「格安スマホにして後悔した人っているのかな」「安いのになぜ普及しないのかな、何か裏があるのかも」このように考えている方はいませんか。
また、「貧乏人が使う格安スマホは、お金持ちが使う大手キャリアのスマホと比べて、性能が良くなさそう」というようなイメージを持っている方もいるかもしれません。
確かに、格安スマホにすることでいくつかデメリットはあります。しかし「月額料金が安い」「データ容量の変更が簡単にできる」など、格安スマホならではのメリットも多く存在するのです。
そこで今回は、格安スマホの悪い評判、良い評判、おすすめの格安スマホについて紹介します。
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キャリアサービスの使用ができない
大手の提供するメールサービスや決済サービスなどの使用ができなくなります。また、LINEの年齢確認ができなくて、自分のIDが検索に引っかからないという問題もあります。
ただし、キャリアの提供するサービスの使用ができなくても、代わりのサービスは存在します。そのため、格安スマホにしたからといって、日常生活に支障が出るわけではありません。
しかし、使用できるサービスは、どうしても大手より限られてしまいます。多様なサービスを使いたいという方には格安スマホはおすすめできません。
通信速度が安定しない
大手に比べると、格安スマホの方が通信速度が安定しなかったり、遅かったりすることがあります。
格安スマホは、大手の通信会社の電波を借りる形で電波を提供しているので、多くの人がスマホを使う休日や通勤時間などは、速度が安定しないのです。
ただし、高画質でたくさんの動画をみたり、多くのファイルを送ったりしなければ、問題が発生することはほぼありません。普通のメールのやり取りや動画視聴程度であれば、速度は安定します。
店舗での相談が難しい
格安スマホを提供する会社の場合、費用を削減するために店舗の設置数が少ないことが多いです。よって、地域によっては、近くに店舗がなく、店舗で相談できないこともあるでしょう。
その場合、購入もインターネットで行い、何か不明点があってもインターネット上で解決する必要があります。「実際に対面でサポートしてほしい」「スマホに疎い」という方は、サポートに満足できないかもしれません。
しかし、料金やプランなどはシンプルですし、電話でオペレーターが丁寧に相談に乗ってくれる場合もあります。とても手厚いサポートが必要な場合は別ですが「ある程度の相談ができれば良い」という方は十分だと思います。
貧乏人のイメージがある
貧乏人のイメージがあるもの格安スマホをやめとけと言われる理由の一つです。
ただこのイメージは誤りまたは嘘です。
インタファーム社が2017年に実施した調査では1,000万円以上の格安スマホの利用者の割合は31.3%と最も多く、次に多いのが601万円〜1000万円でした。
お金持ちほど格安スマホを利用している理由はおそらく、お金持ちほど合理的な選択をするから。
一昔前の格安スマホはかなり使いにくかったですが、今の格安スマホは使いやすいものが多いです。
貧乏人は単なるイメージと思っておくといいでしょう。
災害に弱いイメージがある
災害に弱いイメージがあるのも格安スマホをやめとけと言われる理由です。
このイメージは半分は合ってますが半分は嘘です。
格安SIMの多くはドコモなどの大手ネットワーク設備を使っているので、災害時の繋がり方は大手キャリアと似ています。
大手キャリアでは災害用伝言ダイヤルなどを用意していて、安否情報を届けたり、テキストメッセージを保存していたりします。
一方で、大手キャリア以外の多くはこれらのサービスが用意されていないので、使うことができません。
やめとけは嘘?格安スマホに変えてみた喜びの声
格安スマホの良い評判を3つ紹介します。
月額料金が安い
月額料金があまりかからないのも、格安スマホの良い点です。料金を重視する方は多いと思うので、基本料金が安いのは大きなメリットと言えるでしょう。
使用回線を大手から借りたり、家賃や人件費を必要最低限にしたりしているからこそ、実現できていると言えます。必要のない店舗やスタッフをもたないことで低価格を提供しているのです。
データ容量の変更が簡単
