「女一人で生きていくつもりだけど、今の仕事だと将来食いっぱぐれないか心配…」
という不安な気持ちを抱えている女性もいるのではないでしょうか。
AIの発達で今ある職業の半数はなくなると言われているので、今の自分の仕事が将来無くなったらどうしよう…と不安を抱えている方は多いと思います。
そこで、今回は将来食いっぱぐれない女性の仕事についてお話しします。
後半では、女性が食いっぱぐれないために今やるべきことをまとめたので、参考にしてみてください。
食いっぱぐれない女性の仕事、一生食べていける仕事とは?
将来食いっぱぐれない仕事の特徴は、AIで行うことが難しい高度なスキルを要するものや、クリエイティブな仕事、接客や営業など対人的な要素の強い仕事です。
反対に、誰にでも等しいパフォーマンスが求められる仕事は今後どんどんなくなっていくでしょう。例えば、物流の現場や工場生産の現場は機械化がかなり進んでいますよね。
将来食いっぱぐれたくない人は、これらのように技術で代替可能な仕事を避けることが大切です。
ここでは、将来的に食いっぱぐれることがない女性の仕事を紹介します。
医療事務
事務職のように誰にでもできる仕事は、食いっぱぐれる可能性があります。
しかし、その中でも医療事務は、病院にきた人々と接する場面が多く、接客業としての要素が強いので、将来もなくなることは無いです。さらに、高齢化の影響で今後医療の需要が高まっていくと言われているので、人材のニーズは高まっていくでしょう。
また、医療事務は事務職の中でも覚えることが多いです。医療カルテを読んだり、患者の情報交換のために、最低限の医療の知識が必要になってくるからです。さらに、受付の業務や患者さんの案内などの一般的な事務も行うので業務の領域がふつうの事務に比べて広くなっています。
その代わり、一度業務を覚えると他の病院でも通用しやすい知識が身につくので、転職もしやすいのが特徴です。
医療事務は未経験からでもなることができるので、接客やコミュニケーションが好きな方には特にオススメです。
webデザイナー
webデザイナーは、主にwebサイトのレイアウトやデザインを行う職種です。そのため、クリエイティブなことがしたい方や、細かいことが好きな人にオススメの職業です。
webデザイナーは基本的なプログラミングのスキルと、IllustratorやPhotoshopで画像を編集するスキルを身に着ければなることができます。
これらのスキルを今持ってなくても、未経験から受け入れているIT企業は多いのでそこに入って学ぶこともできます。あるいはTECH CAMPなどの様々なプログラミングスクールを使って短期間で習得することも可能です。
web業界は拡大しており、今後も人材の需要は高まるので、会社から認められれば食いっぱぐれる可能性は低いです。また、スキルを身につけてしまえばフリーランスで働くこともできるので、働き方の選択肢も幅広いです。
webエンジニア
先程も述べたようにweb業界は年々市場が拡大しているので、webエンジニアも今後需要が高まる職種です。
webエンジニアは、主にWEBサイトやアプリケーションのシステムを構築する仕事です。
webエンジニアは、システムの開発から運用、保守まで担うのでwebデザイナーよりもレベルの高いプログラミングスキルが求められます。
また、データベースやセキュリティ等に関する知識も必要になってくるので最初は勉強することが多く大変ですが、勉強して経験値を詰めば積むほどできる事が増え、市場価値が上がっていきます。そのため、コツコツスキルを積み重ねていきたい人にはおすすめです。
webエンジニアもwebデザイナー同様、未経験からでも採用してくれる企業を探して就職するかインターンでスキルを身に着けることは可能です。
また、ある程度は独学でもマスターできますが、難しくなってくると一人では理解に時間がかかるので、TECH CAMPなどのスクールに通った方が効率よく習得できます。
介護福祉士
介護福祉士は、特別養護老人ホームや身体障害者施設で介護業務を行ったり、ホームヘルパーとして介護業務を行う職種です。人が好きな人や世話好きな人に向いています。
日本は少子高齢化が今後も拡大していきます。そのため、要介護者が増える割に介護をできる人材は減り、慢性的な人材不足が発生すると言われています。
そのため、介護福祉士の需要は今後ますます増えていくでしょう。
介護福祉士には資格が必要ですが、最低3ヶ月の実務経験を積むことで未経験者でも資格をとる機会が与えられるのでハードルは低めです。このページの後半に介護職向けのエージェントも紹介しているので、未経験から介護職に転職したい人は是非参考にしてください。
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調理士
調理師は、レストランや飲食店で調理をする人と、学校や企業、福祉施設で調理をする人がいます。
また、最終的には独立して自分のお店を開いたり、お料理教室を開いたり…というキャリアも考えられます。能力とやる気次第でキャリアアップも可能なのが調理師の特徴です。
調理師は生きていく上で必要な食を担う職業なので、将来も無くなることはないです。また、特別養護老人ホームなどでは、今後特に需要が高まっていくでしょう。
普段から料理が好きな人にはぜひおすすめの職業です。
女性が年を取っても仕事をするためにやるべきこと
ここまで女性が食いっぱぐれない職業を紹介してきましたが、今の職業を変える決断はそう簡単ではないですよね。
とはいえ、何も動き出さずにいると、いつの日かいきなりリストラ…なんてこともあるかもしれません。そんな時に手持ちの経験やスキルが何もないと、就ける仕事も一握りになってしまいます。
そんな事態を避けるためにも、今からできることは少しづつやっておきましょう。
ここでは、女性が将来食いっぱぐれないためにやるべきことをご紹介します。
資格を取る
いきなり今の仕事を辞めて転職をするのはリスキーかもしれませんが、今の仕事を続けながら転職の幅を利かせるために資格を取ることはできると思います。
