リン酸鉄のポータブル電源9選｜おすすめの日本製や小型などを網羅的に紹介

電気自動車にも使われるリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、優れた安全性と耐久性から、ポータブル電源でもよく用いられています。

しかし、全ての商品で使われているわけではないため「リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの商品がいい」という方は確認する必要があります。

とはいえ、種類が豊富なポータブル電源のバッテリータイプを全てチェックするのは大変ですよね。

そこで本記事では、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載したおすすめのポータブル電源を9つ紹介します。

日本製の商品から小型の製品まで幅広く解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

リン酸鉄ポータブル電源のおすすめ：日本製

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載したおすすめの日本製ポータブル電源を3つ紹介します。

• PowerArQ Max ポータブル電源 2150Wh
• PowerArQ 2 ポータブル電源 500Wh
• PowerArQ Pro ポータブル電源 1002Wh

PowerArQ Max ポータブル電源 2150Wh

「PowerArQ Max ポータブル電源 2150Wh」は、福岡県筑紫野市に本社を構える加島商事株式会社が展開している「PowerArQ（パワーアーク）」の商品です。

バッテリータイプは、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用。真夏のキャンプ場や車内でも、安心・安全に使用できます。

また、2,150Whと大容量なので、エアコン・冷蔵庫・電子レンジといった消費電力の大きい家電も問題なく起動できます。

日本製で大容量のポータブル電源を探している方におすすめです。

【PowerArQ Max ポータブル電源 2150Whの詳細はこちらから】

PowerArQ 2 ポータブル電源 500Wh

「PowerArQ 2 ポータブル電源 500Wh」は「PowerArQ（パワーアーク）」シリーズのなかで人気No.1の商品です。

バッテリー容量500Whで定格出力300Wという小型のポータブル電源。重量は6.2kgと、持ち運びに便利です。

また、カラーバリエーションも豊富に展開されています。

「チャコール」「レッド」「ジェットブラック」「スノーホワイト」「コヨーテタン」「オリーブドラブ」の6色から選べます。

デザイン性に優れているのはもちろん、車のシガーソケットから充電できたり、家庭用コンセントを使って6時間〜7時間でフル充電できたりと、機能面も抜群。

機能面とデザインの両方にこだわりたい方におすすめの商品です。

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PowerArQ Pro ポータブル電源 1002Wh

「PowerArQ Pro ポータブル電源 1002Wh」は、バッテリー容量1002Whを誇る大容量のポータブル電源です。

60Wの車載冷蔵庫なら14時間の連続使用ができ、250Wの小型炊飯器なら3回は動かせます。

また、定格出力は1000W（瞬間最大出力2000W）なので、消費電力が大きいコーヒーメーカーやドライヤーでも問題なく使えます。

無期限の修理対応やカスタマーサポート、2年間のメーカー保証、購入後30日間の返金・交換保証も付いているため、安心して購入できるでしょう。

【PowerArQ Pro ポータブル電源 1002Whの詳細はこちらから】

リン酸鉄ポータブル電源のおすすめ：小型

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載したおすすめの小型ポータブル電源を3つ紹介します。

• PECRON E600LFP 小型ポータブル電源
• LiTime 320Wh ポータブル電源
• ポータブル電源 ETA

PECRON E600LFP 小型ポータブル電源

「PECRON E600LFP 小型ポータブル電源」は、中国のポータブル電源メーカー「PECRON（ペクロン）」が製造・販売している商品です。

重量わずか9.4kgにもかかわらず、バッテリー容量614Whと出力1,200Wを誇る高性能なポータブル電源です。これほどの出力があれば、ほとんどの家電を動かせるでしょう。

また、急速充電にも対応しており、AC入力400Wなら1.8時間で80％まで充電できます。

小型で高機能なポータブル電源を探しているなら、本商品を検討してみると良いでしょう。

【PECRON E600LFP 小型ポータブル電源の詳細はこちらから】

LiTime 320Wh ポータブル電源

「LiTime 320Wh ポータブル電源」は、中国・香港に本社を構えるメーカー「LiTime（リタイム）」が製造・販売している商品です。

重量はたったの3.6kgしかないので、女性や小さなお子さんでも無理なく持ち運べるでしょう。

また、小型ながらバッテリー容量は320Wh、出力は400Wと、ポータブル冷蔵庫・車用掃除機・スマホやパソコンの充電といった幅広い用途に使用できます。

価格も2万円台とお求めやすく、はじめてポータブル電源を購入する方におすすめです。

【LiTime 320Wh ポータブル電源の詳細はこちらから】

Enernova（エナノヴァ）ポータブル電源 ETA

「ポータブル電源 ETA」は「Enernova（エナノヴァ）」が開発した小型のポータブル電源です。

充放電サイクル3,000回後でも残存量80%以上を維持できるリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載し、急速充電によりわずか50分で80％まで充電できます。

また、重量4kgと軽量タイプにもかかわらず、出力は600Wと幅広い家電に使用することが可能です。

ちなみに、価格は3万円を切る安さとなっており、なおかつ5年保証も付いています。低価格なポータブル電源を長く使いたいならおすすめです。

【ポータブル電源 ETAの詳細はこちらから】

リン酸鉄ポータブル電源のおすすめ：2000w以上

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載した2,000W以上のおすすめポータブル電源を3つ紹介します。

