数多くあるクレジットカードの中から、できるだけ高い還元率のクレジットカードを選びたくはありませんか?
通常ポイントが1%を超えると還元率は高いと言われますが、3%を超えるクレジットカードも多くあります。しかしクレジットカードの利用先や貯めたポイントの使い道を事前に把握しておかないと、お得に使うことはできません。
この記事では還元率の鬼ともいえる高還元のクレジットカードを解説しつつ、どんな人におすすめなのかも一緒に紹介します。
クレジットカード還元率の鬼:普段使い・最強の1枚・3%以上

Mastercardプラチナデビットカード以外にも還元率3%のクレジットカードは多数あります。そのなかでもおすすめの3つを厳選しました。
- JCBカードW
- dカードGOLD
- 楽天カード
お得な使い方とおすすめの人を具体的に紹介していきます。
JCBカードW

Amazonやセブンイレブンで利用すると還元率2.0%、スターバックスでは5.0%の還元率を持っているため、よく利用する人はポイントがとても貯まりやすいです。
利用するとOki Dokiポイントが貯まり、自分のライフスタイルに合わせたポイントの使い方が選べるのも大きな魅力です。
| 還元率 | 1.0%~10.5% ※還元率は交換商品により異なります。 |
| ポイント名 | Oki Dokiポイント |
| ポイント付与率 | 1,000円につき2ポイント ※1回のご利用分が1,000円未満でも、1ヶ月で利用した金額の合計で換算 |
| 使い道 | ・Amazonでの買い物に使う ・支払金額に充当する ・好きな商品と交換する ・その他ポイントやマイルと交換する |
| 年会費 | 無料 |
40歳以下の人で高還元のクレジットカードを持ちたい人におすすめです。Amazonやセブンイレブン、スターバックスの利用頻度が高い人には、さらにおすすめします。
39歳以下しか申し込みができないクレジットカードなので、あとから作っておけばよかったと後悔しないために条件に合致した人は申し込みしておきましょう。
dカードGOLD

Amazonや楽天市場などのネットショッピングは、dカードポイントモールを経由することで1.5〜10.5倍のポイント獲得も可能です。
なによりドコモユーザーには魅力的な10%還元があります。ドコモのケータイやドコモ光の利用金額1,000円に対し100ポイントが獲得できます。
貯まったポイントは使い道が多く、無駄なくポイントを使えるでしょう。
| 還元率 | 1.0%~10.0% |
| ポイント名 | dポイント |
| ポイント付与率 | 100円(税込)につき1ポイント |
| 使い道 | ・d払いで買い物に使う ・iDキャッシュバックを使って100ポイント=100円に交換 ・マイルやスターバックスカードなどに交換 ・ケータイ/ドコモ光/ドコモでんき/サービス料金の支払いに使う など |
| 年会費 | 11,000円(税込) |
ドコモユーザーにおすすめしたい1枚です。
ドコモユーザーでなくても、dポイントを普段から使っている人にも使いやすいカードといえるでしょう。
楽天カード

楽天市場での買い物利用だけでなく、通常のお店でも楽天ポイントが貯められる加盟店が増えているため利用しやすいカードといえます。
楽天Edyにチャージで200円につき1ポイントがもらえる、かつEdyを使えば200円につき1ポイントがもらえるので ポイントの2重取りも可能です。
年会費も無料であるため、気軽に作れるクレジットカードと言えるでしょう。
| 還元率 | 1.0%~3.0% |
| ポイント名 | 楽天ポイント |
| ポイント付与率 | 100円につき1ポイント |
| 使い道 | ・楽天市場の買い物で使う ・楽天ポイントが使えるお店で利用 ・楽天ペイへチャージ ・楽天カードの支払い ・楽天Edyにチャージで200円=1ポイント ・ポイント投資 |
| 年会費 | 無料 |
楽天経済圏の人はもちろん、はじめてのクレジットカードでも作りやすいカードです。ポイントを使うだけでなく、ポイントで投資ができるため実際の投資のような体験もできます。
クレジットカード還元率の鬼:2%以上・年間100万円利用におすすめ

