法人口座開設しやすい!おすすめ作りやすい銀行は?ネットバンク・メガバンク・信用金庫・合同会社・デメリットなど

法人口座開設しやすい!おすすめ作りやすい銀行は?ネットバンク・メガバンク・信用金庫・合同会社・デメリットなど

「法人口座を開設したいけどおすすめはどこ?」

「法人を設立したばかりで、口座を開設する銀行を迷っている」

法人口座を開設するにあたって、メガバンクやネットバンクなどさまざまな銀行があります。法人口座を開設できる銀行はいくつもあるので、どこがいいのかわかりませんよね。

法人口座のおすすめは、利便性が高いネットバンクです。ただ、地方銀行やメガバンクと悩んでいる方もいると思います。

そこで、当記事では法人口座を開設できるおすすめの銀行を紹介します。

また、合同会社は法人口座を断られるのかという疑問もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

法人口座開設!作りやすい銀行はどこ?維持費が安いおすすめはココ

法人口座を開設するにあたって、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

メリットデメリット
メガバンク高額な融資や海外への振込に対応
海外にも拠点がある
審査が厳しい傾向
口座の維持手数料・振込手数料が高い
ネット銀行手数料や口座の維持費が安い
24時間365日振込できる
利便性が高い
知名度が低い
取引先からの信用度が低い
対面サポートが受けられない
地方銀行特定の地域では信用度が高い
親身な相談
高額融資を受けるには時間がかかる
他の地域に支店が少ない
信用金庫基準がやさしい傾向以下どちらかの条件を満たす必要あり
①従業員数が300人以下
②資本金が9億円以下
ゆうちょ銀行全国に支店あり
利便性が高い
維持費・手数料が無料
1,300万円以下の金額は預入不可
1日の入金限度額が5万円(※)
※「ゆうちょダイレクト」の入金限度額です。

上記のメリット・デメリットを考慮したうえで、おすすめなのはネット銀行です。月額料金や各種手数料が安く、24時間365日振り込めるのは大きなメリットでしょう。

実店舗がないため、対面で相談できないデメリットはありますが、その分人件費が抑えられており、手数料の低さに還元されています。

ネット銀行は預金金利が高いこともあり、法人口座開設におすすめできる金融機関です。

また、ネット銀行は他の銀行と比べ、法人口座を開設しやすいメリットがあります。

法人口座開設のおすすめ:ネットバンクとデメリット。最短開設

ネット銀行のは法人口座は社会保険料の口座引き落としができないデメリットがありますが、GMOあおぞらネット銀行なら対応しています。

また、ネット銀行は振込手数料が安くなるメリぅっとがあります。

ネット銀行で法人口座の開設を検討している方は、以下の銀行がおすすめです。

  • GMOあおぞらネット銀行
  • 住信SBIネット銀行

順に解説します。

①GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行は、初めて法人税や法人地方税のダイレクト納付に対応したネット銀行です。

登記簿や印鑑証明、書類の押印が必要なく、オンライン上で口座開設が可能です。最短即日に開設できるため、いますぐ法人口座が必要な場合でも対応できます

ベンチャー企業の多くがGMOあおぞらネット銀行で口座開設して、実績のない創業間もない企業におすすめの銀行として知られています。

口座維持費(税込)無料
振込手数料(税込)当行宛:無料
他行宛:金額にかかわらず145円
法人口座開設まで最短即日

GMOあおぞらネット銀行はこちら

②住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は取引データから審査し、すぐに融資を受けられる商品があるため、資金が必要になったときに頼りになります。

また、ネット銀行ならではの振込手数料の低さで、コストを気にせず取引できるでしょう。

住信SBIネット銀行は、できる限りコストをかけずに法人口座を開設したい方におすすめです。

口座維持費(税込)無料
振込手数料(税込)当行宛:無料
他行宛:金額にかかわらず145円
法人口座開設まで最短翌日

【住信SBIネット銀行はこちら】

法人口座開設のおすすめ:メガバンク。三井住友銀行など

メガバンクで法人口座の開設を検討しているなら、以下の銀行がおすすめです。

  • 三井住友銀行
  • 三菱東京UFJ銀行

順に解説します。

①三井住友銀行

三井住友銀行は法人口座の開設にかかる日数が短いため、すぐに口座を作りたい方におすすめです。

法人用のインターネットバンキング「Web21」があり、ライトタイプなら利用できる機能は制限されますが、無料で使えます。

口座維持費(税込)年間550円
振込手数料(税込)同一店宛:3万円未満は110円、3万円以上は220円
本支店宛:3万円未満は220円、3万円以上は440円
他行宛:3万円未満は495円、3万円以上は660円
法人口座開設まで2週間程度

