炊飯器を発売しているメーカーって数が多いですよね?こんなに数が多いと、商品選びの前にメーカー選びで迷ってしまいます。
しかし、炊飯器はメーカーによって特徴や機能性に違いがあるから、やはりメーカー選びから妥協してはいけません。
とはいっても、メーカーの特徴は炊飯器単品の特徴を知るより難しく、「どのメーカーからゴハンがおいしく炊けるの?」「長く使える炊飯器を出しているのはどのメーカー?」など、分からない点が多いのが実情です。
そこで今回は、おすすめの炊飯器メーカーを3つご紹介します。
また、そのメーカーの中でも特におすすめの炊飯器を紹介するとともに、おすすめできない炊飯器メーカーについてもお話します。
種類が豊富な炊飯器。最初にメーカーを決めてしまえば、あとの炊飯器選びが簡単になるので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!
おすすめできない炊飯器メーカー
まずは、おすすめできない炊飯器メーカーをご紹介します。
相場価格より安い炊飯器を出しているメーカー
1つ目に紹介するおすすめできない炊飯器メーカーは、相場価格より安い炊飯器を出しているメーカーです。
炊飯器の価格相場は、5,000~60,000円程度。高級炊飯器になると50,000~100,000円以上になります。
しかし、まれに5,000円を下回る価格の炊飯器を販売しているメーカーがあるのです。
そのようなメーカーの炊飯器は「安かろう悪かろう」といったものが多く、「炊飯時に水が吹き出して周囲がベトベトになる」などトラブルが発生します。
どんなにお金がなくても、相場より安い価格の炊飯器メーカーはおすすめできません。
インテリアブランド・家具メーカー
2つ目に紹介するおすすめできない炊飯器メーカーは、インテリアブランド・家具メーカーです。
炊飯器はキッチンを彩る商品の一つでもあるため、家電ブランド以外のメーカー。例えば、インテリアブランドなども発売しているケースがあります。
しかし、炊飯器はお米を炊くだけの家電と甘く見てはいけません。実際は、各家電メーカーが研究を重ねて、少しでもおいしくて使いやすい炊飯器を開発しているのです。
そのためインテリアブランドでは技術が足りず、「すぐに壊れた……」「全然おいしく炊けない……」といった炊飯器が多くなっています。
見た目のおしゃれさばかりに気を取られて、炊飯器本来の機能性が伴っていない商品が多いので、家電メーカー以外が発売する炊飯器はおすすめできません。
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おすすめの炊飯器メーカー
続いては、おすすめの炊飯器メーカーをご紹介します。
象印マホービン(ZOJIRUSHI)
1つ目に紹介するおすすめ炊飯器メーカーは、「象印マホービン(ZOJIRUSHI)」です。
1981年に誕生した象印は、ガラスマホービンの中瓶の製造メーカーとして有名になりました。
そしてその後は、マホービンの技術を活かして水筒や炊飯器といったキッチン家電を中心に展開していきます。
炊飯器においてはマイコン式・IH式・圧力IH式など、あらゆる方式でラインナップを揃えています。
中でも上位モデルは「炎舞炊き」を搭載。「ローテーションIH構造」によってかまどの炎の揺らぎを再現しているのです。
お米ひと粒一粒が炊飯器の中を舞いながら熱が加わるため、炊きムラがなくお米本来の甘みと旨味を引き出してくれます。
お米の硬さも炊き分けできる炊飯器が多いため、「硬い方が好き」「柔らかいのが好み」といったこだわりが強い方におすすめの炊飯器メーカーです。
タイガー(TIGER)
2つ目に紹介するおすすめ炊飯器メーカーは、「タイガー(TIGER)」です。
1923年に「虎印」の魔法瓶の開発をきっかけに誕生したメーカー。その後は炊飯器や電気ポットなどキッチン家電を中心に展開していきます。
炊飯器においては、マイコン式や圧力IH式など豊富に取り揃えていて、とにかく「ゴハンがおいしく炊ける」という点にこだわった商品が多いのが特徴です。
中でも、内釜は「土鍋コーティング」を施したものが人気。土鍋ならではの高火力によって、お米本来の甘み・旨味・弾力を引き出してくれます。
また、ゴハンだけでなくパン・ケーキ・煮物などが作れる炊飯器も多いため、汎用性が高い炊飯器を探している方におすすめのメーカーです。
Panasonic(パナソニック)
3つ目に紹介するおすすめ炊飯器メーカーは、「Panasonic(パナソニック)」です。
1918年に誕生した総合家電メーカー。テレビや洗濯機だけでなく、炊飯器や冷蔵庫といったキッチン家電の分野でも人気を集めています。
炊飯器においては、IH式と圧力IH式を中心に展開。デザインがシンプルでスタイリッシュな炊飯器が多く、どんなお部屋にも合わせやすいのが特徴です。