還元率3%まではいかなくとも、還元率の鬼と言える2%以上のクレジットカードを紹介します。
- 三井住友カード(NL)
- ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
- ライフカード
普段使いしやすそうなクレジットカードや、ライフスタイルに合いそうなクレジットカードを厳選しました。早速詳しく解説していきましょう。
三井住友カード(NL)

ナンバーレスでセキュリティ面に安心感のある三井住友カードの1つです。
コンビニやファミレスなどでVisaタッチ決済やMastercardタッチ決済を使うと5%の還元率を発揮します。
タッチ決済以外の支払い方法である、クレジットカードを直接機械に差し込んでの支払いやApple Pay、Google Payを使うとポイント還元率は2.5%となるため注意が必要です。
一部のお店では高還元であるものの、通常のショッピングでは0.5%と少し他社に劣る部分もあります。そこで、自分で3つのお店を選んでポイント+0.5%にできるサービスを利用しましょう。
また、SBI証券のクレカ積み立てもポイントが貯まるため、積み立てNISAをやっている方にもおすすめです。
SBI証券のクレカ積み立てでもポイントが付与されるため、投資信託を考えている方にもおすすめです。貯まったポイントを1ポイント1円分として投資信託の買付に利用できます。
対象になるのは、マツモトキヨシやココカラファイン、モスバーガーなどさまざまあります。参照:選んだお店でポイント+0.5%還元!
| 還元率 | 0.5%~5.0% |
| ポイント名 | Vポイント |
| ポイント付与率 | 200円につき1ポイント |
| 使い道 | ・ネットショッピングやコンビニなどの買い物に1ポイント1円で利用 ・お支払い金額にキャッシュバック ・景品や他社のポイントに交換 |
| 年会費 | 無料 |
支払い方法に指定があるものの、対象店舗での買い物が多い人には魅力的なカードでしょう。よくセブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどで買い物する人は持っておきたい1枚です。
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード

ANAグループで利用するとポイントとは別でANAマイルをもらえるため、ポイント還元率でいうと最大2%です。
獲得したポイントの有効期限がないため、好きなタイミングで高還元のマイルに交換可能です。ポイントもマイルも無駄にしなくてすむため嬉しいポイントになります。
今なら入会キャンペーンで最大80,000マイルを獲得できます。80,000マイルは札幌なら6往復、ハワイなら2人で往復できるマイル数なので、とてもお得です。
| 還元率 | 1.0%〜2.0% |
| ポイント名 | メンバーシップ・リワードポイント |
| ポイント付与率 | 100円につき1ポイント |
| 使い道 | ・1ポイント=1ANAマイルに交換 ・Vポイントや楽天ポイントにも交換可能 |
| 年会費 | 34,100円 |
旅行好きだけでなく普段使いにも優秀な1枚。
キャンペーンも随時行っているので、お得にマイルやポイントもゲットしましょう。
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ライフカード

ネットショッピングするときに、会員限定のショッピングモールサイト「L-Mall」を利用してお買い物をしましょう。
なぜなら「L-Mall」には約500ショップが掲載されており、「L-Mall」を介して利用することで最大25倍ポイントが獲得できるからです。使わないと大きく損をしてしまいます。
入会後の1年間はポイント1.5倍で、誕生日月は3倍となります。利用金額に応じてポイントが貯まりやすくなるステージ制を設けているため、使ったら使った分ポイントがもらいやすくなるしくみです。
通常ポイント還元率はほかと比べて低いですが、使い方によってはポイントが貯めやすい1枚です。
| 還元率 | 0.5%~1.5% |
| ポイント名 | LIFEサンクスポイント |
| ポイント付与率 | 1000円につき1ポイント |
| 使い道 | ・ポイント移行 ・電子マネーに交換 ・ギフトカードに交換 |
| 年会費 | 年会費無料 |
消費者金融系のクレジットカードなので審査に通りやすく、審査に不安がある人でも作りやすいカードでしょう。
クレジットカードの還元率とは?

