「自分に合う税理士を見つけたいけど、どうやって探せば良いんだろう?」
「自分の事業規模・売上で、どんな税理士が最適なのか分からない」
税理士を探している方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
税理士をつけると、難しい申告書の作成や帳簿付けなどに時間を取られず、本業に専念できたり、資金繰りや節税について相談できるというメリットがあります。
万一税務調査がきても、安心して臨める点も大きなポイントですね。
しかし、現在税理士事務所の数は非常に多く、自分に合った税理士を探すのは簡単ではありません。
そこで本記事では、おすすめの税理士紹介サービスを3つ紹介します。
税理士紹介サービスを使うメリットや、税理士選びのポイントについても解説していますので、税理士選びに困っている方はぜひ参考にしてください。
税理士紹介サービスおすすめ3選!税務署対策もバッチリ
ここでは、特におすすめの税理士紹介サービスを3つ紹介します。自分にあった税理士を見つけて、税務署対策もバッチリにしましょう。
- 税理士ドットコム
- 税務のミカタ
- 税理士紹介ネットワーク
税理士ドットコム:費用を抑えたい方におすすめ
出典:税理士ドットコム
「税理士ドットコム」は、累計259,856件の実績を誇る税理士紹介サービスです。登録税理士数は業界最大級の約6,260 人で、多くの人材の中から最適な税理士を探せます。
税理士は自分の経営のパートナーになるため、問題なくコミュニケーションがとれるか、安心感をもってやりとりできるか、しっかり確認した上で選びたいですよね。
「税理士ドットコム」の紹介サービスは、利用手数料等は一切かからず、面談回数や紹介人数にも制限がありません。
そのため、紹介された税理士が自分に合わない場合は、相性の良い税理士を見つけるまで何度でも他の税理士を紹介してもらえます。
また、担当コーディネーターが複数の税理士に相見積もりをとり、費用についての交渉をしてくれるため、利用者の71.4%が報酬額の引き下げに成功しています。
自分にあった税理士をじっくり探したい方、費用を抑えて利用したい方におすすめです。
税務のミカタ:税務調査に強い税理士紹介なら
出典:税務のミカタ
「税務のミカタ」は、年商1000万円以上の税務調査・無申告専門の税理士紹介サービスです。
「税務調査を顧問弁護士に依頼したが頼りない」「調査結果に納得できない」「今まで無申告だったがなんとかしたい」といった方に多く選ばれています。
税理士によって得分野が異なるため、税務調査が得意ではない税理士の場合、税務署や国税局の言いなりになってしまうことがあります。
しかし、税務調査に強い税理士に依頼すると、適切に交渉してもらえるため、実際の追徴税額が半分以下になるケースもあります。
「税務のミカタ」は、税務署や国税局出身の税務調査に強い税理士が多数登録しているため、安心して税務調査を依頼できる点が嬉しいですね。
すでに顧問税理士がいる場合でも、スポット契約を利用すれば税務調査に強い税理士にセカンドオピニオンを求められます。
税務調査に強い税理士を探している方は、まず登録してみると良いでしょう。
【税務調査に強い税理士や顧問税理士を無料紹介!【税務のミカタ】】
税理士紹介ネットワーク:個人事業主にも対応
出典:税理士紹介ネットワーク
「税理士紹介ネットワーク」は、中小企業や個人事業主専門の税理士紹介サービスです。
利用者の目線を非常に大切にしており、「柔軟・迅速・丁寧」というサービスポリシーに合った税理士のみを紹介してもらえます。
どんなに高いスキルを持った税理士でも、高圧的であったり、コミュニケーションがとりづらかったりすると、長期的に付き合っていくのは難しいですよね。
その点「税理紹介ネットワーク」では、税理士もサービス業であるという考えのもと、ヒューマンスキルを兼ね備えた税理士を紹介してくれる点が魅力です。
また、税理士業界は平均年齢60歳を超える高齢業界ですが、「税理紹介ネットワーク」では30代から40代の若手税理士を中心に紹介してもらえます。
高齢の税理士の場合、ITに慣れておらず、クラウド会計ソフトは対応できないと断られてしまうこともあるでしょう。
しかし、30~40代の柔軟に対応できる税理士であれば、流行りの会計ソフトにも詳しい場合が多く、安心して依頼できます。
時代に合った方法で、柔軟に対応してほしい方におすすめです。
