エアコンは、メーカー・機能・サイズ・特徴など種類が多く、「どれを選んだらいいかわからない」方も多いのではないでしょうか?
エアコン選びは難しく、人によって生活環境・住環境も異なりますので、「一概にこれを買えば間違いなし!」と言いづらいカテゴリです。
「購入後に失敗した!」「すぐに壊れてしまった」と後悔することが多い家電の一つになっています。
私もその一人で、某メーカーのエアコン購入後2ヶ月で故障して「買わなきゃよかった…」と悔しい思いをしました。
そこで、この記事では、買ってはいけないエアコンメーカーと題し、特徴・注意点を独自目線で解説していきたいと思います。
「エアコン何を買ったらいいかわからない」問題に直面している方はぜひ当記事をチェックしてください。
買ってはいけないエアコンの特徴・注意点

家電量販店でエアコンの購入する際、多くの人が店員の勧めるエアコンを選んでいます。
一概にこれが悪いという訳ではありませんが、そのときお店が売りたい商品を勧められている可能性もあるでしょう。
私は家電選びが苦手でついつい店員が勧めるがまま購入していました。しかし、春にエアコンを購入して「これから夏本番」という時に、故障。
すでに気温が上がっている季節で、家には体温調整の難しい老犬もいましたので、とても焦りました。原因は初期不良です。
購入して2ヶ月で修理に出すことになるなんて…。調べてみると、私が購入したメーカーのエアコンは故障が多いものでした。
「事前に知っていれば、避けたのに…」
たまたま初期不良に当たってしまったのかもしれませんが、修理の手配やしばらくエアコンが使えないストレスにうんざり…もう2度と経験したくありません
そんな経験をした私が買ってはいけないエアコンの特徴・注意点をまとめてお伝えします。
中古のエアコン
エアコンは、家電の中でも価格の高いカテゴリです。エアコン本体に取り付け費用もかかりますから、痛い出費ですよね。
エアコンの購入費をできるだけ安く抑えたい方は、中古のエアコンを検討している方も多いのではないでしょうか?
中古のエアコンは、前のオーナーがどのような場所でどのように使っていたかにより、コンディションに差が出ます。タバコを吸っていたか否か?こまめに掃除していたか?でも、臭いやカビの状態が変わるでしょう。
もしかしたら、すでに故障していたり問題を抱えている可能性もあるので注意が必要です。
特に、個人売買やオークション出品されているものは特に注意してください。
エアコンの取り外しは、電気工事士がすべきで、素人が行うと故障原因となります。しかし、オークションに出品するものは、電気工事の知識なく自分で取り外しているケースも少なくありません。
中古エアコンはできるだけ、信用できる業者から購入するようにしましょう。
修理費用が余計にかかってしまうと、中古で買う意味がなくなりますので、慎重に検討してください。中古エアコンは、保証期間が短いのもデメリットです。
部屋のサイズに合わないエアコン
エアコン選びの超基本は、部屋の広さにあったエアコンを選ぶことです。
安いからといって、部屋のサイズに合わないエアコンを選ぶのは故障リスクを高めます。
エアコンにも6畳用、12畳用など、部屋にあった大きさがあり、和室か洋室か、エアコンを取り付ける向きによっても選ぶサイズが変わってくるでしょう。
部屋の広さに対し小さいエアコンを選ぶと、フルパワーで稼働せざるをえないため電気代が高くなります。
エアコンの負担も大きいので、故障やトラブルに見舞われるリスクも高いです。
部屋のサイズに合わないエアコンは、どんなにお買い得でも買ってはいけません。
お掃除機能付きに注意
最近は、お掃除機能付きエアコンも人気がありますよね。
しかし、このお掃除機能付きエアコン実は、故障が多いことはご存知でしょうか?
「お掃除機能付き」と言われれば、必然的にお手入れの回数は減ります。
多くの消費者は、お掃除機能がついているから掃除しなくていいと勘違いするでしょう。
その結果、ホコリやカビがたまり、臭いや故障の原因となっているのです。お掃除機能付きのエアコンでも、お手入れの必要があります。
お掃除機能を搭載したエアコンは、構造も複雑なため、故障しやすく汚れもたまりやすいです。
結局お手入れが必要なら、そもそもお掃除付きエアコンを購入する必要はないでしょう。
買ってはいけないエアコンメーカー。東芝など

