買ってはいけない洗濯洗剤の成分!プロがおすすめする本当におすすめの洗濯洗剤とは?コスパ最強・いい匂い

買ってはいけない洗濯洗剤の成分!プロがおすすめする本当におすすめの洗濯洗剤とは?コスパ最強・いい匂い

粉末洗剤や液体洗剤など種類が豊富な洗濯洗剤。洗浄力の強さや柔軟剤入りなども含めると、数え切れないほどあります。

けど、色々な商品を買ってすべて試すのは大変。「たくさん買って失敗する」というのは避けたいものです。

だからと言って、よく調べず買った洗濯洗剤で「健康被害に遭った」「子供の肌に合わなかった」というのも怖いですよね。

このように、世の中には買ってはいけない洗濯洗剤があるというのだから困ったものです。

そこで今回は、買ってはいけない洗濯洗剤の特徴を解説します。加えて、おすすめの商品についてもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。

危険?買ってはいけない洗濯洗剤の特徴と成分

まずは、買ってはいけない洗濯洗剤の特徴について解説します。

有害な成分が入った商品

1つ目の買ってはいけない洗濯洗剤は有害な成分が入った商品です。

洗濯洗剤には、殺菌剤や漂白剤などの効果を持つ成分が色々と含まれています。しかし、その中には、健康に悪影響をもたらす危険な成分が入っているものがあります。

特に健康に悪影響を及ぼす可能性があるとされるのが合成界面活性剤。具体的には、以下の成分が危険だとされています。

  • 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
    皮膚のたんぱく質を破壊する恐れがある
  • ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(AES)
    皮膚障害やアレルギー誘発の恐れがある
  • ポリオキシエチレンアルキルエーテル(AE)
    肌荒れを起こす可能性がある

もちろん、これらの成分が今すぐ身体に悪影響を及ぼすわけではありません。しかし、小さなお子さんがいる場合は、まだ肌が弱いため皮膚トラブルに警戒した方がよいでしょう。

子供やペットが誤飲する恐れのある商品

2つ目の買ってはいけない洗濯洗剤は子供やペットが誤飲する恐れのある商品です。

最近、以下のようなカプセルタイプの液体洗剤を目にしませんか?

