高給を狙えるベンチャー企業の特徴と探し方!目指せ高収入

高給を狙えるベンチャー企業の特徴と探し方!目指せ高収入

「ベンチャー企業給料が安い」そんなイメージを持つ就活生も多いのではないでしょうか?

確かに、まだ成長段階の企業ですから最初から高収入を得るのは難しいかもしれません。しかし、成長志向が強いベンチャー企業は、成長スピードが早いです。

例えば、あのフリマアプリで有名なメルカリも数年前まではベンチャー企業というイメージでした。それが2016年マザーズに上場を果たし、2018年時点では時価総額約7172億円まで成長しています。

Apple社、Google社も元はベンチャー企業です。
会社の業績が上がるにつれ、インセンティブをもらえたり給料や役職が上がることも珍しくありません。

「ベンチャー企業に新卒で入社して、高給取りになりたい」と希望する学生もいるでしょう。

そこで、この記事では、高給のベンチャー企業の特徴と探し方について解説していきます。ベンチャー企業へ就職を希望している学生は、参考にしてみてください。

高給のベンチャー企業

高給のベンチャー企業

まずは高給のベンチャー企業にはどんな会社があるかチェックしてみましょう。

参考までに厚生労働省が30年に発表した賃金構造基本統計調査では、大卒の初任給の年収は206万円となっています。

大企業の場合は、20代の年収はそんなに高くはなく、役職がついてくる30代になってから徐々に上がっていきます。しかし、すべての人が役職につけるわけではありません。

対するベンチャー企業の場合は、成長スピードの連れ収入が上がり、役職のポストも空いていることが多いため、高給取りになる可能性が高いです。

週刊東洋経済の記事によると、GoogleやDeNAなどのメガベンチャーは、新卒からいきなり年収2000万、3000万で人材を引き入れているといいます。

現場で働くエンジニアの需要が圧倒的に足りていないため、未経験の新卒でさえ高収入待遇が用意されているのです。

これらを踏まえて、これから紹介する高給のベンチャー企業5社の年収面もチェックしてみてください。

freee

freee

2012年設立の株式会社freeeは、法人・個人向けの会計サービスを提供する会社です。事務管理を効率化する「会計freee」や「人事労務freee」を運営しています。

既に100万社もの事業者が利用し、2019年12月に東証マザーズに上場を果たしました。

この会計ソフト、私も使っていますが会計帳簿が自動で作られるのでとても便利。フリーランス仲間の使用率も高いです。

そんなfreeeの初年度年収は400万円。月給にすると33万円くらいです。フレックスタイム制で、年に2回の昇級タイミングもあります。

freeeの中でもエンジニア職は、経験とスキルを積めば年収1000万円を狙えるほど年収が高いと言われています。

コロプラ

コロプラ

2008年に設立された株式会社コロプラは、大ヒットゲーム「白猫プロジェクト」を開発・提供する会社です。

恵比寿ガーデンプライスの11階にオフィスを構え、従業員数はグループ全体で1200人(2016年時点)を超えます。
2012年12月に東証マザーズに上場、2年後の2014年4月に東証一部に市場変更しています。

コロプラの在籍3年未満の平均年収は、約580万円、エンジニアで約440万円です。新卒の月給は、28万円と平均よりも高いです。

ビズリーチ

ビズリーチ

CMでもおなじみの転職サービスを提供するビズリーチは、今注目されている企業の1つです。

2007年に設立され、新卒者を対象とした肉食就活サイト「ニクリーチ」やOBOG訪問サービスの「ビズリーチキャンバス」も提供しています。

就活や転職業界は競争率が高い中、転職サービス「ビズリーチ」で勢いが増している会社です。

ビズリーチの平均年収はプロジェクトリーダーで約500万円、エンジニアですと約845万円新卒の平均月給は約30万円です。

マイクロアド

マイクロアド

国内最大級のインターネット広告配信事業を手がけるマイクロアドは、広告とテクノロジーを組み合わせたアドテクの分野でも最大手です。

もとはサイバーエージェントの子会社でしたが、2007年に分社化しています。

設立から7年で年商80億円まで急成長したマイクロアドの平均年収は約541万円、新卒の初任給は32万円です。より優秀な人材を確保すべく、ポテンシャルの高い人には投資する実力主義の会社です。

