プログラミング未経験者であってもシステムエンジニアになりたい人はいるでしょう。
実は私も、プログラミング未経験でありながらIT会社に入社してシステムエンジニアとして働いていました。未経験者であってもシステムエンジニアになることはできるのです。
しかし、未経験であると就職や転職が難しいのは、事実です。そこで、未経験であるなら、就職や転職に成功するためにやっておきたいことをご紹介します。未経験求人募集を探す方法も合わせてお伝えするので、是非チェックしてください。
SE(システムエンジニア)に未経験から転職する際にやっておくべきこと
システムエンジニアに未経験で転職するなら、3つのことを行うと良いでしょう。
- 独学で勉強する
- プログラミングスクールに通う
- 資格を取得する
もちろん、システムエンジニアやプログラマーでの職歴がなくともスキルや知識があれば良いですが、そういったケースはまれでしょう。
とはいえ、スキルや知識がないからといって落ち込む必要はありません。スキルや知識を身につけようという姿勢を見せるだけでも、印象が変わります。
「これからスキルを高めて専門性の高いプロフェッショナルになりたいと思っています」だけに留めるより「今、月に書籍を5冊読んでプログラミングスクールに通って学んでいます」とアピールした方が説得力が増します。
具体的に何をしたら良いのか、ということをお伝えします。
独学で勉強する
独学で勉強するなら、入門書として「スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ) 」を読むことをおすすめします。
▶スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)とは?
- 人気の高い言語、Javaのことが分かる
- プログラミングの枠組みを理解できる
- 簡単な表現で書かれている
というポイントがあります。
その他、「プロゲート」や「ドットインストール」といったオンラインプログラミング学習サービスも有効です。
▶プロゲートとは?
- 初心者向けのプログラミング学習サービス
- 無料で始められる
- ユーザー数は105万人
▶ドットインストールとは?
- 初心者向けのプログラミング学習サービス
- 3分動画でマスターできる
- さまざまな言語を用意している
無料で始められるので、気軽にのぞいてみてはいかがでしょうか。
プログラミングスクールに通う
「独学ではつまずいてしまってなかなか学習が進まない…」「一人では学習に集中できない…」といった人には、「TECH::CAMP」や「DMM WEBCAMP」などのプログラミングスクールがおすすめです。
▶TECH::CAMPとは?
- 未経験対象のプログラミング体験会・説明会を実施中
- プロのメンターがついてくれる
- 1万5,000人以上の人が参加している
▶DMM WEBCAMPとは?
- 未経験からエンジニアへの転職実績が豊富
- 実務の近い実践的なカリキュラムを準備
- スクール生の95%以上が未経験
他のスクール生も未経験であることが多いので、劣等感を抱くことは少ないのではないでしょうか。未経験者に教えるプロなので、分かりやすいと好評です。
資格を取得する
未経験で就職・転職するなら、資格を取得しておくと、意欲と知識を証明することができます。代表的な資格は下記の通りです。
未経験者であっても、基本情報技術者試験なら取得するのは難しくありません。あくまでも基礎的な部分で、プログラミングできるかどうかとは違った観点の学習ですが、取っておいて損はしないでしょう。
SE(システムエンジニア)の未経験求人募集を探す方法
続いて、システムエンジニアの未経験求人募集を探す方法をお伝えします。
「未経験OK」としている求人はそう多くありません。とりわけ中途採用であれば、即戦力を求めています。しかし、求人はゼロではないので、ポイントを抑えて行動すると結果が出るでしょう。
未経験OKの求人がある転職サイトを使う
スタンダードなのが、未経験OKの求人がある転職サイトを活用する方法です。とりわけ、担当のコンサルタントがついてくれる転職エージェントがおすすめですね。
- 求人案件の紹介
- 転職市場の動向といった情報の提供
- 採用試験対策
- 手続き関連の代行
といったことをしてくれます。
自分一人で模索するより、転職のプロの意見を聞く方が効率が良いと思いませんか。どうしたら上手くいくのか、客観的な視点でアドバイスをもらいながら転職活動を行うことができます。
ときには、転職で不安なことが生じるでしょう。家族や友人に話すのも良いかもしれませんが、的確なアドバイスが返ってくるかは不透明です。担当のコンサルタントに相談する方が賢明でしょう。
でも、実は転職エージェントは複数社あるのです。その中でも、未経験でシステムエンジニアになりたいなら、下記の転職エージェントとの相性が良いです。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
「ワークポート」は、転職決定人数No.1を誇っています。50万人が選んだ転職エージェントで多くの支持を得ています。IT・Web業界への転職を得意としているので信頼できるでしょう。
「マイナビエージェントIT」は、大手Slerやメーカー、ベンダーなどへの転職実績があります。システムエンジニアだけではなく社内SEの転職もサポートしているので、幅広い視野でキャリアプランを考えられるでしょう。
「レバテックキャリア」は、5,000件以上の求人から選ぶことができます。利用実績10万7,000人のノウハウで未経験であってもしっかりサポートしてくれます。
研修の有無やプログラミング言語を確認する
また、求人を探すときは、研修有無やプログラミング言語をよく確認しましょう。たとえ「研修あり」でも研修期間が3日と3ヶ月以上では大きな差があります。
研修が充実していると、それだけ会社として余裕があるともいえます。研修体制が整った会社を見極めるとスムーズにスタートを切れるのではないでしょうか。
そして、プログラミング言語をよく確認しない人も多いみたいですが、かなり重要なポイントなので必ずチェックしましょう。自分の進みたい道を定めておかないと後悔することになります。
勤務先が自社か出向先かを確認する
求人探しでは、勤務先が自社か出向先か確認しましょう。大きな会社でなければ、ほとんどの確率で出向先勤務になります。お客様の会社に出勤して仕事をするというわけですね。
出向先だとけっこうストレスが溜まるといわれます。自社勤務を希望する人は、勤務地が自社であるか確認するようにしましょう。
小さな違いだと思われるかもしれませんが、未経験だと質問することが多くなるので、頼れる先輩が多い方が安心できます。お客様の会社だと、しょうもないことを質問しにくいですよね。
まとめ
プログラミング未経験であってもシステムエンジニアになることはできます。意外にも、専門性を身につけたいと事務職や営業職からシステムエンジニアに転職する人は少なくないようです。
未経験でシステムエンジニアに転職するなら転職エージェントを活用することをおすすめします。不安なことがあったときに相談できる相手がいると、挫折することが減るでしょう。
面接が上手いかなければ、書籍やプログラミング学習サービスで学んでいる姿勢を伝えると良いのではないでしょうか。
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