これからの時代に役立つ資格とマイナーだけど一生食べていけるすごい資格。取ってよかった資格とは?

これからの時代に役立つ資格とマイナーだけど一生食べていけるすごい資格。取ってよかった資格とは?

「安定して稼げる資格って何があるの?」
「難易度が低くて役立つ資格が知りたい」

このように、これからの時代を生きていく中で役立つ資格が何か気になっていませんか?

社会人の方は現在の業務に関連する資格を取得する他、独立開業を目指して難関資格に挑戦する道もあります。
就活生は希望の業界に役立ちそうな資格を取得しておくと、就活に有利です。

しかし、資格取得にはある程度、時間とお金がかかりますので、「取得後全然役に立たなかった」といった状況は避けたいですよね。

そこでこの記事では、これからの時代に本当に役立つ資格を、高収入・難易度・安定別に9つご紹介します。

今後ますます激動の時代になることが予想されていますので、厳しい時代でも役に立つ資格は取得しておいて損はありません。

この記事を読むことで、たくさんある資格の中から、自分の目的にあった役立つ資格を見つけられます。未来の自分のために、今行動しておきましょう。

これからの時代に役立つ資格①高収入を狙える

高収入を得られる資格

高収入を狙える資格の特徴は、需要があることです。
「需要がある=仕事がある」となりますから、安定して稼げます。

しかも需要のわりには、資格取得の難易度が高く人手不足なのも稼げる理由です。それでは、これからの時代に役立つ高収入を狙える資格を3つをご紹介します。

税理士

税理士は、税務に関するプロフェッショナル。需要があるのに取得難易度が高く人手が足りていません。
クライアントは中小企業や個人事業主が多く、税務処理や納税・節税のアドバイスなど税務業務が中心です。

40代所属税理士の平均年収は700万〜800万と言われています。
開業税理士の平均年収は最低でも1000万円=2000万円です。

税理士になるには、税理士試験に合格し2年以上の実務経験が必要になります。また、弁護士や公認会計士は、税理士試験免除で税理士としても登録できます。

税理士試験は例年8月に実施されます。
合格率は15〜20%前後と言われる難関試験です。

独学で挑む方もいますが、税理士事務所で働きながら資格取得を目指す方も多いです。その他、通信講座や予備校といった選択肢もあります。

公認会計士

社会的価値の高い国家資格である、公認会計士は、企業の財務諸表が適切かどうかを、独立した立場から評価する監査業務が主です。
他にも、経理、財務、株式公開支援やコンサルを行う会計士もいます。

会計に関わる資格の中のトップに位置し、クライアントは大企業が中心です。
厚生労働省の調べでは、公認会計士の年収は992万円となっています。
試験合格者1年目でも月給30〜35万円です。

年収ベースでいえば550万円なので、一般的な新卒初任給の年収206万円を大きく上回っています。

役職が上がれば上がるほど年収もアップするので、高収入をキープできるでしょう。新卒で公認会計士の資格を取得した場合の生涯年収は4〜6億とも言われています。

公認会計士になるには、国家資格の公認会計士試験の合格に加え、2年以上の業務補助、さらに、一定期間実務補習が必要です。その後修了考査に合格して晴れて公認会計士になれます。

