日本を代表するIT企業「サイバーエージェント」。サイバーエージェントといえば「パリピが多い」「顔採用」「キラキラ女子」といった印象が強いですよね。なんだわからないけどギラギラした人が多い印象がありませんか?
就活中で企業として魅力を感じるけど「自分で通用するかな」「パリピじゃないけどいいだろうか」と悩む学生は多いはず。
そこでこの記事ではサーバーエージェントの闇を暴くべく噂の「顔採用なのか?」「離職率が高い」「パリピが多すぎる」という件について検証していきたいと思います。
サイバーエージェントが「眩しすぎて近づけない」「気負いする」と感じる方はぜひ目を通してみてください。
サイバーエージェントの闇その1:新卒は顔採用というやばい噂は本当?
結論から言えば、サイバーエージェントは顔採用ではありません。同社の人事が顔採用を否定しています。
この件に関して、サイバーエージェント公式オウンドメディアでも「全く顔採用はしていない」と語っています。とはいえ、美男美女が多いのは間違いありません。
そもそも「サイバーエージェント=顔採用」という噂が出た原因は、「綺麗な人が多いから」。メディアに登場する社員やSNSで見かける方はほぼ美人です。このことから「顔採用じゃない?」と思われてしまったのです。
綺麗な人がいる職場は、連鎖して周りも美意識が高くなりますので自然と服装や髪型やメイクが似てくるものです。地方から上京した方も、サイバーエージェントに入れば数年も経たないうちに垢抜けるはず。
一方で、公式オウンドメディアでは、「”顔つきがいい”人というのは採用とは関係なく、一人間として大事なポイントだと思っています」とも語っています。「顔面偏差値が高い」というよりは、清潔感や笑顔、コミュニケーション能力を重視するようです。
藤田社長は顔採用を一部否定していない?
サイバーエージェントの藤田社長は2013/2/24付の日経新聞の記事「キラキラ女子」集結の謎、藤田晋社長が戦略語る」で以下のように語っています。
「採用に容姿は関係ない。それは断言します。ただ、(創業した)最初の最初は、わりと女性らしさがあって、かつ仕事を頑張りそうな人を採用しようと気遣っていた。正直、意図していた部分もあるにはある。根底には、創業前から、活躍する女性のベンチマーク的な存在がなかなか増えない、ロールモデル(お手本となる成功モデル)が社会になかなか増えない、という問題意識がありました」
「ロールモデルはすてきでなければいけない。だから、98年に起業した時、そういう(すてきな)人がマジョリティーである組織を作ろうと意識して採用していたというのはあります。でも最初の最初ですよ。僕はすぐに採用の現場から外れて最終面接だけになりましたし、採用の要素に女性らしさを残したわけでもない。ただ、創業当時の意識が何となく方向性をつけたというか、延長線上に今の雰囲気があるのかなとは思ってますけどね」
キラキラ女子」集結の謎、藤田晋社長が戦略語る」
顔採用とは言っていませんが、ローモデルになるような人に女性らしさを求めている時期があったと語っています。
確かに社内キラキラした先輩がいると「自分も頑張ろう」「ああいう風になりたい」と女子は憧れますよね。仕事ができるだけではなく、見た目も女性らしさを保っていることがポイントです。
このように、キラキラした女性がさらにキラキラした女性を呼ぶ…という良いサイクルが生まれているようです。
サイバーエージェントの闇その2:顔採用されると離職率が高い?
次に気になるのが「顔採用されると離職率が高い」という噂。前述したようにまずサイバーエージェントは顔採用ではありません。ですから、顔採用で離職率が高まるわけではないでしょう。
とはいえ、就職するとなると全体の離職率は気になるところ。令和元年雇用動向調査結果によると、離職率は10%を切っています。
サイバーエージェントが大事にしているのは「実力主義型終身雇用」というもの。年功序列を禁止で、実力主義の評価制度を取り入れています。
若手でも実力があればどんどん評価していく環境です。
厚生労働省の離職率調査によるとIT業界の離職率は11.8%。そもそもIT業界は、宿泊・飲食サービス業やサービス業・娯楽業などと比べて、離職率の低い業界です。
加えて、サイバーエージェントは、勤続年数ごとにお得な制度が採用されるなど福利厚生も充実しています。例えば、勤続年数5年以内の社員には月3万円の補助金が支給、5年目には5万円支給される制度があります。
5年いるだけで5万円支給されるなんてすごい会社ですよね。ですから一般的に離職率が高まる入社3年目も低い数字を保っています。
サイバーエージェントの闇その3:パリピが多い?飲み会のコール
サイバーエージェントは「パリピが多い」という印象がありますよね。その1番の理由は「サイバー社員がテレビ番組の「パリピ女子選手権」に出演したからです。
サイバーエージェント女子の
— R (@shira_nn) May 15, 2018
「サーイバ!サイバ!週5で飲み会!
