ファイナンシャルプランナーにお金の相談をしたいと思ってはいるものの、なかなか踏み切れない方もいるのではないでしょうか。
インターネット検索では、「意味ない」「恥ずかしい」などのキーワードも候補に上がっているため、不安になってしまいますよね。
しかし相談実績の多い会社は、多くの事例に対応してきているため相談しやすく、的確なアドバイスを受けられるでしょう。
そこで今回は、ファイナンシャルプランナーへの相談が注意すべきとされる理由やメリット・費用などを解説します。
相談する際のポイントやおすすめの無料相談も紹介しており、知って得する内容となっているため、ぜひ参考にしてみてください。
危険?恥ずかしい?むかつく?ファイナンシャルプランナーに相談してみた注意点。知恵袋など
ファイナンシャルプランナーに相談しても意味がない・注意が必要と言われる理由として以下の点が挙げられます。
- ファイナンシャルプランナーになるための敷居が低い
- 投資や保険の契約を勧められる可能性がある
- 知識が古い可能性がある
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
ファイナンシャルプランナーになるための敷居が低い
まず、ファイナンシャルプランナーになるための敷居の低さが挙げられます。実は、ファイナンシャルプランナーを名乗る際に資格は必要ありません。
知識量が不十分であったとしても、自分の裁量次第で肩書きが簡単に手に入るので、質の低いファイナンシャルプランナーも多いのが現状です。
一方、FP技能士やAFP・CFPなどファイナンシャルプランニングに関連する他の業種では資格取得が必要です。
知識量が一定基準に達していない場合でも、ファイナンシャルプランナーを名乗れることから、専門性が不安視されやすい傾向があります。
また、FP技能士の資格は2級までであれば取得もそれほど困難ではありません。実際に2023年5月に実施された資格試験の合格率を見てみましょう。
取得資格 | 試験内容 | 合格率 |
3級 | 学科試験 | 88.25% |
実技試験 | 86.83% | |
2級 | 学科試験 | 48.82% |
実技試験 | 58.61% |
参照:FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ | 日本FP協会
このように2級でも約半数ほどが合格できていることから、比較的取得しやすい資格であると言えます。
以上の理由から、ファイナンシャルプランナーに相談しても意味がないと感じる方が一定数いるようです。
しかし、企業に所属するファイナンシャルプランナーは専門性を求められることが多く、相談実績も豊富なため問題解決能力が高いと言えます。
投資や保険の契約を勧められる可能性がある
ファイナンシャルプランナーに相談すると、商品の契約を勧められるのではないかと心配になる方も多いのではないでしょうか。
確かに、ファイナンシャルプランニングでは保険や投資なども扱うため、各業者の仲介業務を行っている場合も多々あります。そのため、新たな契約を勧められるケースもあるでしょう。
しかし実際のところ、強引に契約を結んだとしてもファイナンシャルプランナー側にメリットはありません。
なぜなら、すぐに契約を解約されると仲介先からペナルティが科せられる他、悪質性が高い場合は提携を解除されるためです。
相談者の意にそぐわない場合は、無理に契約を勧められることはないので安心してください。
知識が古い可能性がある
ファイナンシャルプランナーは資格の更新がないため、新しい知識の有無はプランナー自身の意識による部分が大きいと言えます。
資格取得時のまま知識量が増えていない人に相談しても、適切なアドバイスを受けられない可能性があるでしょう。
しかし、現役で働くファイナンシャルプランナーは常に最新の知識が求められるため、古い知識のままでは適切なアドバイスができません。
新たなプランをわかりやすく案内するためには勉強が必要になるため、自然と知識が増えていくことがほとんどです。
もし心配であれば、複数のファイナンシャルプランナーに相談してみるとよいでしょう。
ファイナンシャルプランナーに相談するのが恥ずかしい!意味ない?得られるメリットとは
ファイナンシャルプランナーに相談する際には、マネープランを立てるために経済状況を詳しく伝える必要があります。そのため、相談するのが恥ずかしいと思う方も多いでしょう。
しかし、ファイナンシャルプランナーは日々同様の相談を受けているため、顧客の経済状況に特別な思いを抱くことはほとんどありません。
専門職として適切なマネープランを設計することだけに注力してくれるため、安心して相談してみてください。
実際にファイナンシャルプランナーにお金の悩みを相談することで、以下のようなメリットが得られます。
- 心理的な負担を軽減できる
- 経済状況を改善できる
- 専門的な視点からアドバイスを受けられる
心理的な負担を軽減できる
ファイナンシャルプランナーに経済的な悩みを相談することで、心理的な負担を軽減できます。
お金の悩みは、親しい人であっても気軽に話せるものではありません。経済状況を知られたくないことから、自分自身で抱え込んでしまう人も少なくないでしょう。
しかしファイナンシャルプランナーはお金に関する専門アドバイザーとして、打ち明けにくい悩みや不安を解決するために協力してくれます。
プライベートなお金の悩みに対して理解と協力を得られることで、気持ちが軽くなることを実感できるでしょう。
経済状況を改善できる
ファイナンシャルプランナーに相談することで、経済状況を改善させることが可能です。
加入中の保険や支出などを見直すことによって、本当に必要なものだけを見定めて不要な出費を抑えられます。
また節税の他、資産形成・資産活用などもサポートしてくれるため、使えるお金を増やすことも可能です。
専門的な視点からアドバイスを受けられる
ファイナンシャルプランナーは、相談内容を専門的な視点から評価してアドバイスをしてくれます。
自分では気付けなかった不要な出費などにも気付ける他、お金の使い方を改善することも可能です。
具体的な提案なども積極的に行ってくれるため、理想としているライフプランの設計が行いやすくなるでしょう。
ファイナンシャルプランナーに相談する際の注意点!有料の場合の費用は?
