お庭やベランダに人工芝を敷きたいけど、業者に頼むとお金がかかるのでDIYで済ませたい。
しかし、「人工芝のDIYって上手くできるの?」と不安になる方も多いでしょう。。たしかに人工芝のDIYは難しそうですし、何より失敗したくありませんよね。
実はDIY初心者の方でも、ちゃんとやり方を知ればキレイに人工芝を敷くことができます。
そこで今回は、人工芝DIYでよくある失敗や、失敗しにくいおすすめの人工芝を紹介します!
人工芝のDIYでよくある3つの失敗
初めに、人工芝DIYでよくある失敗を紹介します。
なぜ失敗してしまうのか、失敗するとどうなるのかなど、知っておけば人工芝DIYの時に役立つと思うので、是非覚えていってください。
人工芝がでこぼこになる
人工芝は下地をしっかり平らな状態にしないと、敷いた後人工芝がでこぼこになって見栄えがとても悪くなってしまいます。
そうならないために、しっかり雑草を抜いたり地面を踏み固めたりする必要があります。
後程下地作りのポイントを紹介していますので、下地作りのポイントについてはそちらを参照してください。
カビが生えてしまう
ホームセンターなどで安く売られているナイロン製の人工芝の場合、時間がたつとカビが生えてしまうことがあります。
カビが生えてしまうのを避けたい場合は、ナイロン製のものではなく、ポリエチレン製の人工芝を選ぶのが良いでしょう。
芝の向きがそろっていない
実は、人工芝はまっすぐ直立に生えているわけではなく、ある程度傾いています。
その傾きのことを「芝目」と呼ぶのですが、この芝目をそろえないと芝がバラバラな方を向いてしまい、見栄えが悪くなってしまいます。
人工芝を敷く際には、この「芝目」に注意しましょう。
人工芝の10年後どうなる?劣化具合は?
人工芝はほとんどの場合、施工後10年で劣化してしまいます。では一体どのように劣化していってしまうのでしょうか?
芝の部分がもろくなる
人工芝は何年も人が歩いたり、日光や気温の変化などにさらされる結果、天然芝で言うところの葉や茎の部分、パイルが劣化していきます。
これはどうにも避けようがない部分ですが、ブラシなどでパイルを立ち上がらせるなど、手入れによって長持ちさせることも可能です。
雑草が生えてくる
人工芝の裏面のシートが経年劣化などにより破れてしまい、破れたところから雑草が生えてきてしまうことがあります。
破れた範囲が少なければ部分的に張り替えることも可能なので、そうなってしまった場合は、早めに張り替えるのが良いでしょう。
人工芝の下地は何がいい?下地作りのポイント
人工芝にとって下地はいのちとも言え、仕上がりをキレイにするためにとても大きな影響があります。
また人工芝を敷きたい場所、例えば庭の土やベランダのコンクリートなど、場所ごとに下地作りの方法が違います。
ここでは下地作りのポイントを、人工芝を敷きたい場所ごとに紹介します。
土の場合
庭などの土の上に人工芝を敷きたい場合、土をタンパーや足などで踏み固め、その上に砂地、防草シートの順に敷きます。
そうすることで人工芝を敷いた時にデコボコすることがなく水はけもばっちり、さらに防草シートのおかげで雑草が生えてくるのを防いでくれます。
コンクリートの場合
ベランダなどのコンクリートの上に人工芝を敷くのであれば、コンクリートの上の石や砂などをキレイに除去します。
コンクリートの場合は土と違い踏み固める必要がありませんので、とにかく人工芝との間にゴミが入らないようにしましょう。
最後にしっかりコンクリートの上を掃除したら、その上に人工芝用の接着剤や両面テープで固定させましょう。
砂地の場合
先に言っておくと砂地の上に人工芝を敷くのはおすすめしません。というのも砂地は水はけが良いものの地面が安定しないからです。
どうしても砂地に敷きたい場合は、30mm以下の砂利や角がある砂地の上に敷くと比較的安定しますので、おすすめです。
また、かなり手間がかかりますが、砂利をすべて取り除くことで安定して人工芝を敷くことが可能です。
diyで失敗しにくいおすすめの人工芝
最後にDIYで失敗しにくいおすすめの人工芝を紹介します。
タンスのゲン 人工芝 ロール 芝丈30mm 幅1×10m 7.980円
こちらの人工芝は3000時間以上ものあいだ日光を耐えることができ、これにより色落ちを7~8年まで防げます。庭など日光が当たり続ける場所に敷こうと思っているからにおすすめです。
裏面には排水用に穴が開いており、これによりカビ防止にも強いです。
4種類のパイルを使用しているのでより本物に近い色合いを再現しており、人工芝の本場であるEUにも認められているなど、品質や安全性もバッチリです。
芝丈 | 30mm |
サイズ | 奥行10m×幅1m |
素材 | ポリエチレン、ポリプロピレン |
タイプ | ロールタイプ |
山善 リアル人工芝 ロール 耐候級最上位5級 PP8A-3512 12,567円
こちらの人工芝は、ハサミやカッターなどで簡単に切ることが可能なので、隙間など入り組んだところにも合わせやすいです。
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの飛散量を抑えた、低ホルムアルデヒド製品なので小さいお子さんやペットがいるご家庭におすすめです。
芝丈 | 35mm |
サイズ | 奥行10m×幅1m |
素材 | ポリエチレン、ポリプロピレン |
タイプ | ロールタイプ |
山善 リアル人工芝 ロール 耐候級最上位5級 PP8A-3512
タンスのゲン 人工芝 マット 27枚セット ジョイント式 8,480円
つなげるだけの簡単な施工で敷くことが可能なこちらの人工芝は、ジョイントタイプながら繋ぎ目が目立たないようになっており、完成後の見栄えも良いです。
水が溜まりにくいように背面に穴が開いており、カビが生えるのを防いでくれます。
上下左右自由に組み換えできるので、手軽にリノベーションしたい方におすすめです。
芝丈 | 25mm |
サイズ | 幅30×30㎝ |
素材 | ポリエチレン |
タイプ | ジョイントタイプ |
まとめ
今回は人工芝DIYのよくある失敗や下地のポイントなど紹介しました。
DIYで人工芝を敷くのは難しいイメージがありましたが、ちゃんと注意点を押さえていれば
DIY初心者でも割と簡単に施工できると分かりました。
是非この記事を参考に、自宅のお庭やベランダをリノベーションしてみてください!