就活は嘘つき大会?嘘がバレると内定は取り消し?

就活は嘘つき大会?嘘がバレると内定は取り消し?

「就活でついた嘘がバレたらどうなるんだろう」「できれば嘘をつかないで内定をもらいたいな」このように思っている人も多いのではないでしょうか。

就活は人生を左右する大切なイベント。内定をもらうためなら嘘をついてでも就活に挑む人も少なくないと思います。しかし、就活で嘘をついてしまうと、嘘がバレる可能性があるだけでなく、最悪内定が取り消されてしまいます。

せっかく就活をするなら、嘘がバレないかドキドキしながら内定を待つよりも、嘘をつかずに正々堂々と内定をもらいたいですよね。実は、リスクを背負って嘘をつかなくても、内定をもらえる方法があるんです。

そこでこの記事では、就活の嘘がバレたら起こることと嘘をつかないでも内定をもらえる方法を紹介します。就活で悩んでいる人はぜひチェックしてくださいね。

就活が嘘つき大会と噂される理由

就活が嘘つき大会であると言われているのは、どうにか内定をもらうために多くの就活生が嘘をついているためです。ある企業の調査によると、就活で嘘をついたことがある学生の割合は、50%にものぼっています。

これだけ多くの人が嘘をついているならば、嘘つき大会だと称されるのも納得です。では、実際にどのような嘘をついているのか詳しく解説していきます。

エントリーシート上で嘘をつく

エントリーシートには、出身大学、経歴、生年月日、TOEICのスコアなどを記入します。
「少しでも自分を良く見せたい」「ほんの少しならバレないだろう」という気持ちから、嘘の情報を記入する人もいるかもしれません。

しかし、資格や学歴などに関しては、内定後に書類の提出を求められることも少なくありません。もし、書類が提出できないと一発でアウトですよね。

また、どうにかバレずに入社できたとしても、人づてに嘘がバレて、最悪解雇されてしまうリスクもあります。

内定先に関して嘘をつく

内定先に関して嘘をつく人も非常に多いです。面接を通過していくと「内定をもらいましたか?」「それはどこの企業ですか」などの質問が増えてきます。

もしかしたら「内定をもらったと答えた方が優秀な人物だと思われるかも」と考えて、内定をもらったと嘘をつく人もいるかもしれません。

しかし、内定をもらっているからといって評価は上がらないので、嘘をつくメリットはありません。むしろ、嘘がバレた時のリスクの方が大きいです。

エピソードに関して嘘をつく

学生時代に特に頑張ったことがないため、嘘のエピソードをでっちあげる人もいます。やめろとは言いませんが、企業はエピソードについて詳しく聞いてくるので、徹底的にエピソードを考えなければ、嘘を見破られます。

また、企業はエピソードの「珍しさ」や「凄さ」を見ているのではなく、エピソードを通じて学生がどういう人間なのか、会社とマッチするような人物であるのか見抜こうとしています。
そのため、嘘のエピソードでつくった人間性で入社したとしても、本来の自分の人間性が企業と合わずに退社することになるかもしれないのです。

本来の自分の性格とマッチした企業に入社するために、たとえ小さいエピソードだとしても、ありのままの自分を知ってもらうことが大切です。

就活の嘘は調べられる?バレたら内定取り消しもあり得るの?

就活で嘘をつく人が一番心配するのが、嘘が調べられてバレること、そして内定が取り消されることではないでしょうか。
まず、就活の嘘が1つ1つ丁寧に調べられる可能性は低いです。なぜなら、そんなことまでしている暇がないという面接官がほとんどだからです。

しかし、調べられない=バレないというわけではありません。ある企業の調査によると、採用担当者の7割以上が嘘に気づいていると回答しています。
学生の態度や、話の矛盾、信憑性の低さから嘘を見抜けるそうです。

では、もし嘘がバレたら内定はどうなるのでしょうか。結論から言うと、入社前に嘘が発覚すると内定取り消しで、入社後に嘘が発覚すると解雇される可能性があります。もちろん、必ずそうなるというわけではなく、判断は企業によりますが、内定が無くなったり解雇されたりする可能性は十分にあります。

また、たとえ嘘がバレたことによる内定取り消しは免れても、「嘘つき」というレッテルを貼られて、働きにくくなってしまうかもしれません。
また、嘘で塗り固めた経歴や人間性で入社したとしても、企業とマッチしない可能性があります。

就活で嘘つきたくない。嘘をつかないでも内定をもらう方法

嘘がバレるのではないかとドキドキしながら内定を待つよりも、嘘をつかずに内定をもらった方がなんだかスッキリしますよね。そこで、嘘をつかなくても内定をもらえる方法を3つ紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

しっかりと自己分析をする

あらためて自己分析を行うことで今まで見えていなかった自分の個性や長所が発見できたり、自分の性格を上手く言語化できたりするようになります。本来の自分の個性や強みが見つかれば、もう面接で嘘をつく必要はありませんよね。

また、ありのままの自分で面接に挑むことで、企業とのミスマッチを事前に防げます。入社してから「やっぱりなんか違うな」なんて思ってしまうことはなくなるでしょう。

未来について語る

「学生時代に頑張ったことがない」「過去について話せることが少ない」このように思っている人は、将来のビジョンについてしっかりと話せるようにしておきましょう。

将来についての考えをしっかりと持っていれば、企業からの評価も上がります。

また、資格を勉強中だということをアピールすれば、嘘にもなりませんし、企業からは高評価がもらえるでしょう。

成果よりも過程を語る

「色々なことを頑張ってはきたが、これといった結果は残せなかった」という人もいると思います。私も、大学生活では様々なことに挑戦してきましたが、大きな成果は残せていません。

しかし、実は面接官は学生が残した成果よりも、考えていることについて知りたいようです。
そのため、面接の際には、成果についてだけではなく、それに取り組んだ際の考え方の変化など、過程を強調して話すと良いでしょう。

たとえば「サークル長を務めました。その際、メンバーをまとめるためには、メンバーの気持ちに立って行動することが大切だと考えるようになりました。」などと語ると良いと思います。

就活の悩みはプロに相談しよう

「就活で嘘をついてもいいのかなあ」「内定がもらえるか不安」など、就活をしていると様々な悩みに直面すると思います。もし就活で悩んだ時は、就活支援のプロであるキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。

キャリアアドバイザーは、就活支援のプロであり、主に大学のキャリアセンターなどに在籍していて、就活中の学生の相談に親身にのってくれます。
就職活動に関することなら、内定や自己分析、面接など、どんなことでもアドバイスしてくれます。

また、おすすめのキャリアアドバイザーはココナラです。エントリーシートの書き方や面接のコツなど、多岐にわたって様々なアドバイスをしてくれます。

私も就活で悩んでいた時にココナラを利用しました。プロのキャリアアドバイザーの方が親身に相談にのってくれたおかげで、自分の新たな強みを発見し、落ち着いて面接に挑めました。

自分1人で考えてばかりいると、就活で失敗したり、自信を無くしたりしてしまいます。悩んだ時には、道標が必要なのです。

就活が不安な方や悩んでいる方は、ぜひ就活のプロであるキャリアアドバイザーに相談してみてください。

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