部屋干しにも使える除湿機を探している方で、「アイリスオーヤマの除湿機サーキュレータ式を買おうと思ったけど電気代が高そう。」と感じている方もいると思います。しかし、実は大きな間違いで、アイリスオーヤマの除湿機サーキュレータ式は賢く使えば非常にコストパフォーマンスが高いんです!
アイリスオーヤマ除湿機の中でもサーキュレータ式は、他の除湿機に比べて消費電力が大きいです。電気代が高額になりそうなので買うのを迷っているという方も多いと思います。
そこで今回はアイリスオーヤマの除湿機サーキュレータ式の電気代と、その電気代を抑えるための機能の使い分けを指南。さらに、アイリスオーヤマの以外のおすすめ除湿機も紹介します。
アイリスオーヤマ除湿機サーキュレータ式の電気代は高い?
では、実際に電気代を計算してみましょう。アイリスオーヤマの除湿機サーキュレータはIJD-I50が代表的。この消費電力は製品情報だと590Wなので、1時間当たりの電気代は約15.9円です。
同じアイリスオーヤマの除湿機と比べると倍近くになるので、電気代がかかるのではないかと不安に感じる方もいるでしょう。
しかし、これは除湿とサーキュレーターという2つの機能を最大で使い続けた場合の数字になります。それぞれの機能を独立して使うことも可能なので、用途に合わせた使用方法で消費電力を抑えることができます。
電気代は、サーキュレーターだけなら1時間に約0.8円程度です。つまり必要な場面で必要な分だけ使うことで実際の電気代はもっと低く抑えられるということです。
アイリスオーヤマ除湿機サーキュレーター式おすすめ: IJD-I50
アイリスオーヤマの除湿機サーキュレータIJD-I50の最大の特長は、除湿機能と送風機能を併用することで部屋干しの洗濯物を高速で乾燥できることです。IJD-I50の除湿機能はデジカント式という内部のヒーターを使って除湿するものを採用しています。
除湿する際に発生するヒーターの熱をサーキュレータの送風機能で室内に循環。最短95分で部屋干しの衣類を乾燥させることが可能です。梅雨時や冬場の部屋干しの機会が多くなる時期に洗濯物が乾かず困っているという方や、1人暮らしで部屋干しの機会が多く、生乾きの臭いが気になるという方にオススメです。
また、除湿機能だけを使って、押入れや下駄箱、浴室の除湿をしてカビ対策として使うこともできます。サーキュレータだけを使って部屋を換気、空気の循環をさせることで冷暖房の効率を上、節電できます。
つまりIJD-I50は除湿、送風、部屋干し乾燥といろんな場面で役立つ、1台3役のコストパフォーマンスに優れた除湿機なのです。
アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機 スピード乾燥 サーキュレーター機能付 デシカント式 ホワイト IJD-I50
アイリスオーヤマ以外の除湿機:電気代が安い
「除湿機能だけでいいからもっと電気代が安いのが欲しい」という方のためにアイリスオーヤマ以外の除湿機を3つご紹介します。
CORONA(コロナ) 衣類乾燥除湿機 CD-P63A ¥16,980
1つ目は、CORONAのCD-P63A。この除湿機は湿った空気を冷やして除湿するコンプレッサー式を採用してます。このタイプはデシカント式に比べ、消費電力を抑えられます。CV-J71の消費電力は185WとアイリスオーヤマのIJD-I50の1/3以下になります。
さらにこの除湿機には節電モードもついており、この設定にすると最初の60分経過後は10分おきに除湿と停止を繰り返して運転します。とにかく電気代を抑えたいという方にはぴったりの1台です。
ただ、コンプレッサー式は冬に効きが悪くなる、運転音が大きいなどのデメリットもあるので注意が必要です。
シャープ 除湿機 衣類乾燥 プラズマクラスター CV-J71 ¥16,800
2つ目はSHARPのCV-J71。こちらも消費電力が小さいコンプレッサー式なので消費電力は190Wとかなり少なめです。
さらに、CV-J71の売りは何と言ってもSHARP独自の空気清浄機能であるプラズマクラスター7000を搭載していることです。プラズマクラスター7000は衣類の生乾きや汗の臭いだけでなく、部屋についた臭いまで消臭してくれるのです。
衣類はもちろん、「部屋のタバコの臭いが気になる」という方や、カビ菌の増殖も抑えてくれるので、お子さんがいるご家庭にもオススメの除湿機です。