クレジットカードの還元率とは、使った金額に対していくら分のポイントがもらえるのかを示したものをいいます。
例えば、利用額100円に対して1ポイントが付与されるクレジットカードがあります。もらえた1ポイントには1円相当の価値があるので、ポイント還元率は1%のイメージです。
これが、1,000円に対して5ポイント付与されたとしても1ポイントの価値が1円相当であれば、0.5%のポイント還元率になります。
何が重要かというと、利用金額に対していくらポイントが貯まるのかを見るのではなく、1ポイントはいくらの価値があるのか把握することです。これを簡単に知るための指標がポイント還元率です。
自分のライフスタイルに合ったクレジットカードを選ぶと同時に、還元率を確認してお得にクレジットカードを使いましょう。
クレジットカード還元率の鬼のQ&A
Q1. 還元率1番高いクレジットカードは?
A1. 還元率の「最強」は利用するお店や目的によって異なりますが、特定の店舗やサービスで極めて高い還元率を実現できるカード、または基本還元率が高いカードが挙げられます。
| 種類 | カード名(例) | 特徴・最大還元率 |
| 基本還元率が高い | リクルートカード | 基本還元率が1.2%と非常に高く、固定費の支払いに強いです。 |
| Amazon利用で高還元 | JCBカードW | 基本還元率は1.0%ですが、Amazonなどの優待店(JCBオリジナルシリーズパートナー)で利用すると2.0%以上の還元率になります。 |
【ポイント】
「どこでも」 高還元を狙うなら、基本還元率が1.0%以上のカード(例:楽天カード、リクルートカード)を選びます。
「特定の場所で」 圧倒的な高還元を狙うなら、利用頻度の高い店舗が優待対象になっているカードを選びます。
特にリクルートカード は、ポイントが下げられがちな公共料金も1.2%なので、ポイントが貯まります。
公共料金などの支払いでも、ポイント還元率が変わらない点も大きい。
引用:【2025年最新】還元率が最強のクレジットカード6選。普段使いのおすすめ3枚と特定店舗で3%以上になる3枚はこれだ。ビジネスインサイダー
Q2. クレジットカードの最強の2枚は?
A2. 最強の2枚の組み合わせは、それぞれのカードの「得意分野」を補完し合い、年会費無料や低コストで幅広いシーンで高還元を実現する組み合わせが推奨されています。
特に多くの専門メディアで「最強」として頻繁に挙げられる組み合わせは以下の通りです。
| 組み合わせ(例) | 特徴 | 分担のイメージ |
| JCBカードW × 三井住友カード(NL) | 年会費無料で、ネット通販(Amazonなど)とリアル店舗(コンビニ・飲食)の最強タッグです。国際ブランド(JCBとVisa/Mastercard)が異なるため、決済できない場所がない点も強みです。 | 【JCB W】ネット通販、優待店(Amazon、スタバなど) 【三井住友NL】コンビニ・飲食店の少額決済 |
| 楽天カード × 三井住友カード(NL) | 「楽天経済圏」での利用頻度が高い方に最適です。楽天カードで楽天市場などのネット利用をカバーし、三井住友カードで日常のコンビニ決済を高還元化します。 | 【楽天カード】楽天市場、公共料金、街の一般利用(基本1.0%) 【三井住友NL】コンビニ・飲食店のタッチ決済 |
【ポイント】
ご自身のライフスタイル(楽天ユーザーか、Amazonユーザーか、固定費重視か、など)に合わせて最適な組み合わせを選ぶことが重要です。
Q3. 三井住友ゴールドカードで100万円使えば還元率は?
A3. 三井住友カード ゴールド(NL)で年間100万円ちょうど利用した場合の通常利用における実質還元率はボーナスポイントを含めて1.5%になります。
| 項目 | 詳細 |
| 基本還元率 | 100万円の利用で5,000ポイント(基本還元率0.5%) |
| 年間利用特典 | 年間100万円利用達成の継続特典として10,000ポイントを付与 |
