ポータブル電源があった方がいいとは思いつつも、具体的にどんなメリットがあるか分からないので判断できませんよね。
結論としては、ポータブル電源があれば命を救われることもあるため、あってよかったと思うはずです。
とはいえ、他の人はどう考えているのか、購入するとしたらどのポータブル電源がいいのかが気になるところ。
そこで本記事では、防災にポータブル電源が「必要」「必要ない」と言われる理由に加え、おすすめ5選を紹介します。
それぞれのポータブル電源の特徴も紹介しているので、あなたが気に入る製品が見つかるはずです。防災用のポータブル電源の購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
※本記事で紹介する価格はすべて税込であり、2023年11月6日時点の情報です。
防災・災害にポータブル電源は必要か?必要ないと言われる理由・デメリット
防災にポータブル電源は必要ないと言われる主な理由は、以下の2つです。
- 出番が少ない
- 電力は復旧が早い
本当にポータブル電源は必要ないのか、見ていきましょう。
①出番が少ない
防災用にポータブル電源を購入している人からすると、出番が少ないと感じるために必要ないと思ってしまうようです。
たしかに、停電を伴う災害は頻繁に起こるわけではないので、費用対効果が悪いと感じてしまう気持ちも分かります。
ただ、ポータブル電源があると、数日停電が続いても電力をまかなえます。大きな災害はいつ来るか分かりません。安全のための投資という考え方も必要なのではないでしょうか。
②電力は復旧が早い
電力は私たちの生活に欠かせないインフラであるため、基本的には優先して復旧が進められます。そのため、停電が長期間続くケースは多くありません。
ポータブル電源がなくても、電力の復旧までしのげるだろうと考える人もいるようです。
しかし、大規模な災害が発生した際には停電が長引く場合があります。
実際に、2011年の東日本大震災では、着手可能な地域の停電がすべて復旧されたのは、地震発生から約3ヶ月後でした。
こんなときにポータブル電源があれば、より長い期間ラジオから情報を得たり、電気毛布で体を温めたりできます。
もしものことを考えると、ポータブル電源がいらないとは簡単に言えないのかもしれません。
ポータブル電源が災害時に役立った、あってよかったメリット。ブログなど
防災にポータブル電源は必要と言われる主なメリットは、以下の2つです。
- スマホを充電できる
- 暑さ・寒さをしのげる
ポータブル電源がどんな状況で活躍するのか、具体的な例を見ていきましょう。
①スマホを充電できる
現在はスマホが1台あれば、さまざまな情報を取得可能です。災害時にも、スマホは貴重な情報収集の手段として活躍します。
ポータブル電源があれば、スマホを充電してより長い期間使えます。ライトや連絡手段など、他の役割も果たしてくれるでしょう。
そんなスマホを充電できるのは、ポータブル電源の大きなメリットの一つです。
②暑さ・寒さをしのげる
災害時が夏や冬だった場合、体調管理が大変です。暑さ・寒さは最悪の場合、命にも関わってきます。
ポータブル電源があれば、扇風機やミニ冷蔵庫、電気毛布などを動かせます。電気が通っていない状況でも、暑さや寒さをしのげるのです。
震災はいつやってくるか分かりません。いつ避難生活を強いられても、ある程度大丈夫だと思えるのは、ポータブル電源のメリットと言えるでしょう。
【保存版】防災に役立つ!おすすめのポータブル電源5選
防災に役立つおすすめの主なポータブル電源は、以下の5つです。
- BLUETTI(ブルーティ)
- Jackery(ジャクリ)
- EcoFlow(エコフロー)
- Enernova(エナノヴァ)
- ALLPOWERS(オールパワーズ)
防災用のポータブル電源を探している方は、ぜひ参考にしてください。
①BLUETTI(ブルーティ)
BLUETTI(ブルーティ)は、複数のシリーズを取り扱っているポータブル電源メーカーです。
特に「BLUETTI EB3A超小型ポータブル電源」は、防災製品等推奨品マークを取得しています。そのため、防災用のポータブル電源が欲しい場合にとてもおすすめです。
