「経理の作業に充てる時間がもったいないから外注したいけど、オンラインアシスタントってどうなんだろう…」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
確かに、話したこともない相手にオンラインで仕事を外注するのはなんとなく不安ですよね。
そこで、今回は安心して利用できる、人気の高いオンライン経理アシスタントをご紹介します。
気になる料金相場や利用する際のメリット・デメリットをまとめたので、オンライン経理アシスタントを利用するか迷っている人は最後まで読んで参考にしてください。
経理に強いオンラインアシスタント
ここでは、数あるオンラインアシスタントの中から経理に強いオンラインアシスタントをご紹介します。
それぞれ料金体系や依頼可能なサービスが異なるので、オンラインアシスタントを活用する際の目的や業務の量に合わせて使い分けるようにしましょう。
フジ子さん
フジ子さんは気軽に1ヶ月から利用でき、業界内で最も料金が安いオンラインアシスタントです。
利用料金は月利用時間によって変わる仕組みになっており、月額49,000円から利用できます。これは他のサービスと比べても非常に安いです。
料金が安いと、サービスの質に不安を覚える方もいると思います。しかし、フジ子さんでは書類選考や面談、スキル審査、疑似作業といった難しい選考を通過した人だけが採用されています。
実際の利用者からは、
「返信がとても素早い」
「柔軟に対応してくれて助かる」
という声が多く、丁寧で柔軟な対応が好評なようです。
また、フジ子さんでは、経理以外にも秘書、人事、webサイト運用、外国語対応などの幅広い業務を代行してくれます。そのため、経理以外に仕事を任せたくなった時もすぐに任せる事ができます。
とにかく今すぐ人手がほしい人や、なるべく安く済ませたい人には非常におすすめのサービスです。特にサービスのこだわりがない方は、とりあえずフジ子さんを使ってみて後悔することはないでしょう。
i-Staff Accounting
i-Staff Accountingは経理特化型のオンラインアシスタントサービスです。どのスタッフも経理に精通しており、「簿記2級以上」「実務経験3年以上」という厳しい条件をクリアしたスタッフのみが働いています。
i-Staffは企業の経理アシスタントとして、顧問税理士とのやりとりも代行してくれるので、完全に経理業務をアシスタントに任せて本業に集中する事ができます。
また、経理に特化しているとはいえ、i-Staffでは余った時間で他の業務を頼むことも可能です。秘書、webサイト運営、総務などにも精通しているスタッフがいるので、いろいろな業務を任せる事ができます。
料金プランは「スキャンデータ化+記帳サービス」と「オンラインアシスタント」で分かれており、「スキャンデータ化+記帳サービス」だけなら月額1万円程度から利用できます。「オンラインアシスタント」は時間契約型になっており、10時間~80時間まで幅広い時間から選ぶ事ができます。「週二日だけお願いしたい…」という人も出費を抑えて使う事ができます。
実際の利用者からは、
「短時間でこなしてくれる」
「請求漏れがなくなった」
という声があり、業務のスピードの速さや質の高さが好評です。
毎月30時間未満で経理の仕事を任せたい人や、経理業務は完全に任せたいという人にオススメのサービスです。
MerryBiz
MerryBizは、経理業務専門のオンラインアシスタントです。
簿記2級以上、大手メーカー勤務10年超えなどの、広く深い経験を積んだ経理のプロが担当してくれるので、サービスの質に対する評価も高いです。
実際に利用した企業からは、
「経理の相談がしやすい」
「アシスタントが経験豊富なので話があう」
という感想もあり、アシスタントの実力の高さが伺えます。
料金は業務の領域から企業規模によって変わってきますが、月10万円くらいから利用できます。
また、MerryBizのもう一つの特徴は、経理業務全般を幅広くサポートしてくれるだけでなく、業務改善のコンサルティングも行なってくれることです。
そのため、コストカットに悩んでいる方や業務改善をプロに手伝って欲しい人にはおすすめです。
公式サイトにはベンチャーから大手まで様々な導入事例が紹介されているので、サービスの実態についてイメージを深めたい人はチェックしてみてください。
経理に強いオンラインアシスタントの費用相場
「オンラインアシスタントってどれくらいお金がかかるの?」と気になる方も多いと思います。
そこで、ここでは経理専門のスタッフがいるオンラインアシスタントの費用の相場についてお伝えします。
時間契約型は時給2500~3000円が相場
フジ子さんやi-Staff Accountingのように、労働時間によって料金が変化する時間契約型のサービスについては、時給換算で2500円〜3000円が相場のようです。
