新卒はプログラミング研修で挫折する人が多い!未経験の新卒が入社前にできることは?

新卒はプログラミング研修で挫折する人が多い!未経験の新卒が入社前にできることは?

プログラミング未経験を採用しているIT企業は多いです。しかし、プログラミングに一切触れたことがない人が、IT研修でプログラミングの何たるかを理解できるものではないでしょう。

入社してから挫折しないためにも、入社前にできることはないのでしょうか。

そこで本記事では、入社前の準備や、おすすめのプログラミングスクールを紹介します!

プログラミング未経験の新卒は辛いって本当?

プログラミング未経験者は、入社して1〜3ヶ月程度の研修にてプログラミングを学び、そこから実務に取り組むようになるのが一般的です。この研修期間に関しては企業によって差があるので、入社前に確認しましょう。

プログラミングに触れた経験が無い場合、1〜3ヶ月程度の集団講義でプログラマーの仕事ができる程度の知識を身につけるのは、かなりハードです。また、研修で取り扱う言語によっても差があります。

例えばPythonやPHP、Rubyなどといった比較的書きやすい言語であれば、3ヶ月もすれば多少コードを書けるようになるでしょう。しかし、JavaやC言語などプログラミング経験者でも挫折する人が出てくるような言語はかなり厳しいので、それなりの覚悟が必要です。

それに、学ぶ時間を確保するよりも経験を積む方が大事として、研修の段階で知識が定着していないのにも拘らず、業務を任されてしまうことも多々あります。

入社後余裕を持って研修や実務に取り組むためには、事前の準備が必要と言えるでしょう。

プログラミング未経験でも事前にできること

プログラミング未経験者が入社前にできることとしてはどんなことがあるか挙げてみました。入社後の研修の負担を軽減するためにも、できることから始めてみてください。

オンラインゲームでプログラミングを学ぶ

プログラミングをゲーム感覚で学べる無料サービスを活用する方法です。「Progate」や「Paiza」など、実際に自分でコードを書いて制作物を作るサービスだと、プログラマーの仕事内容もイメージしやすいでしょう。

また、コードを書いて学ぶ形式のサービスだけでなく、「ドットインストール」や「Schoo!」など、動画形式でプログラミングに関する講義を展開しているサービスも存在します。これらの方が学べる内容は濃い傾向があるので、ある程度基礎が理解できたらこちらのサービスも利用してみるのがおすすめです。

IT企業のインターン

IT企業のインターンなら、実際にプログラマーがどんな仕事をしているのかを知ることができます。しかしIT企業のインターンは、理系学部の学生が対象となっているケースが多く倍率も高いので、プログラミング未経験の学生にとっては狭き門であるかもしれません。

また、日本の企業のインターンの期間は一般的に1〜2週間程度なので、学べることも限られています。したがって、プログラミングに一切触れたことのない学生の選択肢としてはあまりおすすめしません。

プログラミングスクールに通う

プログラミングは独学よりもスクール通うのがおすすめです。独学で始めた人が挫折しやすい理由として、疑問が解決できないことが挙げられます。

独学では何でも自分で調べて解決しなくてはなりませんし、調べても答えが見つからない場合もあります。それ故、我流で制作物を作ろうと思っても完成させられなくて諦めてしまう人が多いのです。

このような事態を避けるためにも、未経験者は人に教えてもらうのが良いでしょう。プログラミングスクールは学割が効くところが多いので、学生のうちはお得にプログラミングが学べます。

また、実際にプログラマーとして働いた経験のある人が講師をしているスクールも多いので、プログラマーの仕事について話を聞けるのも良いですね。さらに、スクールによっては就職先を紹介してくれるところもあります。プログラミング未経験での就職活動の選択肢を増やす手段としてもスクールに通うのはおすすめです。

プログラマー就職したい新卒におすすめのプログラミングスクール3選!

プログラミングスクールはたくさん存在しています。そのため、選択肢が多すぎてどこを選べば良いかわからない人もいるでしょう。そこで、未経験からプログラマー就職をしたい新卒の人におすすめのプログラミングスクールを3つピックアップしました!

