「転職したいな・・・」
そう漠然と考えていても、「それじゃあ、次は何がしたい?」と聞かれるとはっきりと答えられない。
実はそういったお悩みを持つ人は、少なくありません。
そして、その悩みが転職活動を難しくしている理由になっていると感じる人も多いのではないでしょうか。
それでも、せっかく転職をするのならば、やりたいことや好きなことを仕事にしたいと思いますよね。
そこでここでは、やりたいことをみつけるためのヒントをいくつかご紹介させて頂きます。
モヤモヤを解消するための一つの材料として、是非ご参考にしてみてください。
転職したいけど何がしたいかわからない。やりたい仕事を見つける方法
自分がやりたいことが分からないという場合、その理由はいくつかあります。
中でも最も大きな理由は、「自分でも自分のことがわかっていないから」です。
例えば、何となく大抵の仕事が出来てしまっても自分の強みが把握出来ていない人は、漠然と「自分にはもっと合う仕事があるのではないか」と感じてしまいがちです。
しかしそれは、あくまでも漠然と感じるもので明確な理由がないので、本当にやりたいことには結びつきません。
やりたい仕事を見つけるためには、とにかく「自分を知ること」が大切です。
そのための方法が、次の5つです。
自分が出来ることを書き出す
現在やこれまでの仕事の中で、達成したこと、やりがいを感じたこと、楽しかったことを書き出してみてください。
書き出した内容を見ていると、自分の得意分野や強みが見えてきます。
自分の強みを活かせる仕事に就くことが出来れば、やりがいや自信につながりモチベーションも上がっていくでしょう。
嫌なことや出来なかったことを書き出す
逆に、仕事の嫌なところを書き出すことも大切です。
嫌な仕事を省いたり、嫌なことから反対に好きなことを見つけたりすることで、さらにやりたいことが明確になることもあります。
ただ、やりたくないものを初めのうちから全て避けてしまうと、選択肢を狭めたり、あるいは実は向いているかもしれない仕事を見落としてしまうこともあります。
嫌なことや苦手なことを書き出す場合には、その優先順位もつけておくと良いです。
「苦手だけれど興味がある」ということがあれば、それはまずはやってみるという選択肢もあるでしょう。
「将来こうなりたい」というイメージから逆算してみる
仕事に限らず、自分の生活スタイルも含めて、自分は将来どうなっていたいかということを具体的にイメージしてみることも1つの手段です。
「40歳までにこのくらいの貯蓄額がほしい」など、具体的にしておくことで、そこから逆算して仕事を探すということが出来るようになります。
自分のイメージする将来の実現が、ひいては「やりたいこと」ということになり、その実現のために仕事を探すという軸を作ることが出来ます。
身に付けたいスキルは何かを考えてみる
具体的に仕事が思い付かないという場合には、スキルという視点から考えてみるのも良い方法です。
スキルといっても資格だけに限らず、マネジメント力や会話力など幅広く考えて下さい。
先に書き出した「強み」を強化するスキルでも良いですし、「苦手」を補うスキルでも構いません。
そのスキルを身に付けるためには、どのような業界でどのような仕事をすれば良いのか、という考え方をすれば、やりたいことも明確化するはずです。
周囲の人に自分の強みを聞いてみる
そして、自分だけでは自分の強みが思い付かないという場合は、周囲の人に聞いてみることも大切です。
自分では気付いていない強みや特技に気付くことが出来たり、あるいは第三者から見た自分の人間性についても知ることが出来ます。
自分が知らなかった自分の強みや人間性を知ることで、また新たな視点で仕事を探すことが出来るようになります。
転職したいけど何がしたいかわからない人がやるべきこと
とにかく様々な方法で自分のことを知り、何となく自分の強みや性格が分かってきたものの、やはり何がしたいのか分からないという人もいるでしょう。
そういった場合にやるべきことは次の3つです。
新しいことにチャレンジしてみる
まず、今までやったことがなくて興味あることをやってみることです。
本やインターネットを使って情報収集をしてみるのも良いですし、資格の勉強をしてみるのも良いでしょう。
今は、副業をする人も増えてきています。
副業として始めたのに、気付けば本業以上に稼いでたというのも良く聞くようになりました。
はじめから本業として新しいことに挑戦するのはハードルが高いということであれば、ひとまず副業として体験してみることから始めることをオススメします。
とにかくまずは、行動を起こしてみることが大切です。
実際にやってみることで、意外なところでやりがいや楽しさを実感出来るかもしれません。
今の仕事に打ち込んでみる
逆に、今の仕事にやりがいを見つけられるようにもう一度向き合ってみるということも選択肢の一つになり得ます。
というのも、転職したいと考える人たちは、必ずしも今の仕事をやりきったと言い切れる人ばかりではないのです。
また、悪いところばかりが目についてしまい、実はその仕事の面白さや良さに気付くことが出来ていないだけということもあります。
今の仕事ともう一度向き合ってみることで、気付いていなかったその仕事の良さや楽しさに気付くことが出来れば、それはまた一つの魅力的な仕事との出会いになります。
転職エージェントを使う
それでもやっぱり、自分のやりたいことは分からない、知りたいという場合は、転職エージェントに登録してみてください。
