冷蔵庫は日々の生活において必須アイテム。これがなければ、生活ができないと言っても過言ではありません。
購入する際に絶対失敗できない冷蔵庫。しかし、世の中には買ってはいけない冷蔵庫メーカーがあるのをご存じでしょうか?
買ってはいけない冷蔵庫メーカーを選んでしまうと「すぐに壊れた……」「食材が全然冷えない……」といった思いをする恐れがあります。
また、買ってはいけない冷蔵庫メーカーある一方で、おすすめの冷蔵庫メーカーというのも存在します。
そこで今回は、評判などをもとに買ってはいけない冷蔵庫メーカーを3つご紹介します。
その特徴に加えておすすめの冷蔵庫メーカーも3つお伝えするので、ぜひ最後までお付き合いください。
買ってはいけない冷蔵庫メーカー。冷えない?壊れる?マクスゼンなど
まずは、買ってはいけない冷蔵庫メーカーをご紹介します。
吉井電機
1つ目の買ってはいけない冷蔵庫メーカーは「吉井電機」です。
吉井電機は創業60年の老舗家電メーカー。冷蔵庫に関しては「Elabitax」「Abitelax」というブランドで製造・販売しています。
価格は非常に安いとあって購入する人は多いのですが、実は故障が多くておすすめできません。
特に、冷蔵庫内のプラスチック棚が非常にもろく、吉井電機の冷蔵庫を長く使っていて、棚が割れていないものの方が珍しいくらいです。
やはり、価格が安いのにはそれなりの理由があるようですね。価格の安さだけで冷蔵庫を選ぶのは避けるようにしてください。
フィフティ
2つ目の買ってはいけない冷蔵庫メーカーは「フィフティ」です。
こちらは激安家電を販売するメーカー。冷蔵庫に関しても非常に低価格なため、とにかく食材が冷えればよいと考える方に人気です。
しかし、フィフティは故障が多いことでも知られています。
中でも、冷凍室の効きが悪くなりやすいようで、冷凍室の食品が溶けるといった不具合が非常に多くなっています。
冷蔵庫は食材を冷やしてなんぼの家電なので、食べ物を冷やせなくなる冷蔵庫は選ぶべきではないでしょう。
maxzen(マクスゼン)
3つ目の買ってはいけない冷蔵庫メーカーは「maxzen(マクスゼン)」です。
とにかく冷蔵庫をはじめとする家電の価格が安いメーカー。しかし、コストダウンによって低価格を実現しているだけあって、機能面で不安を感じる点があります。
冷蔵庫に関しては、霜取り機能が付いていない商品が多いのです。
この霜取り機能が付いていないと自分で霜を落とす必要があります。これを怠ると故障の原因に繋がります。
これが原因なのか、maxzen(マクスゼン)は「冷蔵室も冷凍室も効きが悪くなる」といった不具合が多発しているのです。
いくら安くても機能面に不安があり、そのせいで冷蔵庫としての機能すら果たせないようなら、買わない方がよいでしょう。
買ってはいけない冷蔵庫メーカーの特徴
続いては、買ってはいけない冷蔵庫メーカーの特徴について解説します。
故障が多い
1つ目の買ってはいけない冷蔵庫メーカーの特徴は故障が多いというものです。
冷蔵庫の平均寿命は10~15年程度とされています。そして、メーカーの保証は大抵5年です。
もし、あなたが購入を検討している冷蔵庫メーカーに、これらの期間より短い年数で故障したという口コミ・レビューが多いなら、そのメーカーは故障が多いと判断できます。
特に5年に満たない期間での故障が多発している場合は、その冷蔵庫メーカーは買わない方がよいでしょう。
価格が安い
2つ目の買ってはいけない冷蔵庫メーカーの特徴は価格や安いというものです。
冷蔵庫は高価なものなので、安い価格で買えるのは誰でも嬉しいでしょう。しかし、安い価格で販売しているのには必ず理由があります。
最も多いのが製造コストの削減です。手抜きとまでは言わないものの、安いコストで製造できるように製造工程を少なくしたり、1つの工程にかける時間を短くしています。
当然、一つひとつの作業にかける時間が短ければ、商品の不具合も増えるでしょう。
冷蔵庫には相場価格があるので、その価格より極端に安い商品を販売するメーカーは避けることをおすすめします。
目安となる価格帯を掲載しておくので、ぜひ参考にしてみてください。
容量 | 平均価格帯 |
~100L | 9,500~69,100円 |
100~200L | 18,600~63,800円 |
200~400L | 29,800~183,500円 |
400~550L | 97,700~276,800円 |
550L~ | 140,000円~ |
霜取り機能がない
3つ目の買ってはいけない冷蔵庫メーカーの特徴は霜取り機能がないというものです。
今では、どの冷蔵庫メーカーにも備わっている機能ですが、一部の安価な冷蔵庫メーカーには霜取り機能が備わっていません。
しかし、霜取り機能がないと自分で手間をかけて霜を落とさなければなりません。そして、その作業は非常に面倒です。
面倒な作業なら誰でもやりたくありませんよね?
