「自己分析ツールってたくさんあるけど、結局どれがいいの?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、最近はインターネットでたくさんの性格診断や適職診断のツールが利用できますよね。
そこで、今回は自己分析を深めたい就活生に是非ともおすすめしたい無料の自己分析ツールを筆者が実際に利用したツールの中から厳選してご紹介します。
登録なしで利用可能なものから、超本格的なものまであるので、是非複数のツールを利用して比べながら自己分析を深めていってください。
おすすめの自己分析ツール①登録なしで利用可能
インターネットの自己分析ツールは会員登録しなければならない事が多く、使うのが億劫に感じる方もいると思います。
そんな方に向けて、登録無しで利用でき、かつ結果がわかりやすいと筆者が感じた自己分析ツールを3つご紹介します。
キャリタスクエスト
キャリタスクエストは、キャリタス就活が公開しているサービスで、21問の質問に答えるだけで皆さんの特性を100パターン以上のRPG風のキャラクターになぞらえて診断してくれます。懐かしいRPGゲームをやっている感覚で楽しく質問に答える事ができます。
結果は皆さんのキャラの基本的な性質を教えてくれるだけでなく、「人生の格言」や「お役立ちアイテム」などの独特なアドバイスもあるので非常に面白いです。まずは簡単に自分のことが知りたいという方にオススメです。
CIY トーテム診断
CIY(Color Inside Yourself)のトーテム診断は、約140問の質問をもとに、皆さんの性格をトーテムになぞらえて診断してくれます。質問数が多いので、精度の高い診断がしたい方にお勧めです。
結果は「生まれ持った普遍的な資質」「今の自分の才能と性格」「対人関係で出やすい性格」「理想とする人物像」の4パターンで教えてくれます。
更に、その結果からESの自己PRの文章を作成してくれるので、自己PRがうまく作れなくて悩んている方にはとってもお勧めです。
エニアグラム性格診断
エニアグラム性格診断は、個人の特性を9つのタイプに分類し、皆さんがどのタイプに当てはまるかを診断してくれるサービスです。90問の問いの中から、皆さんに当てはまるものだけをチェックしていくので、問題数は多いですがサクサクと進めていく事ができます。
それぞれのタイプごとにその特徴やリーダーシップの取り方、弱点、アドバイスなどが詳細に書かれており、更に学ぶと良いタイプの人も教えてくれます。自分の強みや弱みが発揮される場面を知りたい人にオススメです。就活の自己分析に役立つだけでなく、普段の生活で実践しやすいアドバイスが詰まっています。
おすすめの自己分析ツール②評判がいい
「数ある自己分析ツールの中から、信頼できるものを厳選して使いたい!」という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、就活生に評判の良い本格的な自己分析ツールを3つご紹介します。
OfferBox AnalyzeU+
AnalyzeU+は、逆求人サービスのOfferBoxが採用している性格診断のツールです。251問の質問から、皆さんの[社会人基礎力]や[リーダー力]を25項目に分けて評価してくれます。
それぞれの項目ごとに皆さんの偏差値を数値で表してくれるので、他の人と比べた強みや弱みを明確に知ることができます。
また、OfferBoxは企業からの逆求人型サービスなので登録すると企業から皆さんにオファーが届きます。更にAnalyzeU+を利用すると、より皆さんに価値観が合う企業からオファーが届きやすくなっているので、効率的に就活を進めたい方や、自分にあった企業との出会いが欲しい方にオススメです。
セプテーニ Self Knowledge Tool
Self Knowledge Toolは、セプテーニグループが提供する自己分析ツールです。10分程度で終わるテストを通して皆さんの「思考行動特性」を大きく「未来志向型⇄課題解決型」、「論理型⇄直感型」の二つの軸で分析し、皆さんの普段の思考パターンや行動パターンを教えてくれます。
セプテーニはAIを用いた独自の人材育成技術を持っており、膨大な人材のデータを用いて皆さんの思考行動特性がどんな場所で発揮されるのか、組織の中でどんな風に生きるのかを丁寧に解説してくれます。また、それぞれの思考行動特性にあった就活の進め方や自己PRの書き方のアドバイスももらえるので、自分らしい就活のやり方を知りたい人にオススメです。
リンク・アイ BRIDGE-i
BRIDGE-iは大手経営コンサルティング会社のリンクアンドモチベーショングループの企業であるリンク・アイが提供する自己分析ツールです。80問の適正テストに答えると、皆さんの強みや弱みを数値化して知ることができます。
