【就活】インパクトある志望動機の書き出しの例文!履歴書・ES・志望動機で好印象

【就活】インパクトある志望動機の書き出しの例文!履歴書・ES・志望動機で好印象

「志望動機何から書いていいかわからない」
「インパクトある書き出してどういうの?」
「どうにもこうにも何も浮かばない!」


あなたは志望動機についてこのような悩みを抱えていませんか?

志望動機の書き出しは、採用担当者が一番先に見るのでいちばん重要です。
採用担当者はたくさんの履歴書に目を通すので、書き出しに採用担当者の目を引くようなインパクトを与えて、良い印象を残すこと。

もはや、書き出ししか読まれてないと思っても過言ではありません。
そこでこの記事では、志望動機の書き出しで採用担当者にインパクトを与える方法やポイントと例文をご紹介します。

ES・履歴書に書く志望動機書き出しのポイント

志望動機で人事担当者の心をつかむには、とにかく書き出しに全力を尽くすこと!これが大事です。

最初の部分で採用担当者に「お!何かきになる!」「会ってみたい」と思わせること。
まずは、志望動機の書き出しにインパクトを与える方法をご紹介します。

書き出しは「結論」からが鉄則

志望動機で、一番重要なのは「結論」から書くことです。
採用担当者は、何百、何千というエントリーシートや履歴書に目を通さなくてはならず、最後まで読む暇がありません。

多くの採用担当者が、志望動機の書き出し部分しか読んでいないのです。「読むのに時間が掛かる」「何が言いたいのかわからない」文章に、付き合っていられません。

そして大体、書き出しだけで大体の通過ラインを判断できます。
ですから、まず結論。しかも、自分が伝えたいことではなく、企業側が知りたいことを書くように意識しましょう。
企業が知りたいのは、「どうしてこの会社を志望したのか?」「会社に入ってどのように活躍できるか?」の2つです。

「私は、〇〇なので、この会社に志望いたしました。」

このように結論から述べてから、根拠や必然性を肉付けしていくと読みやすい構成になります。結論を最後に持ってくる書き方は絶対に読まれませんので、やめましょう。
就活では、序文が長く、回りくどい言い方や文章は一切必要ありません。
最初はズバッと簡潔に!これでつかみはOKなのです。

結論の次に根拠を書く!

結論を書いたら、次にその「根拠」を展開していきます。
採用担当者は、結論を読んで「その根拠は?」と疑問に思います。

そこで、

「なぜなら、〇〇だからです。」

とハッキリ分かりやすく伝えれば、読んでいる人もすっきりします。

必然性をハッキリと書く!

「必然性」とは「なぜ、この会社でなければいけないのか?」という部分です。
よくある失敗例は「貴社でなら私の想いを実現していけると感じたので」という、曖昧すぎる表現です。
これでは、仮に書類選考に通過したとしても、「他の会社でもいいんじゃないの?」と面接でつっこまれることになるでしょう。

また、志望企業名を書かず、業界名を書くのもNGです。

例えば「銀行の仕事に興味を持ち…」といった書き出しです。
これでは、その企業でなければいけない理由はなく、「銀行だったらどこでもいいのでは?」と思われ熱意が伝わりません。

この会社でなければならないという想いが採用担当者に伝わるように具体的に書きましょう。強い熱意を伝えるために、企業研究もしっかり織り交ぜて書くと高評価です。

全体の構成は、以下のようになります。

  • 結論「私が貴社を志望した理由は〇〇」
  • 根拠「なぜなら〇〇だからです。・
  • 必然性「この会社でなければならない理由」

構成に説得力があれば、魅力的で、伝わりやすい志望動機になります。
書き出しの結論の部分でグッと読み手を引き付けたあと、その後、結論に説得力を持たせることです。

このポイントを押さえて書いた例文が、以下の通りです。


①結論

貴社で働きたいと思った一番の理由は〇〇です。貴社の〇〇を読み、感銘を受け、企業理念に、共感しました。特に〇〇ページに記載の新規支援事業は、私の〇〇業界での経験を活かせると思い、募集を拝見してすぐに応募致しました。

②根拠

在学中は、〇〇を専攻していました。以前から〇〇に興味があり、大学でも集中して学んできました。

③必然性

貴社にOB訪問をさせて頂き、〇〇様から詳しいお話を伺って、説明会にも参加いたしました。その際に、貴社は自分が今まで学んできた経験と知識を存分に活かせる環境があると感じました。

全社員が一丸となって目標に向かっている企業だという印象を受けたことで、貴社を志望する気持ちがいっそう強くなりました。


①結論・②根拠・③必然性

このようにポイントを押さえて書くと、わかりやすく説得力のある書き出しになります。

説得力を持たせるためには、企業HPや求人情報はもちろん、説明会やOB訪問に行ったりするなどして企業情報を徹底的に調べ、企業の事業・業務内容・社風などをしっかりと把握しておきましょう。

また、「なぜこの会社でなければならないのか」という部分の説得力をより高めるには、同業他社との違いを把握することが特に重要です。正確な情報を基に具体的に書きましょう。

インパクトを残す

志望動機の書き出しには、インパクトを残すことを意識しましょう。
ここでは、採用担当者の目をより引き付ける書き方のポイントを3つ紹介します。

「自分を採用するメリット」をアピール

新卒は多くがポテンシャル採用ですから、志望動機で、「この人を採用すると活躍してくれそうだ」「この人が入社するといいことありそう」と感じさせなくてはなりません。
自分がこの企業でどのような活躍ができるか?という部分をアピールしていきましょう。

そのためには、まず企業がどのような人材を求めているかリサーチしておくことが大切です。社長のブログなどに求めている人材を書いていることも多いですし、OB・OGに聞くのも効果的です。

