバリューがあったほうが断然有利になるでしょう。
転職でキャリア形成していこうと思っている方には大きなメリットです。
ただ、サイバーエージェントは、せっかく育てた社員に辞めて欲しくないので、会社を辞める人には冷たい会社です。辞めることを言いづらい環境ですからその辺りは覚悟しておきましょう。
サイバーエージェントに入社する方法
それでは最後に、サイーバーエージェントに入社する方法を3つ紹介します。
直接応募する
サイバーエージェントのHPには、採用やインターンシップに関する情報が掲載されています。応募もサイトからできますので、まずは概要などをチェックしてみてください。
ベンチャー企業の場合、説明会やインターンシップへ参加するのが就活に有利に働くことが多いので、できるだけ早めに参加しましょう。
インターンシップで多くの社員と顔を合わせる中、サイバーのカラーにあっていると判断されれば早期内定も夢ではありません。
スカウトサービスを使う
スカウトサービスとは、企業が就活生にオファーする新しい形の就活サービスです。
スカウトサービスのある就活サイトに登録(無料)し、プロフィールを作成すれば、興味を持った企業からスカウトされます。
転職では一般的でしたが、最近では新卒にも広まり就活生の多くが使っています。企業によっては、いきなり最終面接からスタートするチャンスもありえます。
サイバーエージェントが参加するスカウトサービスは、OfferBoxです。
OfferBoxは、大手から官公庁、ベンチャーなど7600社以上の企業が参加し学生にオファーを送信しています。
GreeやDeNAなどITベンチャーも次々と参戦していますので、メガベンチャー狙いの学生は、利用してみるといいでしょう。
登録しておけば、オファーを待つだけなので、効率的に就活できますよ。
就活エージェントを利用する
サイバーエージェントへの入社は就活エージェントを使う方法もあります。
就活エージェントとは、企業と学生を仲介する就活サービスで、求人紹介だけではなく、履歴書の添削や面接対策、自己分析の強化など就活をトータルでサポートしてくれるサービスです。
在籍するキャリアアドバイザーから企業目線のアドバイスをもらえるので、一人で就活するより内定率が上がります。もしサイバーエージェントが第一志望なら、なをさら就活エージェントを通した方がいいでしょう。
応募の前に履歴書やESの添削をお願いし、面接の傾向などをしっかり熟知しておいた方が安心です。
サイバーエージェントが参加する就活エージェントは、レバテックキャリアです。レバテックキャリアは、ITエンジニアやデザイナーの求人が多数紹介されています。
【レバテックキャリアの特徴】
- ITエンジニア・WEBデザイナー求人多い
- キャリアアドバイザーが応募企業に合わせて履歴書添削、面接対策
- エンジニア特化で15年の実績
- 初回の提案で内定率90%
- マンツーマンでサポート
レバテックキャリアには、話題の人気ベンチャー企業が多数参加しています。
サイバーエージェントへ入社を希望する方はもちろん、サイバーエージェントの社風に合わないけどベンチャーを希望している方にもおすすめです。
まとめ
この記事では、「サイバーエージェントに新卒入社はやばい」と言われる理由と入社するメリット、デメリットを解説しました。
サイバーエージェントは確かに、独特のカルチャーを持ったアクの強い社風です。しかし、新卒で入社すれば、スキルは身につきますし若手に大きなチャンスがバンバン回ってくる会社なので、キャリア形成したい方に向いています。
サイバーエージェントと言うネームバリューは転職にも有利ですし、社風さえクリアすれば新卒入社するメリットは大きいでしょう。
サイバーエージェントに入社したいと思ったら、採用傾向や面接対策を熟知している転職エージェントに一度、応募資料や志望動機を添削してもらうと安心です。
転職エージェントのアドバイスを受けると、内定率も上がりますので、不安な方は利用してみましょう。
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