就活での顔採用がある理由と顔採用を乗り越えて採用を勝ち取る方法

就活での顔採用がある理由と顔採用を乗り越えて採用を勝ち取る方法

今就活をしている、これから就活をする人にとって顔面接が有るのか無いのかと言うのは気になる話だと思います。

「顔にはコンプレックスがあって…顔採用があったら確実に落ちると思う」
「顔には自信が有るから就活は余裕?」
「特にどんな業界や企業で顔採用をしてるの?」
「美男美女じゃないと就職もできないの?」
など、様々な疑問が有ると思います。

残念ですが、就活などの面接の場において顔採用は存在します。
しかし、顔に自信がないからと言って就職を諦める必要はありません!
今回は企業が顔採用を行う理由や顔採用が噂される企業、顔採用の乗り越え方などを詳しくご紹介していきます。

就活に顔採用がある理由

それではなぜ就活には顔採用があると言われているのでしょうか?

美男美女だから仕事が出来るというわけではなく、顔が整っていないから仕事ができないと決めつけられるわけではありません。
それでも顔採用は存在します。

就活に顔採用がある理由は主に3つあり、次から一つずつ説明します。

コミュニケーションが高いと判断される

容姿の整っている人の周りには人が集まることが多いです。

大勢の人に囲まれている当然人と関わることが多くなり、話す・聞くといったコミュニケーションに必要不可欠な要素が鍛えられている可能性が高いと判断されるため、就活では有利に働きます。

就活でコミュニケーション力の高さはかなり重要視される点です

仕事はチームで行ったり、営業では社外の人と話す機会が多くなります。その際にコミュニケーションの高さというのは関係をより良くするために仕事を円滑に回すために必要不可欠なスキルです。
しかし、コミュニケーション力というのはたった数分の面接の時間ではなかなか正確に判断をすることは難しいです。
そのため企業は顔採用を行うというわけです。

他社員のモチベーションや生産性のアップ


可愛い人やかっこいい人が1人いるだけでオフィスの雰囲気は格段に明るくなり、オフィス全体のモチベーションアップに繋がり生産性も上がることが期待されている場合があります。

「可愛い女の子に仕事のできる頼りがいのある先輩と思われたい」
「かっこいい後輩に頼りがいの有る先輩と思われたい」
というのは当然の感情であり、これらが仕事へのモチベーションや生産性のアップにつながると当然会社の利益が上がります。

顔採用だけではなく、面接の場において暗い就活生よりも明るくはきはきとした就活生が選ばれるのもこういった側面が有るためです。

武器になる


容姿が整っていることで武器になる職種というのは、接客をメインで行っているアパレル・美容(特にメイク)や営業職です。

顔が整っていると、仕事相手に好印象を与えることができます
もちろん営業などにおいて「顔がいいから仕事ができる」「案件が取れる」というわけではありませんが、第一印象が好印象というのは大切です。

そのため採用面接の際にも同じような能力を持った2人に迷った場合や少し能力で劣っていても顔の整ったほうが選ばれやすくなります。

イケメン、美女が多い?就活で顔採用があると噂される企業

それでは実際に顔採用をしていると噂されている企業を3つ紹介していきます。

今から紹介する企業はあくまで噂がある企業であり、社長や人事が認めているわけではありません。

参考程度の認識をお願いします。

サイバーエージェント

大手Web広告代理店のサイバーエージェントは特に女性の顔採用が噂されている企業です。

SNSで投稿されている写真には美人の女性社員が多く写っていたり、就活生の間でもサイバーエージェントの顔採用は周知の事実として取られています。

しかし、サイバーエージェントに関しては人事部が「顔採用は本当ですか?という問いに対して返答を行っています。
今回は一部抜粋させていただきますが、結論として顔採用の事実は全くもって無く、不潔より清潔、暗いより明るいほうがよくそういう人を選んでいるようです。

詳しく確認したい人はこちらをご覧ください⇓⇓
「顔採用ですか?」「採用基準を教えてください」など・・ よく聞かれる質問10選に人事マネージャーがお答えします | FEATUReS サイバーエージェント公式オウンドメディア (cyberagent.co.jp)