シャープ 除湿機 衣類乾燥 プラズマクラスター CV-J71W
パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YZT60 ¥18,800
3つめはPanasonicのF-YZT60。この除湿機はアイリスオーヤマのIJD-I50と同じデシカント式です。今まで紹介したコンプレッサー式のものよりは、消費電力が上がります。それでもF-YZT60は、サーキュレータがついておらず除湿機能だけなので、消費電力は280Wと、IJD-I50と比較すると約半分で済みます。
デシカント式は除湿機能が気温に左右されないので、冬の気温が低い時期でも安定して除湿できます。作業音が静かなので、寝室で寝ている間に除湿したいという方にはデシカント式がおすすめです。。
本体の大きさも、コンプレッサー式と比べて軽量でコンパクトな場合が多く、2つ目に紹介したSHARPのCV-J71が9.4kgなのに対して、このF-YZT60の本体重量は5.9kgなので非常に軽くなっています。さらにF-YZT60の本体上部には取っ手が付いているので、持ち運んでいろんな部屋で手軽に使えるというのも大きなメリットです。
アイリスオーヤマ以外の除湿機:人気
続いてこちらでは、価格だけではなく機能もこだわりたいという方に向けて、人気の除湿機を紹介していきます。
パナソニック 衣類乾燥除湿機 ナノイーX搭載 ハイブリット方式 F-YHTX120
まずはPanasonicのF-YHTX120。この除湿機はパナソニック独自のハイブリット式で、コンプレッサー式とデシカント式両方の特長を併せ持っています。状況に合わせてコンプレッサー式とデシカント式を自動で最適なバランスにしてくれるので、1年を通して優れた除湿力を発揮します。消費電力は通常使用時で225Wです。
パナソニック独自の技術である「ナノイー X」を搭載し、部屋干しの原因となる菌を除菌、部屋干し臭を抑えてくれます。さらに、衣類乾燥のための送風機能もついているので、部屋干しの機会が多い方にオススメです。
パナソニック 衣類乾燥除湿機 ナノイーX搭載 ハイブリット方式 F-YHTX120
パナソニック 衣類乾燥除湿機 ナノイーX搭載 ハイブリッド方式 F-YHTX90
続いてもパナソニックからF-YHTX90。こちらもF-YHTX120と同じくハイブリット式で、「ナノイー X」も搭載してるので、1年を通したパワフルな除湿ができ、部屋干しの臭いを抑えてくれます。
このF-YHTX90の特長は、様々な状況に合わせた機能を搭載していることです。寝室に設置するための「寝具ケアモード」、外からの花粉を家に持ち込まないための「花粉ケアモード」、衣類の臭いを抑制してくれる「ニオイケアモード」があり、幅広い用途で使うことができます。こちらの消費電力は通常使用時で170Wです。
パナソニック 衣類乾燥除湿機 ナノイーX搭載 ハイブリッド方式 F-YHTX90<
CORONA(コロナ) 衣類乾燥除湿機 除湿量18L コンプレッサー式 CD-H18A(K)
最後はコロナのCD-H18A(K)。この除湿機の特長は何と言っても大容量だということ。除湿能力がIJD-I50が1日に5リットルであるのに対して、CD-H18A(K)は1日に18リットルと3倍以上。さらにタンクも4.5リットルとIJD-I50より2リットルも大きいので、約6時間水捨て不要で稼働させることができます。
部屋干し用の送風機能もついていますので、「部屋干しに加えて広い部屋をしっかり除湿したい」という方や、「長時間稼働させたい」という方のニーズを満たしてくれす除湿機になります。大容量な分、消費電力は300Wと上の2つに比べて少し大きめです。
CORONA(コロナ) 衣類乾燥除湿機 除湿量18L コンプレッサー式 CD-H18A(K)
まとめ
以上、アイリスオーヤマ除湿機サーキュレーター式の機能、他のメーカーのオススメまでご紹介させていただきました。今や除湿機には除湿だけでなく、部屋干し乾燥や空気清浄など様々な機能が搭載されるようになっています。
なので、自分の用途や生活様式にあったぴったりの1台を見つけて、日々の生活を快適にしてください!
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