自動車保険ワーストランキング3!入ってはいけない保険会社の特徴

自動車保険ワーストランキング3!入ってはいけない保険会社の特徴

車を運転する人には必須の自動車保険。突然の事故や故障にも迅速に対応してくれる他、保険金も出るため安心ですよね。

しかし、その自動車保険が悪いと「事故対応が悪い……」「保険金を出し渋りする……」といったトラブルが発生します。

ただでさえ事故で不安な気持ちを抱えているのに、そのうえ自分を助けてくれるはずの自動車保険でトラブルを上塗りするなんて嫌ですよね。

そこで今回は、自動車保険のワーストランキングをご紹介します。

加えて、入ったらいけない保険会社の特徴についても解説するので、自動車保険をどれにするか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!

自動車保険ワーストランキング

まず、自動車保険ワーストランキングをご紹介します。

本記事では、自動車保険に関する苦情が寄せられる「日本損害保険協会」という中心的機構のデータを参考に、苦情件数が多い自動車保険をワーストランキング上位として紹介します。

ワーストランキング1位:東京海上日動火災保険株式会社

自動車保険ワーストランキング1位は、「東京海上日動火災保険株式会社」です。

まずは、東京海上日動火災保険株式会社に寄せられた苦情の件数と、その内訳を見ていきましょう。

お客様の声(苦情)

契約・募集に関するもの

36.2%

契約の管理等に関するもの

16.9%

保険金に関するもの

45.7%

その他

1.1%

苦情件数

9,601件

*出典:日本損害保険協会「会員会社に対する「お客様の声(苦情)」とこれを受けた取り組み|会員会社にいただいたお客様の声(2021年1月~3月)」

保険金に関する苦情が45.7%と最も多くなっています。

車のトラブルでは、必ずと言っていいほど高額なお金が必要です。ただでさえ事故で不安な時に、お金の面で保険会社とトラブルになるのは嫌ですよね。

実際、「オリコン顧客満足度ランキング」の口コミでは、「保険金支払いまで3~4ヶ月程度かかった」といった悪い評判が見られます(*)。

このように東京海上日動火災保険株式会社では、保険金に関するトラブルが多いため、ワーストランキング1位となりました。

*参考:オリコン顧客満足度ランキング「東京海上日動火災保険 火災保険の評判・口コミ」

ワーストランキング2位:損害保険ジャパン株式会社

自動車保険ワーストランキング2位は、「損害保険ジャパン株式会社」です。

まずは、損害保険ジャパン株式会社に寄せられた苦情の件数と、その内訳を見ていきましょう。

お客様の声(苦情)

契約・募集に関するもの

21.1%

契約の管理等に関するもの

27.5%

保険金に関するもの

41.5%

その他

10.0%

苦情件数

9,211件

*出典:日本損害保険協会「会員会社に対する「お客様の声(苦情)」とこれを受けた取り組み|会員会社にいただいたお客様の声(2021年1月~3月)」

損害保険ジャパン株式会社もまた、保険金に関する苦情が41.5%と最も多くなっています。

また、損害保険ジャパン株式会社の公式サイトには、苦情に関する詳しい内容が掲載されているので、件数が多い内容を順番に見てみましょう。

概要件数割合
保険金のお支払い手続きにおける誤りや遅延に関するもの1,940件22.2%
ご契約の変更手続きにおける遅延や誤りに関するもの721件8.2%
ご契約の解約手続きにおける遅延や誤りに関するもの709件8.1%
保険金のお支払い金額に関するもの577件6.6%
ご契約に関わる重要事項や商品内容の説明不足・誤りに関するもの557件6.4%

出典:損害保険ジャパン株式会社「2021年度 第1四半期 苦情の受付件数_損保ジャパン」

苦情件数ワースト5は以上の通りです。

断トツで多いのが保険金の支払いに関するもの。中でも誤りや遅延が多いと分かりますね。

不安な気持ちにお金までかかる自動車トラブル。そんな時に、お金に関する不安を保険会社に作られるのは誰だって嫌でしょう。

お金に関するトラブルが多いため、損害保険ジャパン株式会社がワーストランキング2位となりました。

ワーストランキング3位:アクサ損害保険株式会社

自動車保険ワーストランキング3位は、「アクサ損害保険株式会社」です。

まずは、アクサ損害保険株式会社に寄せられた苦情の件数と、その内訳を見ていきましょう。

お客様の声(苦情)

