自己PRを添削してもらう方法!自分で添削する際の注意点とは

自己PRを添削してもらう方法!自分で添削する際の注意点とは

就活生の中には、
「自己PRを誰かに見てもらいたいけど、頼める人がいない・・」という方もいるのではないでしょうか。

自己PRは周りの人に見てもらうのに少し勇気が要りますよね。また、友達に頼むよりも本格的に添削してもらいたい人もいると思います。
そんな就活生のために、今ではオンラインで自己PRの添削をしてくれるサービスがたくさんあります。

そこで今回は、オススメの自己PR添削サービスをご紹介します。
自分で最低限セルフ添削できるポイントも紹介しているので、添削を依頼する前にこれを読んで一度チェックをしておきましょう。

自己PRをセルフ添削する際に注意すべきポイント

自己PRを自分で添削する際には、最低限押さえて置きたいポイントがあります。
ここでは、自分でも確認しやすい添削のポイントを解説します。

誰でも理解できるように説明する

自己PRは、世代もバックグラウンドも全く異なる相手に自分を説明することになります。このため、誰が読んでも内容を掴めるような文章にする気配りが必要です。
この気配りを忘れてしまうと、伝えたいことが面接官の心に響かない可能性があります。

例えば、「世界遺産検定1級に合格しました」というだけでは、そのテストがどれだけ難しいのか想像しづらいですよね。しかし「合格率20%の世界遺産検定1級に合格しました」と聞いた方が難しさが伝わるかと思います。
このように、相手に伝えたいことをしっかり伝えるためには、相手の視点に立ってわかりやすく説明することが大切です。

また、その道に縁のある人にしか伝わらない専門用語を使うのは避けましょう

例えば、「私はダンス部のリーダーを務めました。○月のショーケースに向けて、皆のフリが揃うようにカウントを…」という説明を受けても、「ショーケース」「フリ」という言葉はダンスをやったことがない人にはわからないと思います。

このような言葉は、普段当たり前のように使っている人ほど、ESで何気なく使ってしまう可能性があります。そのため、自分の書いたESにこのような専門用語を使っていないか確認しましょう。また万が一使う際には、簡単な説明も加えておきましょう。

句読点を適度に使う

面接官の頭にスッと入ってくる文章を書くためには、文章の内容だけでなくリズムも大切です。
句読点[、]を多用してだらだら書いた文章は、非常に読みづらく内容が掴みづらくなります。何百枚ものESを読んでいる面接官からしたら、途中で読む気が失せてしまうかもしれません。

一方で、句読点が全くない文章も非常に頭に入りづらいです。
テンポの良い文章にするためには、句読点を適度に使うことが大切です。

例えば、

「私は今日就職活動のために大阪に行きました。」よりも、「私は今日、就職活動のために大阪に行きました。」の方が読みやすいですよね。
このようなテンポの良い文章を作るためには、自分で何度も読み返すことが大切です。また、少し時間をおいて読み返すと客観的に判断しやすくなるのでオススメです。

また、句読点を用いる際には一文あたり1~2個までに抑えましょう。それ以上続いてしまう場合には、一度読点[。]で文章を切った方がいいです。

伝えたいポイントを明確にする

自己PRでは、限られた文字数の中で自分の人間性を相手が納得できるように伝えなければなりません。そのためには、相手にPRしたい内容を明確に絞る必要があります。

例えば、以下のような自己PRがあったとします。

「私は、誰とでも平等に接してチームを調整することが得意です。私が学生時代に部長を務めたスキーサークルでは、新歓の募集人数についてメンバー同士で意見が割れたことがありました。その際、私はそれぞれのメンバーの意見をとことん聞いてメリットやデメリットを洗い出し、最終的に折衷案を提案してメンバー全員の合意を得ることができました。このように、物事を決めるときは妥協せずに徹底的に考え、常に最適解を探すことを心がけています。」

このような自己PRは一見さらっと読めますが、前半と後半で異なる主張をしています。これでは、論理性の欠如が面接官に見透かされてしまいます。

また、このようにPR内容を複数入れようとすると、各主張に対する根拠が不十分で説得力に欠けた文章になってしまいます。

例えば今回の例文では、最初に書かれている「誰とでも平等に接して」の根拠がどこにも書かれていません。これでは、普段どのように人と平等に接しているのか全くわかりませんよね。
このため、200~400文字という短い自己PR文の中では、伝えたいポイントを1つに絞り、それについてエピソードを交えて具体的に話すことが大切です。

自己PRを添削してもらうおすすめの方法

自己PRはある程度自分で添削することもできますが、できれば他の人に見てもらったほうが絶対良いです。

他の人に見てもらうメリットは、面接官に近い客観的な目線で文章を見てもらえることです。自分で添削するだけでは気づかないような、わかりづらい言い回しや文章の癖を指摘してもらうことができます。

