看護師から営業!転職すると、どう変わる?

看護師から営業!転職すると、どう変わる?

看護師のお仕事は、人命に携わるお仕事ですし多忙で非常に過酷ですよね。

私の姉は10年程看護師として働いていて、私は営業職をトータルで5年程経験しています。

看護師になるまでも「人生の中で一番勉強した」「実習中も泣きそうになった」など、聞かせてくれました。

看護師として働いている方は職務に就くまでも並ならぬ苦労があったと思います。

そして今も苦労をされているのでしょう。

どのような営業職に就くのかにもよりますが、営業職は成績や商材によっては高収入を目指せます。

しかし、先が不透明なこの時代、看護師程の安定度があるか不安ですよね。

ここでは、看護師から営業職に転職した場合のメリット・デメリットをご紹介し、転職に失敗しない為のノウハウをお伝えしていきたいと思います。

看護師から営業になるメリット・魅力

看護師から営業に転職した場合のメリットや魅力は何か。

それは、病院勤務と違い相手にするのは健康な人メインになることです。
職場、お客様の全てにおいて大幅に変わります。

営業は外回りであれば、外出してしまえば基本的に自由に業務できます。

以下に、経験を含めて詳しく解説していきます。

関わる人間関係が変わる・広がる

法人、個人を問わず様々な方と知り合う機会が増えます。

看護師から異業種に転職した知人が数人いますが、

知り合うタイプの人が変わって楽しい!

という事は共通して言っていました。

命に関わる、という場面に比べれば営業職は気楽なのかもしれません。

一方で営業成績が悪くなると目標数字へのプレッシャーなどがストレスになってしまう方もいます。

異業種へ挑戦したのですから、最初から上手く出来る人はいません。

出来ない・分からなくて当然と割り切り、ストレスになる前に周囲にどんどん相談しましょう。

相談すると、不安も解消されますしプレッシャーなど気にならなくなります。

休暇がとりやすい

企業にもよると思いますが、比較的休暇がとりやすい場合が多いようです。

実際に、私も営業職をしていた理由は休暇がとりやすいという理由からでした。

当時、演劇の活動をしていたのですが、舞台公演の為1週間休暇をもらう事もありましたし3か月程休職し、復帰する事もありました。

ただ、休みたいからすぐ休めるという意味ではありません。
迷惑をかけないように、先回りして予定を組むなどをすると休暇はとりやすくなるでしょう。
お客様へのフォローや職場の人への配慮は必ずしましょう。

外周りは外出してしまえば自由

営業の仕事は商材によって変わりますが、主にルート営業、飛び込み営業があります。

ルート営業は「毎週何曜日の何時に●●社に訪問する」等、予め計画しているスケジュールに沿って訪問します。

使って頂いている商品に不具合がないか、使い心地、新商品やサービスのご案内もします。

飛び込み営業は、重点的に回ろうと決めた地域に、1件1件訪問し商品やサービスを売り込む、もしくはご案内や宣伝をする事です。

私は、法人向けのルート営業も法人向けの飛び込み営業もしていました。

お客様とは長時間お話をすることも、ランチをご一緒する事もあり就業時間を自由に使えました。

午前中で仕事を終えた日などは、そのままカラオケに行くことも、家に直帰することもありました。

自分で自分を管理する事が必要になりますが、外出してからの自由行動はとても楽しいものですよ。

看護師から営業になるデメリット

看護師から営業をした場合のデメリットのご紹介です。

病院ほどの手厚い福利厚生がない・年収が下がる場合もあります。

以下で詳しく解説していきます。

福利厚生が病院勤務ほどキチンとされていない

法律で定められている福利厚生は以下のものです。
【法律で定められている福利厚生】
○健康保険
○厚生年金
○労災保険
○雇用保険
○有給休暇

医療機関(病院勤務)では法律で定められている項目以外にも独自で福利厚生を設けている場合があります。
【法定外福利厚生の項目例

○有給休暇(法律で定める基準を超えて定めている場合がある)
○慶弔見舞い、慶弔休暇
○社員旅行
○院内保育を含む託児所、保育所
○産前産後休暇、育児休業制度、短時間勤務、育児時間の取得
○食事代の補助、社員食堂
○医療機関が運営する施設利用に対する割引

福利厚生は企業によって異なるため、転職を考える場合は現在の福利厚生と比べてみましょう。

病院勤務では当たり前だと思っていた項目が他の企業では設けていない場合もあります。

営業職へ転職するという事は、一般企業へ就職する事なので、しっかりと福利厚生のチェックをして納得した上で転職する事をおすすめします。

年収が大幅に下がる事もある

看護師の平均年収は約480万円です。

看護師の場合は一年目から高収入ですが、他の企業への転職をした場合、収入が下がる場合もあります。

営業職の平均年収は約500万円です。
200万円代~1000万を超える人まで差が激しい職種と言えます。その理由はお客様への営業実績で反映されるインセンティブ(成果報酬)です。