GEEK JOB(ギークジョブ)

URL:https://learn.geekjob.jp/course-webapp

プログラマーへの転職支援などをしている「GEEK JOB」では、プログラミングを学びたい人を対象にスクールも運営しています。

コースに関しては以下の通りです。

コース名月額料金学習期間転職支援違約金
スピード転職コース0円1ヶ月〜3ヶ月ありあり
プログラミング教養コース198,000円2ヶ月なしなし
プレミアム転職コース398,000円3ヶ月ありなし

中でも魅力的なのは、無料でプログラミングを学べる「スピード転職コース」でしょう。こちらのコース名は転職コースですが、新卒も対象となっています。学習期間は大体1ヶ月〜3ヶ月程度で、GEEK JOB独自の教材を用いて学びます。

具体的に学べる内容は以下の通り。

・Java 

・Ruby

・Ruby On Rails

・Eclipse

・WebAPI

・GitHub

・SourceTree

・MySQL

・HTML

・CSS

・Json

・Apache Tomcat

学べる内容を見ていくと、基本的にデザイン系には一切触れずサーバーサイドエンジニアを目指すことになりそうですね。

スピード転職コースを利用するにあたって、注意点が2つあります。

GEEK JOBから紹介される求人に関して、公式には大手企業が列挙されていますが、実際は客先常駐の企業がメインです。Web系プログラマーを目指したいならお金を払ってでも別のサービスを利用しましょう。

また、GEEK JOB以外のサービスを使って就職する場合、月額12万円の違約金が発生します。結構な損失となってしまうので、GEEK JOBで必ず就職するという覚悟を決めたうえで利用してください。

ちなみに、スピード就職コース以外の2つのコースで学べる内容は、基本的にスピード就職コースと同じです。

CodeCamp(コードキャンプ)

URL:https://www.lp.codecamp.jp/career

、「IT業界で働くために幅広い知識を身に着けたい」「Webデザインの知識も身に着けたい」と思っている人には、学べる内容が充実している「CodeCamp」がおすすめです。

大体2〜3ヶ月、週2〜3日のレッスンでスキルを身につけられます。

そんなCodeCampで学べる内容は以下の通り。

コース名入学金月額料金学習期間
CodeCampGATE







30,000円
448,000円4ヶ月
Webマスターコース




148,000円〜298,000円





2ヶ月〜6ヶ月
デザインマスターコース
Rubyマスターコース
Javaマスターコース
アプリマスターコース
Pythonデータサイエンスコース
148,000円

2ヶ月
WordPressコース
プレミアムコース248,000円〜398,000円
2ヶ月〜6ヶ月
プレミアムプラスコース398,000円〜698,000円

未経験からプログラマーへの就職を目指したい人におすすめのコースは、CodeCampGATEです。こちらのコースは、2ヶ月の学習期間+2ヶ月の就活期間の計4ヶ月のカリキュラムとなっています。

CodeCampは、「レバテックビギナー」「Type転職エージェント」「Geekly」の3つの転職エージェントサービスと提携しています。これらのエージェントを使って就職活動をする際、CodeCampで制作したものをそのままポートフォリオとして使えるので便利です。

また、就職活動をするにあたって難しいのが自分の実力をエージェントに伝えることでしょう。提携サービスなら、あなたの力量をある程度把握していてくれるので安心です。

ポテパン

URL:https://camp.potepan.com/

「プログラミングの基礎はできているけれども、実際に制作物は作ったことが無い」などといった人におすすめなのがポテパンです。

ポテパンのコースは以下の通り。

コース名月額料金学習期間
Webアプリケーションコース20万円2ヶ月
Railsキャリアコース40万円5ヶ月

ポテパンには上記の通り2つコースがあり、就活生におすすめなのは就活支援もついているRailsキャリアコースです。こちらのコースでは一切プログラミングに触れたことのない状態から、Rubyを中心に学び、即戦力を目指します。

ポテパンは自社で転職エージェントサービスを運営しており、転職に成功したエンジニア・プログラマーの数は8,000人以上。Web系開発に特化したサービスなので、転職先もベンチャー企業が中心で未経験でも良い条件の企業に転職しやすいのが特徴です。

それに、元々個人でプログラミングを学習していたなどといった場合、わかる部分をスキップして学習期間を短縮できるのも、ポテパンのメリット。その分の受講料は割引されるので、すでにプログラミングの基礎ができている人はお得でおすすめです。

まとめ

理系学部を卒業していなくても、プログラマーを目指せます。しかし、事前にスクールに通っていて基礎ができている場合と、そうでない場合で応募できる企業の選択肢は大きく変わるでしょう。

少しでも良い条件の企業に就職したいと思っているなら、即戦力レベルの実力を身に着けておくのがおすすめです。どのスクールに通うか迷ったら、ここで紹介したスクールを中心に検討してみてください。

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