webデザインスクール給付金｜教育訓練給付制度があるおすすめは？デジタルハリウッドなどデザイナー・マーケティングを学びたい方へ

「webデザインスクールに通いたいけど、受講料が高くて払えない」

このように、webデザインスクールの入会金や学費が支払えなくて困っている人は多いのではないでしょうか？

実は、教育訓練給付金・高等職業訓練促進給付金という厚生労働省が設けている助成金があり、利用することでwebデザインスクールにかかるコストを大幅に下げられます。

本記事では、教育訓練給付金・高等職業訓練促進給付金のメリット・デメリットや給付を受ける条件を解説します。

給付金対象のおすすめのwebデザインスクールと、給付金対象ではなかった場合のおすすめのスクールも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

教育訓練給付金制度のあるwebデザインスクールに通うメリット・デメリット

教育訓練給付金制度のあるwebデザインスクールは、費用面やスキル面でメリットが多くありますが、デメリットもあります。

教育訓練給付金制度のあるwebデザインスクールに通うメリット・デメリットについて、以下で詳しく解説します。

【メリット】費用を抑えて質の高い教育を受けられる

教育訓練給付金制度を利用することで、受講料の一部が国から支給されるので費用を大幅に抑えることができます。

対象のwebデザインスクールは、厚生労働省が指定した講座だからこそ即効性や社会的ニーズの高いスキルを学べるのも大きなメリット。

コストをかけずにwebデザインの基礎から応用まで学べるため、キャリアアップや転職に非常に有利です。

【デメリット】受講中は自己負担が発生する

教育訓練給付金制度は、前述したようにメリットが多くありますが、給付金の支給がおこなわれるのは講座修了後であることに注意してください。

そのため、webデザインスクールに通うためには、一旦自己負担で受講料を全額支払う必要があります。

受講修了後、1ヶ月以内にハローワークの窓口にて申請手続きをおこなうことで、給付金が振り込まれます。

最短で給付金を受け取りたい場合は、修了後速やかに申請手続きをおこないましょう。

教育訓練給付金・高等職業訓練促進給付金でwebデザインスクールに通う条件

教育訓練給付金・高等職業訓練促進給付金でwebデザインスクールに通うには、以下の条件を満たしている必要があります。

• 雇用保険の被保険者であること
• 20歳に満たない児童をひとり親で扶養していること

一つひとつ詳しく解説していきます。

雇用保険の被保険者であること

教育訓練給付金でwebデザインスクールに通うには、受講開始日の時点で雇用保険に加入している必要があります。

教育訓練給付金には、一般教育訓練給付金と専門実践教育訓練給付金と特定一般教育訓練の3種類があり、それによって条件が異なるため注意が必要です。

以下に、それぞれの給付金ごとの内容と支給額をまとめたので、参考にしてください。

特定一般教育訓練給付金と一般教育訓練給付金の場合は、受講開始日の時点で被保険者であった期間が3年以上、専門実践教育訓練給付金の場合は10年以上あることが条件です。

なお、離職している場合は、退職の翌日から起算して1年以内であれば教育訓練給付金を受け取れます。

ただし、例外として妊娠・出産・育児・疾病などが退職の理由である場合は、1年以内ではなく最大20年以内であれば給付金制度を利用できます。

このように、教育訓練給付金は雇用保険の被保険者でなければ受け取れないため、自営業や個人事業主の人は受給資格が原則ありません。

20歳に満たない児童をひとり親で扶養していること

高等職業訓練促進給付金とは、ひとり親の方が資格取得するために勉強する期間の経済的支援を受けられる制度です。

条件としては、20歳未満の児童をひとり親で扶養していることが挙げられ、児童扶養手当の支給を受けているか同等の所得水準がある必要があります。

また、養成機関において6ヶ月以上のカリキュラムを修業し、対象資格が取れる見込みがあることも条件です。

条件が全て揃えば、教育訓練給付金・高等職業訓練促進給付金の両方を受給しながらステップアップに臨めます。

デジタルハリウッドなど、教育訓練給付金・高等職業訓練促進給付金対象のwebデザインスクールおすすめ

ここでは、教育訓練給付金・高等職業訓練促進給付金対象のwebデザインスクールの中からおすすめを厳選して4つ紹介します。

• デジタルハリウッド
• パソコンスクールWin
• ヒューマンアカデミー
• 東京デザインプレックス研究所

デジタルハリウッド

「デジタルハリウッド」は、Webデザインをはじめとするクリエイティブな分野の教育をおこなうスクールです。全国に42校もキャンパス展開があり、通いやすいのがポイント。