水に溶けるフィルムを使用しているため、そのまま洗濯物と一緒に入れるだけでOK。量を計る必要もなくて便利ですよね。

しかし、綺麗な見た目をしているため、小さなお子さんはお菓子と勘違いして誤飲する恐れがあります。また、ペットが食べてしまう危険もあるのです。

実際にスコットランドでは、ジェルボール洗剤を誤飲した生後10か月の乳児が昏睡状態になったという事故が起きています(*)。

確かに便利な洗濯洗剤ではありますが、子供やペットの安全を考えるなら買わない方がよいでしょう。

もちろん、小さなお子さんやペットがいない家庭なら問題ありませんよ。

*参考:livedoor NEWS「ジェルボール洗剤を誤飲 スコットランドの乳児が昏睡状態に」

環境に悪影響を及ぼす商品

3つ目の買ってはいけない洗濯洗剤は環境に悪影響を及ぼす商品です。

近年は、レジ袋やプラスチックストローの廃止など、環境を考えた活動が注目を集めています。テレビなどで目にする「SDGs(エスディージーズ)」もそのひとつですね。

そして、洗濯洗剤にも環境に悪影響な成分はあるため、使用を控えた方がよいでしょう。

具体的には、合成界面活性剤が含まれる洗濯洗剤。界面活性剤の高級アルコール系(非イオン)は、河川に流れ込むと魚などに悪影響を及ぼします。

もちろん、絶対に買ってはいけないわけではありません。しかし、洗濯する際は環境にも配慮できた方が、自分にも周りのもよいですよね。

買ってはいけない洗濯洗剤を買わないために!おすすめの選び方

ここでは、買ってはいけない洗濯洗剤を避けるための選び方について解説します。

成分表を確認する

1つ目の選び方は成分表を確認することです。

前の項目では、健康被害をもたらす恐れのある成分を紹介しました。それらの成分を避けるために、必ず成分表を確認してください。

特に注目すべきは成分名と含有量です。

危険度が高い合成界面活性剤が一定量以上含まれる場合は、「界面活性剤(アルキルエーテル硫酸エステル塩〇%)」といった形で表示されています。

この表示がない洗濯洗剤を選ぶようにしてください。

洗濯洗剤を種類を知っておく

2つ目の選び方は洗濯洗剤を種類を知っておくことです。

そもそも洗濯洗剤には様々な種類があります。そして、前の項目ではジェルボール洗剤のリスクについて解説しました。

小さなお子さんやペットがいてジェルボール洗剤を避けたいなら、まずは種類と特徴と知る必要があります。

種類

特徴

粉末洗剤

 洗浄力が強く、皮脂汚れ、汗染み、泥汚れなどが落ちる
 衣類を白くしてくれる
 水に溶けにくく衣類に付着することがある
 生地を傷める可能性がある

液体洗剤

 生地を傷めず洗える
 洗浄力は粉末洗剤より落ちる
 水に溶けやすく使いやすい

ジェルボール洗剤

 粉末洗剤に近い洗浄力がある
 量を計らず入れるだけでOK
 小さな子供やペットが誤飲する恐れがある

石鹸洗剤

 天然由来成分で肌や環境に優しい
 洗濯槽に汚れが溜まりやすい
 値段が高くコスパが悪い

部分洗い洗剤

 襟や袖などに付いた汚れを部分洗いできる
 これ1つでは洗濯できない

おしゃれ着用洗剤

 型崩れしやすいニットなどが洗える
 衣類の縮みや色褪せが少ない
 洗浄力が弱い

主な洗濯洗剤の種類と特徴は以上の通りです。

ジェルボール洗剤は、洗浄力が強く使いやすいというメリットがあります。そのため、絶対に買ってはいけないわけではありませんが、小さなお子さんやペットがいるご家庭は避けた方がよいでしょう。

洗濯洗剤は、種類ごとの特徴を理解したうえで、目的や環境に合わせて選んでください。

無添加の洗濯洗剤にする

3つ目の選び方は無添加の洗濯洗剤にすることです。

洗濯洗剤における無添加とは、「石油由来の界面活性剤」が含まれていないもの。パッケージの裏に記載された「品名」を見れば判断できます。

洗濯洗剤の品名は、以下の3種類に分けられます。

  • 洗濯用石けん:石けん100%
  • 洗濯用複合石けん:合成界面活性剤30%未満
  • 洗濯用合成洗剤:合成界面活性剤30%以上

合成界面活性剤が少ない商品がよいため、品名が「洗濯用石けん」「洗濯用複合石けん」と表記されている商品を選んでください。

これだけで環境にも身体にも優しい洗濯洗剤が選べます。

プロがおすすめする本当におすすめの洗濯洗剤!コスパ最強・いい匂い

最後は、おすすめの洗濯洗剤をご紹介します。

arau.(アラウ) 洗濯用 せっけん 本体 1.2リットル

画像:Amazon「arau.(アラウ) 洗濯用 せっけん 本体 1.2リットル」

1つ目のおすすめ洗濯洗剤は「arau.(アラウ) 洗濯用 せっけん 本体 1.2リットル」です。

品名は「洗濯用石けん」なので、100%石けんで作られた洗濯洗剤になります。添加物も一切含まれておらず、小さなお子さんがいても安心して使えます。

香りは香料を使わず天然ハーブを使用。ラベンダーとスペアミントの爽やかな香りが特徴的な洗濯洗剤です。

品名洗濯用石けん
成分純石けん分(30% 脂肪酸カリウム)
液性弱アルカリ性
正味量1.2L
販売価格613円

*販売価格はAmazon掲載のもの

>>arau.(アラウ) 洗濯用 せっけん 本体 1.2リットルの詳細はこちら

シャボン玉 衣料用液体洗剤 スノール 本体 1000ml

画像:Amazon「シャボン玉 衣料用液体洗剤 スノール 本体 1000ml」

2つ目のおすすめ洗濯洗剤は「シャボン玉 衣料用液体洗剤 スノール 本体 1000ml」です。

100%石けんでできている無添加の洗濯洗剤。脂肪酸ナトリウムを配合しているため、高い洗浄力を誇ります。

また香料は不使用。香りづけとなる成分が一切含まれていないため、洗いあがりの洗濯物にも香りがありません。人工的な香りが苦手という方にはおすすめです。

品名洗濯用石けん
成分純石けん分(30% 脂肪酸カリウム、脂肪酸ナトリウム)
液性弱アルカリ性
正味量1,000ml
販売価格818円

*販売価格はAmazon掲載のもの

>>シャボン玉 衣料用液体洗剤 スノール 本体 1000mlの詳細はこちら

ベビーファーファ 洗たく用複合石けん 800ml

画像:Amazon「ベビーファーファ 洗たく用複合石けん 800ml」

3つ目のおすすめ洗濯洗剤は「ベビーファーファ 洗たく用複合石けん 800ml」です。

70%が洗浄成分という洗濯洗剤。高い洗浄力を誇りながらも、100%植物由来で無添加という点が人気を集めています。

香りづけには天然ベルガモット精油を使用。優しい香りなので、ニオイに敏感な方でも安心して使用できます。

品名洗濯用複合石けん
成分界面活性剤(28%)、純石けん分(22% 脂肪酸カリウム)、純石けん分以外の界面活性剤(6%アルキルグリコシド)、安定化剤、水軟化剤
液性弱アルカリ性
正味量800ml
販売価格597円

*販売価格はAmazon掲載のもの

>>ベビーファーファ 洗たく用複合石けん 800mlの詳細はこちら

まとめ

今回は、買ってはいけない洗濯洗剤の特徴について解説しました。

肌への刺激が強い成分を含んでいたり、環境に悪影響を及ぼす成分が使われていたりすると、やはり買わない方がよいと感じますよね。

また、小さなお子さんやペットが誤飲する恐れがある洗濯洗剤も避けたいものです。

買ってはいけない洗濯洗剤を避けるためにも、成分表や品名をチェックしてみてください。

もし、自分でチェックして商品を選ぶのが面倒な場合は、最後にご紹介した洗濯洗剤を使ってみてはいかがでしょうか。

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