日本クレジット協会によると、大学生の61.1%がクレジットカードを持っていると言われています。
とはいえ、
- そもそも収入0の自分でも審査に通るの?
- 学生におすすめのクレジットカードはどれ?
といった疑問をもつ学生の方も多いのではないでしょうか?
筆者も学生時代にはじめてクレジットカードを作る際は、数あるカードの中からどれを選べばよいのかとても悩みました。
そこでこの記事では、収入0の学生でもクレジットカードを持てる理由を説明した上で、
- 学生におすすめのクレジットカード
- 女子学生におすすめのカード
- 学生のクレジットカードの選び方
をご紹介します。
初めてのクレジットカードでも安心してお得に利用できるよう丁寧に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
クレジットカードは学生収入無しでも作れる?
クレジットカードは、収入なしの学生でも作れます。
学生の場合は、本人ではなく親の支払い能力が重視される傾向にあるからです。
親の収入や信用情報に問題がなければ、本人の収入が0円でも審査に通過できる可能性が高まります。
しかし、親の支払い能力に問題がなくても審査に落ちてしまう場合はあります。
例えば、以下のようなケースです。
- 家賃の支払いを滞納してしまったことがある
- 公共料金や携帯電話料金の支払いを忘れたことがある
- 短期間に複数のクレジットカードに申し込んでいる
このような場合は、審査に落ちる可能性があるため注意が必要です。
とはいえ、クレジットカード会社にとっても、将来の顧客候補となる学生の申込は積極的に受け入れたいと狙っています。
ぜひ気軽に申し込んでみてください。
クレジットカード学生最強はJCB CARD W
学生に最もおすすめの最強クレジットカードは、JCB CARD Wです。
学生におすすめの理由は、還元率が高く、普段よく利用する身近なお店でポイントを貯められるからです。
通常のJCB CARDの還元率は1%ですが、JCB CARD Wならいつでも2倍と、非常にポイントが貯めやすいです。
さらにお店によっては還元率が最大21倍になります。
例えば、
- スターバックスなら10倍
- Amazonなら4倍
- セブンイレブンなら3倍
です。年会費が0円なうえ、普段の買い物でポイントをどんどん貯められるので、お得でしかありません。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.0%~5.5% |
申込年齢 | 満18歳以上39歳以下(高校生は除く) |
学生へのおすすめポイント | ・貯めたポイントでディズニーチケットへ応募 ・海外旅行保険が最大2000万円まで補償 |
利用できる店舗例 | ・セブンイレブン ・スターバックス ・ディズニー ・Amazon ・メルカリ |
学生におすすめのクレジットカード:人気
ここからは、学生におすすめの人気クレジットカードをご紹介します。
年会費が永年無料なのはもちろん、還元率が高く、ポイントを貯めやすく使いやすいカードです。
学生だけのためのお得な特典もあるので、ぜひ参考にしてください。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、学生のみを対象とした「学生ポイント」というお得な特典があります。
学生ポイントとは、対象サービスの購入で通常ポイントに加えて、学生にのみ更にポイントが加算される仕組みです。
対象となるサービス例は以下の通りです。
- LINE Payでのチャージ&ペイ
- Amazonプライム・dアニメストア・LINE MUSICなどの映像・音楽系サブスクリプション
- 携帯料金の月額利用料
特に、映像・音楽系サブスクリプションでは、通常ポイント(0.5%)に加えて、200円につき+ 9.5%もポイントが還元されるため、とてもお得です。
また、他にも学生へのおすすめポイントとして、利用するたびに利用金額や利用店舗をLINEで通知してくれるサービスもあります。
はじめてのクレジットカードで、「使いすぎてしまったらどうしよう」「不正利用が不安」という人でも安心できます。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.5%~10.0% |
申込年齢 | 満18歳以上(高校生は除く) |
学生へのおすすめポイント | ・大学生協でポイント2倍 ・身近なコンビニや飲食店でポイント最大5%還元 |
利用できる店舗例 | ・セブン-イレブン ・マクドナルド ・サイゼリヤ ・ドトールコーヒーショップ |
楽天カード
楽天カードは、基本のポイント還元率が1.0%と高いため、ポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
さらに楽天市場でのお買い物では、いつでもポイントが3倍になるため、よく楽天ショッピングを利用する方には特におすすめです。
貯まったポイントの使い方が豊富であることもメリットです。
楽天市場での買い物に使えたり、楽天Payとしてコンビニや飲食店などでも使えたりすることはもちろん、以下のような用途にも使えます。
- 楽天koboや楽天ブックスで利用
- Suicaへのチャージ
- マイル・ギフト券への交換
- 楽天証券で投資
このように、永年無料でポイントが貯まりやすく使いやすいため、学生におすすめです。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.0%~3.0% |
申込年齢 | 満18歳以上(高校生は除く) |
学生へのおすすめポイント | ・楽天市場で高還元 ・新規入会で5000ポイントプレゼント(期間限定) |
利用できる店舗例 | ・ファミリーマート ・マクドナルド ・ビックカメラ ・ジュンク堂書店 ・湘南美容クリニック |
学生におすすめのクレジットカード:女性
学生におすすめのクレジットカードの中でも、女性にメリットが多いものをご紹介します。
世の中には数多くのクレジットカードが存在しますが、そのなかには女性のための特典がついているカードも存在します。