三井住友銀行はこちら

②三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行は、請求・回収業務や給与支払い業務の効率化など、法人向けのサービスが豊富です。

また、海外事業のサービスも充実しているため、外国との取引がある法人におすすめです。

口座維持費(税込)月額1,760円
振込手数料(税込)同行宛:3万円未満110円、3万円以上330円
他行宛:3万円未満484円、3万円以上660円
法人口座開設まで4週間程度

三菱UFJ銀行はこちら

【最新版】法人口座開設のおすすめ:信用金庫

信用金庫で法人口座の開設を検討しているなら、以下の銀行がおすすめです。

  • 城北信用金庫
  • 城南信用金庫

順に解説します。

①城北信用金庫

城北信用金庫は、東京都北区に本店がある信用金庫です。ネットバンキングの利用料が1,100円、他行宛の振込手数料が330円と低く設定されています。

城北信用金庫は店舗数が多く、信頼できる信用金庫で法人口座を開設したい方におすすめです。

口座維持費(税込)年間1,320円
振込手数料(税込)当金庫宛:無料〜330円
他金融機関宛:330円〜660円
法人口座開設まで約2週間

城北信用金庫はこちら

②城南信用金庫

城南信用金庫は、東京都品川区に本店があります。預金・貸出金量が多く、関東圏の信用金庫では1位を誇ります。

また、ITや売上に関する相談もできるため、経営に不安がある方におすすめです。

口座維持費(税込)月額1,100円
振込手数料(税込)当金庫宛:無料
当金庫本支店宛:3万円未満110円、3万円以上220円
他金融機関宛:3万円未満264円、3万円以上440円
法人口座開設まで1週間から10日

城南信用金庫はこちら

審査落ちした。合同会社は法人口座開設を断られる?作れないときにおすすめの対処法

合同会社だからといって、株式会社より口座開設の審査が厳しいわけではありません。会社の規模にかかわらず、同様の基準で審査が進みます。

口座開設を断られる理由としては、以下のような原因が考えられます。

  • 資本金が少ない
  • 仮想の事務所を構えている
  • 事業内容がわかりにくい

合同会社というわけではなく、上記の理由から口座開設を断られるケースがあります。そのため、合同会社の口座が開設できない場合は、以下の方法を試してみましょう。

  • ネット銀行を利用する
  • 落ちた理由を改善する

順に解説します。

ネット銀行を利用する

合同会社の口座開設の審査に落ちてしまった場合は、ネット銀行の利用を検討してみましょう。

ネット銀行は審査がやさしい傾向にあり、メガバンクで通らなかったとしても口座開設できる可能性があります。

特に、創業期で断られたら後に、GMOあおぞらネット銀行に行って開設できたとの話はよく聞くので、審査落ちした方におすすめです。

GMOあおぞらネット銀行はこちら

落ちた理由を改善する

審査に落ちた理由を銀行から教えてもらえるなら、改善して再度申し込みましょう。その際、会社の売上が上がってから申し込めば、信用度が上がる可能性があります。

また、会社の売上が上がっていれば「事業がうまくいっている」と説明できるため、審査に通るチャンスがあります。

審査に落ちた理由を教えてもらえない場合は、事業内容がわかりにくくないか、電話回線は固定回線かなど、細かいところを改善してみましょう。

まとめ

法人口座を開設するなら、手数料が安いネット銀行がおすすめです。

当記事で解説した通り、ネット銀行の手数料はメガバンクと比べて50%ほど安く、コストを重視される経営者に勧められます。

また、法人口座を一つに絞る必要はなく、用途に応じていくつかに分けるのも得策です。

ネット銀行を開設しておけばいつでも利用できるので、使い勝手がよく、自分の時間を奪われずに済むでしょう。

ビジネスカテゴリの最新記事