絶対借りれる不動産担保ローンはある？審査甘いところは？通らない原因と対策も解説

「不動産担保ローンを使いたいけど、審査が甘いところはある？」

「審査に通るか不安･･･絶対借りられるところってあるのかな？」

不動産担保ローンの利用を考えている方の中には、このようなお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。

結論、絶対借りられる不動産担保ローンというのはありません。借り入れに際しては、必ず審査があるからです。

しかし、審査に通りやすいと言われる独自審査のノンバンク系を選ぶとスムーズに借りられる可能性があります。

そこで本記事では、審査に通りやすいノンバンク系おすすめローンの紹介や、いくら借りられるのか？といった融資額の相場について解説します。

審査に通らない場合の原因と対策についても解説していますので、利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

不動産担保ローン審査が甘いおすすめは？

冒頭でも触れましたが、銀行に比べて、ノンバンク系は審査基準や担保建物の条件が厳しくない傾向があり、審査スピードも早いというメリットがあります。

ここからは、比較的審査が通りやすいノンバンクのおすすめ不動産担保ローンを紹介します。

• つばさコーポレーション
• 日宝
• デイリーキャッシング
• 中央リテール
• ニチデン

ひとつずつ確認していきましょう。

つばさコーポレーション

出典：つばさコーポレーション

「つばさコーポレーション」は、日本全国を対象とした不動産担保ローンの専門業者です。

赤字決算や債務超過の方への融資実績もあり、幅広い対応力でサポートしてもらえる点が魅力のひとつです。

一定の条件を満たすと最低金利が3.8％の「不動産スーパーサポートローン」という優遇プランを利用できるので、できるだけ安い金利のところを探している方は一度問い合わせてみると良いでしょう。

【つばさコーポレーションの詳細はこちら】

日宝

出典：日宝

「日宝」は43年の信頼と実績がある、老舗の不動産担保ローン会社です。

借入可能額は50万円～5億円と幅広く、希望に合わせて利用できます。金利上限がノンバンクでは最低水準の9.9%という点も魅力のひとつです。

新規事業を始めたい方や、現在消費者金融等での借入れがある方なども相談可能なので、他社で断られてしまったという方にもおすすめです。

【日宝の詳細はこちら】

デイリーキャッシング

出典：デイリーキャッシング

「デイリーキャッシング」の不動産担保ローンは、最長返済期間が30年あるため無理なく返済できる点が魅力のひとつです。

最低200万円～最大8000万円まで借り入れ可能なため、まとまった資金を調達したい方におすすめです。

全国対応しており、24時間インターネットで申し込みできます。年齢制限無し・保証人も不要なので、利用しやすい点も嬉しいですね。

ネットで24時間お申込可能【デイリーキャッシング】

中央リテール

出典：中央リテール

おまとめローン専門の「中央リテール」は、最高3000万円までの資金が最短4日で借入できる不動産担保ローンを提供しています。少しでも早くまとまった金額を用意したいという方におすすめです。

窓口では、国家資格を保有している担当者が相談にのってくれるので、安心して利用できます。

公式ホームページで借入可否のクイック診断や返済シミュレーションができるので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。

【中央リテールはこちらから】

ニチデン

出典：クレジットのニチデン

「ニチデン」は、関西圏の方におすすめのローン会社で、対応エリアは大阪・奈良 ・和歌山・滋賀・三重・京都・兵庫の7府県です。最大1億円まで借入可能な不動産担保ローンを取り扱っています。

返済方法は元金一括払・元利均等払・ボーナス併用返済・元金据置自由返済の4種類から選択可能です。

対象不動産が幅広く、借地上の建物や共有名義の建物もOK。条件が柔軟な不動産担保ローンを探している方におすすめです。

【クレジットのニチデンはこちらから】

絶対借りられる不動産担保ローンはない！審査が通らない原因と対策

借り入れにあたっては審査が必要なため、絶対借りられる不動産担保ローンというものは存在しません。審査基準を満たさなければ、審査に落ちてしまうでしょう。

審査が通らない原因は、おもに以下の通りです。

• 書類の不備
• 固定資産税等の税金の未納
• 不動産の担保価格が不十分
• 申込者の属性・信用情報に問題がある

初歩的なことですが、申込時に書類の不備があると審査に通りません。特に、不動産に関する情報は日常的に使用するものではないので、不備に気づきにくい傾向があります。提出前の確認を怠らないようにしましょう。

