電気代が高い原因調べる方法!使ってないのに高い。異常に高い原因の調べ方

電気代が高い原因調べる方法!使ってないのに高い。異常に高い原因の調べ方

去年の電気代や1、2ヶ月前の電気代と比較した時、「電気代が高くなった」と感じたことがあるのではないでしょうか。

そんな時、「こんなに電気料金の請求額が上がったのはおかしい」「急に電気料金上がったけど心当たりがない」といった悩みや不安が浮かんで来ますよね。

さらに、ロシアのウクライナ情勢による電気代高騰のニュースを聞いて、「電気代が高くなるんじゃないか」と不安に思うのではないでしょうか。

電気代が高くなったり、電気代高騰のニュースを聞くと「少しでも安くしたい」と思いますよね。

結論、高い電気代を安くするためには、エネチェンジで電力比較をすること。

エネチェンジは国内最大の電力比較サイトで「自分にとって安い電力会社」を教えてくれます。

そこで今回は、電気代の内訳の説明に加えて、電気代が高い原因と高い電気代を安くする方法をご紹介します。

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使ってないのに高いのはなぜ?電気代が高い原因を調べる方法:旧一般電気事業者

旧一般電気事業者とは、一般の消費者に向けて発電・送電・配電を行う電力会社のことです。

日本には10社の旧一般電気事業者があります。下記の業者が旧一般電気事業者です。

北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力

中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力

電気料金が高い原因を知るためには、その内訳を知っておく必要があります。

電気料金の内訳は

「基本料金」+「電力量料金」±「燃料費調整額」+「再エネ賦課金」

の4つで構成されています。

基本料金基本料金は毎月かかる固定料金のことです。
毎月の電気の使用量の料金は含まれません。
電力量料金毎月の電気の使用量による料金のことです。
電力量の料金の単価×使用量で算出することができます。
電力量料金は、利用するkWhによって1kWhの値段が変化します。(例)120kWhまでは20円、120以上kWh以上は30円
燃料費調整額火力発電の際に使われる石炭や液化天然ガスといった燃料の値段です。
そのため、燃料の単価が上がれば電気料金も上がり、燃料の単価が下がれば電気料金も下がります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金電力会社は一定期間、一定の額で水力発電・風力発電・地熱発電といった再生可能エネルギーを買い取ります。
電気を利用する消費者も一緒に買取費用を負担するというものです。
単価は全国一律で設定され、その単価に毎月の家庭の電力使用量を掛けて料金を算出します。


毎月の電気料金の調べ方は、月々の電気料金の確認は紙の請求書、またはWEBサイト上の会員向けマイページで確認することができます。

電気料金の計算の例として、「月に150kWh使用し、燃料調整費が3円値上がりした場合」で計算したものをご紹介します。


基本料金:1,100円

電力量料金:20円×120kWh+30円×30kWh=3300円

燃料調整費:3円×150kWh=450円

再エネ賦課金:3円×150kWh=450円

=1,100円+3300円+450円+450円

=5,300円

このような計算で、毎月の電気料金を算出することができます。ぜひ参考にしてみてください。

電気代が異常に高い原因を調べる方法:新電力

新電力とは、旧一般電気事業者以外の電力業者のことです。

新電力の代表的な会社は

・東京ガス

・ドコモでんき

・Looop電気

などがあります。

新電力による電気料金の調べ方は、旧一般電気事業者と同様に、Webの会員ページから見ることができます。

料金の内訳も同様に

「基本料金」+「電力量料金」±「燃料費調整額」+「再エネ賦課金」

によって算出することができます。

電気代が高い、急に上がった原因

次は、電気代高騰の対策につながる「電気代が高くなる原因は何か」についてご説明していきます。

燃料費の高騰

電気代が高くなる原因の1つは、燃料費の高騰です。

電気代に「燃料費調整額」が含まれているので、燃料の単価が高騰すると電気代も高騰してしまいます。

また、日本は、石炭や液化天然ガスといった火力発電の燃料のほとんどを海外からの輸入で賄っているので、海外の情勢によって電気料金に大きく影響します。

ここで、どのように燃料費調整額が変化しているのか知るために、2019年から2021年のかけての燃料費調整額の推移を見てみましょう。

<出典>東京電力 燃料費調整単価一覧表(低圧)

