Webライターの将来性が不安!飽和でAIに奪われオワコン?需要を徹底解説

Webライターの将来性が不安!飽和でAIに奪われオワコン?需要を徹底解説

「Webライターって10年後も稼げるの?」
「Webライターが増えすぎて飽和状態じゃないの?」

このようにWebライターの将来性について気になっている方も多いのではないでしょうか?

現役Webライターの私も、将来性については常に気になる部分ではありますが、現場にいる立場から見ても、まだまだ将来性のある職業だと感じています。

とはいえ、生き残れるWebライターにはいくつかの特徴があります。将来性があるかないかは、ライターそれぞれの質にかかっているのです。

今回、この記事では、

  • Webライターの将来性があると言われる理由
  • 将来性がないと言われる理由
  • 将来性のあるライターと特徴

を、それぞれ詳しく解説していきます。

「Webライターはもう終わった?」「Webライターには将来性がない?」Webライターついてこのような不安を抱えている方は、この記事を読むことで解決します。

ぜひ参考にしてみてください。

Webライターの将来性があると言われる理由

Webライターの将来性がある理由

まずは、Webライターの将来性があると言われる理由をご紹介します。

この項を読むだけでも、Webライターは、これからますます需要が高まる職業だと理解していただけると思います。

今後WEBが広告手法の主流になるから

Webライターに将来性があると言われる最大の理由は、広告手法の変化が大きく影響しています。

ここ数年、若年層によるテレビ離れが進み、企業の広告もテレビからWeb媒体へと移行しています。2019年3月、電通は「2019年 日本の広告費」で、インターネットの広告費が2兆円を超え、テレビを逆転したと発表しました。

今まで紙面やテレビに頼っていた企業が続々と自社メディアを立ち上げ、コンテンツマーケティングやリスティング広告を導入するなど、Web媒体を使った広告手法に注力しています。

Webライターの仕事は、これらWeb広告に関連する文章コンテンツ制作がメインです。多くの企業がWeb広告を主流にすることで、今後ますます需要が高まると言われています。

現役ライターの私もここ最近、企業メディアの案件数が増加してきたと感じています。

さらに、終わったと噂されるアフィリエイトも、淘汰されただけで終わっていません。アフィリエイターにとって、良質な記事を書くWebライターは必要な存在ですから、需要がなくなることは、まだまだないでしょう。

文章コンテンツの需要はなくならない

先述した通り、多くの企業が広告手法をWeb媒体へ移行してきていますので、文章コンテンツの需要がなくなることはありません。この辺りもWebライターの将来性があると言われる理由です。

検索エンジンでの検索結果は、やはり文章コンテンツが中心ですし、コンテンツマーケティングでも、文章コンテンツがなければ始まりません。

最近はGoogleのアルゴリズムの精度が上がり、質の高い記事が評価されるようになっています。高品質の記事を書くには、SEOの知識も必要ですし時間と手間がかかります。

文章コンテンツの制作を内製化できる企業ばかりではありませんので、有益な記事をかけるWebライターの需要は高まるはずです。

Webライターのスキルは応用が利く

Webライティングのスキルは、様々な分野で応用が利きます。
例えば、最近需要が高まっている、youtubeのシナリオライターです。
漫画風の動画やLINE会話のスカッと系動画では、より面白いコンテンツを効率よく作成するために、ネタ元となるシナリオをWebライターへ依頼することが多くなりました。

すでに今現在、YouTubeのシナリオ案件が増加し、記事作成から移行するWebライターも増えています。さらに、youtubeつながりで、動画にテロップをつける仕事もあります。

テロップがあれば、無音でも動画内容を理解できますので、再生回数が伸びやすいと言われています。しかし、テロップ付けは、時間がかかり労力のかかる作業です。最近、テロップを外注するユーチューバーが増え案件数も増加しています。