すると、次第に作業がおろそかになって冷蔵庫が故障。修理か買い替えが必要な状態に陥ります。
どんなに安い冷蔵庫を購入するにしても、霜取り機能があるものを選んでください。
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買ってよかった冷蔵庫メーカー
最後は、おすすめの冷蔵庫メーカーをご紹介します。
日立
1つ目のおすすめ冷蔵庫メーカーは「日立」です。
日立の冷蔵室は、「真空保存」や「プラチナ触媒」などの技術を駆使して、肉や魚の鮮度を保つ工夫をしています。
中でも「真空チルド」機能は、食材の栄養素を損なわず新鮮な状態をキープします。
極端な話、日立の冷蔵室で冷やした食材は、他の冷蔵室で冷やした食材よりも美味しいうえに栄養価が高いというわけです!
他にも、ラップなしで食材の乾燥を防ぐ密閉構造を採用していたり、冷蔵庫に充満するニオイを軽減する機能を兼ね備えていたりします。
食材を長期保存するための機能も充実しているので、新鮮で美味しい状態を長く保ちたい方におすすめです。
三菱電機
2つ目のおすすめ冷蔵庫メーカーは「三菱電機」です。
独自の、過冷却現象を応用した「氷点下ストッカーD A.I.」は、肉や魚といった傷みやすい食を長期保存するのに便利です。
また、冷凍した食材を解凍なしで調理できる「切れちゃう瞬冷凍A.I.」という機能は、忙しい時でも時短調理ができるとあって、主婦の方から高評価を得ています。
ちなみに三菱電機の冷蔵庫は、高性能な断熱材を使用した「薄型断熱構造SMART CUBE」を導入。大容量なのに幅はスリムという本体サイズを実現しています。
置くスペースに限りがあるというご家庭にピッタリなのが三菱電機の冷蔵庫です。
Panasonic(パナソニック)
3つ目のおすすめ冷蔵庫メーカーは「Panasonic(パナソニック)」です。
非常に使い勝手のよい冷蔵庫を数多く販売するメーカー。
一部の冷蔵庫には、コンプレッサーを本体上部に導入した「トップユニット方式」を採用していて、下部の冷凍室・野菜室の容量を広く確保しています。
また、肉や魚の鮮度を落とさない「微凍結パーシャル」や、野菜の鮮度を保つ「Wシャキシャキ野菜室」など、食材を大切にする機能が充実しています。
他にも、脱臭・抗菌効果が期待できる「ナノイーX」という独自技術を持っています。
食材を常に新鮮な状態に保ちたい方や、冷蔵庫のニオイが気になるという方におすすめなのがパナソニックの冷蔵庫です。
>>Panasonic(パナソニック)のおすすめ冷蔵庫はこちら
まとめ
今回は、買ってはいけない冷蔵庫メーカーについて解説しました。
日本には、高品質な冷蔵庫を製造するメーカーがある一方で、「故障が多い」「極端に価格が安い」などの特徴を持つ冷蔵庫メーカーも存在します。
もちろん、これらの冷蔵庫メーカーが極端に悪いわけではありません。しかし、冷蔵庫は長く使うものなので、後先を考えるなら質のいい商品を選ぶ方がよいでしょう。
あなたが冷蔵庫の購入を検討しているなら、ぜひ本記事を参考に高品質の冷蔵庫を選んで見てください!
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