2021年1月と2022年1月の燃料費調整単価(従属料金)で比較した時、1年で1kWhにつき5円値上がりしていることが分かります。

さらに現在、ロシアによるウクライナ侵攻によって石炭や液化天然ガスの輸入額が高騰しているのも、値上がりの原因になっています。

電気消費量

電気の消費量が多くなる要因は

・コロナ禍によって在宅時間が増えた

・オール家電にした

・使っている家電が古い

など、様々あります。

特に、約20年前の家電と現在の家電の電力消費量を比べると、約40%もの差があります。

電気代が高くなった方は、使っている家電や、生活の変化があったかどうか確認してみましょう。

盗電

もし、電気を全く使っていないのに電気料金が急に高くなった場合、盗電の可能性があります。

盗電は、電気メーターによって調べることができます。

決まった時間ごとにメーターの数字を記録し、特定の時間に数字が大きくなっている場合は、盗電の可能性があると言えます。

盗電の可能性がある場合は「警察」に相談しましょう

電気代を安くする方法

続いては、電気代を安くする方法についてご紹介します。

家電の見直し

家電の性能は電気代に大きく影響します。

2020年のエアコンと10年前の2010年のエアコンを比較すると、1年に消費する電力(kWh/年)の差は約12%、金額にすると約3000円もの差になります。

古い家電を使っていて、高い電気代に悩んでいる方は、家電の乗り換えを検討してみましょう。

参照:2020年 VS 2010年 最新家電と10年前の家電どのくらいおトク?