| 合計ポイント | $5,000 + 10,000 = 15,000$ ポイント |
| 実質還元率 | 1.5% |
この「100万円利用(100万円修行)」を達成すると、以下の大きなメリットが得られます。
- 翌年以降の年会費が永年無料になる(本来は5,500円・税込)。
- 毎年継続特典として10,000ポイントがもらえるため、通常利用での実質還元率1.5%をキープできます。
Q4. クレジットカードの平均還元率は?
A4. 一般的なクレジットカードのポイント還元率は 0.5% 程度であることが多いです。
- 平均的な還元率: $\mathbf{0.5\%}$ (200円の利用で1円相当のポイントが付与される計算)
- 高還元率の目安: $\mathbf{1.0\%}$ 以上の基本還元率を持つカードは「高還元率カード」として評価されます。
- 注意点: 上記は通常利用時の基本還元率です。特定の店舗やキャンペーン利用時に還元率が3%〜10%以上に大幅にアップするカードも多く存在します。
Q5. 普段使いにおすすめのクレジットカードは?
A5. 普段使いにおすすめのカードは、「年会費無料」で「基本還元率が高い」、または「利用頻度の高い場所で高還元」になるカードです。
特に多くのメディアで推奨されている、普段使いの「究極の1枚」候補は以下の通りです。
| カード名 | 年会費 | 特徴とおすすめポイント |
| JCBカードW | 永年無料 | 【高還元・ネット通販に強い】 基本還元率が1.0%と高く、Amazonなどの優待店(JCBオリジナルシリーズパートナー)ではさらに還元率アップ。39歳以下限定。 |
| 楽天カード | 永年無料 | 【楽天経済圏最強】 基本還元率1.0%。楽天市場での利用で3%以上のポイント還元(SPU)が可能。ポイントの使い道が豊富。 |
| リクルートカード | 永年無料 | 【基本還元率最強】 基本還元率が**1.2%**と、年会費無料カードの中でも非常に高い。公共料金などの固定費支払いに強い。 |
Q6. クレジットカード還元率ランキング2025は?
A6. 2025年現在、高還元率のクレジットカードランキングは、主に「基本還元率の高さ」と「最大還元率(特定の店舗)」のどちらを重視するかで順位が変わりますが、以下のようなカードが上位に挙げられています。
| 順位(例) | カード名 | 通常還元率 | 最大還元率 | 主な高還元ポイント |
| 1位 | JCBカードW | 1.0% | 10.5% | Amazon、スターバックスなどの優待店 |
| 2位 | リクルートカード | 1.2% | 1.2% | 常に高還元(固定費含む) |
| 3位 | PayPayカード | 1.0% | 5.0% | PayPay残高チャージ、Yahoo!ショッピングなど |
| 4位 | 楽天カード | 1.0% | 3.0% | 楽天市場での利用(SPU) |
【ランキングの評価基準について】
- ランキングは情報源や評価基準(特定の優待をどこまで含めるかなど)により変動します。
まとめ

クレジットカード還元率の鬼といっても過言ではないクレジットカードは、「Mastercardプラチナデビットカード」です。
他にも還元率の鬼3%以上は以下を紹介しました。
- JCBカードW
- dカードGOLD
- 楽天カード
キャッシュレス決済が多くなりクレジットカードは普段の生活で使う頻度が高くなりました。同じ金額をクレジットカードで払うなら、よりお得に使いたいと思いませんか?
還元率が0.5%のクレジットカードと3.0%のクレジットカードで10,000円分の買い物をしたとすると、250円分もの差がついてしまいます。
ライフスタイルやポイントの使い道などから自分に合ったクレジットカードを見つけて、お得にクレジットカードを使っていきましょう。
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