日本は、長期間にわたって平均年収が上がっていない国として有名です。それに加え、物価高騰や増税……。日々の生活が苦しくてどこかに相談したい方もいるでしょう。そのほかにも、様々な金銭トラブルを抱えている方もいるかもしれません。
しかし、「お金の悩みをどこに相談したらいい?」「お金と言えばファイナンシャルプランナーだけど、無料相談できるところはあるのかな?」などの疑問もあるでしょう。
そこで今回は、お金の相談先やファイナンシャルプランナーに相談するメリット、無料相談できるおすすめサービス、お金の相談をする時の注意点について解説します。
お金の相談窓口!無料でおすすめがファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーに興味があるけど、「どこに行けばよいか分からない」「無料相談できるところはあるのか」など気になることもあるはず。
そこで、ファイナンシャルプランナーに無料相談できるところを3つ選びました。評判もよく、安心して利用できるところだけを厳選しています。
具体的には下記の通りです。
- マネプロ
- Bright(ブライト)
- ガーデン
それぞれについて詳しく紹介していきます。
マネプロ
出典:マネプロ
「マネプロ」は、保険・資産運用・住宅ローンなどの幅広い金融商品の無料相談サービスです。
特定の金融機関に偏らない立場で幅広い選択肢からお客様ひとりひとりに合わせた最適なものを提案してくれます。
独立系ファイナンシャルアドバイザーと呼ばれる「IFA(Independent Financial Advisor)」が多数在籍しており、中立的な立場でアドバイスしてくれるのが、ポイントです。
運営会社のブロードマインドは東証グロース市場に上場していることもあり、安心して利用できます。
Bright(ブライト)
出典:Bright(ブライト)
「Bright(ブライト)」は、ライフプランをつくってお客様ひとりひとりに合わせた最適なアドバイスをしてくれる無料相談サービスです。
特徴は、オンライン完結型というところ。全国どこからでも空いた時間に自宅から相談することもできます。移動時間がなくスケジュールを組みやすいため、夫婦や親子など家族全員で話を聞くことも比較的簡単です。土日や夜間でもOKで60分間しっかり無料相談できます。
ガーデン
出典:ガーデン
「ガーデン」は、iDeCoやNISA、個人年金などの資産運用に強みを持つ無料相談サービスです。
プロが1対1で相談に乗ってくれます。「なんとなくiDeCoやNISAのことを聞いたことがあるのだけど、いまいち難しくて分からない」という方でも大丈夫です。初心者歓迎を掲げているため、丁寧に教えてくれるでしょう。
iDeCoやNISA、個人年金などの基礎知識については、公式サイトで紹介されているため、下記をクリックしてチェックしてみてはいかがでしょうか。
お金の相談はどこに誰にすればいい?4つの相談先
まず、お金の相談先を4つ紹介します。その相談先とは以下の通りです。
- ファイナンシャルプランナー
- 弁護士・司法書士
- 税理士
- 市役所・社会福祉協議会
どのようなお金の困りごとかによって、相談先を選ぶとよいでしょう。
貯蓄やライフプランの相談ならファイナンシャルプランナー
貯金やライフプランについてなら、お金に関する資格を持つ「ファイナンシャルプランナー(FP)」に相談するのがおすすめです。
ファイナンシャルプランナーは、資産運用、資産のリスク管理、相続、不動産、投資など、幅広い知識を持っています。
最近、テレビや雑誌などのメディアでもよく見かける「iDeCo(イデコ)」や「NISA」に興味がある方にもぴったりです。
借金で困っている場合は弁護士・司法書士
借金や相続など、法律に関するトラブルを抱えたら「弁護士」や「司法書士」に相談するとよいでしょう。
弁護士は、法律の専門家のため、友人と金銭トラブルになった・相続争いをしている・借金をどうにかできないか悩んでいる、といったように相談内容が明確で法律に関する相談をしたい方におすすめです。
一方、司法書士は、不動産や法人登記手続きの専門家のため、不動産の権利で揉めている・生前に相続のことを整理しておきたい、といった問題を解決に導いてくれます。
税金や会計の相談は税理士
税金や会計の相談なら、「税理士」に相談するとよいでしょう。税理士であれば、自分が支払う税額を下げる節税対策や、経費にできる・できないの仕訳の仕方、相続税や贈与税などの税金対策にしっかり回答してくれるはずです。