未経験からwebデザイナーを目指す社会人や大学生向けのコース、基礎知識が学べるプランやオンラインスクールなど自分に合った専攻やカリキュラムを自由に選択できます。

現役のプロ講師やトレーナーから直接指導を受けられるので、早いスキルアップが期待できます。

「デジタルハリウッド」には、教育訓練給付金の対象となるコースや専攻はありませんが、高等職業訓練促進給付金の対象となるコースはあります。たとえば、デジダルハリウッドSTUDIOやデジタルハリウッド大学院などが対象です。

授業見学や体験ができるスクール説明会も随時開催しており、無料で体験できるため詳細が気になる人はチェックしてみましょう。

【デジタルハリウッドの詳細はこちらから】

パソコンスクールWin

「パソコンスクールWin」は、webデザインの基礎から応用まで幅広いカリキュラムが用意されています。日本全国に50校も展開しており、好きな場所や通いやすい場所で受講できます。

webデザイン関連の講座は、全部で6種類。

• WEBスタンダードPlus
• WEBデザイナーPlus
• WEBクリエイター
• WEBマスター
• WEBプログラマ
• WEBプログラミングプロ

6種類全てのコースが、教育訓練給付金制度の対象となっています。受講料総額の20%（最大10万円）が支給されるので、条件に当てはまる方におすすめです。

未経験からwebデザイナーを目指す方はもちろん、サイト構築などweb制作に必要な技術全てを学びたいという方にもぴったりなコースが豊富に揃っているのがポイント。複数組み合わせたセット講座に申し込むことも可能なので、満遍なく必要な知識やスキルを習得できます。

個別カウンセリング・無料体験も受付しているため、詳細を知りたい方はぜひ申し込んで専任のカウンセラーに相談してみましょう。

【パソコンスクールWinの詳細はこちらから】

ヒューマンアカデミー

「ヒューマンアカデミー」のwebデザイン講座は、未経験からwebデザイナーを目指す方におすすめの講座です。

講師は現役のプロデザイナーで、業界で活躍するための実践的なスキルや最新のノウハウを直接教えてくれます。

自分のライフスタイルに合わせて、学習スタイルを3タイプから選べるのも魅力。

• オンラインスタイル：時間と場所を選ばずにインターネット環境のみで受けられる
• クラス担任スタイル：少人数制でプロから直接デザインのノウハウを学べる
• ブレンドスタイル：オンラインスタイルとクラス担任スタイルを組み合わせて学べる

専任のカウンセラーが一人ひとりにつき、受講前から就職活動までサポートしてくれます。就職率は90.9％という高い実績も持っています。

給付金対象のwebデザイン講座は「Webデザイナーコース」「Webデザイナー総合コース」「Webデザイナーエキスパートコース」の3種類あり、教育訓練給付金制度の対象であれば最大で受講費用の20%（10万円）が支給されます。

【ヒューマンアカデミーの詳細はこちらから】

東京デザインプレックス研究所

「東京デザインプレックス研究所」は、現代デザインを専門とする通学スタイルのデザインスクールです。

講師は、すべて現役で活躍しているクリエイターやデザイナーから構成されており、少人数制クラスや対面・実践形式などの授業スタイルで、すぐに活用できる実践的なスキルを習得しやすいのが魅力。

一般的なデザインの学習だけでなく、Webグラフィック・情報設計・インタラクション表現・レスポンシブWebデザイン・UIデザイン・Webマーケティング・Webディレクションなどの多方面で役立つスキルを身につけることができます。

「東京デザインプレックス研究所」は、唯一の特定一般教育訓練対象スクールで、最大で受講料の40%（20万円）が支給されます。

一般教育訓練給付金制度も扱っているため、学びたいコースと条件が揃っているかどうか確認してみましょう。

出典：東京デザインプレックス研究所

【東京デザインプレックス研究所の詳細はこちらから】

給付金対象にならない人向け！webデザイン・webマーケティング・イラストレーター・グラフィックデザインを学ぶならココ

条件が揃わず、給付金の対象にはならなかった方も諦めないでください。

給付金対象ではありませんが、webデザイン・webマーケティング・イラストレーター・グラフィックデザインを学ぶのにおすすめなスクールを5つ紹介します。

• Find me!
• Wannabe Academy（ワナビーアカデミー）
• nests Digital Creative Academy
• SHElikes（シーライクス）
• studio U

Find me!