もちろん機能面も優れています。
上位モデルでは「Wおどり炊き」という機能が搭載されていて、内側と外側にある2つのIHコイルを使って熱対流を発生させます。
お米が踊るように炊飯器の中で動くため、ひと粒一粒にしっかり熱が加わります。
お米の甘みや旨味を最大限に引き出してくれるため、食べていてお米ひと粒一粒の味を感じやすくなっています。
モチモチ感も感じやすいのがパナソニック炊飯器の特徴なので、弾力あるお米が好きという方におすすめの炊飯器メーカーです。
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おすすめの炊飯器
最後は、おすすめの炊飯器をご紹介します。
象印マホービン(ZOJIRUSHI)IH式 黒まる厚釜 ブラック STAN. NW-SA10-BA
1つ目に紹介するおすすめ炊飯器は、「象印マホービン(ZOJIRUSHI)IH式 黒まる厚釜 ブラック STAN. NW-SA10-BA」です。
象印が誇る「豪熱沸とうIH」によって高火力で炊き上げるため、お米を芯までふっくらとした食感にしてくれます。
また、お米の硬さは「ふつう」「やわらかめ」「かため」の3種類から選択可能。その他メニューには「無洗米」「おかゆ」「玄米」「雑穀米」「ベビーごはん」が用意されていて、好みや目的に合わせて設定できます。
デザインもスタイリッシュでカッコイイため、見た目にもこだわりたい方におすすめです。
メーカー | 象印マホービン(ZOJIRUSHI) |
型番 | NW-SA10-BA |
容量 | 5.5合炊き |
商品販売価格 | 30,000円 |
*商品販売価格はAmazon掲載のもの
>>象印マホービン(ZOJIRUSHI)IH式 黒まる厚釜 ブラック STAN. NW-SA10-BAの詳細はこちら
タイガー魔法瓶(TIGER)圧力IH 土鍋コーティング 極うま機能付き JPC-G100KM
2つ目に紹介するおすすめ炊飯器は、「タイガー魔法瓶(TIGER)圧力IH 土鍋コーティング 極うま機能付き JPC-G100KM」です。
タイガーならではの「熱封土鍋コーティング」を施した内釜を採用。9層にもなる遠赤特厚釜の力によって、高火力でお米ひと粒一粒に熱を加えていきます。
これによってお米の甘み・旨味・弾力を最大限に引き出します。
メニューも「エコ炊き」「白米」「極うま」「早炊き」「少量高速」「冷凍ご飯」など全部で15種類が用意されているので、色々な炊き方を楽しみたい方におすすめです。
メーカー | タイガー魔法瓶(TIGER) |
型番 | JPC-G100KM |
容量 | 5.5合炊き |
商品販売価格 | 27,699円 |
*商品販売価格はAmazon掲載のもの
>>タイガー魔法瓶(TIGER)圧力IH 土鍋コーティング 極うま機能付き JPC-G100KMの詳細はこちら
Panasonic(パナソニック)IH式 大火力おどり炊き SR-HX100-W
3つ目に紹介するおすすめ炊飯器は、「Panasonic(パナソニック)IH式 大火力おどり炊き SR-HX100-W」です。
パナソニックが誇る大火力の「おどり炊き」に加えて、高加熱の「ダイヤモンド銅釜」を採用。強力な泡の熱対流を生み出して、お米を大きくふっくら炊き上げます。
また、旨味成分と呼ばれる「アミノ酸」を最も引き出す温度で炊き上げるため、お米ひと粒一粒の旨味がしっかり感じられる仕上がりになります。
お手入れもフタを丸洗いできたり、炊飯器自体に凹凸がなくで拭きやすかったりと簡単なので、お手入れに手間をかけたくない方におすすめです。
メーカー | Panasonic(パナソニック) |
型番 | SR-HX100-W |
容量 | 5.5合炊き |
商品販売価格 | 25,970円 |
*商品販売価格はAmazon掲載のもの
>>Panasonic(パナソニック)IH式 大火力おどり炊き SR-HX100-Wの詳細はこちら
まとめ
今回は、おすすめの炊飯器メーカーについて解説しました。
おすすめできないメーカーとしては、「5,000円以下の炊飯器を販売しているメーカー」と「インテリアブランドなどの家電ブランドではないメーカー」だけ。
そのため、基本的に家電量販店などで販売されている炊飯器メーカーなら、大きな失敗をする可能性は低いでしょう。
ただし、どうしてもメーカーを決めてからの方が迷わなくてよいと考えているなら、おすすめは「象印」「タイガー」「パナソニック」の3メーカーです。
もちろん、最後に紹介した3つの商品以外にも優れた炊飯器はたくさんあるので、あなたがどんな機能を求めているのか明確にしてから選ぶようにしてください。
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