買ってはいけないエアコンメーカーなんて少し大げさな言い方ですが、エアコン新品購入後数ヶ月で故障した経験(しかも2回)のある筆者が、独自目線で解説します。
東芝
エアコンの修理業者に聞いた話ですが、東芝のエアコンの修理依頼はかなり多いそうです。
ちなみに、ここ最近の話ではなく、かなり前から…。
東芝と言えば、日本を代表する大手家電メーカーですから、販売数も相当あるでしょう。その関係から修理依頼が多いのでは?とも思いましたが、そうではないようです。
- 「使用して半年でリモコンに無反応」
- 「室外機の調子が悪くて部屋が冷えない」
- 「修理した数年後にまた故障」
- 「不具合があり、カスタマーサービスに電話するがなかなか繋がらず困った」
といったネガティブな情報もあります。
シャープ
シャープも東芝と同じように日本を代表する家電メーカーですが、エアコンのシェア率はそんなに高くありません。にもかかわらず、故障が目立つメーカーです。
部品によっては自社生産していない部分があり、これが壊れやすい理由の一つとなっています。特に、エアコン作動の肝となるコンプレッサー部分はOEM(他社のもの)です。
エアコンに詳しい修理業者は、「自分が購入するなら選ばない」と言います。
家電量販店のPB商品
ここ最近、家電のプライベートブランド(PB)を展開する家電量販店が多くなりました。
ビックカメラは、日本の家電ブランドamadana(アマダナ)監修の「TAG Label」。ヤマダ電機は「HERB Relax」、ノジマは「ELSONIC」を展開しています。
プライベートブランドは、価格が安くシンプルなデザインなので、初めての一人暮らしに選ぶ方も多いです。
しかし、一般メーカーと比べて故障が多く、修理代金や最悪買い替えが必要になるリスクもあります。
特にエアコンは取り外しも大変で気軽に買い替えできない家電です。安さは大変魅力的ですが、故障しては元も子もありません。
エアコンは、プライベートブランドを避け、一般メーカーを選ぶ方が安心です。
コスパ良し!おすすめのエアコン

この記事を読んで、「もうどのメーカーの何のエアコンを選んでいいか、わからなくなった」という方も多いと思います。
家電選びは本当に難しいですよね。
高い買い物ですから失敗したくないですし、特にエアコンは取り付け工事もありますから手軽に買い替えできません。
そこで、この項では、コスパよしのオススメエアコンを厳選して3つご紹介します。
ダイキン:エアコン(Eシリーズ)(ホワイト)/S22WTES-W

世界最大の空調機器メーカーで業務用エアコンシェア率NO.1を誇るダイキンは、家庭用エアコンでも人気を集めています。
エアコンといえばダイキン!私の家のエアコンもダイキンに変えてから調子よく元気に稼働中です。
ダイキンのエアコンの中でも、コスパのいいエアコンは、Eシリーズ/S22WTES-Wです。
■ダイキン Eシリーズ/S22WTES-Wの特徴
- 限られたスペースにすっきり収まるコンパクト設計
- 設定温度まで一気に冷やす&暖め
- スマートフォンアプリ「Daikin Smart APP」に対応しスマホから遠隔操作可能
- 省エネ基準達成率100%
- 0.5℃単位で温度コントロール
- 先進の冷媒制御技術で外気温が高くても能力が落ちにくい
- サポートが365日24時間対応可能
- 動作音が静か
コンパクトなので一人暮らしのお部屋にも最適!ダイキンの強みパワフルパワーで、設定温度まで一気に冷やします。暑い地域の過酷な夏場も乗り切れるタフさで、価格は抑えめ。
他社製品と比較しても、性能・使い勝手・価格とどれも引けを取らない有能製品です。
ダイキン:エアコン(Eシリーズ)(ホワイト)/S22WTES-W
Panasonic パナソニック ルームエアコン 6畳用 内部クリーン エオリア CS-220DFL