女子学生のみなさんは、女性向けのカードを選ぶことで、生活がより便利でお得なものになります。
JCB CARD W plus L
JCB CARD W plus Lは、ポイントが貯まりやすく使いやすいカードですが、女性向けの特典も充実しています。
例えば、「女性疾病保険」という女性特有の病気をサポートしてくれる保険があります。
他にも、コスメやファッションといった美容をお得に楽しめる特典が満載です。
LINDリーグという女性の’キレイ’をサポートする企業群から、優待券や割引特典をもらえたり、商品の抽選キャンペーンへの参加できたりします。
LINDリーグには、例えば以下のような企業が参加しています。
- @cosme
- ロクシタン
- .st(ドットエスティ)
カード自体のデザインもピンクや白が基調の可愛らしいものや、鮮やかな花柄のオシャレなものから選べます。
いつも持ち歩くものだからこそ、せっかくならかわいいカードを持ちたいですよね。
先ほどご紹介したJCB CARD Wと、還元率や利用店舗などの基本機能は同じです。
違う点は、上記のような女性向けサービスの有無とカードのデザインです。
女性向けカードですが、男性の申込も可能ですので、気になる方はぜひお申し込みください。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.0%~5.5% |
申込年齢 | 18歳以上39歳以下(高校生を除く) |
学生へのおすすめポイント | ・コスメやファッションの優待を受けられる ・女性特有の病気へのサポートがある |
利用できる店舗例 | ・セブンイレブン ・スターバックス ・ディズニー ・Amazon ・メルカリ |
dカード
dカードは、NTTドコモが提供するクレジットカードですが、ドコモユーザー以外にも非常に使いやすいカードです。
年会費が永年無料なのに、ポイントが貯まりやすいためお得です。
通常でも還元率が1.0%と高く設定されていますが、さらに還元率をアップする方法がいくつも存在します。
例えば、dカードには特約店があり、そのお店での買い物は、還元率がアップします。
- タワーレコード、紀伊国屋書店、洋服の青山:2.0%
- ビッグエコー、JTB、高島屋:3.0%
- マツモトキヨシ、 サカイ引越センター:4.0%
など、普段から利用する機会の多いお店で還元率を上げられます。
他にも、「dカードポイントモール」というサイトを経由して買い物をするだけで、最大10.5倍のポイントが還元されるサービスもあります。
Amazonやヤフーショッピングなど、いつものお買い物をお得にできるので、おすすめです。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.00%~4.50% |
申込年齢 | 18歳以上(高校生除く) |
学生へのおすすめポイント | ・ホットペッパービューティーでもポイントが貯まる、使える ・ポイントをドトール バリューカード コース、スターバックスカードなどと交換可能 |
利用できる店舗例 | ・タワーレコード ・洋服の青山 ・JTB ・マツモトキヨシ ・サカイ引越センター |
学生が作るべきクレジットカードの特徴。知恵袋など
学生がクレジットカードを選ぶ際にチェックすべきポイントは、
- 年会費は永年無料か
- 還元率が高くポイントが貯まりやすいか
- よく利用するお店で特典があるか
です。
それでは順番に説明していきます。
年会費は永年無料か
クレジットカードの年会費には、無料のものと有料のものがあります。
2つの違いとしては、有料のカードの方が還元率が高かったり、航空会社やホテルでVIP待遇を受けられたり、保険を付随できるというメリットがあります。
年会費の金額以上のポイントを獲得できれば有料カードはお得ですが、収入がなく使う金額も大人に比べて低い学生がカードを選ぶならば、無料カードがよいでしょう。
また、無料カードといっても、無料である条件が決まっているカードもあるので注意が必要です。
例えば、無料期間が初年度だけであったり、学生の間だけであったりするものです。
カードを選ぶときは、無料が期間限定なのか、永年なのかをチェックすると失敗を避けられます。
還元率が高くポイントが貯まりやすいか
同じ無料クレジットカードでも、還元率には差があります。
無料カードでは、通常還元率が0.5%ほどであることが一般的です。
しかし、中には通常還元率が1.0%、店舗によっては更に10倍にも20倍にもなるカードもあります。
もちろん還元率が高いほど、使ったお金がポイントとして戻ってくるためお得です。
収入のない学生は、還元率が高くお得に買い物ができるカードを選ぶとよいでしょう。
よく利用するお店で特典があるか
よく利用するお店で特典があるクレジットカードを選ぶことで、お得に買い物ができます。
例えばポイント還元率がアップしたり、割引や優待といった特典を受けられます。
クレジットカードの種類によって提携しているお店やサービス、そして特典の有無が異なるため、カードを選ぶときは提携先のお店もチェックするようにしましょう。
また、貯めたポイントは通常1ポイント1円として利用できます。
しかし、どのお店でもポイント払いができるわけではないため、自分がよく利用するお店でポイントが使えるかもチェックしておくとよいでしょう。
まとめ
今回は、学生のためのクレジットカードの選び方や、おすすめのカードをご紹介しました。
この記事でご紹介したクレジットカードは、どれも永年無料で利用でき、ポイント還元率も高いため学生におすすめです。
通常還元率が同じカードのなかでどれにすればよいか迷ったときは、自分がよく利用するお店での還元率がアップするか、貯めたポイントを利用できるかを基準に選ぶとよいでしょう。
クレジットカードは、現金での支払いよりも断然お得なので、収入がないからと諦めず、学生のうちに作っておくことがおすすめです。
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