洗濯機は種類が豊富。機能性はもちろん、サイズや容量なども幅広く用意されているため、あなたの生活スタイルに合わせて選択できます。
しかし、選択肢が多いのは非常にありがたい反面、どれを選べばよいのか迷うという欠点があります。
そして、選び方を間違えると「容量が小さい」「部屋が狭くなった」などの不満を感じる恐れがあるのです。
そこで今回は、洗濯機の選び方について解説します。
一人暮らし編・二人暮らし編・サイズ編・メーカー編別に最適な洗濯機の選び方をお伝えします。ぜひ、あなたの生活スタイルに合わせた選び方をしてみてくださいね!
洗濯機の選び方:メーカー編
まずは、洗濯機の選び方メーカー編について解説します。
縦型洗濯機なら日立がおすすめ
あなたが縦型洗濯機をお探しなら、メーカーは「日立」がおすすめです。
日立は、数ある洗濯機メーカーの中でもいち早く「節水洗浄」に取り組みました。
そもそも、縦型洗濯機は水道代と電気代が高いというデメリットがあるのですが、日立であれば節水洗浄してくれるため、他のメーカーよりも水道代を節約できます。
もちろん、縦型洗濯機ならではの強い洗浄力はそのまま!
もし、あなたが縦型洗濯機を探しているなら、メーカーは水道代を節約しながら強い洗浄力で汚れを落としてくれる日立を選ぶとよいでしょう。
ドラム式洗濯機ならパナソニックがおすすめ
あなたがドラム式洗濯機をお探しなら、メーカーは「パナソニック」がおすすめです。
パナソニックは、高品質と省エネを組み合わせたヒートポンプ乾燥にいち早く取り組みました。
そもそも、ドラム式洗濯機の最大の強みは高い乾燥力です。
しかし、乾燥機能は電気代が高いという欠点もあります。
その点パナソニックなら、ヒートポンプ乾燥によって電気代を節約しながら衣類を乾燥させられます。
また、ドラム式洗濯機の欠点である洗浄力の弱さに対しても、積極的に改善を目指したのがパナソニックなのです。
パナソニックのドラム式洗濯機なら、節約しながら乾燥できるだけでなく、頑固な汚れもしっかり洗い流せます。
もし、あなたがドラム式洗濯機を探しているなら、パナソニックを選ぶとよいでしょう。
洗濯機の選び方:サイズ編
続いては、洗濯機の選び方サイズ編について解説します。
本体サイズ
洗濯機は、「防水パン」や「防水トレー」と呼ばれるスペースに設置するのが一般的です。マンションやアパートの場合は、最初から防水パンなどが備え付けられているでしょう。
一軒家で防水パンなどがなくても、洗濯機を設置できるスペースは限られているはずです。
そのため、本体サイズは縦・横・奥行を測って設置スペースに合うものを選ぶ必要があります。当然、設置スペースのサイズも計測しておかなければなりません。
また、サイズだけでなく給水用水栓の蛇口の高さや距離の確認も必要不可欠です。
あと見逃しがちなのが設置場所までの運搬経路。洗濯機の本体サイズは玄関や廊下を通れるのか確認しなければなりません。
これら全てをクリアできる本体サイズの機種を探してください。
洗濯容量
洗濯容量は、1日にどのくらいの洗濯物が出るのかを考えて決めるとよいでしょう。
また、家族構成を目安に決める方法もあります。
家族構成 | 洗濯容量 |
一人暮らし・二人暮らし | ~5kg |
3~4人家族 | 5~7kg |
4~5人家族 | 7~9kg |
6人以上 | 9kg~ |
以上の表を目安に洗濯容量を選んでください。
洗濯機の選び方:一人暮らし編
続いては、洗濯機の選び方一人暮らし編について解説します。
【一人暮らし編】毎日洗濯するなら5kg以下
一人暮らしであれば、1日に出る洗濯物は大体1.5kgと言われています。そのため、毎日洗濯するなら5kg以下の容量でも十分に対応可能です。
仮に5kgの洗濯機を購入したとしても、1日1.5kgなら3日分くらいはギリギリ洗濯できるでしょう。
ただし、あまり洗濯物を入れすぎると故障などの原因となるため、一人暮らしで3日に1回なら6kgのものを選ぶ方が安心です。
【一人暮らし編】週末まとめて洗濯するなら8kg以上
一人暮らしだと毎日洗濯しないという方もいるでしょう。
もし、あなたが週末まとめて洗濯したいと考えているなら、容量は8kg以上のものがおすすめです。
例えば、1日に出る洗濯物の量が1kg程度なら、1週間分(7日間)でも7kgなので、8kg程度の洗濯機で問題ありません。
