就活中、面接や応募書類で短所を聞かれる場面が多くなりますが、きちんと答えられず困っていませんか?
短所を自覚していたとしても、どのように答えたらいいか悩んでしまいますよね。正直に答えてもしそれが、裏目に出てしまったらと思うとすんなり答えが出てきません。
短所の答え方につまづいている方は多いはずです。
そこでこの記事では、就活で役立つよくある短所一覧表と答え方を紹介します。自分の短所がわからない人にも役立つ表ですからぜひチェックしてみてください。
よくある短所一覧と答え方
それでは早速、よくある短所と答え方を一覧表をチェックしてみましょう!短所をうまく伝える答え方も記載していますので、参考にしてください。
短所 | 答え方 |
短気 | 短気を自覚していますが、余裕がない時に人に強く当たってしまうことがあります。短所をカバーできるようメンタルコントロールを心がけ、怒りを感じたら一呼吸置くなど心に余裕を持つようにしています。 |
負けず嫌い | 負けず嫌いなので他人より目標を高く掲げてしまうことがあります。目標を達成するための努力は惜しみませんが、集中するあまり身体を壊しそうになることがあるため、自己管理も大切にしています。 |
心配性 | 心配性のあまり何事にも慎重に取り組み計画性を持って取り組みます。また、間違いがないか何度も確認する癖がありますので、締め切りや約束に遅れないよう、日頃から時間に余裕を持つよう心がけています。 |
頑固 | 一度こうだと思うと突き通してしまう頑固さが短所です。この短所を改善するために、周りの人の様々な意見を一度自分の中で分析し受け入れてから自分の意見を言うように努めています。その結果、以前よりも人とぶつかることが減り、対話ができるようになりました。 |
引っ込み思案 | 引っ込み思案なので、昔から人の前に立つより裏方で支える方が好きでした。人の補佐をするのが得意なのですが、この性格を変えたくてアルバイトでは声を出す接客業を選びました。最近は、新人のサポートを任されることもあり、自己主張できるようになっています。 |
ネガティブ | 物事をネガティブに捉えてしまうことがあります。他人に嫌われないようにと考え振る舞いますので、友人からは人当たりがいいとよく言われますが、自信のない行動が災いし喜べません。最近はそんな性格を変えようと、物事を違う視点から見てポジティブに捉えるよう努力しています。 |
自信がない | 私は自分に自信が持てないタイプです。その分、たくさん勉強し努力を重ね、自信が持てるようになりました。 |
臆病 | 私は臆病なところが短所です。失敗を恐るタイプなので新しいことに挑戦する時の判断に時間がかかります。その分何事にも慎重に取り組み、リスクを負うような仕事は絶対にしません。臆病が故にリスクヘッジをきちんと行いますので、周りからは慎重な人と言われています。 |
マイペース | 私の短所はマイペースなところです。自分のリズムで物事を進めていくのが好きですが、友達から「いつもあなたのペースに合わせないといけない」と言われ、私のために周りの人が迷惑していたことを知りました。それからは、周囲の人に目を配り、協調性を大切にすることを意識しています。あの時指摘してくれた友達に感謝しています。 |
大雑把 | 私の短所は大雑把なところです。バイト先では大雑把な性格が災いして、先輩に助けてもらうことが多々ありました。しかし、大雑把ゆえ、細かいことを気にせず新しいことにもどんどん挑戦します。失敗を恐れるよりやってみようと思う性格なので、営業の仕事に活かしていきたいと思っています。 |
楽観的 | 私の短所は楽観的なところです。いつも物事に対し楽観的に捉えてしまうため、期日に間に合わないことが多々ありました。大切なバイトの面接に遅れてしまい大失敗した経験から、仕事や課題提出などは計画を立てて早めに取り組むようにしています。私にとっては短所ですが、周りの人からはいつもポジティブでどんと構えていて頼りになると言われることがあります。 |
人見知り | 私の短所は人見知りなところです。特に初対面の人には緊張してうまく話せません。学生時代、ゼミで友達ができずとても寂し思いをしました。それからは、初めての人には自分から挨拶をして話しかけるようにしています。人見知りは治っていませんが、努力して挨拶しているせいか友達からは、話しやすい人と思われています。 |
繊細 | 私は繊細なところがあります。表情や声のトーンなどで人の心の動きに気づき気にしてしまいます。しかし、接客業のアルバイトを通して、それが武器になることもわかりました。お客様が何を求めているか気づきやすいため「気がきく」と喜ばれることも多かったです。自分では短所だと思っていますが、接客や営業では長所として活かしていきたいです。 |
完璧主義 | 私は完璧主義なところが短所だと思います。何事にも100%以上の出来を目指してしまうため、ストイックになりすぎてしまいます。それを他人にも求めてしまうことがあり、手を抜いている人や雑にこなす人には厳しくしてしまいます。しかし、裏を返せば大雑把な人に対して羨ましい気持ちもあり、時には心に余裕を持たなければと感じています。社会人になりましたら周囲の人と協力し合い、完璧な結果だけにこだわらないように意識していきたいと思います。 |
優柔不断 | 私の短所は優柔不断なところです。何かを決めるとき時間がかかってしまいます。そのせいで、学生時代〇〇のチャンスを逃してしまいました。この経験から、失敗を恐れて悩むよりとにかくやってみよう!と思うようになりました。今では、失敗したらもう一度取り戻せばいいと悩む前に行動することを意識しています。 |
おせっかい | 私の短所はおせっかいなところです。いつも人にアドバイスやお世話を焼きすぎるところがあります。バイト先の新人教育では、なんでも先周りして手を出していたせいで新人が育たず怒られたことがありました。それからは、聞かれたときだけアドバイスするようにして、まずは見守るように気をつけています。それからは、新人でも自分で考えどんどん行動してくれるようになりました。 |