さらに、メールマガジンや企業のランディングページ作成、ネット通販会社の商品説明など、Webライティングのスキルを利用してできる案件も増えています。

記事作成以外の仕事もできるようになれば、Webライターの将来は確実に明るいです。
Webライティングのスキルを活用して、講座を開催したりブログやメディア運営も可能です。

不安。Webライターの将来性がないと言われる理由

Webライターの将来性がない

「Webライターオワコン!」「Webライターはもう稼げない」と言われる理由にはどのようなものがあるのでしょうか

Webライターの将来性がないと言われる理由をチェックしていきましょう。

単価の安い案件が多い

Webライターの将来性がないと言われる理由の1つは、単価が安い案件が目立つことです。
クラウドソーシングでは、1文字0.3円〜1円の案件が多く掲載されています。

1文字0.5円ですと、3,000字書いても1500円です。もし書き終わるのに4時間かかれば、時給375円です。これでは、時間だけ消費しているような感覚に陥り、心がどんどん消耗していきます。

特に未経験や初心者ライターは、この辺りの安い単価をこなして実績を積み上げる必要があります。書くことに慣れていない、さらに書いても書いても稼げないことから「将来性がない」と挫折していくライターも多いです。

しかし、実際は、1文字2円、3円で仕事をしているWebライターも多く、専門性のあるWebライターなら1文字5円という高単価もありえます。文字単価2円なら3000字書くと、6000円になりますから、この差は大きいです。

また、1文字1円でも、得意分野の記事を多く書くことで、会社員時代より稼いでいるライターも存在します。

Webライターが稼げず将来性がないと言われるのは、ライター自身のスキルや意欲が関係しており、Webライター自体に将来性がないというわけではありません。

Webライターの増加

ここ最近の副業、在宅ワークブームでWebライター人口が急激に増加しています。
twitterやSNS界隈では、「Webライター増えて案件がなくなる」「Webライター飽和状態」など話題に上り、Webライターには将来性がないと言われています。

Webライターが増加しているのは事実ですが、将来性がないというほど心配する必要はありません。というのも、先述したように企業の広告手法は、今後確実にWebが主流になるからです。

新型コロナウィルスの影響で、リモート中心になった現在、従来のような営業方法では契約が取れなくなっています。今までテレアポや対面営業に頼っていた会社の多くが、Webマーケティングに移行しているのです。

このことから、文章コンテンツの依頼は、今後さらに増加していくものと思われます。Webライターが増えても案件がなくなるということは考えにくいでしょう。

また、Webライターはそう簡単に稼げるものではありません。正直最初はかなりきつい仕事です。ここを乗り越えられないWebライターも多いため、継続できず挫折していく人も一定数います。

Webライターが増えることは悪いことではなく、逆にチャンスです。今後はWebライターの質も二極化してくるはずです。高品質の記事を書けるライターの単価は今後上っていくと言われています。

動画や音声コンテンツへの切り替わり

最近、動画や音声コンテンツ制作が活発化し、検索エンジンの検索結果にもyoutubeなどの動画コンテンツが表示されるようになりました。このことが理由で、「Webライター終わった!将来性がない」と言われています。

しかし、動画や音声が検索エンジンの上位表示を全てジャックすることは考えられないでしょう。検索したユーザーにとって、気軽に読める文章コンテンツは必要な存在です。

また、動画のシナリオやテロップもWebライターが請け負うケースが多くなりました。動画や音声コンテンツの増加は、Webライターの仕事の幅が広がり、プラスになっています。

AIに仕事を奪われる

近年、多くの仕事がAIに奪われると言われており、Webライターもその中の1つではないかと心配している人も少なくありません。しかし、Webライターの仕事は、クリエイティブな作業が多く、AIが苦手とする分野です。人の感情を動かすような文章は、人間にしかかけません。

また、AIが書けたとしても、AIを導入するには費用がかかり個人アフィリエイターや中小企業はコストが合わないでしょう。
AIが書いても最終的には、人のチェックが必要になります。

