世の中にはたくさんの種類のクレジットカードが流通していて、違う種類のカードを複数枚持っている人が多いように感じます。
クレジットカードを複数枚持っていると、お財布の中がかさばったり、支出の管理が煩雑になってしまうので、1枚にまとめたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、クレジットカードを1枚にまとめる時のおすすめや注意点、メリット、デメリットについて解説します。
クレジッドカード1枚主義!1枚しか持たない人。1枚にまとめるおすすめのクレカ
ずばり、クレジットカードを1枚に絞る場合に、おすすめのカードを紹介します。
楽天カード
とにかくポイントをお得に貯めたいという人には、楽天カードがおすすめです。
楽天カードは100円利用するごとに1ポイントが貯まります。
お買い物ごとではなく、1ヵ月の利用総額が対象であるため、切り捨てられる端数が少なく済みます。
【こういう人におすすめ】
・ポイントをお得に貯めたい
・楽天市場でお買い物をしている
・楽天Payを使っている
JCBカードW
39歳以下で、スタバやAmazonをよく使うという人には、JCBカードWがおすすめです。
JCBカードWには、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」という、対象の加盟店でさらにお得にポイントを利用できるサービスがあり、スタバでは通常の「10倍」のポイントが獲得でき、Amazonでは通常の「3倍」のポイントを獲得できます。
ただし、「JCB CARD Wのポイント還元率は1%」と紹介されていることも多いのですが、実際の還元率はポイントの交換先によって変動するので注意が必要です。
例えば、セブンイレブンやイトーヨーカドーを使う場合は還元率は1%ですが、それ以外は1%を割るので、楽天ポイントがつく楽天カードの方がお得です。
【こういう人におすすめ】
・39歳以下の方
・スタバやAmazonをよく使う
・カードのデザインを重視する
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
豪華な特典やサービスを受けたり、高いステータスを求める人にはアメリカン・エキスプレスがおすすめです。
種類に応じて年会費も様々ですが、空港ラウンジを無料で使えたり、英会話やブランドバッグ、高級時計、ワインなどを割引価格で購入できたりと、様々な特典がついています。
一番お手頃な種類はグリーン・カードですが、月会費は1,100円(税込)発生します。
【こういう人におすすめ)
・高いステータスを求める
・年会費を払ってでも豪華な特典やサービスを受けたい
・海外旅行へ行く機会が多い
ミニマリストで断捨離したい。クレジットカード1枚主義の選び方・注意点
ここからは具体的に、クレジットカードを1枚にまとめる時の選び方と注意点について解説します。
加盟店をチェックする
クレジットカードは、国際ブランドに対応している店舗でのみ利用可能です。
例えば、「Visa」のみに加盟している店舗では、「Mastercard」「JCB」「American Express」などのカードは利用できません。
クレジットカードを1枚しか持たないなら、世界的に最もシェアが高い「Visa」カードを選択するのが無難です。
「Visa」カードであれば、年会費が無料で誕生月にポイントが3倍になるライフカードがおすすめです。今なら新規入会で1万円分のポイントが付きます。
よく使う場面から選ぶ
お得にポイントを貯めるために、自分のライフスタイルに合ったクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
例えば、楽天経済圏を良く使う人は楽天カード、スタバやAmazonをよく使う人はJCBカードW、さらに新幹線や電車の移動が多い方は、ANA JCBカードを選ぶことでお得にポイントが貯まります。
クレジットカードを 1枚にまとめるメリット
ここからはクレジットカード 1枚にまとめるメリットについて解説します。
支払いの管理がしやすい
クレジットカードを1枚にまとめることで、支払いの管理がしやすくなります。
日々の家計簿をつける際に、カードを複数枚持っている場合は、それぞれのカードの利用履歴をチェックする必要がありますが、1枚持ちであれば当然その作業も減ります。
そして何より、今月いくら使っているのか?が一目瞭然で分かるので、使いすぎてしまっている場合は少し節約しようという気にもなりますね。
ポイントを効率的に貯めやすい
クレジットカードを1枚にまとめることで、ポイントを効率的に貯めることができます。
クレジットカードを複数枚持っていると、獲得するポイントも分散されてしまい、各クレジットカード会社のポイントプログラムの目標値に達しずらくなります。
クレジットカードを1枚にまとめれば、獲得するポイントも一つにまとめることができるので、高額アイテムやサービスとの交換も容易になります。
年会費を抑えやすい
クレジットカードを1枚にまとめることで、年会費を抑えることができます。
クレジットカードを複数枚持っている場合、なかには年会費がかかっているクレジットカードも含まれているかもしれません。
余計な支出を抑えるためには、今自分が持っているクレジットカードとその年会費を精査して、維持費を抑えると良いでしょう。
クレジットカードを 1枚にまとめるデメリット
ここからはクレジットカード を1枚にまとめるデメリットについて解説します。
利用できる場面が限られる
先にも解説した通り、クレジットカードは国際ブランドに対応している店舗でのみ利用可能であるため、クレジットカード 1枚にまとめた場合、利用できる場面が限られてしまいます。
「Visa」のみに加盟している店舗では、「Mastercard」「JCB」「American Express」などのカードは利用できません。
クレジットカードを1枚しか持たないなら、世界的に最もシェアが高い「Visa」カードを選択するのが無難です。
利用できる特典が限られる
クレジットカードを1枚しか持たない場合、利用できる特典が限られてしまいます。
クレジットカードは、カードごとに利用できる特典やサービスが異なっているので、クレジットカードを複数枚持っている場合は、特典やサービスも複数の中から選択することができます。
クレジットカードを1枚しか持たない場合は利用できる特典が限られてしまうので、どんな特典が付帯しているカードが良いか、よく検討した上で選択すると良いでしょう。
紛失や破損した際に代替できるカードがない
クレジットカードを1枚しか持たない場合、紛失したり盗難に遭ったり、破損してしまったりすると当然使えなくなるため、他の支払い方法を選択しなければなりません。
盗難被害に遭ってしまうケースを想定すると、セキュリティ性が高く、すぐに利用を停止してくれるなどサービス性が高いカード会社を選んでおくと安心でしょう。
まとめ
クレジットカードを一枚に絞ると、「支払いの管理がしやすい」「ポイントを効率的に貯めやすい」「年会費を抑えやすい」といったメリットがあります。
一方で、「利用できる場面が限られる」「利用できる特典が限られる」「紛失や破損した際に代替できるカードがない」といったデメリットもあります。
クレジットカードを一枚に絞るか、複数枚持つか。
一枚に絞るならどのカードを選ぶのか。
日々のライフスタイルに応じて、自分に合ったクレジットカードを賢く選びましょう。
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