働きかたのスタイルが見直されている昨今、今後在宅勤務をする機会が増える、もしくは完全に切り替える選択ができるようになったというかたも多いでしょう。
在宅勤務のメリットは、出勤のために時間も労力も交通費も消費せずに済むこと、自分のペースで無理なくスケジュールを組み立てられることが挙げられます。
しかし、だからこそ怠けることができる上に発覚しづらいという点がデメリット。油断をしていると怠け癖がついてしまい、仕事の効率を欠きかねません。
在宅勤務で怠ける理由・原因
ストレスやプレッシャーから解放された快適な環境下での仕事となり、気持ちよく仕事をこなせそうな在宅勤務ですが、同時に怠けるための言い訳になりやすい状況にもなり、誘惑が多いというのが問題です。
人の目を意識しづらい
怠けるような気持になっても自制心が働くのは、誰かに注意される可能性があるから、サボることで迷惑をかけてしまうかもしれないからと、周囲へ配慮が理由の1つに挙げられます。
逆に言えば、たとえ怠けることがあっても誰も困らない自分1人だけの仕事であれば、サボりたいという気持ちにブレーキがかけづらくなるのです。
ちゃんとやっているか、どこまで進んでいるかといったちょっとした声掛けも怠け防止になるもの。
しかし、在宅勤務ではそうしたコミュニケーションも気軽に取れないことから、どんどんサボりがちになります。
周りに気が散るものが多い
在宅勤務で怠けることがないようにと、仕事に必要なもの以外をシャットアウトした専用の部屋を用意するのは難しいでしょう。
家で仕事をするということはオンオフの切り替えが困難になるということ。つまり、怠けるのに適しているものも目に入りやすく、手に取りやすい状況で働かなければならないということです。
ちょっと気分転換だといってテレビを観たりゲームもし放題、ネットサーフィンをしても通販で注文しても怒られません。
つい気を散らせてしまうものが多いので、怠ける気持ちになりやすいのです。
怠けるのを何とか防止したい!在宅勤務で集中して業務に取り組む方法
通勤から在宅勤務に切り替わって苦労している人もいれば、怠けることなくむしろいつも以上に仕事の成果を上げている人もいます。
そうしたかたは、時間の使いかたが上手く、きちんと自己管理ができているのです。
きちんと意識をしていけば、サボり心とも上手く折り合いをつけていくことができます。
その日にこなすタスクを細分化させる
在宅勤務の際には、自分で自分の仕事管理をしなければなりません。前の日の仕事が終わった段階で次の日にどんなことをすればいいのか、予め計画立ててタスクも細分化しておきましょう。
タスクの細分化はノルマの達成感を実感しやすく、仕事のモチベーションを維持しやすくなります。
また、可能な限り時間割を作っておくのも、怠ける気持ちを予防するのに効果的です。
1時間仕事をしたら10分休む、この10分で切り替えをするとメリハリをつけると、集中力も持続して長時間仕事をこなしやすくなります。
メールや電話対応等面倒なことはまとめてこなす
在宅勤務では、とにかくタスクを終わらせていくことが最優先です。
せっかく立てたスケジュールが崩れてしまわないように、急ぎではない場合には電話やメールの対応もできる限り最小限の回数で済むようにまとめておくのが仕事のこなすコツになります。
こうした連絡を面倒に感じてしまうというかたは多く、やりたくないという気持ちも怠けることに繋がります。
ですから、1日の中でまとめて連絡をするための時間を取り、一気に終わらせてしまいましょう。そうすれば集中も途切れません。
SNSやネットを見る時間を決めておく
多くの場合、在宅勤務はパソコンを利用しますが、誰にもバレないのでつい余計なサイトを見てしまったり、SNSをチェックしてしまったりしがちです。
ただ、全く見ないようにすると余計に気になって仕事が捗らなくなってしまいますから、スケジュールを決める時にチェックをしてもいい時間を作っておくことをおすすめします。
最も避けたいのが「ながら見」です。
仕事をしながら別窓で無関係の情報をチェックするといったことは避けるようにしてください。
定期的に運動をしてスッキリ
在宅勤務では運動不足も懸念されますが、身体を動かさないことによる肩こりや首こり、眼精疲労も仕事の効率を欠きます。
疲れるとつい怠けるようになってしまいますから、リフレッシュのために1日に2回程度軽く運動をするように心がけましょう。
ラジオ体操やストレッチ等で5分程度身体を動かすだけで、心も身体もかなりスッキリします。
怠けることなく在宅勤務を上手くこなしていこう
怠けることを避ける方法を身につければ、仕事のやる気にも繋がります。
在宅勤務は性格的に合うか合わないかが大きくなりますが、どういった環境下でもしっかり自己管理し、自分を甘やかしすぎないようにすれば適切にこなしていくことは難しくありません。
時間がたくさんありますので、自分にとって有効な仕事方法をじっくり探していきましょう。
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