巷では「ラックスやパンテーンなどの市販のシャンプーは使ってはいけない」と言われていますが、いったいなぜなのでしょうか。
これらのシャンプーはマツキヨなどで安く購入できますので、このような話を聞くと不安になりますよね。シャンプーは毎日使うものですし肌に直接触れますので、気になる方も多いでしょう。
そこでこの記事では、市販のシャンプーを使ってはいけないと言われる理由と特徴、正しいシャンプーの選び方などを解説します。最後に、美容師おすすめシャンプーを紹介していますので、シャンプー選びの参考にしてみてください。
ラックスやパンテーンなどのシャンプーを使ってはいけないと言われる理由
ラックスやパンテーンなどのシャンプーは使ってはいけないわけではありません。しかし、使ってはいけないと噂されていますすよね。その理由として考えられるのは、以下の2つです。
- 髪や肌に合わなかった
- 使われている成分
それぞれ詳しく解説します。
髪や肌に合わなかった
まず1つ目の理由は、「髪や肌に合わなかった」ということ。人によって髪質も肌質も違うため、シャンプーは万人ウケするものがありません。どうしても「合わない」が出てきてしまうものです。
さらに、後述しますが市販のシャンプーは、硫酸系の洗浄成分など化学物質が配合されていることが多く、肌や髪に合わなければ髪質の状態悪化につながります。
パンテーンやラックスはドラッグストアでも売れ筋のシャンプーですから、販売数が多いだけに肌や髪質に合わないという声も多くなるでしょう。
使われている成分
市販のシャンプーは「ラウリル硫酸」そして「ラウレス硫酸」などの界面活性剤が多く含まれています。これらは、水と油を混ぜやすくする性質で洗浄効果も高い上、安価で生産できる成分です。
安いシャンプーにはよく使われますが、頭皮に強い刺激を与えるため、かゆみや皮膚トラブルを引き起こすことがあります。
このため、敏感肌や乾燥肌の方には刺激が強すぎて、使ってはいけないと言われてしまうのです。
使ってはいけないシャンプーの特徴
使ってはいけないシャンプーは、当たり前ですが肌や髪質に合わないものです。雑誌や芸能人がおすすめしているからといって自分の髪質に合うわけではありません。
使用中「髪が抜ける」「かゆみがある」「乾燥する」など、違和感があればシャンプーを疑いましょう。
特に、以下のような成分が多く含まれているシャンプーは注意が必要です。
- カチオン界面活性剤(セトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムメトサルフェート、クオタニウム-18、ベンザルコニウムクロリドなど)
- 石油系界面活性剤(ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na)
- タール系色素(青色○号、赤色○号など)
また、シリコン(ジメチコン、シクロペンタシロキサンなど)やパラベン(メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベンなど)は配合量が多いと頭皮に詰まったり、抜け毛や頭皮トラブルの原因となります。
正しいシャンプーの選び方
「自分の髪に合うシャンプーがわからない」「数が多すぎてどのように選んだらいいか迷う」という方へ、正しいシャンプーの選び方を紹介します。
いろいろ試してみる
最近はシャンプーのテスターを販売していることも多くなりました。それらを使っていろいろな種類を試してみることをおすすめします。
結局は使ってみないとわからない。できればメモをとって髪質の変化や頭皮に現れる症状などをチェックしてみましょう。
また、いつものシャンプーが髪に合っているとも限りませんので、違うシャンプーを試してみるのもおすすめです。年齢や体調によっても髪や肌の調子が変わりますので注意深く観察してみましょう。
レビューを参考にするときは年齢もチェック
シャンプーを選ぶとき、レビューを参考にする方も多いでしょう。不特定多数の方が書き込むレビューは、性別や年齢が変わるとあまり参考にならないこともあります。
