空気清浄扇風機は一台で「涼風」「温風」「空気清浄」の機能を担ってくれて、部屋の温度を快適に保ってくれます。その中でも「ホットアンドクール」はとても高性能な家電です。
ダイソンホットアンドクールは、一年を通して使用可能で、見た目もスタイリッシュ、そしてたくさんの機能がついているので、欲しい方も多いでしょう。しかし、その反面、他の商品と比べた電気代も気になりますよね。
そこで今回は、ダイソンホットアンドクールの電気代について解説します。購入を考えている方は参考にしてくださいね。
ダイソンホットアンドクールのメリット、いい口コミ!湿度・乾燥対策がしやすい
たとえ電気代が高くても、ダイソンホットアンドクールをおすすめしたいポイントがあります。おすすめポイントを2つ紹介するので参考にしてください。
一年を通して使える
ホットアンドクールは名前からわかる通り、温風・涼風どちらの送風機能も持っています。従来の扇風機やヒーターは季節の変わり目に出し入れをしなければならず、面倒です。しかし、ホットアンドクールであれば、一年中部屋に置いておけます。
温風・涼風の切り替え方も簡単です。リモコンを使い、機器に表示される温度を37度まで、簡単に調整できます。
見た目がおしゃれ
ホットアンドクールは、従来のヒーターや扇風機などと異なり、一見すると家電ではなく、インテリアのようにも見えます。生活感を出したくない、オシャレな空間を保ちたいという方にはうってつけの家電ですね。
また、大きさも意外にコンパクトです。スペースを取らないので、小さな部屋においても邪魔になりません。1人暮らしの方にも向いている家電だと言えます。
乾燥対策がしやすい
Dyson Pure Hot+Cool Linkは乾燥対策がしやすいので、おすすめです。
このタイプはDyson Link アプリに対応していて、室内と室外の湿度を確認することができます。
理想な湿度は40%〜60%と言われていて、これを下回ると乾燥しますし、これを上回るとカビっぽくなります。
実際の数値を見ることによって、加湿器を使う気になりますし、加湿器を使いすぎてカビっぽくなるのも防げるので、乾燥対策がしやすいのもメリットと言えるでしょう。
ダイソンホットアンドクールの悪い口コミ、デメリット。暖かくない
次にダイソンホットアンドクール の悪い評判、口コミです。
暖かくないや乾燥するなどの口コミがあります。
暖かくない
少数でしたが、暖かくないとの気になる口コミがあったのでこちらで取り上げますね。
ダイソンホットアンドクール は比較的効率よく暖かくできます。
ただ、ダイソンホットアンドクールは8畳程度が最適と言われていて、大きな部屋を暖めるのには向いていません。
ダイソンホットアンドクールへの過度な期待が悪い評判を生んでいる原因です。
ダイソンホットアンドクールの電気代
ダイソンホットアンドクールを使用する際に電気代はどれくらい発生するのでしょうか。機能別に電気代を紹介していきます。
まず、涼風モードと空気清浄機能の電気代は、1時間につき約1.1円です(首振りモードオフの時)。24時間使用すると、1日で26.4円、1カ月で792円、1年間で9504円の電気代がかかることになります。
次に、温風モードの場合です(首振りモードオフの時)。この場合は、ダイソン公式サイトによると、1時間につき32.4円、3時間につき97.2円、1か月につき2916円となります。涼風モードと比べると、温風モードの方が電気代は高いです。
以下には、温風モードの場合の他の暖房製品との電気代比較表を載せています。
ダイソンホットアンドクール | 1200W | 最大:32.4円 | 【ダイソンホットアンドクール】 |
シャープ プラズマクラスターセラミックファンヒーター(HX-LS1) | 1200W | 最大:32.4円 | 【シャープ プラズマクラスターセラミックファンヒーター(HX-LS1)】 |
三菱電機 三菱ルームエアコン Zシリーズ(MSZ-ZW2521) | 105W~1480W | 8畳:11.7円〜25.4円 | 【三菱電機 三菱ルームエアコン Zシリーズ(MSZ-ZW2521)】 |
山善 遠赤外線カーボンヒーター(DC-W09) | 900W | 最大:24.3円 | 【山善 遠赤外線カーボンヒーター(DC-W09)】 |
つけっぱなしの電気代はどれくらい?
電気代の比較を説明しましたが、ダイソンホットアンドクールをつけっぱなしにした場合はあどれくらいになるのでしょうか?