契約・募集に関するもの

57.6%

契約の管理等に関するもの

35.4%

保険金に関するもの

6.5%

その他

0.5%

苦情件数

8,231件

*出典:日本損害保険協会「会員会社に対する「お客様の声(苦情)」とこれを受けた取り組み|会員会社にいただいたお客様の声(2021年1月~3月)」

アクサ損害保険株式会社では、契約・募集に関する苦情が57.6%と最も多くなっています。

契約時に内容を正しく説明できていなかったり、内容そのものが違っていたりすると、事故などのトラブルの際に大変な思いをする恐れがあります。

この契約に関する苦情件数が多いため、アクサ損害保険株式会社はワーストランキング3位という結果になりました。

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自動車保険ワーストランキングにランクインした会社の特徴

続いては、自動車保険ワーストランキングにランクインした保険会社の特徴について解説します。

保険金がらみでトラブルが多い

自動車保険ワーストランキングにランクインした保険会社の特徴1つ目は、保険金がらみでトラブルが多いという点です。

そもそも、自動車トラブルの際に最もネックになるのは急な出費。自動車保険は、そんなお金に関する点をサポートしてくれる心強いサービスのはずですよね。

しかし、ワーストランキングにランクインした自動車保険は、軒並み保険金がらみのトラブルが多くなっています。

事故などで不安な気持ちを抱えているのに、さらに自分を助けてくれるはずの自動車保険で嫌な思いをするというのは避けたいもの。

やはり保険金に関するトラブルが多い自動車保険は、入らない方がよいでしょう。

契約に関するトラブルが多い

自動車保険ワーストランキングにランクインした保険会社の特徴2つ目は、契約に関するトラブルが多いという点です。

苦情の内訳を見ると、保険金がらみの苦情に続いて多いのが契約。具体的には、「説明と実際の条件が違う」「しっかり説明してくれていなかった」などの内容が多くなっています。

しかも、この契約に関する違いや誤認が発覚するのはトラブルに遭ったときでしょう。

ただでさえ事故などで大変な思いをしている時に、「契約内容が理解していたものと違う……」「思っていた補償が受けられなかった……」という思いはしたくないですよね。

自動車保険を選ぶ際は、しっかり契約内容を説明してくれて、分からない点は丁寧に教えてくれるところがよいでしょう。

利用者数が多い

自動車保険ワーストランキングにランクインした保険会社の特徴3つ目は、利用者数が多いという点です。

そもそも今回のワーストランキングは、苦情件数が多いところを紹介しました。しかし、苦情件数が多いということは、それだけ利用者が多いという意味でもあります。

特に、今回ワーストランキングにランクインした「東京海上日動火災保険株式会社」「損害保険ジャパン株式会社」「アクサ損害保険株式会社」は、どれも有名な自動車保険です。

長年第一線で活躍していて、加入したいと感じる魅力的な保険商品が用意されています。

ワーストランキング上位にランクインした保険会社の保険商品は、それだけ社会に普及しているとも考えられるというわけです。

そのため、自動車保険を選ぶ際は苦情の件数だけで決めるのではなく、保険の内容などをしっかり確認する必要があります!

おすすめの自動車保険

最後は、おすすめの自動車保険をご紹介します。

セゾン自動車火災保険

画像:セゾン自動車火災保険

1つ目のおすすめ自動車保険は「セゾン自動車火災保険」です。

事故率が多い40~50代の保険料が割安になる自動車保険。万が一事故にあっても、ALSOK隊員が事故現場に駆けつけて、あなたをサポートしてくれます。

もちろん対応は24時間365日なので、深夜のトラブルでも安心して利用できます。

また、事故の時はLINEアプリから対応依頼ができるので、その使いやすさも人気の理由の一つです。

【セゾン自動車火災保険がおすすめな人の特徴】
 40代・50代の人
 深夜に運転する人
 LINEでサポートしてもらいたい人

>>セゾン自動車火災保険の詳細はこちら

SBI損保

画像:SBI損保

2つ目のおすすめ自動車保険は「SBI損保」です。

SBI損保が提供するダイレクト型の自動車保険。3年以上契約すると、ロードサービスの内容がグレードアップするという特徴があります。

また、保険料の安さにも定評があります。軽自動車はもちろん、普通自動車の保険料も安いので、自動車保険にお金をかけたくない方におすすめです。

加えて、コールセンターの応対力も評判となっているため、「突然の事故で頭が真っ白に名たらどうしよう……」と不安な方には魅力的でしょう。

【SBI損保の自動車保険がおすすめな人の特徴】
 3年以上契約する人
 保険料を安く済ませたい人
 丁寧に対応してもらいたい人

>>SBI損保の詳細はこちら

ソニー損保

画像:ソニー損保

3つ目のおすすめ自動車保険は「ソニー損保」です。

ソニー損害保険株式会社が提供するダイレクト型の自動車保険。走行距離に応じて保険料が決まるため、無駄にお金を支払う心配がありません。

また、年間で実際に走行した距離が初期設定の走行距離より少ない場合は、翌年に繰り越しして割引してもらえます。

加えて、バッテリー上がりのジャンピングスタート対応を保険期間中3回まで受けるなど、ロードサービスも充実しています。

【ソニー損保の自動車保険がおすすめな人の特徴】
 走行距離に応じて保険料を決めたい人
 保険料を無駄にしたくない人
 ロードサービスを重要視したい人

>>ソニー損保の詳細はこちら

まとめ

今回は、自動車保険のワーストランキングをご紹介しました。

「日本損害保険協会」に寄せられた苦情件数を基にランキングを作成。その結果、ワーストランキングは以下のような結果となりました。

  • ワーストランキング1位:東京海上日動火災保険株式会社
  • ワーストランキング2位:損害保険ジャパン株式会社
  • ワーストランキング3位:アクサ損害保険株式会社

しかし、今回はあくまでも苦情件数の多さから選んだだけです。

実際、これらの自動車保険は利用者数が多く、魅力的な保険商品を取り扱っているので、最終的な判断はしっかり話を聞いてからの方がよいでしょう。

また、最後はおすすめの自動車保険も紹介したので、ぜひ自分に合った自動車保険を見つけて見てください!

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