税理士探しなら税理士紹介サービスがおすすめ!利用するメリット
税理士を探す場合は、税理士紹介サービスの利用がおすすめです。
ここでは、税理士紹介サービスを利用するメリットを3つお伝えします。
- 時間・労力を削減できる
- 自分に合った税理士を見つけられる
- 費用を抑えられる
時間・労力を削減できる
紹介サービスを利用するメリットのひとつは、税理士探しにかかる時間と労力を大幅に削減できることです。
自分にあった税理士を見つけるためには、膨大な数の中から、自分に合いそうな税理士を見つけ出し、連絡してアポイントをとりつけ、面談して費用面などをすり合わせる必要があります。
そして、税理士との相性が悪ければ、また上記の手順で一から別の税理士を探すことになります。
つまり、苦労して税理士を探して面談しても、最適な税理士を見つけられるとは限らないのです。
このように、自分に合った税理士を探すのは、時間と労力がかかりとても大変です。仕事をしながら、これらの時間を捻出するのは非常に困難でしょう。
しかし、税理士紹介サービスを利用すると、上記のほとんどの作業を代わりに行ってもらえます。
紹介サービスのコーディネーターがピックアップしてくれた税理士の中から、良さそうな人と面談するだけなので、自分の事業に集中しながら税理士探しが可能です。
忙しくて時間がない方こそ、税理士紹介サービスを使うべきだといえるでしょう。
自分に合った税理士を見つけられる
自分に合った税理士を見つけられる点も、紹介サービスを活用する利点です。
税理士にはそれぞれ得意な分野があり、対応できる業務範囲が異なります。
税理士一人ひとりの得意な分野や、対応範囲を確認し、その中から自分の求める条件の税理士を見つけるというのは、非常に骨の折れる作業です。
また、税理士業務に詳しくない場合は、気をつける点などが分からず、税理士選びに失敗する可能性もあるでしょう。
しかし、税理士紹介サービスを利用すると、担当のコーディネーターに自分の事業内容や規模・予算などの条件を伝えるだけで、最適な税理士を選んでもらえます。
また、担当者は日頃から税理士と関わっているプロです。選び方のコツや注意点なども把握しているため、アドバイスに従って選択すれば、税理士選びに失敗することを避けられるでしょう。
このような理由から、最適な税理士を見つけるには、税理士紹介サービスを使うのがおすすめです。
費用を抑えられる
税理士報酬を抑えられる可能性がある点も、税理士紹介サービスを利用する大きなメリットといえるでしょう。
税理士紹介サービスでは、希望に合わせて複数の税理士を紹介してもらえます。様々な税理士を比較しながら検討できるため、報酬の低い税理士を見つけやすいという特徴があります。
また、最初から予算をコーディネーターに伝えれば、希望額に合わせた税理士を紹介してもらえるので、あまりお金をかけたくないという人でも安心して利用できるでしょう。
ただし、税理士報酬が高くてもきちんと節税を提案してくれる税理士の方が、トータルでみた場合にお得なこともあります。
例えば、顧問料として20万円払っていても、補助金の提案をしてもらい30万円の補助を国から受け取ることができれば、10万円分のプラスになる、ということです。
税理士を選ぶ際はこういった点も踏まえて、自分にとって最適な税理士報酬はどのくらいなのか、検討すると良いでしょう。
税理士紹介サービスを利用する際の税理士選びのポイント
ここでは、税理士紹介サービスを利用する際のポイントについて紹介します。
下記の点に注意すると、弁護士選びで失敗するリスクを減らせるでしょう。
- 税理士報酬の相場を理解しておく
- レスポンスのはやい税理士を選ぶ
- リスク管理が甘い税理士には注意
税理士報酬の相場を理解しておく
税理士を選ぶ際には、事前に費用相場について確認しておきましょう。相場を理解していないと、提示された金額が適正なのか、判断できないからです。
業務内容だけでなく、売上高によっても税理士報酬の金額は異なります。売上が大きいほど取引数や納税額が大きくなるため、税理士の作業量が増えるからです。
また、契約には「スポット契約」と「顧問契約」の2種類があり、どちらを選択するかで負担額が大きく変わります。
スポット契約は特定の業務のみを都度依頼するため比較的低価格ですが、顧問契約は税務指導や経営のサポートなどを継続的に依頼するため高価格になりやすいです。
契約パターン別の基本的な相場は、以下の通りです。(※)