そこで、ここでは他の人に自己PRを添削してもらう方法を紹介します。

大学のOBOGや内定者に頼む

自分の大学の一個上の内定者や志望企業のOBOGとコネがある人は、その人達に添削してもらうことをオススメします。
なぜなら、内定者やOBOGは志望企業に精通しているので、志望企業に受けの良い自己PRの書き方を教えてくれる可能性が高いからです。

大学の先輩にコネクションがない人は、オンラインのOBOG訪問ツールを活用して企業で働いている先輩と関係を作りましょう。
うまくサポートしてくれる方が見つかれば、実際に企業で働いている方に添削を頼むことも可能です。

その際には、相手のことを考えて礼儀正しくお願いするようにしましょう。

就活エージェントを利用する

自己PRを就活のプロの目線で添削してもらえるオススメの方法が、「就活エージェント」を利用することです。

就活エージェントとは、キャリアアドバイザーが学生との面談を通して一人一人にあった求人を紹介してくれるサービスです。求人の紹介がメインのサービスですが、それ以外にも悩みがあるときに相談に乗ったり、選考に向けて一緒に対策をしてくれます

キャリアアドバイザーは、人事の目線や企業のことをよく理解しています。そのため、ESの添削や面接も企業側に近い視点でチェックしてくれます。
ES対策でオススメの就活エージェントは、「キャリアチケット」です。

キャリアチケットは、年間1万人以上の就活生が利用している就活エージェントです。

キャリアチケットでは、キャリアアドバイザーによる就活サポートはもちろん、ゼロから就活を始める人に向けた対策セミナーも開催しています。自己分析からES対策、GDや面接対策も行っているので、就活に関する全体的なサポートをしてもらうことができます。

そのため、就活を始めたばかりで不安が大きい人や、就活全体をサポートしてもらいたい人にはオススメです。

キャリアチケットはこちら

オンラインで添削をしてくれる人を探す

オンラインで自己PRを添削してくれる人を探すという方法もあります。
具体的には、企業のOBOGと就活生のマッチングツール「Matcher」や、スキルを売り買いできる「ココナラ」というサービスを利用してESの添削をしてくれる人を探す方法です。

「Matcher」は、多種多様な業界で働く社会人の方々が登録している就活用マッチングツールです。社会人の方々がプランを設定してそれに学生が申し込む仕組みになっており、事前に「自己分析」「ES対策」などのプランが組まれているので安心してお願いすることができます

また、Matcherは完全に無料で使うことができるので、お金をかけずに社会人に見てもらいたい人にはオススメです。

一方、「ココナラ」はスキルを売る人が自ら金額設定を行い、商品としてスキルを販売する有料のサービスです。そのため、無料よりも本格的なサポートが受けられる商品が多いです。
お金を払うのは少し勇気が要りますが、サービスの質はレビューで確認することもできるので安心して利用できます。

ココナラは航空業界やエンタメ業界などの特殊な業界に向けた選考対策なども充実しているので、より自分にあった商品を見つけることができます。

自己PRを添削してくれるアプリ・サービス

ここでは、無料で利用できる添削サービスをご紹介します。

どちらも添削専用のサービスなので、エージェントが不要な人でも安心して利用できます。

ES添削カメラ

「ES添削カメラby dodaキャンパス」は、株式会社ベネッセi−キャリアが運営しているスマホアプリです。
ES添削カメラでは、ESの中でも1度は書く「自己PR」に特化して添削を行ってくれます。

自己PRをアプリ内で入力、あるいは紙に書いて写真を撮ったものを送ると、7日前後で添削が帰ってきます。

添削は就活エージェントを手掛けるdodaのプロが行ってくれるので、受かるためのノウハウを沢山教えてくれます。添削が非常に丁寧という評判もあるので、本選考のESを出す前に一度使ってみてください。

ES添削カメラby dodaキャンパス:
Apple版アプリはこちら
Android版アプリはこちら

ES添削.me

ES添削.meは、株式会社LIMHAUSが運営するサービスです。添削者は大手企業の人事や選抜された社会人なので、質の高いフィードバックがもらえます。

ES添削.meのサイトで基本情報を登録すると、すぐに添削を依頼できます。
添削依頼はサイトのフォームで行います。

「企業名」や「設問」「自分の考えた回答」を入力して送信すると、繁忙期を除き3営業日以内に返事が来ます。回答は最大1000文字まで送れるので、文字数の多いESにも対応しています。

また、添削後はチャットでやりとりできるので、添削内容に疑問があったらすぐに確認できます。しっかりアドバイスを受けながら添削してもらいたい学生にオススメです。

ES添削.meはこちら

まとめ

本日は自己PRを添削してもらう方法をご紹介しました。
添削を誰かにお願いする際には、一度自分でセルフチェックをしてからお願いしましょう。

その際には、
・誰にでも伝わるような文章をかけているか
・句読点の位置や量は適切か
・伝えたい自己PRの内容は明確で筋が通っているか

ということを改めて確認してみてください。
就活が本格化する前になるべく多くの添削をもらって精度を高めておくと、余裕のあるスタートダッシュを切ることができますよ。

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