サーイバ!サイバ!顔採用〜〜〜!」
のコールがおもろすぎて、この飲みに参加したい。 pic.twitter.com/s7k9Jc0K2V
この番組でサイバーエージェントの飲みコールを披露、その中で「顔採用」の噂を茶化したものもありました。
しかし、実際はパリピというよりは明るくコミュニケーション能力の高い人材が多い会社です。サイバーエージェント自体が、社風にマッチする人を採用しているので同じような雰囲気の方が集まっているのかもしれませんね。
ちなみに、「実録サイバーエージェント内定者が半年かけて自社分析してみた」では、「サイバー社員の仕事ぶりはキラキラしているように見えて、現場はかなり泥臭い」とも語っています。実際はキラキラよりも仕事に対してギラギラしている方が多く、それがうまく外に伝わっていないようです。
目がベンチャーまで成長している企業ですから、パリピでチャラそうに見えても実際はストイックに仕事に向き合っている方が多い会社です。
サイバーエージェンはやばい会社?なぜ人気?就職するメリット
サイバーエージェントは「パリピが多くてやばい」「激務で一度入るとやめられない」といったやばい噂もありますが、入社するメリットはかなり多いです。
優秀な人が多く成長できる
メガベンチャーのサイバーエージェントには、先輩や同僚に優秀な人が多く成長できる環境です。国内インターネット広告代理店NO.1のサイバーですから、最新スキルと知識を高めることができます。
企業や別のベンチャー転職して活躍している方で元サイバーエージェントという方も多いです。へキャリアアップにつながる経験を積みたい方にはおすすめの企業です。
年収が高い
サイバーエージェントの有価証券報告書によれば、平均年収は719万円です。新卒でも他社より高めになっています。
キャリアを積み安定した働きを見せる30代以降は、月収にすると50万円を超え年収が上がりだす時期。実力主義ですから、仕事ができてどんどん結果を残す方は、年収が上がりやすい企業です。
部長クラスになれば1,000万円を超えます。
将来性がある
サイバーエージェントは2003年に上場してからも年々業績が上がっている会社です。ネット広告の中では最大手の会社ですし、将来性も期待できます。
2020年4月には、官公庁や地方自治体向けの子会社「one」を設立し、エンターテイメント産業における収益化のデジタルシフト支援を行っています。
子会社も増え、積極的に新しい事業を展開していく会社ですから、これからの伸びも期待できます。
福利厚生が充実している
サイバーエージェントは福利厚生が充実しています。特に女性が働きやすい制度が整っているので、産休や育休が取りやすく復職する方も多いです。
企業が仕事と育児の両立を推進していますので、子供が急に熱を出した時などは在宅勤務が可能となっています。
また、オフィスの最寄駅から各線2駅圏内に住んでいる正社員は3万円の家賃補助がでます。勤続5年以上になればどこに住んでも月5万円の家賃補助がでますので、安定した生活が送れます。
さらに「インフルエンザ予防接種や婦人科検診費用は会社が全額負担」「月1回部署内の懇親会を推奨し懇親会費用を会社が負担(1人5千円)」など他社にはない制度が満載です。
福利厚生の充実だけでも、サイバーエージェントに入社するメリットは大きいです。
サイバーエージェントに向いている人の特徴
サイバーエージェントの公式オウンドメディアでは採用基準について、「素直で良い人」「能力の高さではなく一緒に働きたい人を採用する」と書かれています。
素直な人はどの企業でも成長スピードが速く、協調性も高いですよね。サイバーエージェントでは、ただなんでも言うことを聞く素直さではなく、“変化を楽しむマインドを持ってほしい”ということを重要視しています。
IT業界は常に変化する業界ですから、素直にその波に楽しんで乗れるような人が向いています。採用現場では、物事を素直に受け入れて改善し続けられるかという部分を見られていますので、その辺りをアピールできるよう対策しましょう。
サイバーエージェントに就職したい人におすすめエージェント
サイバーのようなメガベンチャーは、プロの就活アドバイザーにアドバイスや書類の添削を行ってもらいながら挑むのが一番効率的です。最後にサイバーエージェントに就職したい方へおすすめのエージェントを紹介します。
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