Finkテクノロジーズ

2012年に設立されたFinkテクノロジーズは、人工知能と予防ヘルスケアを掛け合わせたパーソナルAIトレーナーFinkアプリを手がける会社です。

Finkアプリは、2018年Google Play ベスト オブ 自己改善部門大賞など、数々の賞を受賞しています。国内ダウンロード数NO.1のヘルスケアアプリです。

Finkテクノロジーズの平均年収は約730万で、40代後半部長クラスの年収は約1200万となっています。

高給を狙えるベンチャー企業の特徴

「ベンチャー企業に就職したいけどどんな企業を選んでいいかわからない」そんな学生のために、高給を狙えるベンチャー企業の特徴を紹介します。

高給を狙える=成長している企業ですから、様々な観点からその企業が伸びているかをチェックすることが大切です。

組織力のあるメガベンチャー

組織力のあるメガベンチャーというのは、楽天やDeNa、サイバーエージェントなどの成長した企業のことです。

メガベンチャーは他にも

  • グノシー
  • ミクシイ
  • ぐるなび
  • Yahoo
  • リクルート
  • グリー
  • DMM

などの企業があります。

ベンチャー企業やスタートアップは、社員それぞれが様々な業務をこなしながら成長していきます。しかし、ある程度まで成長すると、さらに事業を拡大するために組織力を強化が必要です。

組織とは、目的達成を目指してそれぞれが役割を全うする集団のことを言います。社員が一致団結して力を発揮する。それが組織力です。

組織力の強化には、個々のスキルを活かせる人事配置や社員を育成する制度の整備が必要です。

組織力が強い企業は、違う事業でも成功を収めやすく、会社がさらに成長することで高給を狙えます。

市場が伸びている業界

伸び盛りの市場に参入している企業は、社会全体の追い風を受けて成長しやすいです。

例えば現在では、オンライン会議や商談ができるZoomやオンラインフィットネスのLEAN BODYなどです。
このようなWEBサービス系は在庫を持たず、低リスクで高い利益を得られます。

伸びている市場に合った商品やサービスを提供する企業は成長する可能性が高く、高給も期待できるでしょう。

補助金やベンチャーキャピタルから投資を受けている

ベンチャー企業のように起業して間もなく、資金も心もとない場合はベンチャーキャピタルで資金を得ます。

ベンチャーキャピタルとは、今後成長が期待できる企業が未上場のうちに投資し、上場した時に株式売却益を得る投資会社のことです。

ベンチャーキャピタルから投資を受けている企業は、将来性があると判断されたことになります。企業が躍進するかを計る上で、参考になる部分です。

高給なベンチャー企業の探し方

高給ベンチャー探し方

ベンチャー企業は、かなりの数がありその中から高給で優良な企業を探し出すのはなかなか難しい作業です。

  • 「高給なベンチャー企業ってどうやって見つけたらいいの?」
  • 「ブラック企業じゃないよね?」

と考える学生も多いでしょう。

そこでこの項では、高給なベンチャー企業の探し方を紹介します。学生でも比較的簡単にチェックできるものなので、ぜひ就活に役立ててください。

企業向け賞の表彰企業をチェック

高給なベンチャー企業を探すためのポイントになるのが表彰制度です。

「この分野でこの企業は素晴らしい功績を収めた」
「これからの成長が期待される企業はここ」
など、社会に貢献したり偉業を成し遂げた企業が有望企業として表彰されます。

国内には様々な賞があり、企業のモチベーションアップに繋がっています。

例えば、有名な賞は以下のようなものです。

  • 経済産業省の「日本ベンチャー大賞」
    経済産業省が有望なベンチャー企業として称える賞。国のお墨付き。表彰式には総理も駆 けつける
  • 中小企業庁の「はばたく中小企業300社」
    様々な分野で活躍した中小企業を300社選定し表彰する。
  • ベストベンチャー100
    「ビジョン」「売上高」「営業利益」「成長理由」を審査項目に、成長を期待される企業  100社を選出
  • 中小企業基盤整備機構「Japan Venture Awards(JVA)」
    社会的課題の解決や潜在成長力の高い事業を行う、創業15年以内のベンチャー企業を称 える制度