FP1級

FP(ファイナンシャルプランナー)は、一言で言うと家計に関わるお金のお医者さんです。

家計管理、教育資金、老後資金、住宅資金や資産運用、保険など、相談者の様々な悩みに寄り添い、理想のライフスタイルをおくれるようアドバイスを行います。

FP(ファイナンシャルプランナー)の資格には、FP3級、2級、1級があり、最低でも2級までは取得しておきたいところです。

国家資格FP1級の合格率はなんと8%。資格取得が難しいだけに、FP1級を取得する価値は高く年収も上がります。

FPの平均年収は約400万円です。
FP1級を取得すれば、独立も可能で年収1000万を稼ぎ出す人も少なくありません。

また、FP資格は、親和性が高く社労士や宅建士と組み合わせることで、独立開業も安定感が増します。

FP1級を受験するには、まず、3級、2級に合格後、実務経験1年以上であることが条件です。実務経験が5年以上あれば、いきなり1級の受験資格があります。

1級を取得するためには、とにかく実務経験が必要なので、取得を考える方は就活や転職の参考にしてください。

IT系の資格

ITスキルは今の時代欠かせないものとなっています。
特にエンジニアは、IT産業が急成長するために必要で、高収入を得られる職業の1つです。


エンジニアの平均年収は550万円。
知識や高いスキルを身につけたフリーのエンジニアは月100万円以上稼いでいることも珍しくありません。

エンジニアは資格より実力の世界ですから、スキルや実績があれば資格がなくても仕事を得られます。

ではどうしてこの項で、IT関連の資格を紹介するのかというと、資格を取ることであなたのスキルを証明できるからです。

  • 異業種から、IT業界へ転職する人
  • 未経験の新卒

このように実績がない人も資格があれば「ITの知識がある」というお墨付きになります。特に特定の業務用アプリケーションを開発する業務系エンジニアは、資格を評価されやすいです。

例えば、エンジニア未経験者なら「基本情報技術者試験」経験者なら「応用情報技術者試験」などの資格がオススメです。

他にも以下のような資格があります。

  • CCNA…ネットワーク系資格
  • LinuC(LPIC)level1…サーバー系資格
  • C言語プログラミング能力認定試験…プログラマー系資格
  • データベーススペシャリスト試験…国家資格。情報処理系
  • システムアーキテクト試験…情報処理系

また、プログラミングのスキルを身につければ、資格の有無関係なしに重宝されます。

最近では、GEEK JOBのような無料で就職支援もしてくれるプログラミングスクールが出ているので、就職・転職したい人は利用してみるのもいいでしょう。



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これからの時代に役立つ資格:取ってよかった資格女性など

取得難易度が低い資格

「高収入系資格は難易度が高すぎる」そんなあなたのために、比較的難易度の低い資格を3つご紹介します。

MOS

MOSは、マイクロソフト オフィス スペシャリストの略で、マイクロソフトが認定するパソコンスキルを証明できる資格です。ビジネスに使える基本的な知識やスキルが身につきます。

就活では、エクセルやワードなどマイクロソフトオフィスのスキルをアピールできる資格です。国際資格なので世界で通用します。

キャリアアップや就活に役立つので、取得する学生も多いです。早ければ約1〜2ヶ月の勉強で取得できます。

TOEIC

TOEICは英語のコミュニケーション能力を測るための検定です。
最近では外資系企業でなくても、社内で英語を使う企業が増えてきました。

英語検定といえば英検が有名ですが、英検は英語レベルが伝わりにくい資格です。
TOEICは、スコアでどのくらいの英語能力があるか判断できます。

就活でもTOEICスコアを重視する企業が多く、新卒でアピールできる点数は500〜600点とそこまで高くはありません。
700点以上は大企業から高評価をもらうレベルです。

TOEICスコアは昇級や昇進にも関わってきますので、高得点を目標に挑戦してみましょう。

試験は年に10回、全国80都市で行われます。

宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建士)とは、不動産会社で必須となる資格です。
不動産会社または、不動産仲介業者には事務所に必ず一人以上の宅建士がいなければならない決まりがあります。

