IT業界の志望動機|文系や未経験でも突破できる書き方【例文付き】

IT業界の志望動機|文系や未経験でも突破できる書き方【例文付き】

「IT業界に興味あるけど、自分にはITのビジネス経験がなくて、どのように志望動機を書いていいのか分からない。」と考えらえる就活は多くいらっしゃいますよね。
IT業界の志望動機をエントリーシートに書こうとしてもなかなか上手く行かず、以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか?

「なぜIT業界なのか?が上手く志望動機に書けない」
「文系出身でIT業界の志望動機ってどう書けばいい?」
「新卒IT未経験だから、面接で説得力のある志望動機が難しい」

IT未経験でも文系でも、面接官に納得してもらえる志望動機をしっかり伝えられたら理想ですよね。
近年のIT業界では、技術力よりも、積極性やコミュニケーション能力を重視しているため、「志望動機」がとても大事になってくるのです。

そこで、本記事では「IT業界志望動機」について、書き方のコツ、文系や新卒、未経験をシチュエーションに分けた例文で分かりやすくご紹介します。
IT業界の志望動機を書く際のポイントを抑えながら、ぜひ活用してみてください!

IT業界志望動機の書き方・ポイント


まずはじめに、IT業界志望動機の書き方で重要なポイントは大きく分けて2つです。
文章を書く際、相手に伝える際の基本的な考え方となるので、志望動機を書く時には、常に意識を持ってみましょう。

他の業界でも使いまわせる表現は避ける

志望動機を書く際に大事なのは、「このIT業界で働きたい」ということを表現することです。
IT業界以外でも通用する志望動機を書いてしまうと、採用面接官に「別にIT業界じゃなくてもいいよね」と返されてしまう可能性があるからです。


 例えば、

「見えないところから社会を支えられる」
(今まで縁の下の力持ち的な役割を担うことが多く、それにやりがいを感じるから)


と言った志望動機が挙げらえるとしたならば、

「インフラ系の電力、ガス、通信系などの業界ではダメなのか?」

とこれらのように、「なぜIT業界なのか?」が伝えられない場合、他の業界でも使いまわせる表現なので、志望動機の説得力は低迷してしまいます。
自分の考えている志望動機があるとしたら、その志望動機が、「他の業界でも通用するのではないか?」と一度違う視点から見てみましょう。

「なんで」の自問自答を繰り返す

「なんで」の自問自答を繰り返す目的は、「具体性を生み出す」ためです。
面接官は、必ず志望動機に「なんで〇〇したんですか?」や「なんで△△ではダメだったんですか?」などと「なんでなんで」質問をしてきます。

例えば、上記のテーマで挙げられている面接官の返しも一つの例ですよね。

志望動機を書く際は、「なんでそう考えるのか」「なんでその行動をとったのか」「他では代わりにならなかった理由は何か」と自問自答をしていくことがポイントです。
一つの文章に10回ぐらい「なんで?」の自問自答を繰り返すことで、たとえ面接官が志望動機に深掘りされたとしても、慌てず答えることができるでしょう。

IT業界志望動機の例文【文系向け】

それでは、文系出身者が書くIT業界の志望動機の例文をご紹介します。

まず言えることは、文系だからIT業界に不利ということは決してありません。文系で技術者になれるのは、むしろIT業界ぐらいとも言われています。

文系出身者のIT業界志望動機【例文①】

貴社を志望した理由は、「農業×テクノロジー」という軸であるサービスを業界一のシェア率で誇っている点です。農業生産者はもちろん、消費者が食に対する安全性やオーガニック食品に関心を持ち始めている中、貴社のECサイトを通じて生産者と消費者を繋ぐシステムが果たす役割は大きいと考えています。私自身、学生時代には農業体験やファーマーズマーケットについて研究しており、「従来の農業スタイルだけでは限界がくる」という課題意識がありました。よって、貴社が掲げる『生産者のこだわりが正当に評価される世界へ』というビジョンに非常に共感しています。学生時代に学んだことを活かしながら、一日でも早くシステムエンジニアとして貴社に貢献できるよう尽力して参ります。

文系出身者のIT業界志望動機【例文②】

私は東日本大震災後のボランティア活動を通して、震災地に暮らしていた住民の話を聞く中で情報格差が災害時に及ぼす影響の大きさを痛感しました。災害時、若者はSNSを活用して避難所の場所や空き情報を入手することができましたが、高齢者の場合、各地域の掲示板に情報が掲載されるまで身動きが取れないという情報がありました。近年では、通信技術が進歩し、世の中が便利になっていく一方、その恩恵を受けられる人と受けられない人の二極化が進んでいることに強い課題意識を持ちました。私は、災害の多い日本でこそ、ITリテラシーのない人でもすべての人々が安全に暮らせる仕組みを築き上げたいと考えています。御社は膨大な顧客基盤を保持していることから大規模なビジネス展開を行いやすいという点、新技術に強みを持ち、現在も災害時のドローンの活用など社会課題の解決に力を入れている点から御社ならば私の思いを実現できると強く考えています。

IT業界志望動機の例文【新卒・未経験向け】

続いては、新卒・未経験向けの例文をご紹介します。

新卒や未経験だからIT業界に不利ということはありません。
ぜひ、志望動機を考える際の参考にしてみてください。

新卒・未経験のIT業界志望動機【例文①】

私は貴社の製品を通じて組織のチームワークを向上させることで、人々が多様な生き方を実現できる社会づくりに貢献したいと考えています。休学中に経験した株式会社○○でのインターンシップにおいて、ITの活用が人々の働き方を変え、ひいては生活の質全体を豊かにしていく例を多数目の当たりにしました。この経験から、〇〇システムの活用がチームワークを高めることによる生産性の向上に、大きな期待を抱いています。少子高齢化や都市一局集中などといった様々な課題を抱える日本社会において働き方に変革をもたらすことは、今後たくさんの人々の多様な生き方を支援することに直結すると考えました。以上の理由から私は貴社を志望いたします。

新卒・未経験のIT業界志望動機【例文②】

社会に大きく貢献することで人々の暮らしを支える仕事がしたいからです。私は社会貢献こそ自分を成長させ,さらなる挑戦を可能とする原動力であると考えます。中でも電気通信は,人々の暮らしに必要不可欠なものであり,当たり前に存在していなくてはならないものです。この電気通信を安定的に供給し続けるこそ、ライフラインを支えることであり、社会に貢献していることだと考えています。そして,大学での研究活動を通して培ってきた電力通信の専門性を活かすことで,電力の安定供給を実現し,地域格差なく社会に貢献したいという理由から貴社を志望いたします。


まとめ

IT業界の志望動機を書く時のコツや考え方を踏まえた上で、文系・新卒・未経験向けの例文を紹介しました。
上記でも述べましたが、文系、新卒・未経験だからという理由でIT業界に不利ということはありません。

最近では、スキルよりも「どういう努力をしてきたのか」や「積極性」を重視している企業が増えています
だからこそ、「志望動機」の重要性が高まっているのです。

そうは言われても、「IT業界の志望動機を考えるのは難しい」そのような人は、エージェントに相談することも、視野に入れてみてください。
IT業界の志望動機を書きたいという就活生は、レバテックルーキーがIT業界に特化しているエージェントなので、おすすめです。

ぜひ、IT業界に向けて、自分を最大限にPRできる志望動機を作り上げていきましょう!

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