ポータブル電源(例) | BLUETTI EB3A超小型ポータブル電源|防災推奨 |
価格帯 | 26,800円 |
電源容量 | 268Wh |
定格出力 | 600W |
出力ポート数 | AC出力 100V,Max 600W(サージ1200W):2口 5521出力 12V/10A :2口 シガーソケット12V/10A:1口 USB-A出力 5V/3A:2口 USB-C Max 100W:1口 ワイヤレス充電 Max15W:1口 |
②Jackery(ジャクリ)
コンパクトで持ち運びやすい特徴を持つポータブル電源「Jackery(ジャクリ)」。取っ手がついているタイプもあるので、自宅以外の場所でも使いやすい設計です。
大容量で家電も動かせるため、災害時に活躍してくれます。防災用に一つ持っておいて損はないでしょう。
ポータブル電源(例) | Jackery ポータブル電源 3000 Pro |
価格帯 | 419,000円 |
電源容量 | 3,024Wh |
定格出力 | 3,000W |
出力ポート数 | AC:5口 DC:1口 USB Type-A:2口 USB Type-C:2口 シガーソケット:1口 |
③EcoFlow(エコフロー)
EcoFlow(エコフロー)は、品質に定評のあるポータブル電源メーカーです。口コミでも、良い評判が目立ちます。
「EcoFlow DELTA Pro」は防災製品等推奨品に認定されており、もしものときのために持っておくのにぴったりの製品です。
アプリでも操作できるので、ぜひチェックしてみてください。
ポータブル電源(例) | EcoFlow DELTA Pro |
価格帯 | 440,000円 |
電源容量 | 3,600Wh(最大容量:21,600Wh) |
定格出力 | 3,000W |
出力ポート数 | AC出力ポート:5口 USB-A 12W:2口 USB-A Fast Charge 18W:2口 USB-C 100W:2口 シガーソケット 126W:1口 DC5521 38W:2口 アンダーソンコネクター 378W:1口 |
④Enernova(エナノヴァ)
2021年にできた新しいポータブル電源のブランドである「Enernova(エナノヴァ)」。魅力は低価格・高品質です。
特に「ポータブル電源 ETA」は24,800円という価格ながら、定格出力600Wで80%以上の家庭用電化製品に対応しています。
初めてポータブル電源の購入を検討している方は、一度チェックしておきましょう。
ポータブル電源(例) | ポータブル電源 ETA |
価格帯 | 24,800円 |
電源容量 | 288Wh |
定格出力 | 600W |
出力ポート数 | AC出力ポート:2口 USB-A出力ポート:2口 Quick Charge 3.0出力ポート:1口 USB-C 出力ポート:1口 シガーソケット出力ポート :1口 ワイヤレス充電 :1口 XT60出力 :1口 LEDライト:1口 |
⑤ALLPOWERS(オールパワーズ)
ALLPOWERS(オールパワーズ)は独自の基準を設け、すべての製品を自社製造しているポータブル電源メーカーです。
品質には定評があり、特に「R4000」はスマホの充電を約221回、扇風機を約57.6時間使えるほどの電力を供給できます。
持ち運びやすいサイズの製品もあるので、ぜひ購入を検討してみてください。
ポータブル電源(例) | ALLPOWERS R4000 ポータブル電源 |
価格帯 | 260,000円 |
電源容量 | 3600Wh |
定格出力 | 3600W |
まとめ
防災にポータブル電源は必要ないという考えがある一方で、スマホを充電できたり、暑さや寒さをしのげたりするメリットがあります。
たしかに安い買い物ではないかもしれませんが、命はお金では買えません。安心・安全のための投資を考えてみてもいいのではないでしょうか。
防災用のポータブル電源としておすすめなのは、以下の5つです。
それぞれ、大容量や持ち運びやすいといった特徴があります。あなたに合ったポータブル電源を見つけてみてください。
コメントを書く