プログラマーを辞めたい……辞めた後はどうしたらいい?

プログラマーを辞めたい……辞めた後はどうしたらいい?

研修は比較的上手く進んだけれども、実際に働いてみると思い通りにいかず、「プログラマーの仕事が自分に向いていないのでは」と感じている人もいるのではないでしょうか。

辞めたい理由を整理しないと、次の仕事選びでもまた自分に合わない仕事を選んでしまう可能性があるので、プログラマーの仕事のどんなところが自分に合わないのかを考えて転職先を探す必要があるでしょう。また、円満退社できればよいですが、そうもいかないこともありますよね。

そこで本記事では、プログラマーに向いていない人の特徴と、辞めたい人はどうしたらよいかについて解説します。

プログラマー辞めたい|プログラマーに向いていない人の特徴

プログラマーになってみたはいいけれども、実際に働いてみたら「この仕事は自分に合わない」と感じて辞めてしまう人も少なくありません。その原因として、その人の気質や特技がプログラマーに求められるものと合致しなかったことが挙げられます。

そもそも、プログラマーに向いていない人の特徴には、どんなものがあるるのでしょうか。この段落では、プログラマーに向いていない人の特徴について解説します。自分に当てはまるかどうか考えてみてくださいね。

論理的に考えるのが得意ではない

プログラミングには論理的思考が必須です。論理的思考とは、最初にゴール地点を決め、それを実現するためには何が必要かを考える能力をいいます。

例えば企業ホームページを作りたいとしたら、

  • 企業概要
  • 事業内容
  • 企業で行っている取り組み
  • 問い合わせフォーム

などのページを設ける必要があります。

問い合わせフォームを作るにも、顧客の個人情報を会社のデータベースのどこに格納するか、万が一バグが仕組まれているコードが問い合わせフォームに入力された場合にどのように対処するかなど考えなければいけません。

プログラマー・エンジニアは、どんな工程でも論理的思考が求められる仕事といえます。自分で考えるより、暗記した知識をそのまま使う仕事が得意な人は、そもそもプログラマーの仕事に向いていないでしょう。

パソコンよりも人と向き合う方が好き

どんな仕事でも人とのコミュニケーションは必須です。しかし、プログラマーの仕事は人と話す以上に、パソコンに向かってプログラムコードを書く時間の方が圧倒的に長いといえます。

人と話す、人とコミュニケーションを取る方が好きな人からすると、プログラマーの仕事は苦痛かもしれません。

真面目で完璧主義

アプリケーション開発において、一切バグのないものを完成させるのはほぼ不可能です。だいたいのアプリケーションは、多少のバグを抱えた状態でサービスをリリースし、運用と並行して改良していきます。

そのため、一切バグのない完璧なものを完成させたいと考えている人だと、仕事が毎回中途半端に終わってしまい、ストレスを感じるかもしれません。

プログラマーを辞めたい人はどうしたらよい?

本当にプログラマーが自分に向いていないかどうかよく考えてみて、辞めると判断をしたら行動に移す必要があります。しかし、いきなり辞めては職場に迷惑をかけるので、これは余程の場合でない限り避けるべきです。

それでは、プログラマーを辞めたい場合、どのような流れで退職手続きを進めたらよいか確認しましょう。

退職の2ヶ月前までに退職意思を伝える

円滑に退職するには、仕事の引き継ぎが必要です。余裕を持って引き継ぎができるように、遅くても2ヶ月前までには退職意思を伝えましょう。

労働基準法より、退職日の2週間前に退職意思を伝えれば会社を辞められます。しかし、2週間前だと引き継ぎも退職の手続きも急いですることになり、職場に迷惑がかかってしまうでしょう。

円満退社したいなら、時間に余裕を持って退職手続きを進めるべきです。できれば親しい上司などに早めに相談し、退職日の2ヶ月前までには退職意思を伝え、手続きに備えましょう。

プロのエージェントに相談する

会社によってはブラックで辞めさせてもらえない場合もあります。この場合は、弁護士や退職代行サービスなどに相談するのがおすすめです。これらのサービスを利用すれば、職場からの連絡を絶ち、ストレスなく辞められます。

ちなみに、退職代行サービスや弁護士に退職手続きを代行してもらう際の相場は3万円〜5万円程度。あまりにも安すぎると、「対応が悪い」「仕事を辞められない」などといった事態に繋がることも。料金が相場よりも安すぎる業者は避けるようにしましょう。

また、代理人が職場に退職の連絡を入れるには、弁護士資格が必要になります。退職代行サービスの中には弁護士が在籍していない違法業者も存在するので、確認したうえで依頼しましょう。

プログラマー辞めたい|おすすめの転職エージェント

仕事を辞めたいと思っているなら、次の仕事を決めたうえで辞めた方が、収入が途切れず、生活の面でも安心できるでしょう。

プログラマーを辞めたいと思っている人の中には、職種の向き不向きではなく、職場が合わないと感じている人もいるはず。そこで、職場を変えたい人と、エンジニア以外の仕事に就きたい人それぞれにおすすめの転職エージェントを紹介します。

レバテック|プログラマーをやり続けたい人向け

出典:レバテックキャリア

プログラマーの仕事を続けたいなら、エンジニア転職に特化している「レバテック」がおすすめです。レバテックにはフリーランス向けの「レバテックフリーランス」と、正社員・派遣転職向けの「レバテックキャリア」、直接企業とコンタクトが取れる「レバテックダイレクト」の3種類があるので、経験や希望に合わせて使い分けてください。

なかでも特におすすめなのが、ベンチャー系の求人が充実しているレバテックキャリア。待遇がよくなったり、自分のやりたい仕事ができたりする職場に巡り会えるでしょう。

ただ、最低でもプログラマーとしての経験が1年以上必要な求人が中心。そのため、1年未満の場合は少し耐えてから、転職するのがおすすめです。

レバテックキャリアはこちら

dodaエージェント|プログラマー以外を目指したい人向け

出典:doda

プログラマーの仕事自体が嫌なら、取り扱っている求人数が10万件とトップクラスである「dodaエージェント」がおすすめです。

dodaのオフィスで直接キャリアコンサルタントと話して、その内容から自分に合った仕事を紹介してもらう形が基本。転職のプロの意見を聞いて、本当に自分に合っている仕事について考えられるのがよいですね。

ただ、メールでの仕事の提案に関しては、dodaエージェントだけでなく、dodaと提携している転職エージェントから連絡が来ることもあります。そのため、提案メールが多すぎて鬱陶しく感じてしまうかもしれません。doda以外からの重要なメールを見落とさないためにも、利用する際には転職活動用のメールアドレスを作成するのがおすすめです。

dodaはこちら

まとめ

プログラマーになってみたのはいいけれども、仕事が合わないと感じているなら、無理をして仕事を続ける必要はありません。

現代は少子化が進んでいるので、企業も若い人材を欲しています。新卒採用に苦戦していて、第二新卒を積極的に採用している企業も増えてきているため、20代の人、特に就職して3年以内の人は早めに職を変えるのがおすすめです。

プログラマーの仕事で何を学んだか、そもそもプログラマーの仕事を辞めたい理由は何なのかを考え、自分が本当にやりたい仕事に転職しましょう。

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