データ容量を簡単に追加できるのも嬉しいポイント。
大手の場合、翌月の容量を変えることができなかったり、変更手続きに手間がかかったりしてしまいます。しかし、格安スマホでは、会員サイトで簡単な手続きを踏めば、すぐにデータ容量を変更できることが多いです。
「翌月はメールでのファイルのやり取りが頻繁になるから容量を増やそう」「最近仕事が変わったから、容量の少ないプランに変えておこう」このように、その時の都合に合わせて、簡単に変更できるのです。
契約の縛りがない
格安スマホの場合、契約縛りがないプランもあります。
大手の場合、「2年縛り」の契約を結ぶことが多いです。この場合、2年経たずに解約すると違約金がかかってしまいます。一方で、格安スマホでは、契約縛りがなくいつでも自由に解約できるプランが存在します。
「やめたいけど、まだ2年経ってないから多額の解約金を払わなきゃいけない」格安スマホのプランであれば、このようなお悩みは解決するでしょう。
おすすめの格安スマホ
おすすめの格安スマホ端末を3つ紹介します。
UQモバイル
UQモバイルのスマホは、大手より安く利用できるにもかかわらず、通信速度が安定しています。auの回線を借りてサービスを提供しているのですが、auと同じくらい速度が速いと言われています。
auからUQモバイルに乗り換えた人で「大幅に月額料金が下がった」と喜んでいる人は多いです。約7,500円だった月額料金が、約4,000円まで安くなったという人もいます。
また、UQモバイルの人気機能として「節約モード」があります。このモードにすれば、通信速度を簡単に高速・低速に切り替えられます。低速の場合、なんとデータ容量を消費することなく、スマホを使えるのです。
ただし、選択できるプランは少ないです。プラン内容にこだわりのある方にとってはデメリットかもしれませんが、シンプルなプランで良いという方には十分だと思います。
【UQモバイル料金表】
・3GB/月:税込1,628円
・15GB/月:税込2,728円
・25GB/月:税込3,828円
(余ったデータ容量は翌月にくりこし可能)
【こんな人におすすめ】
・安くスマホを使用したい
・速度の安定重視
・データ容量を節約したい
楽天モバイル
楽天モバイルは、月額3278円で完全データ使い放題というのが特徴です。大手のデータ容量が多いプランの場合、6000~7000円程度はしますが、楽天モバイルなら半額の月額料金で利用できます。
データが無制限ということ自体が珍しく、加えて料金も非常に安いので、支持するユーザーも多いです。
さらに、この格安プランには「国内通話かけ放題」も含まれています。楽天モバイルだけでなく、他社への通話もかけ放題なので、かなりお得です。
【楽天モバイル料金表】
・〜1GB/月:税込0円
・1〜3GB/月:税込1,078円
・3〜20GB/月 :税込2,178円
・20GB〜/月:税込3,278円
【こんな人におすすめ】
・とにかくデータ容量を消費する
・格安がいい
・通話をよく利用する
ワイモバイル
ワイモバイルは、料金・速度・サポートのどれも充実していて、バランスが良いスマホ端末だと言えます。
ワイモバイルは、大手ソフトバンクから回線を借りていて、基本的に速度は安定しています。通信速度を重視する方は、ワイモバイルなら安心でしょう。
また、店舗数が多いのも魅力です。格安スマホの場合、店舗数が少ないことが多いのですが、ワイモバイルは全国に店舗が設置されています。そのため、何かわからないことがあれば、対面でサポートを受けられるのです。
【ワイモバイル料金表】
・3GB/月:税込2,178円
・15GB/月:税込3,278円
・25GB/月:税込4,158円
【こんな人におすすめ】
・料金は安い方がいい
・通信速度重視
・サポートもしっかり受けたい
まとめ
今回は、格安スマホの悪い評判・良い評判、おすすめの格安スマホについて紹介しました。
「通信速度が安定しない」「大手キャリアの提供サービスが使えない」などが悪い口コミです。しかし、悪い口コミだけでなく「月額料金が安い」「データ容量の変更が簡単」などの、格安スマホならではの良い口コミも多く見られました。
スマホの購入を考えている方は、今回紹介したことをぜひ参考にして、自分に合ったスマホを購入してください。