加えて、PLUSYという月額料金で最新の家電をレンタルできるサービスがあるので 、ご紹介します。

PLUSYは、スカパー!が運営している最新の家電を利用できるサブスクサービスです。

家電の種類は、テレビ・オーディオ機器・生活家電など幅広く取り扱っています。

PLUSYのメリットは、保証付きで家電をレンタルできるところです。破損や火災、洪水などの保証がついているので、安心してレンタルすることができます。

一方、PLUSYのデメリットは、契約期間が長く、途中で解約すると料金が発生してしまうことです。

解約料は発生してしまいますが、月額料金で最新の家電をレンタルすることができたり、途中で他の最新の家電に乗り換えることができます。

>>PLUSYの詳細はこちら

エアコンをクリーニングをする

エアコンは、家庭消費電力の約30%と大きな割合を占めます。


<出典>資源エネルギー庁 エネルギー白書2021

エアコンの消費電力を抑える方法の1つは、エアコンをクリーニングすることです。

なぜなら、エアコンのフィルターに付着したほこり等を放置したままにすると、エアコンの性能が低下し、電気代に影響してしまうからです。

電気代を安く抑えたい方は、ワンシーズンごとにフィルターの清掃をするように心がけてみましょう。


加えて、自分でクリーニングするのが面倒な方に向けて、代表的なクリーニング業者のダスキンをご紹介します。

ダスキンのメリットは

・丁寧かつ確実な作業

・技術研修している専門のスタッフが行う

の2つがあります。

一方、ダスキンのデメリットは、料金が高いことです。

ダスキンのクリーニング料金は1台13,000円からですが、1台12,000円からクリーニングをしてもらえる会社もあります。

このように、ダスキンは他社と比べて少し高い料金になりますが、専門のスタッフが丁寧にクリーニングをしてくれます。

・自分でクリーニングするのが面倒

・業者選びを失敗したくない

・確実に汚れを落としてクリーニングして欲しい

という方にはオススメのサービスです。

>>ダスキンのエアコンクリーニングの詳細はこちら

電力会社を乗り換える

実際、家電を買い直したりクリーニングするのは大変ですよね。

そこで、最後にご紹介するのは「電力会社を乗り換えること」です。

多くの電力会社は、差別化するために

・基本料金が0円

・電気代とガス代のセット割

・ポイントが貯まる

など様々なキャンペーンを行っています。

買い替えるコストや手間が減るだけでなく、大幅に料金を安くできるのでオススメです。

おすすめの電力会社

ここでは、おすすめの電力会社を3つご紹介します。皆様の参考になれば幸いです。

リミックスでんき

リミックスでんきのおすすめポイントは

・基本料金・従量料金が最大5%オフ

・解約金が0円

の2つです。

実際に、東京電力からリミックスでんきの「電気代割引プラン」に乗り変えると、年間の電気代が約7,700円お得になります。

また、年間でこれだけ安くできると同時に、解約金が発生しません。

そのため、実際に利用して満足できなかった場合でも気軽に乗り換えることができるのでリスクがありません。

ただし、基本料金は20Aではなく、30Aからなので注意しましょう。

基本料金30A815.10円
40A1,086.80円
50A1,358.50円
60A1,630.20円
1kWhあたりの
従量料金
-120kWh18.88円
120kWh-300kWh25.15円
301kWh-29.04円
違約金0円
対応外エリア沖縄を含む一部の離島

>>リミックスでんきの詳細はこちら


最後にご紹介するのは、ニチガスです。

ニチガスのおすすめポイントは

・セット割がお得

・使用量が多いほどお得

の2つです。

200kWh以上になると電力量料金の単価がとても安くなるので、月の電力消費量が200kWh以上の人におすすめです。

さらに、ガスと一緒に契約すると年間3,600円お得になるので、電気とガスを一緒に契約することをおすすめします。

ただし対応エリアが、「関東圏に限られていること」に注意しましょう。

加えて、200kWhまで1kWhあたりの従量料金が「定額」になっているので注意しましょう。

※「でか割1」の料金グラフです。

基本料金10A286.00円
15A429.00円
20A572.00円
30A858.00円
40A1,140.00円
50A1,430.00円
60A1,716.00円
1kWhあたりの
従量料金
-200kWh4,685.00円(定額)
200kWh-350kWh23.93円
351kWh-25.97円
ガスのセット割毎月300円割引
違約金0円
対応外エリア神奈川・東京・埼玉
千葉・茨城・栃木
群馬・静岡・山梨
以外の都道府県

>>ニチガスの詳細はこちら

電気代のシミュレーションをしてみよう

ここまで、電気代が高い原因、調べ方、安くする方法をご紹介してきました。

しかし、実際に電気代を計算したり、電力会社を比較するのは面倒な方もいるのではないでしょうか。

そこで、最後にご紹介するのは「電気代のシミュレーション」を利用する方法です。

電気代のシミュレーションを利用するメリットは

・電気料金のプランの見直しができる

・電力会社を一括で比較することができる

・個人の条件に合わせた電力会社やプランを提示してくれる

の3つです。

時間が掛かる電気代やシミュレーション作業を代行してくれるので、手間を省くことができます。

最後に、おすすめの電気代のシミュレーションをしてくれる会社をご紹介いたします。

エネチェンジは、「電気やガスの見直しサービス」を行っている電力比較サイトです。

エネチェンジのメリットは

・申し込みが簡単

・自分にあった電力会社が簡単にわかる

・キャッシュバックやギフト券といった限定特典がもらえる

の3つです。

切り替えるときは専門のスタッフがサポートしてくれるので安心して手続きを行うことができます。

申し込み方法は、フォームに沿って回答をしていきます。

すると、おすすめの電力会社やプランが表示されるので、自分が選んだ電力会社に申し込みをし、解約・契約するという流れです。

一方、デメリットは

・全ての電力会社を網羅しているわけではない

・特典の付与には条件がある&付与が遅い

の2つが挙げられます。

電力会社は全国に約700社以上ありますが、エネチェンジが紹介している企業は約90社ほどです。

さらに、特典をもらうためには「契約してから◯ヶ月の継続利用」や「他のキャンペーンとの併用不可」などの条件を満たす必要があります。

このように、メリット・デメリットそれぞれありますが、エネチェンジは主要な電力会社をほとんど取り扱っています。

電気代を抑えたいけど作業が面倒な方は、ぜひ利用してみてください。

>>エネチェンジの詳細はこちら


まとめ

今回は、電気代が高い原因とそれについて調べる方法、安くする方法をご紹介しました。

まずは、自分の電力料金を計算式に当てはめて、どこが高くなっているのか確認してみましょう。

そして、電力量料金が高かった場合は、この記事の解決方法を参考にしたり、電気代のシミュレーションを利用してみましょう。

「今月の電気代が高かった」「最近、電気料金が高いと感じる」という方のお力になれば幸いです。

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