税金に関する相談をしているなかで、税務関係の書類が必要になったら代行および提出してもらうこともできます。
具体的には、確定申告の代行・提出や、法人の決算書の作成・提出、経理の指導・相談などが対応範囲です。
経済的困窮や生活に困っている場合は市役所・社会福祉協議会
経済的困窮や生活に困っているなら「市役所」や「社会福祉協議会」に相談してください。基本的には無料相談窓口が用意されています。
生活保護を受給していなくても家計が苦しくなった場合は以下のような支援を受けることができることもあります。
- 家賃の補助
- 衣食住の提供
- 家計の管理指導
- 子どもの教育支援
- 無利子の貸付
年金や社会保険などに関する相談だけでなく、進学・就労などの相談にも乗ってくれます。各自治体によってサービス内容が異なりますが、生活が苦しくなったら一度相談してみるとよいでしょう。
貯蓄や投資、暮らしに悩む方必見!ファイナンシャルプランナーに相談するメリット
お金に関する相談をファイナンシャルプランナーに依頼する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
「ファイナンシャルプランナー」という言葉はよく聞くと思いますが、相談したことがない、あるいはどのような専門家なのかイメージがつきにくいという方もいるでしょう。
ファイナンシャルプランナーに相談すると以下のようなメリットがあります。
- 個別にシミュレーションしてくれる
- お金の専門家の意見を聞くことができる
- 将来を見通せるため、不安が軽減される
- 子どもの教育方針や今後の老後生活などについて家族と話し合うきっかけになる
ファイナンシャルプランナーに相談すると、現在から未来に必要なお金の流れを個別にシミュレーションしてくれます。
このシミュレーションを用いて、具体的な改善点や最適な資産運用の仕方などを提案してくれるため、将来の不安が軽減されるでしょう。
また、子どもの教育方針や今後の老後生活などについて家族と話し合うきっかけにもなります。
お金の相談はどこに?危険?フィナンシャルプランナーなどに相談する際に注意すべきこと
続いて、お金の相談をする時に注意すべきことを3つ解説します。
- 相談内容や目的・希望を明確にしておく
- どこに相談するか決めたら口コミ評判もチェック
- 自分の利益を優先する専門家に注意
それぞれについて詳しく解説していきます。
相談内容や目的・希望を明確にしておく
相談できる時間には制限があることがほとんどです。そのため、相談内容や目的・希望などを明確にしておくほうがよいでしょう。
相談しに行くと、自身の収入や支出、加入保険、理想のライフプランについて聞かれることが多いため、そのあたりだけでも整理しておくと安心です。パートナーに任せているため、自身が加入している保険がどのようなものか知らない方も意外と多いですよ。
どこに相談するか決めたら口コミ評判もチェック
ファイナンシャルプランナーや弁護士・司法書士、税理士など、お金の相談先としておすすめのところを紹介しましたが、具体的にどこにするか決めたら口コミや評判をチェックしてみてください。
インターネットでのGoogle検索でもよいですし、SNSを使って検索してみてもよいでしょう。あまりにも評判が悪いところだったら、避けたほうがいいですね。
自分の利益を優先する専門家に注意
特定の金融商品を紹介することで利益を得るような専門家は避けたほうが安心かもしれません。人によって違いますが、銀行や証券会社に在籍している専門家などは、自社の商品やサービスを選んでもらうことで自分に利益が出るようになっています。
それでも、正確に判断してお客様にとって最適なものを提案してくれることもあるのですが、それを見定めるのは至難の業です。なかなか冷静に分析するのは難しいでしょう。
そのため、最初から中立的な立場からアドバイスをくれるサービスを選ぶほうが安心です。
中立的な立場からの提案がモットーの「マネプロ」をチェックする
まとめ
本記事は、お金の相談先やファイナンシャルプランナーに相談するメリット、無料相談できるおすすめサービス、お金の相談をする時の注意点について解説しました。
お金の相談をするなら、中立な立場で冷静に分析して個別にアドバイスをくれるところを選ぶのがおすすめです。
最近では、20~30代の若い世代を中心に、iDeCoやNISA、個人年金などの資産運用を始める方が増えてきました。安心した生活を守るために、早めに行動しておきたいですね。
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