また、意外に多いのが固定資産税等の税金が未納になっているケースです。税金の未納が続くと資産が差し押さえられてしまい、ローン会社の取り分が少なくなるリスクがあるので、審査に通るのが難しくなります。

そして、審査における大きなポイントを占めるのが「不動産の担保価値」です。これが不十分だと、審査に合格するのは困難といえるでしょう。

申込者の属性・信用情報に問題がある場合も、審査に合格しにくくなるので注意が必要です。ノンバンクの場合は銀行に比べて融通が効きますが、申込者の信用情報を全く重視しないという訳ではありません。

審査に通らない場合は、申込先や担保にする不動産を変えてみるのがおすすめです。

事業者によって審査基準や条件が異なるため、複数のローン会社へ見積もり依頼してみましょう。

また、不動産の担保価値が低い場合は、申込金額を低くしてバランスをとるのも一案です。

不動産担保ローンはいくら借りられる？融資額の相場

不動産担保ローンを利用する場合、「いくら借りられるのか？」というのは気になるポイントですよね。

基本的に借入額は担保にする不動産の価値に比例します。不動産価値が高ければ高額な借入が可能になり、不動産価値が低ければ借入ができない場合もあるということです。

具体的な借入額は担保として差し出す不動産の「担保評価額」によって決まります。「担保評価額」とは、「担保不動産の評価額」に対して、事業者ごとに設定される「担保掛目率」をかけて算出したものです。

担保掛目は金融機関によって異なるものの、一般的には60〜80%と言われています。

例として、ここでは不動産評価額が5,000万円の建物があるとして、担保掛目が80%の場合の担保評価額を計算してみましょう。

5,000万円 （不動産評価額）× 80％（担保掛目） ＝ 4,000万円

このように、借入可能額は4000万円ということになります。

不動産の評価方法や担保掛目は金融機関により異なるので、相場を知るためには複数の事業者で見積もりをとるのがおすすめです。

不動産担保ローンを有利に利用するポイント

ここでは、少しでも不動産担保ローンを有利に利用するためのポイントを紹介します。

• ノンバンク系を狙う
• 複数の業者に見積もりを依頼する

個別に確認していきましょう。

ノンバンク系を狙う

先述したように消費者金融などのノンバンクは、銀行に比べて審査が通りやすく、借入の上限金額を高く設定してもらいやすいというメリットがあります。

銀行では、仮に担保不動産の価値が高くても、本人の返済能力が低いとみなされると審査に合格するのは難しいです。

しかしながら、ノンバンクの場合は返済能力よりも担保不動産の価値を重視しているため、「赤字でも利用可能」というような事業者も多いです。

また、担保にする不動産の条件も銀行に比べて厳しくない場合が多いので、業者によっては未登記や共有名義の建物など、銀行では断れてしまうような条件の不動産でも担保にできるケースがあります。

不動産の条件が良くない方や、審査に通るか不安な方は、ノンバンクを選択するのがおすすめです。

《ノンバンク系のおすすめ不動産担保ローンはこちら》

	融資スピード	金利（年率）
つばさコーポレーション	最短当日から1週間	3.8%~15%
日宝	当日～1週間以内	4.0％～9.9％
デイリーキャッシング	–	5.2％～13％

複数の業者に見積もりを依頼する

不動産評価額の基準・条件などは、事業者ごとに大きく異なるものです。また、適応される金利も、依頼先によって変わります。

そのため、不動産担保ローンを借りる場合は、複数の事業者に見積もり依頼することで、借入額の高いところや金利の安いところを見つけやすくなるでしょう。

少しでも良い条件で借入をしたい場合は、相見積もりをとって比較検討するのがおすすめです。

まとめ

ここでは、おすすめ不動産担保ローンについて紹介しました。

有利に利用したい場合は、審査や条件が柔軟なノンバンク系がおすすめです。

相見積もりをとって比較検討することで、最適なローン会社を見つけやすくなります。ぜひ色々な会社を見比べて、ベストな借入先を見つけましょう。