• DELTA 2 Max
• Jackery ポータブル電源 2000 Plus
• ALLPOWERS大型ポータブル電源R2500

EcoFlow（エコフロー）DELTA 2 Max

「DELTA 2 Max」は、中国の「EcoFlow（エコフロー）」というメーカーが製造・販売している人気のポータブル電源です。

EcoFlow（エコフロー）が製造している商品のなかでも、トップクラスの容量と出力を誇っています。

バッテリー容量2,048Whと出力2,400Wあれば、消費電力が大きい家庭用のエアコンでも問題なく使えるでしょう。

また、搭載しているリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、約3,000サイクルの充放電が可能です。

毎日1回充電しても10年は使える計算なので、長く使い続けたい方におすすめできます。

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Jackery ポータブル電源 2000 Plus

「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」は、世界シェアNo.1を誇るアメリカの「Jackery（ジャクリ）」が製造・販売している人気商品です。

バッテリー容量2,042Whと定格出力3,000Wを誇る大容量かつパワフルな商品なので、エアコンや冷蔵庫といった家庭用の家電であれば、ほぼ全てに使用できるでしょう。

また、これほどの大容量にもかかわらず、独自技術を用いた急速充電によって2時間でフル充電が可能です。

ちなみに、別売のソーラーパネルを使えば電気代をかけずに充電できるため、節約にも一役買ってくれます。

【Jackery ポータブル電源 2000 Plusの詳細はこちらから】

ALLPOWERS大型ポータブル電源R2500

「ALLPOWERS大型ポータブル電源R2500」は、香港で誕生した10年以上の歴史を誇る「ALLPOWERS（オールパワーズ）」の商品です。

2,016Whという大容量のバッテリーに加えて、出力2,500Wのコンセントを4口搭載しているため、消費電力が大きい家電を複数同時に稼働できます。

また、ALLPOWERS独自の技術である「AP-POWER充電技術」によって、最短1.5時間でフル充電が可能です。

さらに、別売のソーラーパネルを使えば電気代をかけずに充電でき、節約効果も望めます。

もちろん、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しているので、安全性が高く大容量のポータブル電源を探している方はチェックしてみてください。

【ALLPOWERS大型ポータブル電源R2500の詳細はこちらから】

リン酸鉄ポータブル電源は自作できる？メリット・デメリットと市販品との比較

実は、リン酸鉄ポータブル電源は自作できます。

当然、市販商品とは異なるメリット・デメリットがあるので、自作する際は理解しておいたほうが良いでしょう。

リン酸鉄ポータブル電源を自作した場合のメリット・デメリットと、市販品との違いについて解説します。

自作したリン酸鉄ポータブル電源のメリット

自作したリン酸鉄ポータブル電源を使うメリットは、以下の通りです。

• 安価で大容量かつ高品質のポータブル電源が手に入る
• 蓄電容量を増やすのが簡単
• インバーターを変えれば幅広い家電に使える

リン酸鉄ポータブル電源を自作する最大のメリットは、価格の安さです。

例えば、バッテリー容量1,280Whの大型を購入する場合、価格は10万円を超えます。

しかし、同スペックを自作すると8万円程度で制作が可能です。自作なら、約2万円〜4万円も安いコストで高品質のポータブル電源が手に入ります。

また、自作のリン酸鉄ポータブル電源は、用途に応じた容量の増加が簡単です。

市販品の場合は増設できるタイプを持っていないと新たに別の商品を購入する必要があり、当然コストがかかります。

自作であれば、このコストを節約できるのです。さらに、インバーターというパーツを変えるだけで、定格出力を簡単に変更できるのも自作のメリットです。

使用する家電に合わせて定格出力を自由に変えられるので、幅広い用途で使用できます。

自作したリン酸鉄ポータブル電源のデメリット

自作したリン酸鉄ポータブル電源を使うデメリットは、以下の通りです。

• 作るのがに手間がかかる
• 市販品よりデザイン性に劣る
• 市販品より携帯性に劣る

最大のデメリットは、作る手間がかかる点です。

市販品なら商品が手元に届いた時点で使えますが、はじめて作る場合は不明点が多いので、完成までに数時間かかる人もいるでしょう。

また、自作のポータブル電源は無機質なバッテリーからケーブルが出てしまい、お世辞にもおしゃれとは言えないデザインです。

その見た目は携帯するにも不便なので、キャンプや車内で使う場合は市販品のほうが便利かもしれません。

自作品と市販品の違い

自作品と市販品のリン酸鉄ポータブル電源には、以下のような違いがあります。

• 価格
• 自由度
• デザイン性
• 便利さ

上述したように、価格は自作品のほうが安価です。

自由度については、定格出力を変更したり、バッテリー容量を増やしたりできる自作のほうが優れています。

しかし、デザイン性と持ち運びにおける便利さは、市販品に軍配が上がります。

もちろん、どちらが良い悪いではなく、目的や用途にあったほうを選ぶことが大切です。

まとめ

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載しているポータブル電源なら、気温が高い真夏のキャンプ場や車内でも安心して使用できます。

また、各商品によってバッテリー容量や出力が異なるため、用途や目的に合わせて最適な商品を選べます。

メーカーによってサポート体制や保証内容は変わりますから、しっかり違いを理解したうえで選びましょう。

今回紹介した商品の一覧を以下に掲載しておくので、参考にしてみてください。