もし、社内で宅建士が辞めてしまったらその会社は事業を続けられません。
それほど不動産業界にとって重要なポジションです。

宅建士は国家資格の中でも人気のある資格で、不動産業界に身を置く人にはかなり有利になります。

例えば、資格手当が5万円もつく会社もあるほどです。
宅建士の資格があるだけで、給与面や待遇が変わり、転職や就活に役立ちます。

不動産業界で活躍したい人は、持っていて損はない資格です。
宅建士の資格を取得するには、宅地建物取引士試験に合格する必要があります。

受験生が多くテキストの種類も豊富なので、仕事や育児の合間に独学で勉強する人も少なくありません。
通信教育やYouTubeを利用して勉強を進める人も多いです。

マイナーだけど一生食べていけるすごい資格

最後に、安定感抜群の資格をご紹介します。

資格取得までの難易度がかなり高いので、現実的に難しい部分もあるかと思いますが、参考までにチェックしてみてください。

公務員資格

公務員は給与水準が高く、倒産の心配がないので安定しています。
不況のあおりを受けることなく収入が安定していますので、社会的信用も大きいです。常に人気のある資格です。

公務員には、地方公務員と国家公務員の2種類があります。

地方公務員は地方に従事し地域住民に関する業務、国家公務員は国家に関わる業務が中心です。

公務員になるには、地方公務員か国家公務員になるかで受ける試験も違います。

  • 地方公務員…公務員試験
  • 国家公務員…国家公務員試験

休暇制度や福利厚生が充実しているのでワークバランスが取りやすく、大きなプレッシャーも少ない職種です。
最近では民間企業から転職する人も増えています。

勉強方法は独学のほか、予備校や公務員対策の通信講座を利用するのもオススメです。

業務独占資格

業務独占資格とは、特定の業務において特定の資格を取得する者だけが従事できる資格のことです。

その資格がなければ、業務を行うことができません。わかりやすい職業として医者や弁護士があります。

医師免許がないと医療行為はできませんし、弁護士資格がなければ弁護士業務を請け負えません。

業務独占資格は、専門性が高く就職や転職、また、独立もしやすい資格です。
経済的にも安定しやすく、資格があることで転職も有利になります。

業務独占資格のうち、2020年これからの時代も役立つ資格は以下のようなものです。

  • 社会保険労務士
  • 公認会計士
  • 行政書士
  • 司法書士
  • 中小企業診断士
  • 宅地建物取引士
  • 管理栄養士

どれも専門分野で活躍する資格ばかりです。

「社会保険労務士は行政書士」「司法書士と行政書士」などダブルライセンスを得ることで業務の幅を広げられます。

国家資格なので取得難易度は高いですが、挑戦してみる価値はありです。

独学で取得できないこともないのですが、かなり専門性が高いため初学者は通信講座や通学講座を利用する方法が最も近道でしょう。

医療系資格

医療は人の命に関わる重要な仕事で、どんな時代も不可欠なジャンルです。医療系資格の多くが先ほど紹介した業務独占資格になります。

取得まで長期的な勉強が必要ですが、「手に職をつけたい」と思う人にはオススメです。

  • 看護系…看護師、保健師、助産師
  • リハビリ系…作業療法士、理学療法士、言語聴覚士など
  • 医療技術系…臨床工学技士、臨床検査技師、義肢装具士など
  • 鍼灸・柔整系…はり師、あんま師、柔道整複師など
  • その他、薬剤師、救急救命士

この中でも比較的合格率が高いのは、看護師、助産師、保健師です。

資格取得方法は、国が指定する医療系の学校に通い、国家試験を受けるのが一般的です。

看護師は人手不足ですから、育児や家事が終わったあとの再就職もしやすく女性が手に職をつけるにはオススメの資格となってます。

まとめ

この記事では、2020年これからの時代に役立つ資格9選をご紹介しました。
これからは専門性の高い資格を持っている人かスキルや技術が優れている人が生き残る時代です。

高収入や安定を得られる資格は、取得難易度も高く現実的ではないと考える方も多いでしょう。しかし、国家資格の中には、社会人や主婦が仕事や家事の合間の独学で取得しているものも少なくありません。

取得難易度の低い資格でも、業務にあったものなら資格手当や昇給、昇進を狙えるものもあります。

「難しいから無理」と最初から諦めす、気になる資格があれば書店などで参考書をチェックしてみましょう。

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