就活で使えるガクチカがない…ガクチカを見つけるための方法をご紹介

就活で使えるガクチカがない…ガクチカを見つけるための方法をご紹介

「学生時代に力を入れたことが上手く書けない」

「就活で話せるほど大したエピソードなんてない・・・」

そう悩んでいませんか?

いわゆる”ガクチカ”と言われる「学生時代に力を入れた・頑張った」ことは、いざ言葉にしようとしても難しいと感じますよね。

自分では頑張ったと思ったことがあっても、周囲と比較してしまうとあまりインパクトがなくて自信がない、という感じる人もいるでしょう。

そこでここでは、就活でのガクチカをどのように見つければ良いのか、もしこれから作るのであればどのように作ってよけば良いのかということについて考えてみましょう。

ガクチカない。就活でのガクチカの見つけ方

冒頭でもお話しした通り、ガクチカというとインパクトがないといけないと考える人も多いでしょう。

でも実は、ガクチカで求められるのは立派な実績よりも、その「過程」と「取り組んだ理由」とされています。

そのことを念頭において、ガクチカの見つけ方をお話ししてみます。

自分が日常的にやっていることを書き出してみる

まずは、自分が日常的にどのような行動をしているかを書き出してみましょう。

日常的な行動が、人と全く同じということはあまりないと思います。

その自分の行動の中で、「これは多分、自分しかやらないな」と思うものを、まずは抜き出してみます。

もちろん、小さなことで構いません。

例えば、毎日寝る前の習慣として、次の日の準備(着る服を決めたり大学に持っていくものを確認したりするなど)をしてから寝るようにしている、ということでも良いです。

小さなことであっても、なぜ毎日続けていたのかという理由が重要なのです。

上の例の場合、その行動が習慣化した理由が「忘れ物をしてしまうことがあるので、人よりも落ち着いて確認出来る時間を確保したいから」だったとします。

それは「忘れ物をしやすい」という自分の弱点を、日々努めて改善しようとしていたということになります。

そうすれば、この場合のガクチカは、「”忘れ物をしやすい”という自分の弱点を改善することを常に意識して行動してきたこと」になるのです。

目立ったことである必要はないので、まずは、自分の日常行動を細かく振り返ってみましょう。

自分のSNSを振り返ってみる

日記やブログを付けている人であれば、それでももちろん構いません。

ただ今は、SNSをやっている人も増えてきているので、頻繁に更新している人はSNSを振り返って見ましょう。

ほとんどの人が、何か楽しいことや嬉しいこと、悲しいことや悔しいことなど、自分にとって心を動かされたことがあった時にSNSを更新します。

発信したい!と思った時に、その時の気持ちをそのまま発信する人は多いと思うので、自分にとって印象に強く残っている出来事もいくつか見つかると思います。

その中で、ガクチカを考えるためのヒントになりそうなエピソードを探してみましょう。

周囲の人の言われた言葉で印象的だったことを思い出してみる

言われたことを思い出す、と言われるとなかなか難しく感じますし、そうたくさんは思い出せないという人は多いでしょう。

私もそう多くは思い出せませんでしたが、人に言われた言葉からヒントを得て私はガクチカを見つけることが出来ました。

私は、家に帰ってから勉強をするということがあまり好きではなかったので、大学の講義後は毎日同じ場所で、大学が閉まるまで復習・予習をしてから帰るようにしていました。

何となくなっていたことだったので普通のことだと思っていましたが、ほぼ毎日欠かさずやっていたのを友人が見ていて「よく続くよね」と声をかけてくれたことがあります。

自分の中では普通のことと思っていたり、他にも同じようなことをしている人がいたりする行動かもしれませんが、友人からの言葉を受けて一つのエピソードとすることが出来ました。