BRIDGE-iは皆さんが組織で活躍するために、24種類の「ポータブルスキル」をそれぞれ数値で教えてくれるだけでなく、皆さんの持つ「モチベーションタイプ」を「組織タイプ」「仕事タイプ」「行動タイプ」の3つの側面から明らかにしてくれます。そのため、「現状の社会人スキル」「成長環境」「活躍できる仕事」を知りたい人にお勧めです。
また、リンク・アイではBRIDGE-iの結果に基づいてキャリアコンサルタントが皆さんの就活の方向性を一緒に考えてくれるセミナーや面談の場も設けられているので、適正テストから更に自己分析を深めることができます。
おすすめの自己分析ツール③大手
自己分析ツールの登録はやや面倒と感じている方もいるかもしれません。
しかし、ほとんどの就活生が登録している大手の就活サイトでも独自の自己分析ツールを導入しています。
そこで、登録して絶対に損なしの大手就活サイトで提供されている自己分析ツールをご紹介します。
リクナビ診断
リクナビ診断は、大手人材企業のリクルートが運営するリクナビが提供しているツールです。5分程度の簡単なテストに答えるだけで、皆さんに向いている仕事の傾向を3つに分けて紹介してくれます。
それぞれの傾向に合わせて就活のアドバイスも教えてくれるので、就活の時に企業に聞いておくと良いこともわかります。サクッと自分のむいている仕事の傾向を知りたい方にオススメです。
リクナビはインターンシップ・1day仕事体験の応募可能企業数が最多の求人サイトなので、就活生は今すぐ登録しておくことをお勧めします。
適性診断MATCH Plus
適性診断MATCH Plusは、大手就活サービスのマイナビが提供している自己分析ツールです。毎年、世界40ヶ国で1000万人が受験しているのでデータベースが蓄積されており、信頼性が高いことで評判があります。
全部で162問の設問に答えると、皆さんのパーソナリティ・社会人基礎力・業界や職種の適正を教えてくれます。設問が多い分、結果のボリュームも多いので、正確かつ具体的な結果を求める方にオススメです。
また、診断は複数回受けられるので過去の結果からどのように変化したのかを知ることができます。そのため、就活を通した皆さんの内面の変化にも気づくことができるようになっています。
自己分析は就活のプロと行うのがおすすめ
自己分析ツールを使った自己分析は、手軽に自分の強みや弱みを把握する事ができますが、それだけでは自己分析は十分とは言えません。
もう一つ大切なのが、皆さんの人生の棚卸しをする事です。人生の棚卸しとは、今の自分がこれまでの人生のどのような経験をもとに、どんな価値観で形成されているのか把握し、更に今後の人生をどう生きていきたいかを決めることを言います。
この作業は一人で行うと時間がかかる上、自分で自身に染み付いた価値観を把握するのはとても難しいため、就活のプロであるキャリアカウンセラーと一緒に行うことお勧めします。彼らは多くの人の自己分析を手伝ってきた経験があるため、そのノウハウが蓄積しており、効率良く皆さんの自己分析を進めてくれます。
キャリアカウンセラーとの自己分析は、就活エージェントに登録すると無料で行う事ができます。
就活エージェントとは、キャリアカウンセラーが皆さんの就活を付きっきりでサポートしてくれるサービスです。これに登録すると、自己分析からES・面接対策、皆さんにあった求人の紹介まですべて無料で利用する事ができます。そのため、就活を一人で進めていけるか不安な方や、内定がもらえるか心配な方に特にお勧めです。
今回は、自己分析に定評のある就活エージェントを2つ紹介します。
①キャリアチケット
キャリアチケットは「量より質」の就活を大切にしているのが特徴です。面談を通して皆さんのこれまでの経験に対する徹底的な深掘りを行う事で、皆さんの価値観をはっきりさせ、その上で皆さんにあった企業を紹介してくれます。
そのため、自分の価値観を大切にしながら、自分にあった会社を探したい方にお勧めです。
②doda新卒エージェント
doda新卒エージェントは国家資格を持ったプロのキャリアカウンセラーが専任でサポートしてくれるサービスです。また、丁寧なサポートが評判で、90分の面談を通して一人一人の価値観や強みをしっかり整理してくれます。もう一つの特徴は、紹介企業数が4700社以上と他のエージェントに比べても非常に多く、更に大手企業や非公開の求人もあることです。そのため、多くの企業に出会いたい方や、頼れる相談相手が欲しい方にお勧めです。
まとめ
今回は、就活生にオススメの無料で使える自己分析ツールをご紹介しました。
たくさんのツールがある中で、複数のツールを利用してみて結果を比較してみることで、より皆さんの特性についての考察を深められます。
また、ツールを使って自分のことがわかってきたら、これまでの過去の経験を振り返ってどんなことが当てはまっていたのかを分析してみると、更に自己理解が深まるのでオススメです。
ツールを積極的に活用して効率よく就活を進めていきましょう。
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