顧問契約:法人
年間売上 | 訪問頻度別顧問料 | 記帳代行(月額) | 決算料(年額) |
1,000万円未満 | 毎月 25,000円~3か月に一度 20,000円~6か月に一度 15,000円~ | +5000円~ | 100,000円~ |
1,000万円~3,000万円 | 毎月 30,000円~3か月に一度 25,000円~6か月に一度 20,000円~ | +5,000円~ | 140,000円〜 |
3,000万円~5,000万円 | 毎月 35,000円~3か月に一度 30,000円~6か月に一度 25,000円~ | +10,000円~ | 160,000円〜 |
5,000万円~1億円未満 | 毎月 40,000円~3か月に一度 35,000円~6か月に一度 30,000円~ | +10,000円~ | 240,000円〜 |
顧問契約:個人事業主
年間売上 | 訪問頻度別顧問料 | 記帳代行(月額) | 決算料(年額) |
1,000万円未満 | 毎月 20,000円~3か月に一度 15,000円~6か月に一度 10,000円~ | +5000円~ | 80,000円~ |
1,000万円~3,000万円 | 毎月 25,000円~3か月に一度 20,000円~6か月に一度 15,000円~ | +5,000円~ | 100,000円〜 |
3,000万円~5,000万円 | 毎月 30,000円~3か月に一度 25,000円~6か月に一度 20,000円~ | +5,000円~ | 120,000円〜 |
5,000万円~1億円未満 | 毎月 35,000円~3か月に一度 30,000円~6か月に一度 25,000円~ | +10,000円~ | 140,000円〜 |
スポット契約:定期業務
記帳代行 | 一仕分けあたり50~100円 |
給与計算 | 1,000円/人 |
スポット契約:年に一度の業務
決算申告/確定申告 | 15万円〜/3万円〜 |
年末調整 | 従業員10人まで基本料金2万円 |
(※)出典:税理士ドットコム
依頼の時期や内容・エリア等によって金額は変わります。
より自分の現状にあった税理士報酬の相場を知りたい方は、紹介サービスを活用して直接担当者に確認するのもおすすめです。
レスポンスのはやい税理士を選ぶ
税理士に相談や依頼をした際に、すぐに対応してもらえるかどうかは重要なポイントのひとつです。
なぜなら、ビジネスにおいてスピードは非常に大切な要素といえるからです。少しの判断の遅れが、事業の命運を分けることもあります。
税務署から税務調査の連絡があったときなど、すぐに依頼したい場合にも、なかなか連絡がとれないと困ってしまいますよね。
自分の事業をスムーズに進めるためにも、レスポンスの早い税理士を選ぶことは大切です。
税理士・会計事務所によっては、担当者が税理士資格を持っておらず確認に時間がかかる、話が通じない、という場合もあります。
代表税理士と直接やりとりできるのか、担当者が別に対応するのかでレスポンスの速さも変わってくるため、対応者についても事前に確認しておくと良いでしょう。
リスク管理が甘い税理士には注意
リスク管理が甘い税理士と契約しないように、注意することも大切です。
税理士のミスによって何らかの損害がでた場合でも、基本的には納税者である事業主が責任を負うことになってしまうからです。
例えば、納税についての手続きは全て税理士に任せている場合であっても、税務調査でミスが発覚した場合、ペナルティを受けるのは事業者です。
場合によっては、加算税や延滞税といった追加の支払いを求められることもあります。
本来負担する必要のないお金を支払うことになってしまったら、税理士に依頼している意味がありませんよね。
こういった事態を避けるためにも、契約前にはこれまでの実績や、問題が起きた場合の対応方法などについて、きちんと確認しておくと良いでしょう。
まとめ
ここでは、税理士紹介サービスを利用するメリットや、選び方のポイントについて紹介しました。
税理士紹介サービスを活用すると、手間を省いて最適な税理士を見つけられます。
おすすめは、下記の3つです。
- 税理士ドットコム
- 税務のミカタ
- 税理士紹介ネットワーク
自分に合った税理士を見つけて、スムーズに事業を進めていけるようにしたいですね。
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