成果を出せば給与に反映される職種なので、今より高収入を目指したい・実力を試したいという方にピッタリでしょう。

商材やサービスを学び、顧客との信頼関係を構築し、数字に結びつく迄には人それぞれのペースがあります。

しかし、頑張った分、お給料に反映される喜びは自分の実力を認めてもらえたという実感が沸き、とても嬉しいものです。

入社してすぐに高収入を期待するよりも『これからお給料をあげて行こう!』という気持ちで始めましょう。

看護師から営業にならない方がいい人の特徴

看護師から営業にならない方がいい人の特徴は以下の2点です。

○ルーズな人
○完璧主義者

理由を含めて詳しく説明していきます。

ルーズな人

営業は、比較的時間が自由と上記でお伝えしました。
だからこそルーズな人には向きません。

個人の裁量に任されている分、営業先へのアポイントや打合せ時間なども自分で管理しなければなりません。

営業先との約束時間や連絡などをルーズにしていると、信頼を無くします。
商品やサービスは、信用される人間でなければ売れません。

病院であれば、診療時間内に患者様が来てくれますが営業はこちらから出向きます。
宣伝し、種を蒔き、引き付けます。

計画的に発信する場面と、お客様のタイミングに寄り添い、合わせる場面が必ずあります。
その結果が数字として現れます。

時間が守れない人や些細な報告、連絡が出来ない人は営業に不向きです。

完璧主義

全ての事を自分一人で出来る仕事ならば完璧主義は、とても良いでしょう。

しかし営業職は、対:人です。

例えば、コーヒーメーカーの営業をしている場合です。

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『よし!今月はコーヒーメーカーを3社に置いてもらうぞ!』と営業マンAは、気合を入れて営業に出向きました。

しかし、B社では、『A社のコーヒーは欲しいが、コーヒーメーカーを置く予算がない』と言われてしまいました。(本心だとします。)

コーヒーメーカーを売れなければ意味がない】or
【成績に反映されないけど、パックをおすすめしよう

前者の考え方は、最初は成績も上がりますし、一見営業に向いている様ですが長期的に見ると、自分も他人も苦しめます。

後者の考えをする人の方が営業に向いています。
自社に合わせた商品を提案してくれた事によって信頼もされますし、商品を気に入って他社を紹介してくれるかもしれません。

常に、自分の理想通りでなければストレスになる方には向いていないと言えます。

看護師から営業になった方がいい人の特徴

看護師から営業になった方がいい人の特徴は、看護師の仕事に苦痛を感じている人・転職した後の明確な目標がある人です。

以下で詳しく解説していきます。

業務内容が合わない

看護師の仕事を辞めたい理由は以下の理由が多いです。
○人間関係
○給与・手当に満足出来ない
○残業が多い
○方針や考え方が合わない
業務内容が合わない

この理由の中で、特に『業務内容が合わない』と感じている方は、転職を考えるべきでしょう。

自分の本質から大きくズレている職種に就いていると、必要以上に無理がかかります。
人間は、自分の本質を無視して生活出来るほど強くはありません。

しかし、その他の理由は転職ではなく、環境を変える事で解決できます。

人間関係や給与などは、働く環境が変われば待遇が変わることもあるので、別の病院を探してみてはいかがでしょうか。

筆者の姉もナースではたらこを活用して転職していました。
新卒で入社した病院よりも、転職後は好条件で就職出来たそうです。

現在の職場よりも、条件の良い所が見つかるかもしれません。

【参考資料】ナースではたらこ

転職後の明確な目標がある

どのような未来を目指したいのか、という目標が持てていない状態で転職活動をするのはおすすめしません。

明確な理想の未来像を持つことで、転職先に必要な条件のチェックも正確に出来ます。

転職を考える前に、理想の未来を思い描いてみましょう。

あなたの理想の未来像に合う企業はどのような企業か、ビジョンが明確に出来てから転職活動をすることをおすすめします。

看護師から営業になる方法

看護師から営業になる方法は以下の3つです。

自分の今の環境に合わせて、最適な方法を選びましょう。

知人の紹介・転職エージェント・直接応募のどの方法が自分に合っているのか、判断材料にしていただくため詳しくご説明します。

看護師から営業へ転職する前に、ぜひ参考にしてください。

知人から紹介

知人からの紹介は、当然ですが信頼のおける場合に限ります。

日頃から営業職をしている知人がいたら、良く話を聞いてみるようにしましょう。

もし、紹介の話があれば積極的に話だけでも聞いてみる事です。

紹介を持ちかける側も、仕事や人間性で信用出来る人でなければ企業に紹介出来ないと考えています。

違和感があれば断れば良いので、身近な所から情報収集できると今後の転職先探しの判断材料にもなります。

転職エージェントに相談する

安心してオススメできるのは転職エージェントの活用です。

看護師から営業という転職は、異業種へのチャレンジなので、異業種へのキャリアチェンジに強いエージェントを選んだ方が良いです。

オススメは異業種への転職に強い、WORKPORTです。

WORKPORT

無料ですし、使わないのは勿体ないです!
未経験から異業種へのキャリアチェンジを得意としているので、営業職に関してはもちろん、他にも無料エンジニアスクール等で新たなキャリアを築くための支援をしてくれます。

転職エージェントは、特定の職種に特化している所が多いですが、WORKPORTは異業種へのキャリアチェンジに強いので看護師から営業を目指す方にオススメです。

詳細はこちらから

企業に直接応募する

人材募集している企業に直接応募する事もオススメです。
現在、募集をしていない企業でも、気になる企業があればぜひHPをみてください。

HPには、採用情報の項目があり募集をしている場合があります。

特に女性で営業職にチャレンジしたい方へ有利な企業もあります。
g-wicでは、女性営業支援をしていて、未経験からチャレンジ出来ます。

業務内容は、女性スタッフによる営業支援です。

展示会への営業支援や、交流会出席など営業支援は多岐に渡ります。

女性が多い職場はセクハラの心配もなく安心です。様々な企業との繋がりを持ち実績も厚く、なにより華やかさが魅力でしょう。

g-wicは、クライアントとなる企業へ、女性による営業支援をしています。

HPだけでも見てみてはいかがでしょうか。

g-wic

まとめ

看護師から営業職に転職するメリットは、人間関係が広がる事・外出後は比較的自由・休みが取りやすくなる事でした。

デメリットは福利厚生が手薄になる・年収が落ちる可能性があることです。

いずれにしても、選ぶ企業により変化はあります。

転職エージェントなどを上手に活用し、あなたの明るい未来の為に最適な決断をしてください。

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