転職エージェントは、仕事を紹介してくれたり、応募書類を添削してくれたりしてくれるというイメージだけを持つ人は多いと思います。
しかし実は、転職活動を始める前の「キャリアプランの構築」についても無料でサポートしてくれます。
その上で、キャリアプランに合った仕事を紹介してくれるので、やりたいことを探す段階から実際の転職活動までを一貫してサポートしてもらえます。
プロの経験と知識に基づいて無料でサポートしてくれるので、まずは登録をして利用してみても損はありません。
転職したいけど何がしたいかわからない人におすすめの仕事
ここまでお話しした方法を試しても、やはり何がしたいか分からないという人におすすめの仕事をご紹介します。
Webマーケター
Webマーケティング業界は、使える知識が常にアップデートされる、スピード感のある業界です。
その為、未経験者でも採用されやすく、能動的に情報をキャッチアップ出来る人材は未経験者であっても重宝されます。
世の中の動きやニュース、トレンドなど、新しいものに常にアンテナを張って興味を持つことが出来る人であれば、未経験でも十分に活躍できるでしょう。
Webマーケターは、実践が何より大切と言われる職業です。
だからこそ、Webマーケターへの転職を考えているのであれば、未経験であっても積極的に求人に応募しましょう。
特に、IT業界に強い転職サイトや転職エージェントを利用して転職活動をすることをオススメします。
例えば、次の転職サイト・エージェントがオススメです。
- Green
・IT、Web業界に特化した求人情報を掲載
・スタートアップ企業から中小企業まで幅広く取り扱っています
・カジュアル面談も希望できるので会社の雰囲気を知った上で応募するかを判断できます
- マスメディアン
・広告、マスコミ業界の求人を多数掲載
・エージェントサービスあり
・場合によっては、面接にキャリアコンサルタントも同席してくれます
- doda
・日本最大級の求人数を誇ります
・エージェントサービスもあるので応募書類作成のサポートもしてもらえます
プログラマー
世界的にプログラマー人材が必要とされている昨今では、言語さえ習得すれば未経験でも転職しやすくなっています。
また、フルタイムだけではく、柔軟な勤務体制にも対応出来る場合が多く、将来的に考えて、妊娠中や育児中の女性にとっても働きやすい環境で働くことができます。
そして、複数の言語を習得してスキルを身に付ければ、高収入も見込める仕事なので、将来性のある仕事だと言えます。
プログラマーも未経験でも転職は可能ですが、事前にある程度の知識は必要です。
必要な知識は独学でも得ることは可能ですが、スクールを利用する方が効率的です。
特に今は、転職支援サービス付きのスクールが増えてきています。
費用はかかりますが、初心者から動き出すのであればスクールを利用する方が確実でしょう。
ここでは、オススメのプログラミングスクールをいくつかご紹介します。
・Webで全て完結が可能、もちろん通学も可能です
・2020年6月末時点で転職成功率99%
・無料カウンセリング、受講料は月々35,000円~
・受講形式は通学とオンライン
・20日間のうちであれば全額返金保証あります
・短期集中コースと専門技術コース(AI、クラウド)があります
・転職成功率99%
・受講形式は通学とオンライン
・受講料は無料
・転職成功率は97.8%
コンサルタント
素質や経験・知識が求められるのコンサルの仕事でも、20代であれば未経験での転職は可能ですが、かなり厳しいは確かです。
しかし、コンサルティング業務で得られる知識や考え方は、幅広い業界で活かすことが出来ますし、今では多くの企業が意識している「ソリューションビジネス」を扱いますので需要は高いです。
ビジネスの仕組みを知ることが出来たり、幅広い業界に関わることが出来たりするので、自分のやりたいことや興味のあることを知るチャンスにも出会えるかもしれません。
ただ一方で、激務であることでも知られる仕事なので、仕事に打ち込みたいという気持ちがない場合はやめておいた方が良いでしょう。
コンサルタントには、様々な種類があります。
特になじみがあるのは、経営コンサルタントでしょう。
経営コンサルタントにつきましても、今は学ぶための学校が全国に存在します。
もちろん、学校で学ぶことも重要です。
しかし、それよりも前にやっておくといいのは、「中小企業診断士」です。
国家試験ですが、受験資格に制限がないので誰でも受けることが出来ます。
経済学は企業法務、経営情報システムなど、企業に関する幅広い知識が必要になるので内容は当然難しいですが、企業の仕組みや経済活動などについての基本を知ることが出来ます。
資格を取得するかしないかは別としても、勉強しておくことでコンサルタントになるための基礎固めは出来ますので、是非チャレンジしてみてください。
まとめ
「転職したい」とは思うものの、やりたいことが明確になっていないとなかなか行動に移すことが出来ないですよね。
そのような場合、まず大切なことは「自分をもっと知ること」です。
その為の方法をいくつかご紹介しましたが、新しい発見に出会える可能性が一番高いのは、周囲の人に自分のことを聞くことです。
漠然とした気持ちで転職活動をしてしまうと、転職した先の仕事でもミスマッチが起きやすくなる為危険です。
まずは、選択肢を広げるための行動を起こすことから始めましょう。
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