「Find me!」は、女性限定のwebデザインオンラインスクールで、定額学び放題のシステムが特徴的です。

完全未経験者向けで、3タイプの月額プランから予算やサポート内容に応じて選べます。

どのプランも月額制で学び放題なので、自分のペースで学習を進められます。月額制だからこそ、早く就職や転職ができた場合は学費を抑えられるのが魅力。

プランによっては、お仕事獲得サポートや案件保証、お仕事紹介など、就職や転職、フリーランスを目指す方にも役立つサービスが豊富です。

ただし、ライトプランは一番リーズナブルで魅力的なプランですが、チャット相談やマンツーマン授業などが受けられないため、自走力が必要な点に注意しましょう。

【Find me!の詳細はこちらから】

Wannabe Academy（ワナビーアカデミー）

「Wannabe Academy」は、3ヶ月間29.8万円（税込）でWebマーケティングの基礎知識から、データ分析、広告運用、施策提案まで学べ、実務経験を積むこともできるWebマーケティングスクールです。

週1回のオンライン授業＋動画教材で自分のペースで学習できます。チャット相談やマンツーマンの補修が受け放題なので、分からないことや悩みを気軽に相談できるのもポイント。

実在するクライアントのWebマーケ施策を担当し、実務経験を積めるのが最大の魅力です。広告配信やレポート作成、改善提案など、実際に仕事で必要なことを体験できます。

卒業後も最長8ヶ月の転職サポートがあり、内定が得られるよう手厚くサポートしてくれます。実際に「Wannabe Academy」卒業生のマーケティング職への内定率は、93.4%という結果を残しているのも注目したい点です。

【Wannabe Academy（ワナビーアカデミー）の詳細はこちらから】

nests Digital Creative Academy

「nests Digital Creative Academy」は、デジタルクリエイティブ業界のエキスパートを育成するための、制作会社が運営するスクールです。

講座はwebデザイン、XRデザイン、デザイン/ART、EC、プログラミングの5つの分野で構成されており、未経験からプロの方まで目的に合わせてコースを選択できます。

制作会社がプロデュース・支援しているスクールなので、制作現場の声が直結して反映されたカリキュラムや指導が行なわれるのがメリット。求人やインターン紹介もあり、就職サポートも充実しています。

給付金対象ではありませんが、受講費用はPayPal等による分割払いや各種クレジットカードでの支払いも可能なので、無理なく申し込むことができます。

【nests Digital Creative Academyの詳細はこちらから】

SHElikes（シーライクス）

「SHElikes」は、Webデザインやライティング、Webマーケティングなど、クリエイティブやビジネススキルを学べる女性向けのオンラインスクールです。

30種類以上の豊富なコースから、目標ややりたいことに合わせて選べます。受講プランも全レッスン受け放題の「スタンダードプラン」と、月に5回まで受講できる「ライトプラン」の2種類が用意されています。

オンライン上で動画教材をもとに学ぶスタイルなので、自分のペースで学習できるのもポイントです。

月に一度のコーチングがあり、他の受講生と目標や近況をシェアする機会もあるため、挫折せずにモチベーションを保ち続けることができます。

無料体験レッスンも随時開催しており、体験後はカウンセリングの時間も設けられているので、気になる方はぜひ申し込んでみましょう。

【SHElikes（シーライクス）の詳細はこちらから】

studio US

「studio US」は、未経験からプロの動画クリエイターを目指せるオンラインスクールです。

動画編集コース・動画クリエイターコース・動画クリエイター総合コースの3つから受講コースを選べ、レベルや目的に合わせて申し込めます。

900本以上の動画教材が見放題なので、自分のペースで学習できます。ソフトの使い方などの基礎から実践的な動画制作や案件の取り方まで、オンライン完結で学べるのが魅力。

動画教材とは別で定期的に行なわれる、プロの講師によるライブ授業もあり、限定情報や特別な内容を教えてもらえることもあります。

回数無制限で講師へ質問できたり、プロからフィードバックをもらえたりするため、着実なステップアップが可能です。

公式HPやLINEから無料相談ができるので、気になる方はまずそこで受講内容や流れなどを確認してみましょう。

【studio USの詳細はこちらから】

まとめ

webデザインスクールの資金が足りなくて困っている人は、教育訓練給付金・高等職業訓練促進給付金を受給できないか、条件を確認してみましょう。

これらの給付金制度を利用すれば、費用を抑えてスキルを習得できます。

雇用保険の被保険者であるかどうかやその他条件によって、受けられる給付金が異なってくるため、本記事を振り返ってよくチェックしてください。