自分の経験や長所と企業のニーズがマッチするポイントが見つかったら、その部分を企業のどのような分野で活かせるか考えてください。
「この人を採用するとこの分野で活躍しそうだ」と想像させる強いインパクトを意識しましょう。

「企業に興味を持ったきっかけ」についてアピール

自分がどうしてこの企業に興味を持ち、この企業ではないといけないと思ったかをアピールすることで、強い熱意が伝わります。
面接が進むにつれ、企業は学生が本当に入社する意欲があるか?を重要視します。特に、役員面接ではほとんどそこしか見ていません。

ですから、ESや履歴書に書く志望動機から、強く熱意をアピールしインパクトを与えましょう。
「なぜこの会社に興味を持ったか」で、説得力を出すために使う情報は以下の4つです。

  • IR情報で経営計画、事業の状況などをチェック
  • 書籍や雑誌、新聞、メディアの情報
  • 社長のブログやツイッター
  • 参加したセミナーや会社訪問、店舗見学,
  • OB・OG訪問で話を聞いた社員の名前

記事や文書を使う場合は日付やページも盛り込むことが大事です。

【例文】

  • 御社の〇〇支店を見学し、〇〇様から仕事内容を詳しく伺い〜
  • 2021年2月2日の〇〇新聞で貴社に関する記事を拝読し〜
  • 2020年3月発行のビジネス紙〇〇の記事を〜
  • 貴社のサービス〇〇や〇〇を実際に使い〜

経営計画(〇〇年度 経営計画P20より)や、新聞記事(2021年2月2日〇〇新聞より)などページや日付を盛り込みましょう。情報は複数頭に入れておき、ESに書けなかったものを面接でも述べられるようにすると、さらに好印象のインパクトを残せます。

「装飾やひとひねりした書き方」でアピール

何百何千の履歴書を見なければならない採用担当者は、たったの数秒で合否を判定しなければなりません。パッとみたときに、装飾や変わったフレーズがあると「とりあえず会ってはなしを聞いてみよう」と思わせることが出来ます。

例としては

  • 強調する文字を太く書く
  • 赤ペンを使う
  • キャッチーな言葉に言い換える

などがあるでしょう。
見た目のインパクトも重要なので、ぜひ取り入れてみましょう。

志望動機の書き出し・例文

事務

ここでは営業サポート事務での志望動機を例にあげて紹介します。
事務では正確さや丁寧さや根気強さがあることを中心にアピールしていくと良いでしょう。

また、協調性とコミュニケーション能力があることをアピールすることも事務職では有効です。


【例文】

私は人をサポートすることが得意な性格なので、事務職に向いていると感じ、貴社に応募いたしました。
私は学生時代、〇〇サークルで副幹事をしておりました。

その中で、仕事を一つ一つを丁寧にこなし、メンバーとコミュニケーションをとりながら、皆がスムーズに仕事ができるようサポートすることにやりがいを感じました。

また、どんな仕事でも柔軟に考え処理をしていく対応力も身に付けました。
このような経験から、営業職をサポートできる一般事務の仕事に興味を持ちました。

事務作業は全くの未経験ですが、貴社では研修制度が非常に充実しているということで大変興味を持っております。
貴社に採用された際には、学生時代に培った経験を基に営業の方が円滑に業務を行えるようにサポートしていきます。

看護師

ここではクリニックでの志望動機を例にあげて紹介します。

看護師の勤務先には大型病院、小児科、クリニックなど様々な種類がありますが、その病院の特徴にあった志望動機を意識して書きましょう。


【例文】

私は、患者さんとしっかり向き合える看護をしたいと思い、貴院に応募いたしました。

看護学校での研修などを通して、看護師という職業は多くの知識や技術が必要だという事とともに、患者さんに寄りそうことが一番重要だと感じました。

そのため、貴院の「患者さんを尊重し徹底的にサポートする」という看護理念に大変共感をし、是非とも貴院で働きたいと思いました。

貴院は地域密着型のクリニックのため、患者さんのに寄りそい、精神面でのサポートをより近い立場できると考えております。

私は、小さな頃から人の役に立つ仕事に就きたいという思いから看護師を目指しました。

患者さんの立場になり、患者さんの気持ちに寄りそえる看護師になるというのが私の目標です。

貴院では地域医療に率先して取り組んでおり、地域住民からの信頼も厚いことから、私も貴院が目指す地域に根差したクリニックの一員となりたいと強く思っております。

公務員

ここでは市役所での志望動機を例にあげて紹介します。

地域に貢献したいという意欲や、事務作業を迅速に行えるかというのもアピールポイントの1つとなるでしょう。


【例文】

私は生まれ育った〇〇市に貢献できる仕事がしたいと考え応募いたしました。

昨年の〇〇地域イベントでは、ボランティアとして参加致しました。

その際、職員の皆様がひとつひとつ丁寧に仕事内容を教えてくださったことが印象に強く残っています。

このように地域に貢献されている職員の皆様に尊敬と憧れを抱き、私も皆様のように地域の皆様のお役に立てる仕事をしたいと考えるようになりました。

また、私は大学時代にMOSの資格を取得しておりますので、パソコンの扱いには自信があります。この能力は日常の業務を迅速かつ正確に行うことに役に立つと考えております。

採用された際には、職員の皆様のように丁寧で心のこもった仕事をこなす職員になり、〇〇市に貢献していきます。

まとめ

志望動機の書き出しは合否を決める一番重要なポイントです。

しかし、どんなに一生懸命に書いても、インパクトに欠けていると採用担当者からスルーされてしまい、書き出しすら読んでもらえないという事も。
上記で紹介した方法を使って、志望動機の書き出しにインパクトを与えて自分の魅力を存分にアピールしてください!

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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