現在活躍している有名企業、Greeやオイシックスなども、未上場の時にベストベンチャー企業100に選ばれその後上場しています。

受賞歴のある会社は、成長を期待されていることは間違いないので、将来性をチェックする上でかなり参考になるでしょう。

大学のキャリアセンターを利用

ベンチャー企業の中には、大学のキャリアセンターに新卒募集の求人を直接持ち込むことがあります。

多くは中小企業になりますが、中には成長株の高給ベンチャー企業も含まれていることがあるので、必ずチェックしておきましょう。

また、キャリアセンターのスタッフにベンチャー企業への就職を希望しており、求人があればすぐに紹介してもらうよう伝えておくのも忘れずに。

学歴の高い大学ほど、いい求人が集まります。無料で使えるものは大いに活用して情報を集めましょう。

逆求人型サイトでオファーを待つ

通常の就活では学生が企業にエントリーするのが主流です。

逆求人型サイトはその逆で、企業が学生にオファーを出すスカウト型の就活サイトになります。

企業が採用したいと思う学生を選ぶので、早期内定を得る可能性は高いです。

ITベンチャー企業が多く登録されているWantedlyや中小ベンチャーが多いirootが学生に人気です。エントリーするより楽に就活できます。

合同説明会に参加する

セミナーや合同説明会では、これから成長が期待できる高給ベンチャー企業と直接出会えるチャンスです。

特に、規模が大きくない中規模の説明会では、実際に面接や選考を行う人事社員と話せる絶好の機会。

企業理解も深まりますし、大規模な説明会では出会えないニッチな領域に挑戦するベンチャー企業など面白い出会いもあります。

説明会やセミナーで好感触を得られれば、特別な懇親会や見学会のオファーや1時面接なしなど優遇されることも珍しくありません。

実際、私が中小規模の説明会に参加した時、人事社員に色々と質問していたら「そんなに興味があるなら一度会社を見にきませんか?」と見学に行けることになり書類選考は免除してもらえました。

こんなラッキーなこともあるので、中小説明会は積極的に参加してみましょう。思っている以上の収穫を得られる可能性がありますよ。

ベンチャー企業の情報発信サイトなどをチェック

高給ベンチャー企業を探すなら、ベンチャー企業の情報が掲載されたメディアのチェックは外せません。

以下の4つのメディアはオススメです。

  • TechCrunch(テッククランチ)
    スタートアップ企業の紹介や業界の重要ニュースを扱う
  • Zuva
    世界の有望スタートアップの発見ができる
  • Techable(テッカブル)
    国内外のスタートアップ特に、IT系企業に特化
  • THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
    スタートアップ関連の話題が豊富。読み物として面白い

高給ベンチャー企業に就職したい学生は、業界・企業研究にも役立つ情報がありますのでマメにチェックしておきましょう。

気になる企業があれば、企業のHPから新卒募集がないか確認できます。
募集がなくても直接問い合わてみると意外に教えてもらえますので、どんどん行動してチャンスをつかんでください。

ベンチャーに詳しい就活のプロに教えてもらおう

高給ベンチャー企業に就職したいと思ったら、ベンチャー企業に詳しい就活のプロに頼るのも1つの手段です。

例えば、多くのベンチャー企業が登録している就活サイトJobSpringでは、キャリアアドバイザーが学生にあった企業を紹介してくれます。

  • 「高給ベンチャーに就職したいけどスキルがなくても大丈夫かな?」
  • 「どの企業が自分にあっているかわからない」

といった就活生が抱えやすい悩みも、就活のプロに相談することで解決に導いてもらえるでしょう。

自己分析や企業研究の方法、エントリーシートの書き方、面接対策など就活に関わる全てのことを無料でサポートしてもらえます。

就活生はやることが多く、つまずくことも多々あります。
そんな時、すぐに相談できる人がいるのは、時間の短縮にもなりますし何より心強いですよね。

効率的に高給ベンチャーに就職したい人は、この記事で紹介した項目を参考に、JobSpringなどの就活サイトをフル活用して就活を進めていきましょう。

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