ただし、資格といっても最近はいろんな種類のものがありますよね。無闇やたらに資格を取っても、役に立たなければお金と時間の無駄になってしまいます。
そのため、資格の勉強をするときは、将来進みたいキャリアの方向性を決めた上で使えそうな資格を取るようにしましょう。
ちなみに、働きながらでも取りやすく、就活や転職でも幅が利きやすいのは「ファイナンシャルプランナー」「日商簿記二級」あたりです。
ファイナンシャルプランナーは、人生で損をしないためにも勉強をしておくと役に立つことがたくさんあるので、お金に困りたくない方は勉強しておきましょう。
また、日商簿記はビジネスで必要なお金面での知識がつきます。二級以上を取っておくと、事務職や経理・財理の職種の転職で特に有利です。応募できる仕事自体も増えるので、取っておくとかなり汎用性が高いです。
また、働きながら資格を取れるような求人もあるので、それを狙って就職活動や転職活動を行うのもおすすめです。
TOEICの勉強をする
TOEICは最もメジャーな英語の試験です。
このスコアが高いと、何よりも信頼性が上がります。特に700点以上を持っていると、それなりの努力ができる人間であるという見方をされ、転職や就活の際には人事からの期待値を上げることができます。
また、どんな企業の履歴書にも書くことができるので非常に汎用性が高いです。
更に、英語ができると仕事の幅も一気に広がります。グローバル化が進んでいるので、ビジネスで使える英語力があると人材としてもかなり重宝されます。しかし、そのためには最低800点くらいのスコアが求められるでしょう。
ネットビジネスを始める
副業可能な方にオススメなのが、ネットビジネスです。
ネットビジネスといっても色々ありますが、初心者にオススメなのはブログ運用やフリーのwebライターやwebエンジニア、webデザイナーです。
これらの職種は誰でも資格なしで始めることができます。
また、フリーで働くと自分一人でお金を稼ぐために試行錯誤しなければならないので、案件の獲得のための営業スキルや、ビジネスに必要なPDCAスキルを身に着けることができます。これらは非常に汎用性が高いスキルなので、自分の市場価値を高めることができます。
今の仕事を頑張る
今の仕事を頑張るというのも、自分の市場価値を上げるためには大切な選択肢です。
特に、転職の面接では前職でどんなスキルが身に付いたり、どんなことをやり遂げたのかをよく見られます。
前職で特に結果を出さず、仕事に対する意欲が低かった人を採用しても活躍する姿が見えてきませんよね。
どんな仕事でも、それに対して真剣に取り組むことができ、自分の頭で意欲的に行動できる人は、将来的に道を開いていくことができるでしょう。
就活・転職のプロに相談する
自分がどんなキャリアを歩んで行ったらいいか、なかなか決められず悩んでいる方もいると思います。
そんな方は、一度プロのキャリアアドバイザーに相談しましょう。
就活・転職エージェントを使えば、キャリアアドバイザーとの面談を通して一緒に最適なキャリアを考えていくことができます。キャリアアドバイザーはいろんな職種や業界の知識があるので、皆さんにあった職業が見つかるかもしれません。
ここでは、就活・転職におすすめのエージェントを紹介します。
①進みたいキャリアが決まらない就活生:「Career Ticket」
Carrer Ticket(キャリアチケット)は年間で1万人が利用している人気の就活エージェントサービスです。就活エージェントとは、キャリアコンサルタントが1対1で学生に就活の相談をのり、新卒求人を紹介したり選考対策を行ってくれるサービスです。
その中でも、キャリアチケットは「量より質」の就活を大切にしているのが特徴です。
そのため、面談を通して皆さんのこれまでの経験に対する徹底的な深掘りを行って一緒に就活の軸を決めた上で、皆さんにあった企業を紹介してくれます。
また、自己分析のやり方のセミナーも開催しているので、フィードバックをもらいながら丁寧に自己分析を進めていくことができます。
そのため、自己分析で行き詰まっている人や、進みたいキャリアが決められない人におすすめです。
②転職を考えているけど今のキャリアに自身がない人:「doda」
dodaは、10万件もの求人数を持つ業界最大級の転職エージェントです。
dodaは履歴書の添削や面接の対策などのサポートが手厚いことで評判なので、自分の経歴に自身がないけど転職を成功させたいという人にはオススメです。
また、キャリアアップを重視したい人や、ワークライフバランスを重視したい人など、人それぞれのライフプランに寄り添いながら一緒に転職先を考えていくことができます。女性の成功事例も豊富なので、女性のライフイベントに合わせて働きやすい仕事を見つけることができます。
③これから介護職で働きたい人:「かいご畑」
将来まで食いっぱぐれない介護職が気になってきたという人もいるのではないでしょうか。
現時点で介護職の経験や知識がなくても、介護職になることは可能です。慢性的な人材不足に備え、未経験から介護職になるための体制が整えられてきているからです。
今から介護職への転職や就職を考えている人や、介護職が気になってきた…という人は、是非「かいご畑」に相談してみることをおすすめします。
かいご畑は厚生労働大臣認可の介護職専門の就職支援サイトです。専門の人材コーディネーターが一人一人の要望をヒアリングし、それにマッチした求人を紹介してくれます。未経験の求人も多数あり、就職してからも資格取得のための講座を無料で開講しているので、未経験から一人前の介護職になるために徹底的にサポートしてくれます。
まとめ
今回は女性が食いっぱぐれない仕事と、食いっぱぐれないためにするべきことを紹介しました。
どんな仕事でも、それなりに勉強や努力はつきものです。
しかし、今のうちからそれらの経験を積むことで、市場価値を形成して将来食いっぱぐれることを防ぐことができます。
将来食いっぱぐれないためにも、今から行動にうつしていきましょう。
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