レビューは自分の年齢と近い方を参考にするようにしましょう。また、意見が偏らないよう1つではなく色々なサイトのレビューを見ておくのもポイントです。
肌が弱い方は天然成分を選ぶ
肌が弱い方は、天然成分のシャンプーを選びましょう。
敏感肌や乾燥肌の方は、洗浄成分が強い市販のシャンプーの成分が合わない可能性があります。髪に必要な油分まで奪ってしまうと、パサついたり枝毛を引き起こすことも。
お肌が弱めの方は、洗浄成分高めの成分は避けた方がいいでしょう。
美容師が本当におすすめするシャンプーランキング
最後に、美容師がおすすめするシャンプーをランキングで紹介します。このランキングはAmazon、楽天、ヤフーの口コミ評価と美容師の意見を参考にしたものです。
第1位:haru(ハル) kurokami スカルプ シャンプー4,571円
強すぎない洗浄力で、敏感肌、乾燥肌、オイリー肌さんにもおすすめできるエイジングケアシャンプーです。天然由来成分で優しい洗い上がり。
モコモコ泡立ちのいい泡で包み込むように洗い、3分置くだけで美容成分が浸透しやすくなります。頭皮保護成分を配合し、美容液のような使い心地。
洗うだけでハリ・コシ・ツヤに自信がでるシャンプーです。
オレンジ油やレモン果皮油、イランイラン花油などの天然由来の精油をブレンドした豊かな香りで癒し効果があります。
【haru(ハル) kurokami スカルプ シャンプーはこちら】
第2位:オルナ オーガニック ボタニカル シャンプートリートメント3,870円
7種のオーガニック成分や12種の美容成分が含まれたシャンプーです。ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミド、ビタミンC誘導体など美容成分がたっぷり。シリーズ累計88万個突破した人気商品です。
肌荒れを防ぎ、フケ・かゆみを抑え、頭皮・毛髪をすこやかに保ちます。企画、商品作り、販売全てが日本製。
髪の乾燥やパサつきに悩む方におすすめです。
【オルナ オーガニック ボタニカル シャンプートリートメントはこちら】
第3位:ザ パブリック オーガニック シャンプー + トリートメント2,717円
美容のプロが認めたベストコスメ25冠を受賞したオーガニックシャンプーです。パラベンフリー、合成着色料不使用、 シリコンフリー。アミノ酸系植物泡で地肌をやさしく洗浄、さらさらふんわりとした洗い上がりです。
ラベンダー精油&ゼラニウム精油で穏やかなフローラル調の香りも魅力的。保湿力が高くパサつく髪に潤いを与えます。
【ザ パブリック オーガニック シャンプー + トリートメントはこちら】
第4位:第一三共ヘルスケア ミノン 薬用ヘアシャンプー 1,266円
マツキヨなどでも気軽に購入できる、敏感肌&乾燥肌用の保湿シャンプーです。植物性アミノ酸系洗浄成分配合でお肌に優しい洗い心地。
製薬会社が皮膚科学に基づいて開発した低刺激性処方ですから安心して使えます。ふけやかゆみ、汗臭など多くの方が抱える頭皮トラブルの予防に最適です。
赤ちゃんからお年寄りまで幅広く使えます。
第5位:いち髪ナチュラルケアセレクト スムース1,045円
人気のコスパ高シャンプーいち髪の厳選和草エキス配合のプレミアムシリーズ です。天然由来成分を90%以上配合したノンシリコンシャンプー。
合成着色料フリー、香料は100%天然成分です。シャンプーだけで充分サラサラになります。泡立ちもよく優しい洗い上がりです。口コミ評価も高く20代から40代に人気があります。
まとめ
この記事では、ラックスなど市販のシャンプーを使ってはいけないと言われる理由と使ってはいけないシャンプーの特徴を解説しました。
安価で大量生産するシャンプーは、石油系の洗浄力高めな成分が多く使われているためお肌が弱い方には適しません。最悪、頭皮トラブルを引き起こすこともあるため注意が必要です。敏感肌や乾燥肌の方は天然成分のシャンプーを選びましょう。