ファイナンシャルプランナーの無料相談を行っているところも多いですが、中には有料で相談を受け付けている業者もあります。
有料相談の費用相場は、1時間当たり5,000円~10,000円ほどです。
無料でも有料でもファイナンシャルプランナーの質はほとんど変わりませんが、有料相談の方が相談範囲が広い傾向があるでしょう。
無料相談の場合は提携業者から手数料をもらう形になるため、提携業者の商品を重点的に提案される可能性があります。
その点、有料相談では幅広い商品から適切なものを提案してもらえるため、ライフプランニングにこだわりを持つ方には有料相談がおすすめです。
ファイナンシャルプランナーに相談するときのポイント。どこまで話すべき_
ファイナンシャルプランナーに相談するときは、自分が将来どのような生活を送りたいのかを考えておくことが重要です。
単純にお金の不安を解決するだけでなく、目的を明確にすることで適切なアドバイスを受けられるでしょう。
具体的には、以下のポイントを意識しながら相談してみてください。
- 経済状況をなるべく詳しく伝える
- 聞きたいことを整理しておく
- 実現させたい夢や将来の希望を伝える
経済状況をなるべく詳しく伝える
ファイナンシャルプランナーに相談する際には、収支をはじめ資産や負債などをなるべく詳しく伝えることが大切です。
以下のものを用意しておくことで、より正確なアドバイスが受けられるでしょう。
- 家計簿
- 通帳
- 給与明細
- 固定費(光熱費や通信費)の明細書
- ローンの明細書
- 保険証券
- ねんきん定期便
ねんきん定期便は、毎年自分の誕生月に届く年金の加入記録がわかる資料です。見つからない場合は日本年金機構の「ねんきんネット」にて、電子版が確認できます。
聞きたいことを整理しておく
ファイナンシャルプランナーに相談する前には、聞きたいことを事前にまとめておくことが大切です。
相談後に肝心なことを聞きそびれるといった失敗がなくなる他、相談時間を有効に活用できます。
特に有料相談の場合は、時間によって料金が変わってくるためスムーズに相談を進めることが大切です。
実現させたい夢や将来の希望を伝える
ファイナンシャルプランナーに、実現させたい夢や将来の希望を伝えることも重要です。
いつまでにどんな生活を目指したいのかを伝えることで、目的を実現しやすいマネープランを組み立ててもらえるでしょう。
希望だけでなく、何年後など具体的な期間を設けるのもおすすめです。
ファイナンシャルプランナーにライフプラン相談するならどこ?おすすめ無料相談
ファイナンシャルプランナーの無料相談が受けられるおすすめの会社は、以下の3社です。
- 保険チャンネル
- マネプロ
- ココザス
この3社は、多数の相談実績を持ち顧客満足度も高いため、お金の悩みや不安に対して親身に寄り添ってもらえるでしょう。
保険チャンネル
出典:保険チャンネル
「保険チャンネル」は、リクルートグループが運営している保険比較サービスです。100万人以上の会員登録数を誇るため、実績や信頼性を重視する方でも安心して相談できるでしょう。
自宅やカフェでの対面相談の他に、オンラインでも無料相談を受けられるので、子育て中の方でも気軽に申し込めます。
保険チャンネルの無料相談では、保険に関する内容だけでなくライフプランの作成や家計分析、老後の資金繰りなどの相談も可能です。
目視でわかりやすく具体性のある説明にも定評があるので、お金の話に難しそうなイメージを持つ方にもおすすめなサービスと言えます。
訪問相談 | 可 |
オンライン相談 | 可 |
対応エリア | 全国 |
取り扱い保険会社 | 28社 |
マネプロ
出典:マネプロ
「マネプロ」は提携保険会社が50社以上もあることが特徴で、幅広いプランの中から相談者に最適なプランを提案してくれます。
150,000件以上の相談実績を誇るため、具体的な相談内容が決まっていない方でも丁寧に悩みや不安を引き出してもらえるので安心です。
アフターフォローが手厚いマネプロでは、加入後の手続きが複雑な金融商品でもサポートを受けながら戸惑うことなく手続きを済ませられます。
契約後のサポート体制も重視する方は、マネプロで無料相談を受けてみるとよいでしょう。
訪問相談 | 可 |
オンライン相談 | 可 |
対応エリア(対面の場合) | 現在、東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・三重・岐阜・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良 |
取り扱い保険会社 | 50社以上 |
ココザス
出典:無料FP相談【ココザス】
「ココザス」では、「お金・仕事・住まい」の3つの観点で、相談者1人ひとりに適切なライフプランを提案してくれます。
契約目的の提案ではなく、常に中立な立場での提案を基本方針としているため、本当に必要なものだけを見極められるでしょう。
また、ココザスは投資や金融、保険などの各分野で多数のつながりを持っていることから、常に最新の情報を提供してくれます。
条件のよい金融サービスなどを探している方や、資産形成に興味がある方は、ココザスでの無料相談を検討してみてください。
訪問相談 | 可 |
オンライン相談 | 可 |
対応エリア | 全国 |
取り扱い保険会社 | 非公開 |
まとめ
ファイナンシャルプランナーへの相談は意味がない・注意すべきという意見もありますが、相談先をしっかり選ぶことで有意義なアドバイスを受けられます。
相談実績の豊富な企業を選び、将来の理想や期間などをしっかり伝えることが大切です。
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