大きなことでなくても良いので、周囲の人に言われた言葉の中で自分にとって印象的だった言葉を振り返ってみましょう。

ガクチカない。新しくガクチカ を作るのにおすすめの方法

ここまでの方法でもガクチカが見つからない…という人は、これから新しくガクチカを作ることになるでしょう。

それでは、どのようにガクチカを作れば良いのでしょうか。

ここでは3つの方法をご紹介します。

卒論や研究に力を入れる

卒論は、就活が落ち着いてから本格的に力を入れるという人がほとんどです。

その中でも早めに、卒論を意識した情報収集や勉強、卒論執筆を開始することによって、勉学に力を入れていると言える理由につながります。

何に興味を持って、どう考えてどう感じ、どのようなテーマに決めたのか、そしてどのような取り組みを行って卒論執筆に取り組んでいるのか、ということを深堀しましょう。

学問に力を入れているということが伝わりやすくなるように、出来る限り内容を具体的にしておきましょう。

Webライティングを始めてみる

文章を書くことが好きな人は、Webライティングを始めてみることもオススメです。

Webライティングは、文章をただ書くだけではなく、読む人がどのような情報を求めているのか、どうすれば伝わりやすいのか、ということを考える必要があります。

そのため、求められている情報を汲み取る力や、相手に伝わりやすくするための文章構成力を身に付けることが出来ます。

もちろん、何も考えずにただ書いているだけではそのような力はつきませんし、ガクチカとして話すことが出来るような経験にはなり得ません。

自分がどのような力を身に付けたいと考え、どのようなことを意識しながら文章を書いているのか、ということは明確にしておくべきです。

今は、クラウドソーシングで誰でもWebライティングの仕事を受けることが出来ますので、実案件に携わることで、より実践力を身に付けることも可能です。

この場合でも、何を意識して、どのような考えからWebライティングを始めようと思ったのか、ということは明確にしておく必要があります。

長期インターン

スケジュールとして間に合いそうであれば、企業の長期インターンにも参加してみましょう。

長期インターンは、就活で一番、具体的なイメージとして伝えやすい経験ですし、もし志望する企業でのインターンであれば尚更伝わりやすくなります。

ただ、インターンに参加する際は、参加する理由や目的、自分なりのゴールをきちんと設定しておくようにしましょう。

ただ参加しただけでは、結局ガクチカとして伝えられる内容のものは準備できません。

事前準備はとても大切なので、意識して準備するようにしましょう。

ない人向け!ガクチカ の例文

どうしてもガクチカがなくて、上手く文章が作れないという人もいると思います。

その場合に参考になるような例文を、ここではご紹介してみます。

テーマに沿ってそれぞれご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

バイト

「私は学生時代、コンビニエンスストアでのアルバイトに打ち込みました。

 このアルバイトに打ち込んだ理由は、雑談力を身に付けたいと思ったからです。

 私は、目的のある話であれば誰とでも話すことが出来るのですが、特に共通点のない人と話すということになると途端に上手く話せなくなってしまうことが悩みでした。

 コンビニは、幅広い層のお客様が利用されますし、働くスタッフも、年齢層でいえば高校生から定年後の方まで、最近では外国の方もいて幅広くいろいろな人と関わることが出来る環境です。

 そのような環境の中で、積極的に自分から会話をするように努めたことで、今はどのような方が相手であっても、相手に合わせて他愛もない会話を自然と出来るようになりました。

 この経験を活かし、お客様とも常に雑談を通して距離を縮め、信頼関係をしっかりと築くことが出来るような仕事をしていきたいと思っております。」

サークル

「私は学生時代、バレーボールのサークルに打ち込みました。

 このサークルに打ち込んだ理由は、マネジメントの視点を身に付けたいと思ったからです。

 私はサブリーダーを務め、下級生のフォローをする立場に立つことが多かったのですが、それぞれの長所を活かして、一人一人をきちんと活かしたいと思っておりました。

 それぞれに合った役割を割り振ることで、それぞれがやりがいを感じ、積極的にチームに貢献したいと思えるようなチームを作ることを目指して活動をしてきました。

 このサークルでの経験を通して、「常にコミュニケーションを取り、都度状況や気持ちの変化を汲み取ることの大切さ」を学びました。

 後輩から先輩には、なかなか意見や思いを言いづらいのでこちらから汲み取ってあげるように、個々と話す時間を意識して作ることが重要です。

 社会人となり組織の一員となった場合も、常に周囲の声に耳を傾け、「適材適所」を実現する組織作りに貢献したいと考えております。」

インターン

「私は学生時代、2ヶ月の長期インターンシップに力を入れました。

 このインターンシップに力を入れた理由は、マーケティング業務の適性が自分にあるのかどうかを試したかったからです。

 私はマーケティングの仕事に興味を持っていましたが、具体的な仕事の内容を知ったり実務の経験をする機会がなかなかなく、具体的にイメージがつきづらいと感じていました。

 インターンで実際にマーケティング業務に関わらせて頂いたことで、マーケティングと一言で言っても、やるべきことはとても幅広いということを知りました。

 また、効果を出すためには一定の期間が必要なことや、思っている以上に常に試行錯誤が必要であることも知り、業務の奥深さを感じました。

 その企業では、Webマーケティングを取り扱っていなかったので入社には至りませんでしたが、この期間で学んだ「試行錯誤を繰り返すことの大切さ」は今後も活かしていきたいと思います。」

ガクチカ は就活のプロと一緒に考えよう

自分で探して考えてみたものの、やはり上手くいかないという人もいると思います。

その時は、就活エージェントに相談してみましょう。

就活エージェントとは、応募書類の添削や面接対策など、就活に関わることのほとんど全てについてサポートをしてくれるサービスです。

事前対策のサポートだけでなく、就活生一人一人に合った企業を紹介してくれたり、面接日程の調整など、就活の最初から最後までをしっかりとサポートしてくれます。

就活エージェントは、就活に関する知識や就活生のサポートをやってきた経験が豊富にあるので、的確なアドバイスをしてくれます。

また、自分だけでは気付くことが出来なかったガクチカを見つけるためのサポートもしてくれますので、積極的に活用してみてください。

ここでも、いくつか就活エージェントを紹介してみます。

キャリアチケット

コンサルタント自らが企業に直接訪問して、労働環境なども確認の上で紹介してくれるので、紹介企業の質はとても良いです。

ただ、大企業というよりも、中小企業やスタートアップ企業多いので、ネームバリューよりも企業の質にこだわりたいという人にオススメです。

内定率は8割をこえているので、高確率で内定を獲得することが出来ます。

内定することがゴールではなく、入社後のキャリアプランまで考えて企業の紹介や就活サポートをしてくれることも特徴の1つです。



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JobSpring

AIを活用したマッチングによって、学生一人一人にあった企業を紹介しているので、マッチング率がとても高くなっています。

そのため、内定後の早期退職率は驚異の0.1%となっています。

何社も一気に紹介するのではなく、適性に応じた3~5社に絞って提案をしてくれるので、とても確度の高くなっています。

エージェントは若い方が多いので、ベテラン感というよりも親しみやすさを求めている人には使いやすいサービスとなります。



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キャリアパーク就職エージェント

かなり厳選した上で提案する企業を決めているので、とても質のよい企業を選定してくれます。

また、登録するだけで、過去に有名企業に内定した学生たちのエントリーシートなどの資料が無料でもらえるので、ひとまず登録しておくのも良いでしょう。

ただ、東京を中心とした関東圏を主に対象としているサービスなので、地方での就職を考えている人にとっては、あまり有益ではないかもしれません。

上記でご紹介した就活エージェントは登録無料で利用できますので、まずは登録をしてみて活用してみてください。




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