ワコール

大手下着メーカーのワコールは男女ともに容姿が整っていると評判です。

下着というデリケートな物を取り扱っているためその他の業種よりもより清潔感などを求められた結果美男美女が多くなったようです。
ワコールに就職を希望する場合には、容姿に自信がなくとも清潔感などを全面に押し出すことが大切かもしれません。

Plan・Do・See(プランドゥシー)

Plan・Do・Seeは主にホテルやレストラン経営をしている企業ですが、顔採用が特に噂されているのはウェディング事業です。
Plan・Do・Seeは企業としてもかなり優秀で社員の満足度が高いというアンケートが有るので普通に就職先としてもおすすめです。

ウェディング業界に関してはPlan・Do・Seeだけではなく全体的に顔採用の傾向が強いようです。

式場などのブランドイメージ等によって採用されやすい顔の傾向まで有るとのことです。
一生の思い出になる式場を選ぶ上で式場見学などに行った際に、料理やチャペルの雰囲気なども大切ですが式場スタッフも式場を決める上で大切な要素として上げる人が多いため採用にも力を入れていることは間違いないでしょう。

就活の顔採用を乗り越えるには清潔感が必要

顔採用の噂される企業に就職したいと思うけど美男美女でなければ採用されないの?
と思ってしまうかもしれませんが、実は顔が整っているかどうかよりも大切なことがあります。

それは「清潔感」です。

たとえモデルやアイドル並みの顔を持っていてもこの「清潔感」がなければ採用されるのは難しいでしょう。

それではどのようなところで「清潔感」をアピール出来るか見ていきましょう。

髪やひげを整える

こちらは主に男性ですが、ひげがぼうぼうに生えていたり剃り残しがある人に対して清潔感を感じますか?

企業によってはひげはきっちりと剃るようにルールのある企業すら有るほどです。
面接前日に剃ることはもちろん、当日の朝も剃ることが出来るとなお良いでしょう。

また、髪は男性であればスッキリと短く、女性であれば顔にかかったりばさりと前に落ちてこないようにまとめておくとより清潔感を出すことができます。
男性の中には髪を整える時にワックスなどを使用すると思いますが、髪をしっかり固めるためとはいえ使いすぎには注意です。

あまりにもベトベトだと逆に不潔さを出してしまうことになります。

服装

面接においてスーツはリクルートスーツを着崩しなどはせず、シワのない物を着用すると言うのは当然ですが、スーツ以外の靴やカバン、時計などの小物にも気を付けていますか?

いくらスーツをしっかりと着こなしていいても小物がスーツにあったものでなければ台無しになってしまいます。
靴、カバン、時計は黒がこげ茶、紺などの落ち着いた色味でデザインもシンプルなものが理想です。
靴やカバンは汚れがないように事前に磨いてピカピカにしておきましょう。

男女ともにアクセサリー類は出来るだけ避け、ピアスやネックレスをしている場合は外すか目立たないシンプルなものに付け替えることがおすすめです。
既婚者の場合、結婚指輪を外す必要は特にありませんがデザイン上目立つ形であったりダイアモンドがふんだんに使われキラキラとしている場合は避けたほうがいい場合もあります。

笑顔を意識してはきはきと話す

笑顔というのは人に対してかなりの好印象を与えることができます。
またはきはきと話すことでより明るい人物であると面接官にアピールすることができます。

もとの顔がどれほど整っていようと、無愛想でボソボソと話す人より多少顔に自信がなくともとびきりの笑顔で明るく話す人のほうが好印象であり、採用に大きく一歩近づきます。

ずっとニコニコしていると疲れてしまうので少し口角を上げるイメージを常に持ちましょう。広角が少しでも上がっているだけで人へ与える印象はかなり違います。

初めにも紹介しましたが、企業はコミュニケーション力のある人材を探しています。
ニコニコと明るく話す人の周りには人が集まって来るため、コミュニケーション力が高そうだと面接官に思ってもらうことができます。

まとめ

残念なことに顔採用と言うのは実際に行われています。

しかし、100%顔が良くなければ採用されないということではなく、アピールするポイントは沢山あります。

「顔には自信がないから」
とうつむいてしまうとそれこそ暗いイメージを面接官に与えてしまい不採用になってしまいます。

面接では誰よりも自然な笑顔で明るい声で面接に挑むようにしましょう。
どんなモデル級の顔の人よりも、笑顔で明るく話すあなたのほうが何倍も魅力的です。

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