月30時間労働で大体7万円〜9万円くらいですね。
ただし、プロレベルのデザインのように、特別高いスキルが必要とされる業務を依頼する場合は、追加料金がかかることもあります。
そのため、時間契約型を利用する際には、事前に任せられる仕事を確認するようにしましょう。
業務内容の見積もり型は月10万〜300万と様々
MerryBizやCASTER BIZのように、委託する業務の内容や量に合わせて値段を決めるタイプでは、月額10万円から300万円と価格帯が幅広くなります。
例えば、MerryBizで10万円から受けられるサービスは、従業員20〜50名規模の企業の月次仕訳入力や、従業員150名規模のレストランの手書きの売上伝票の集計になります。
大体これで月に30時間ぐらいかかると考えると、値段相応でしょう。
業務内容や企業規模に合わせて値段を決定するサービスのメリットは、中小から大企業まで様々な規模の企業に対応できる点です。また、業務量で料金が決定するので、予想より作業に時間がかかって超過料金が発生することも避ける事ができます。
経理をオンラインアシスタントに頼むメリット
経理をオンラインアシスタントに頼む事で得られるメリットはとても大きいです。
ここでは、実際にどんなメリットがあるのか、具体的にご説明します。
人材の採用・育成コストを削減できる
経理をオンラインアシスタントに頼むことで、経理のために社員を採用して育成する時間や費用のコストを削減する事ができます。
例えば、仕事の量が増えてきて新たな人手が欲しくなった時、正社員を採用するとなると一人当たり70~85万円のコストがかかると言われています。これだけで、オンラインアシスタント数ヶ月分の費用になりますよね。さらに、新たに社員を雇った場合、研修費用やデスクの固定費もかかってくるので、何かと費用がかさんでしまうんです。
そこでオンラインアシスタントを利用すると、経験豊富のプロにすぐに業務を委託することができます。そのため、採用の手間やコストが大幅に削減できる上に、育成にかかる時間も省けるので、人を雇うより結果として安上がりになる可能性も高いです。
主力事業に集中できる
オンラインアシスタントを利用するもう一つのメリットは、経理以外の主力事業に専念できることです。
中小企業などでは特に、バックオフィスを構えずに主力事業と経理の業務を掛け持ちしている人も多いと思います。
しかし、経理の業務は単純作業が多く時間もかかりますよね。「時間があればもっと事業拡大を進められるのに…」ということもあるのではないでしょうか。
そこで、経理をプロに外注することで、経理作業にかけられている貴重なリソースを主力事業に充てる事ができます。
他の人にもできるような仕事はなるべく外注し、自分たちにしかできないことにリソースを充てる事で、より会社の成長につなげる事ができるはずです。
経理をオンラインアシスタントに外注するデメリット
経理をオンラインアシスタントに外注する際には、利用する前に留意すべきいくつかのデメリットもあります。
ここではそのデメリットについて詳しくお話しします。
意思疎通がしづらい
オンランアシスタントとの仕事のやりとりは、基本的にメールや電話、チャットを使うことになります。
そのため、対面よりも意思疎通がスムーズにいかない事が考えられます。
これに関しては、普段からリモートワークを取り入れている企業ならそこまで大変に感じないと思います。しかし、これまでSlackなどのコミュニケーションツールを使った事がない方や、遠隔で仕事をした事がない方は、慣れるまで少し煩わしくなるかもしれません。
社内で経理のノウハウが継承されない
オンラインアシスタントに経理を外注すると、そのうち経理の作業を扱える人材が減っていく可能性が考えられます。
社員が経理の作業をできないと、少し修正したい時にもアシスタントに頼まなければいけなくなってしまうので手間がかかります。
また、外注すると社内独自のノウハウが継承されなくなってしまうので、オンラインアシスタントを解約した際には、1から自分たちでやり方を築いていかなければならないのが少し大変です。
そのため、外注する際にはこれらのリスクを避けるため、基本的な経理のスキルやノウハウを継承する仕組みを作ることも大切です。
まとめ
今回は経理のオンラインアシスタントについてご紹介しました。
外注をして業務効率化や費用の削減を図ることは企業の成長にとっても大切なことです。
外注するメリット・デメリットを自社に置き換えて十分に検討してみてください。
また、不安な方はぜひ、一度使ってみてはいかがでしょうか?
返金保証付きのプランや、短期契約のプランもあるので、費用の負担を抑えて始める事ができますよ。
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