皆さんは有機elディスプレイと液晶モニターの違いってなんだか分かりますか?
ざっくり説明すると、有機elディスプレイは液晶モニターより色彩の表現力が高く、すごく綺麗な画面を映すことができますが液晶モニターよりも価格が高いです。
しかしそうなると有機elディスプレイと液晶モニター、自分にはどちらが合うのだろうと疑問に思うでしょう。
そこで今回は簡単に有機elディスプレイとは何か、液晶モニターとの違いは何かを説明しつつ、おすすめの有機elディスプレイと液晶モニターを画像付きで分かりやすく紹介していこうと思います。
有機el ディスプレイとは?
有機elとは「有機エレクトロ・ルミネッセンス」の略で、この聞き馴染みのないルミネッセンスとはホタルやヒカリゴケなどの光のように、熱を出さずに光を出す現象の事です。
有機elディスプレイは液晶モニターに比べて構造が1層構造なので軽く、そして薄く作ることができます。
なぜ有機elディスプレイは1層構造になるのかは後ほどちゃんと説明しますので、安心して読んでいってください。
有機el ディスプレイと液晶モニターとの違い
有機elディスプレイと液晶モニターの違いを話す前にまず液晶モニターについて簡単に説明します。
液晶モニターとは細かなドットの集合体にバックライトという光源をおいて、そこに光の3原色である赤、緑、青のカラーフィルターを乗せ映像にします。
それを踏まえ、有機elディスプレイと液晶モニターの違いについて説明していこうと思います。自分にはどちらが合うかこちらを参考にしてみてください。
重さと厚さが違う
有機elディスプレイは液晶モニターよりも軽く、薄く作ることができます。
液晶モニターは先ほども述べたように、バックライトを光らせることで映像にします。
そこにカラーフィルターを乗せるので3層構造になり、ある程度の厚みや重さが出てしまいます。
それに対し有機elディスプレイは、ドット自体が発光し色を再現するため液晶モニターのようなバックライトやカラーフィルムが必要ありません。
そのため1層構造になり、液晶モニターよりも軽く、薄く仕上げることができるのです。
有機elディスプレイは寿命が短い
有機elディスプレイは液晶モニターに比べて寿命が短く、1日8時間の視聴で計算すると液晶なら20年、有機ELは約10年持つ計算になり、有機elディスプレイは半分くらいの寿命しかありません。
有機elの弱点ともいえるのが「焼き付け」に弱いということです。焼き付けとは同じ画面を映し続けた際にその画面が残像のように残ってしまう現象のことです。
有機elディスプレイはドットに電気を流し画面を発光させます。このドットに電気を流し続けることで劣化してしまい色落ちすることで、残像のように残ってしまうのです。
それに比べて液晶モニターは焼き付けなどの劣化に強いので、有機elに比べて寿命が長いです。
ただ有機elディスプレイには異常を監視して調整する機能が付いているので、番組を見たりなどの一般的な使用の場合は焼き付きを心配する必要はありません。
おすすめの有機elディスプレイ
ここではおすすめの有機elディスプレイを紹介していこうと思います。
パナソニック 65V型VIERA TH-65HZ1000 279,900円
4Kダブルチューナー内蔵 有機ELビエラ。美しい色彩を再現でき、明るさと色情報を個別に制御する有機EL独自のパネル制御が進化。明るさの分布まで解析し、明るいシーンに加えて暗いシーンでもより明るく高コントラストな階調表現を実現します。
映画館で採用されている最新音声フォーマット「Dolby Atmos(R)(ドルビーアトモス)」に対応。上下左右から音に包まれ、臨場感のあるサウンドを体感できます。
LG 55型 4Kチューナー内蔵 有機EL テレビ 128,000円
画質・音質をコンテンツに合わせて最適化するAI統合エンジン対応。高速応答速度と低入力遅延や映像のかくつきやズレの低減を実現しており、テレビとしてだけでなくゲーミングモニターとしても使うことができます。
今見ている映像のジャンルを分析し、ニュースなどの音声・映画・音楽 の3つに分類し、それぞれのジャンルに合わせたサウンドへ調整するAIサウンドも搭載されており臨場感のあるサウンドを体感することができます。
東芝 65V型 有機ELテレビ レグザ 65X9400 343,330円
過去番組表から見逃した試合や、録り損ねたドラマなどを見ることができる「タイムシフトマシン」を搭載。フルハイビジョンテレビの約4倍となる約829万もの画素が、自ら発光する「自発光方式」によりピクセル単位の発光で映像を表現するので、圧倒的高画質を楽しむことができます。
シャープ 55V型 有機EL テレビ4T-C55CQ1 162,099円
映像の綺麗さはもちろん、BS4K・110度CS4Kチューナーを2基内蔵しており、4K放送を視聴中に別の4K放送と地上/BS/CSデジタル放送の2番組を同時に裏録画することができます。
視聴位置に合わせて、画面角度を左右計約30°水平方向に調節できる回転式スタンドを採用
しているので省スペースでも設置しやすいのが特徴です。
ソニー BRAVIA 48V型 KJ-48A9S 208,080円
繊細な色のニュアンスを感じられる「トリルミナスディスプレイ」を採用しており、倍速駆動パネルを搭載しているのでスポーツなどスピーディーな映像もなめらかに映し出すことができます。
ソニー独自の高画音質技術を搭載しながらもコンパクトに設置可能なデザインを実現しており、スピーカーも前面から見えない構造にすることで映像への没入感を高めています。
おすすめの液晶モニター
こちらではおすすめの液晶モニターを紹介していきます。
パナソニック 24V型VIERA TH-24G300 31,800円
放送中の番組を見ながら別の番組を録画できる「裏番組録画」の機能が付いており、細いフレームでスリムなデザインになっているので様々なインテリアにも合います。
HDMI端子も2つ付いているのでお使いのPCや家庭用ゲーム機にも使うことができます。
LG モニター 32UK550-B 49,800円
従来の液晶ディスプレイと比べて明るい部分をより明るく、暗い部分をより深い黒で再現できるHDR10に対応しています。
滑らかな描写を可能にする「FreeSync」や、映像出力のタイムラグを抑える「DASモード」を搭載しており、鮮やかでリアルな色再現が可能になっています。
EIZO FlexScan 27.0インチ ディスプレイモニター 95,100円
4K解像度で文字や画像がシャープで見やすく、15mmの小型化を実現しており設置しやすい省スペース設計になっています。
ケーブル1本でPCに繋ぐこともできるので、テレワークに最適なモニターになっています。
EIZO FlexScan 27.0インチ ディスプレイモニター
まとめ
この記事では、有機elディスプレイとは何かおすすめを交えながら紹介してきました。
昨今の時世で自宅にいる機会がかなり増えたと思います。こちらを参考に是非ゲーム、テレビ、映画などおうち時間を充実させてみてください。
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