その時の電気料金によっても変わってきますが、1ヶ月で800円程度、1年間で約1万円程度と言われています。
ランチ一回分の料金がかかると思っていたらいいでしょう。
ダイソンホットアンドクールの電気代が高い理由
電気代が高くなってしまう理由を2つ紹介します。
部屋が広い
大きいリビングでホットアンドクールを利用する場合、多くのパワーが必要になるのでその分電気代は高くなります。暖まるまでに時間がかかってしまうので、大きい部屋での使用は向いていないかもしれません。
温風モードで部屋を暖める際は、小さい部屋、もしくは短時間の使用を心がけると良いでしょう。長い間大きなリビングで利用すると、莫大な熱量が消費されてしまいます。
部屋の温度と設定温度の差が大きい
室内温度と設定温度に差がある場合も、高い電気代が必要になります。北海道など寒い場所に住んでいる場合は、室内温度が「-6度」で設定温度が「22度」ということもあるかもしれません。しかし、温度差が大きくなればなるほど、必要な電力も大きくなります。
寒い地域でホットアンドクールを使う場合は、他の暖房器具も合わせて使った方が良いでしょう。単独で使ってしまうと、必要な電力が大きくなってしまい効率が悪いです。
ダイソンホットアンドクール以外で電気代が安い扇風機
ホットアンドクール以外で電気代が安い扇風機を2つ紹介します。
QUEENTY送風機能付き空気洗浄機
まず紹介するのは「QUEENTY」の「送風機能付き空気洗浄機FW008」です。
こちらの商品の扇風機機能は、3段階風強度調整が可能です。その場その時にあった風量で使用できます。また、内部で清浄した綺麗な空気を送り出すので、常に新鮮な空気で部屋を満たすことができます。
静音設計がされているので、送風の際に音はほとんど発生しません。仕事や勉強をする時に使っても、集中力を削ぐことはないでしょう。
空気清浄機としても大活躍です。集塵と脱臭能力に長けていて、タバコの煙、ほこり、花粉、ウイルス、臭い、ペットの毛などを、特殊なフィルターで除去します。また、イオン発生機能も特徴です。アレルギーや鼻炎、ドライアイや喘息を緩和します。
価格は6999円で、高性能な割にリーズナブルな商品です。気になった方は、ぜひ一度以下のサイトを見てみてください。
【こんな人におすすめ】
・静音設計が良い
・ほこりや花粉が気になる
・においが気になる
・安価な方が良い
ダイソン パーソナル空気清浄扇風機
次に紹介するのは「ダイソン」の「パーソナル空気清浄扇風機」です。
こちらの空気清浄扇風機は小型・軽量タイプなので、一人暮らし、個室などに置いて頂けます。台所や子供部屋、洗面所など、送風が必要なスペースに簡単に持ち運ぶことができます。
一番の特徴は風をあらゆる方向に届けられることです。風が送風されるドームをスライドさせると、自由自在に風向きをコントロールできます。もちろん、首振り機能もついているので広範囲に風を届けられます。
大きさは小さいですが、非常に高性能です。空気清浄機能を使えば、独自のフィルターにより、PM0.1の微粒子までも99.95%除去。花粉、カビ、ウイルス、煙なども綺麗に取り除きます。
スリープタイマーが設定されているのも嬉しいポイントです。30分~8時間の広範囲で設定できるので、睡眠中も涼しさを保てます。
メンテナンスも簡単です。面倒な掃除などは必要なく、ディスプレイが知らせてくれる交換時期に合わせて、フィルターを交換するだけです。
価格は30,800円です。高性能な空気清浄扇風機なので自信をもっておすすめできます。
【こんな人におすすめ】
・コンパクトがいい
・メンテナンスは簡単に済ませたい
・空気清浄にはこだわりたい
まとめ
今回は、ダイソンホットアンドクールの電気代について紹介しました。大きい部屋で使用したり、設定温度と室内温度の差が大きかったりすると、電気代が高くなってしまうので注意しましょう。
一年を通して使えて見た目もおしゃれ、しかも高性能なので、ホットアンドクールは人気の空気清浄扇風機です。その他にも、メンテナンスが簡単だったり、イオン発生機能をもっていたりなど様々な機能を持った空気清浄扇風機を紹介しました。
ホットアンドクールの購入を考えている方は、今回紹介したことをぜひ参考にしてください。
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