冷蔵庫を買うときは、大きな買い物になるので失敗したくないですよね。しかし「どれくらいの大きさを買えばいいか知りたい」、「色々な機能の冷蔵庫があるが自分に合ったものがわからない」などの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
最近の冷蔵庫は様々な機能がついていたり、形や大きさも多岐に渡るので選ぶのが難しいですよね。実は、自分の家の間取りやライフスタイルによっては買ってはいけない冷蔵庫があるのです。
そこで、この記事では買ってはいけない冷蔵庫の特徴、失敗しない冷蔵庫の選び方、おすすめの冷蔵庫の紹介までしていきます。この記事を読んで自分にぴったりの冷蔵庫を見つけましょう!
買ってはいけない冷蔵庫の特徴
最近の冷蔵庫は種類や機能が多くて、どれを買えばいいのか判断が難しいですよね。冷蔵庫は機能や大きさだけでなく、形やドアの開き方などの細かい部分も使い勝手に大きく関わってきます。
ここでは冷蔵庫を買うときに失敗しないために、買ってはいけない冷蔵庫の特徴を3つ紹介します。
設置場所に合っていない
場所に合っていない冷蔵庫は買ってはいけません。冷蔵庫は設置場所に合わせたものを選ぶことがポイントです。
縦×横×奥行きの寸法を測るのはもちろんのこと、冷蔵庫の形までしっかりと考慮しましょう。例えば、扉の開き方が右なのか左なのか観音開きなのかという違いだけでも使いやすさが大きく変わります。
賃貸マンションなどは、冷蔵庫の設置場所が決まっていることも少なくありません。そこでキッチンとの位置関係なども考え実際使うイメージを持ってから選ぶといいでしょう。
多機能すぎる
自分の使用用途を超える機能がついた冷蔵庫を買うのはおすすめしません。最近の冷蔵庫はAIで管理できたり、冷凍技術が上がったりと多機能になっています。しかしその分使いこなせないと、もったいない買い物になってしまいます。
例えば、自炊をしない場合は、ハイスペックな冷蔵庫を買っても機能を使いこなせないことがほとんどです。なので自炊をしないという方や、一人暮らしで多くの機能が必要ない方にはシンプルで安価な冷蔵庫をおすすめします。
自分のライフスタイルにあっていない
冷蔵庫を選ぶ上で自分のライフスタイルに合ったものを選ぶべきです。同じ一人暮らしでも自炊するかどうかで選ぶべき容量は変わりますし、細かい機能で言えば自動製氷機の有無なども使い勝手に関わってきます。
また、一番使いやすい真ん中の段が野菜室のタイプと冷凍室のタイプがあります。これはどちらがいいというわけではないので自分がよく使うのがどちらかを考えて選びましょう。
このように、スペックや誰かのおすすめだけではなく、自分のライフスタイルに合わせたものを購入すべきです。
失敗しない冷蔵庫の選び方
では冷蔵庫選びを失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか。ここでは冷蔵庫を選ぶ際の3つのポイントを紹介します。
自分にあった容量を選ぶ
冷蔵庫には大小様々なサイズがあり、自分の使用用途に適した容量を選びましょう。この際容量の目安を求められる計算式があります。
「家族の人数」×70L +「常用容量100L」+「予備容量70L」=容量
この計算式を使えば自分に必要な容量の目安が分かります。
計算式に当てはめると、一人暮らしならば約240L、4人家族ならば約450Lとなります。
ライフスタイルによっても必要な容量は変わりますので、この目安を元に自分にあったサイズを選びましょう。
設置場所に合わせた冷蔵庫を選ぶ
冷蔵庫を設置する際に気をつけたいポイントが、冷蔵庫の放熱スペースも確保しなければならないということです。冷蔵庫の周りにはある程度のゆとりが必要で、これがないと冷蔵庫の放熱ができずに冷えにくくなります。
また、設置する場所の壁の位置やキッチンの場所を考慮して冷蔵庫のドアがどちら開きのものかを決めることも重要です。
そして確認を忘れがちなのが、冷蔵庫の搬入経路です。買った冷蔵庫をどのように部屋に入れて設置するかまでしっかりとシミュレーションしておきましょう。その際にコンセントの位置も把握しておくといいですね。
用途に合わせた機能を選ぶ
一口に冷蔵庫と言っても様々な機能が搭載されています。例えば、野菜のみずみずしさを保ったまま冷蔵できるものや、お肉を解凍いらずでそのまま使えるように冷凍できる機能などです。
このような機能は非常に便利ですが、自分にとってぴったりなものもあれば、逆に持て余してしまうこともあるでしょう。
家族構成や、自炊の頻度など使い方によって必要な機能は大きく変わります。一人暮らしで自炊をしない場合は、最低限の機能で価格が安い機種、子供が食べ盛りの家庭なら大容量で作り置きに適した機種など用途に合わせた機能を選ぶといいですね。
性能のいいおすすめ冷蔵庫
自分にぴったりの冷蔵庫を選ぶために、優れた機能を持つおすすめの冷蔵庫とその特徴を紹介していきます。
TOSHIBA 5ドア冷蔵庫 GR-T500GZ(ZH)
まず紹介するのが東芝のGR-T500GZ。東芝の冷蔵庫には氷結晶チルドという機能が付いています。これは食材の周りに氷の膜を作る「氷のラップ」で包むことで、凍らせずに保存。
凍らないので、鮮度をしっかりと保てます。お肉なら約10日間、刺身や魚なら約7日間と長期間の保存も可能です。
また、野菜室の湿度を常に95%以上にすることで10日たっても野菜のみずみずしさをキープできるので、生鮮食品や野菜などをまとめ買いすることが多いという家庭におすすめです。
SHARP プラズマクラスター冷蔵庫 SJ-AW50H-W
SHARPの冷蔵庫の最大の機能といえば「COCORO HOME」。無線LANを経由したクラウドサービスで様々な情報を画面や音声で案内してくれます。
この機能を使えば、冷蔵庫の中身や旬の食材を使った献立を考えてくれたり、食材を上手に保存できたりアドバイスしてくれたり便利です。それだけでなく、周辺のスーパーの特売情報の知らせや、買い物メモの作成までできます。
さらに、同じSHARP製のレンジ「ヘルシオ」と連動させてメニューを送ったり、洗濯機と連携させてキッチンにいながら洗濯が終わった通知を受け取れたりします。
MITSUBISHI MR-MXD50G-XT
三菱の冷蔵庫は「さくっと切れちゃう旬冷凍」が搭載されており、お肉や魚などを解凍する必要なくそのまま使える状態で冷凍できます。これにより料理の時短につながり、約3週間保存できるので、まとめ買いや作り置きをする方には最適ですね。
また、もうひとつの特徴として「全室独立おまかせAI」が挙げられます。全ての部屋が独立してAIで管理されており、部屋ごとの温度や扉の開閉を感知し、無駄なく冷やしてくれます。
さらにスマートフォンと連動して各部屋の利用状況を確認できたり、食材の保存のアドバイスをくれるほか、離れて暮らす家族の使用状況まで知ることができます。
まとめ
冷蔵庫は自分のライフスタイルによって適した機能、形、サイズは変わります。毎日使うものですので、少しの不満が大きなストレスにつながることもあるでしょう。
しかし、機能や形が多岐に渡る分、しっかりと選べばかゆいところに手がとどく自分にぴったりな冷蔵庫を見つけることができます。どのような機能や形が適しているかをしっかりと見極め、最適な冷蔵庫を選んで快適な生活を送りましょう!
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