諦めが悪い | 私の短所は諦めの悪いところです。小さな頃から諦めが悪いとよく言われました。周りが諦めていることでも「まだやれる」「解決できるまでやってみたい」と思ってしまいます。諦めの悪さが功を奏し〇〇の研究では、課題解決まで忍耐強く取り組むことで成果が上がりました。ただ、社会人になれば諦めて次に挑戦することも大切だと思いますので、短所はしっかりと改善し仕事では根気強さを活かしていきたいと思います。 |
せっかち | 私の短所はせっかちなところです。課題などは早めに取り組んで終わらせてしまいたいタイプです。今日できるものはできるだけ今日終わらせて明日に備えたいと思ってしまいます。しかし、グループで活動する場合は、ゆっくりと取り組みたい人もいますので、自分のペースだけを主張しないようにしています。 |
周りが見えなくなる | 集中すると周りが見えなくなることがあります。熱中するあまり周りの意見が聞こえなくなることがあるので、改善のため現在は自分から周りの人に意見を聞くようにしています。 |
口下手 | 私の短所は口下手なところです。意見を言わなければならない時、様々な思いはあるのに口に出すことに迷いがあり会話に入れないことも多々ありました。現在は、短所を克服すべく会話力を磨く講座やセミナーに参加し、以前より自分の意見を言えるようになりました。社会人になりますので、社内で円滑にコミュニケーションが取れるよう努めてまいります。 |
このように、短所を伝えているようで、実は長所になっているような伝え方をすれば短所もポジティブな印象になります。
面接で短所を答える時のNGポイント
面接で短所を答える時には、いくつか注意しておきたいNGポイントがありますので紹介していきます。
必要以上のネガティブ発言は厳禁
短所を話すからといって、全てをネガティブに伝える必要はありません。初対面の面接官は、あなたの性格や普段の振る舞いを知りませんので、言葉によっては「開き直っているのでは?」「改善する気がない」など印象が良くありません。
私の短所は〇〇ですと伝えた後は、その短所をポジティブな言葉に変換しましょう。
例えば、「頑固=意思が強い」「神経質=感受性が高い」などです。同じ言葉でも、言い換えればポジティブな印象を持ちます。
短所を伝える時、必要以上に自分を落とさず、いい言葉を選びましょう。
仕事上でマイナスになりそうな言い方は避ける
就活で短所を伝える時、仕事上でマイナスになる言い方は避けましょう。「チームワークが乱れる」「時間にルーズ」「感情的になりやすい」など、業務に支障をきたすような言い方は、採用側が不安になります。
また、志望業種とのミスマッチも要注意です。営業や受付など人と接する仕事を希望しているのに「人見知り」という短所は、業務に適していません。
言葉を婉曲させて、業務に支障がないような表現を心がけましょう。また、短所を自覚し、改善しようと努力していることを伝えるなど短所のフォローも忘れずに。
短所はありませんと答える
短所を答える場面で、「短所はありません」と答えることは、一番良くありません。短所は長所と表裏一体です。言い換えれば長所ですし、自己分析をしていれば必ず見つかります。にもかかわらず「短所はありません」と答えるのは、「適応能力が低い」「自己分析が甘い」「自信家で完璧主義?」などいい印象を持たれません。
どうしても、短所が見つからない場合や短所の伝え方がわからない場合は次項で紹介する方法を参考にしてください。
面接で短所を上手に伝えられるようになる方法
面接で短所を上手に伝えられず悩んでいる方は、一人で考えていても答えはでません。就活は時間との戦いですから、便利なサービスを併用して効率良く進めていきましょう!
就活エージェントを使う
就活生が無料で利用できる「JobSpring」のような就活エージェントは、短所や長所の伝え方に悩む就活生のサポートが充実しています。就活に悩んだ時の相談先として登録しておくと便利です。
自己分析のやり直しやAIを使った適性検査で、自分の弱みや特性を数値化し分析します。就活のプロが、短所の添削や面接対策を行いますので、「短所の伝え方がわからない」という悩みを確実に解決できます。
自己PRとの一貫性や、志望企業にマッチするか?なども、経験豊富なプロがアドバイスしてくれますので安心。自信を持って面接に挑めます。
ココナラ
自分で考えた短所例文をサクッと添削してもらいたい場合は、「ココナラ」が便利です。ココナラは、スキルや経験など得意としているものを出品購入できるサービスです。就活に関するサービスも多く出品されています。
就活の専門家から短所の添削やアドバイスをもらえるものは以下のようなサービスがあります。
- 「現人事が履歴書添削!自己PRなど就活相談のります」:1500円
- 「自己PR・自己分析の発掘と発見を手伝います」:3200円
- 「元人事部長がES・履歴書・職務経歴書を添削します」:2000円
- 「現役キャリアアドバイザーが企業目線でアドバイス」3000円
有料ですが返答が早く、評価システムがありますのでいい加減な対応はしません。購入前に相談(無料)も可能で、短所の添削だけをお願いしたいと伝えれば特別価格を設定してもらえることもあります。
上記の金額より安くなる可能性もありますよ。納品スピードが速いので、今すぐ返答が欲しい!という方にもおすすめです。
まとめ
この記事では、短所一覧表と答え方の例文、短所を伝える時の注意点を解説しました。長所を伝えるより難しく悩んでしまうことが多い短所は、言葉遣いで印象が変わります。ネガティブな印象をもたれすぎないよう、ポジティブな言葉やいい回しに変換し、改善するよう努力しているなどフォローを入れましょう。
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