1日に出る洗濯物の量が平均的な1.5kgなら、1週間(7日間)で10.5kgなので、11~12kg程度の洗濯機を選ぶ必要があります。
このように、あなたの1日の洗濯物の量から最適な洗濯機の容量を選んでください。
洗濯機の選び方:二人暮らし編
続いては、洗濯機の選び方二人暮らし編について解説します。
【二人暮らし編】毎日洗濯するなら5kg以下
二人暮らしの場合、それぞれ1日に出る洗濯物の量は1.5kg。合計すると3kg程度なので、基本的に5kg以下の洗濯機で問題ありません。
ただし、1日3kgの洗濯物が出た場合、5kgの洗濯機だと必ず毎日洗濯しなければなりません。
2日に1回のペースで洗濯したいなら、7kg以上の洗濯を選んでください。
【二人暮らし編】週末まとめて洗濯するなら10kg以上
二人暮らしの場合で週末まとめて洗濯するなら、かなり大容量の洗濯機が必要です。
なぜなら、一人あたり1日1.5kgの洗濯物が出て、それが二人分となると合計3kg。そして、3kgの洗濯物が5~7日分洗濯物が溜まると15~21kgになります。
時には少ない日があったとしても、10kg以上はある方が安心です。
ちなみに、現在発売されている洗濯機の最大容量は12kg。それ以上の製品は今のところ発売されていません。
そのため、二人暮らしで週末しか洗濯しない場合、複数回にわたり回す覚悟が必要です。
おすすめの洗濯機
最後は、おすすめの洗濯機をご紹介します。
日立 縦型全自動洗濯機 12kg BW-X120E W
1つ目に紹介するおすすめの洗濯機は、「日立 縦型全自動洗濯機 12kg BW-X120E W」です。
あらかじめ液体洗剤と柔軟剤を洗濯機に入れておけば、洗濯物の量に合わせて最適な洗剤・柔軟剤を自動投入してくれます。
また、日立独自の機能である「ナイアガラ ビート洗浄」を搭載しているため、頑固な汚れも予備洗いなしで綺麗に落とせます。
お子さんがスポーツをやっていてユニフォームの汚れがひどいという方や、汗をかきやすく洋服の黄ばみが気になるという方におすすめの洗濯機です。
メーカー | 日立 |
型番 | BW-X120E W |
洗濯容量 | 12kg |
商品販売価格 | 109,450円 |
*商品販売価格はAmazon掲載のもの
>>日立 縦型全自動洗濯機 12kg BW-X120E Wの詳細はこちら
Panasonic(パナソニック)ドラム洗濯乾燥機 11kg ナノイーX NA-VX900AL-N
2つ目に紹介するおすすめの洗濯機は、「Panasonic(パナソニック)ドラム洗濯乾燥機 11kg ナノイーX NA-VX900AL-N」です。
パナソニック独自機能「ナノイーX」を搭載したドラム式洗濯機。洗濯槽に潜むウイルスや菌、アレルギー物質といった汚染物質を抑制してくれます。
常に清潔な洗濯槽を保てるというわけです。
また、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能も搭載されていて、わざわざ計量カップで洗剤の量などを計る必要がありません。
洗濯に手間と時間をかけたくない方や、小さなお子さんがいる方、アレルギーを持っている方におすすめの洗濯機です。
メーカー | Panasonic(パナソニック) |
型番 | NA-VX900AL-N |
洗濯容量 | 11kg |
商品販売価格 | 288,000円 |
*商品販売価格はAmazon掲載のもの
>>Panasonic(パナソニック)ドラム洗濯乾燥機 11kg ナノイーX NA-VX900AL-Nの詳細はこちら
まとめ
今回は、洗濯機の選び方について解説しました。
メーカーを基準に選ぶ方法から、家族構成や洗濯機のサイズによって選ぶ方法まで、様々な選び方がありましたね。
どれか1つを重点的に考えるより、全ての要素を網羅的に考えて選んだ方が、あなたのライフスタイルにマッチした製品が選べるでしょう。
特に本体サイズと洗濯容量を間違えると、買ってから困ることになります。
まずは、本体サイズを設置スペースを計測して、そのうえで1日の洗濯物の量に見合った容量の製品を探してください。
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