このことから、今のところWebライターの仕事がAIに奪われることは心配しなくても良さそうです。20年後、30年後はどうなっているかわかりませんが、それはどの仕事にも当てはまることなので、あまり気にしなくていいでしょう。

将来性のあるWebライターの特徴

将来性のあるWebライターの特徴

それでは最後に、将来性のあるWebライターの特徴を解説していきます。
Webライターが増加する中、生き残るのはどのようなライターなのかチェックしておきましょう。

高品質で重量のある記事をかける

Webライターの仕事は今後、より品質重視の傾向が強くなり、低単価、低品質の記事を書くライターは淘汰されていきます。

その理由は、検索エンジンシェアNo.1のGoogleがユーザーに有益な情報を提供する、高品質の記事を評価すると発表しているからです。

低品質記事を量産するライターでは生き残れない時代がきています。今後は、1つのキーワードに対しとことん深掘りし、数万字レベルの重量級案件をこなせるようなライターが必要になるかもしれません。

また、1日で多くの案件を高品質なレベルを保ち納品できるようなライターも重宝されます。

さらに、SEOを意識したコンテンツ設計やキーワード選定、構成までできるライターの需要はどんどん高まるでしょう。

専門性や独自性の高い記事が書ける

プロのWebライターとして今後も安定して食べていくには、専門性や独自性のある記事を生み出せる力が必須です。そのライターにしか書けないオリジナルな記事は、SEO的にも高評価を得ます。誰にでもかける量産型の記事と違いますから、報酬アップも期待できるでしょう。

  • 金融系を極める
  • フード系記事なら負けない
  • インタビュー記事なら私の任せて!
  • 薬機法に沿った記事がかける

自分の得意領域を広く持ち、「このジャンルはあのライターに任せれば安心」と思われるようになることが理想です。

品質も納期も精神も安定している

「良質な記事を、納期を守り、何のトラブルもなくきちんと納品する」一見当たり前のことですが、ここを守れないWebライターも多いです。

  • 納期を守る
  • 連絡がちゃんとできる
  • 音信不通にならない
  • 健康管理に気をつける
  • コミュニケーションが取れる
  • 素直

上記の項目は将来的に、継続して仕事をもらうのに基本的な要素です。

クライアントからの修正指示に素直に応じられるメンタルの強さも大切です。

複数のクライアントと契約する

Webライターの仕事は、クライアントの都合で突然案件が終了することもあります。ですから、1つの企業に固執するのは、リスクが大きいです。

対策としてクラウドソーシングだけではなく、記事作成代行会社やメディアを運営する企業と直接契約を結び、複数の企業から満遍なく仕事が得られる環境を作るべきでしょう。

記事作成以外のライティングもできる

今後、Webライターとして生き残っていくためには、記事作成以外の仕事も請け負えるバイタリティが必要です。

動画コンテンツのシナリオやSNS運営、マーケター、メルマガ、ホワイトペーパーの作成など文章を書く仕事は多岐に渡ります。

今後文章コンテンツが衰退してしまった場合も潰しがききますので、記事コンテンツ以外のスキルも身につけておくと安心です。

まとめ

今後、広告手法がWeb主流となるのは間違いなく、文章コンテンツを制作できるWebライターは、将来性のある仕事です。将来性がないと言われるのは、「単価が安い」「Webライターの増加」「動画コンテンツへの移行」「AIに仕事を奪われる」などが主な理由ですが、この記事で解説したように、どれもあまり心配することはありません。

それより、Webrライターに将来性があると言われる理由を理解して、安定して稼げるような努力を積み重ねることが大切です。

「高品質な記事をコツコツ安定して提供できる」「専門性・独自性のある記事がかける」「独自のネットワークを持つ」「記事以外のライティングにも挑戦」などを意識して、日々スキルを磨き上げていきましょう。

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