Panasonic パナソニックは、実はダイキンを抜いて、家庭用エアコンのシェア率NO.1。国内でもっとも購入されているエアコンメーカーです。
それなのに、「故障が少ない」とエアコン工事業者が教えてくれました。2019年は猛暑だったので、売れすぎて一時欠品したほどです。
そんなパナソニックからローコストモデルのオススメエアコンといえば、エオリア CS-220DFLです。
■パナソニック エオリア CS-220DFLの特徴
- 運転終了のたびに内部を40℃以上に加熱して乾燥、臭いとカビを抑制
- スマホで遠隔操作可能
- お掃除機能付きでも価格が抑えめ
- 猛暑でもよく冷える
エオリア CS-220DFLは、パワフルでシンプルな機能が充実したエアコンです。お掃除機能が付いていますが低価格。
運転を終了すると、内部が40℃に保たれカビを抑制します。
外出先で消し忘れに気づいてもスマホで遠隔操作できて便利です。
Panasonic パナソニック ルームエアコン 6畳用 内部クリーン エオリア CS-220DFL
三菱電機 基本機能と品質にこだわった『霧ヶ峰』スタンダードモデル(主に6畳)(ピュアホワイト) MSZ-GV2220-W

エアコン修理業者間でも壊れにくいと評価の高い三菱電機の霧ヶ峰。
エアコンって、室外機の温度が高温になると、機器を保護するため、運転を停止させます。
しかし、霧ヶ峰スタンダードモデルのMSZ-GV2220-Wは、外気温が46℃の酷暑でも運転は停止しません。夏場でも安心して使えますので、暑い地域にお住いの方は霧ヶ峰がオススメです。
霧ヶ峰スタンダードモデルのMSZ-GV2220-Wの特徴
- 壊れにくいと評判の三菱電機
- スマホで操作可能
- 外気温46℃でも運転停止しない
- 室温キープシステムにより霜取りのときも室温低下を抑制
- 全面パネル取外しでお掃除しやすい
他社エアコンと比べても、価格は抑えめで機能と製品に対する信頼感は抜群!単純によく冷えますので、私も次買い換えるなら「三菱電機の霧ヶ峰」一択です。
買ってはいけないエアコンメーカーのQ&A
買ってはいけないエアコン3選は?
A. 特定の製品を名指しすることはできませんが、以下のような特徴を持つエアコンは、購入を避けたほうが良い場合があります。
- 部屋の広さに合わない製品: 適用畳数より小さいエアコンを選ぶと、部屋が冷えず、電気代も余計にかかります。逆に大きすぎると、無駄な電力消費につながります。必ず部屋の広さに合ったものを選びましょう。
- 極端に安すぎる製品: 価格が非常に安い製品は、冷暖房の効率が悪かったり、運転音がうるさかったりする場合があります。結果的に電気代が高くつき、後悔することがあります。
- サポート体制が不十分なメーカー: 海外メーカーの製品の中には、修理窓口が少なかったり、部品の取り寄せに時間がかかったりするものがあります。故障した際に困らないよう、アフターサービスが充実しているメーカーを選びましょう。
エアコンの故障が多いメーカーは?
A. 公的な統計データがないため、特定のメーカーを「故障が多い」と断定することはできません。
エアコンの故障は、製品の個体差や設置環境、使い方、メンテナンスの頻度によって大きく左右されます。
しかし、一般的に、国内大手メーカー(ダイキン、パナソニック、日立、三菱など)の製品は、厳しい品質管理のもとで製造されており、故障が少ない傾向にあります。
もし不安な場合は、購入前に、各メーカーの公式サイトでサポート体制や保証内容を確認することをおすすめします。
エアコンを買うならどこのメーカーがいいですか?
A. エアコンメーカーにはそれぞれ強みがあります。何を重視するかによって、おすすめのメーカーは変わります。
- ダイキン: 空調の専門メーカーであり、エアコンの性能と信頼性は業界トップクラスです。「うるさら」シリーズに代表される、加湿・除湿機能が充実しており、空気質にこだわる方におすすめです。
- パナソニック: 省エネ性能が高く、電気代を抑えたい方におすすめです。フィルター自動お掃除機能や、AIが運転を自動で最適化する機能など、便利な機能が充実しています。
- 日立: 「凍結洗浄」など、内部を自動でクリーンに保つ機能が強みです。お手入れの手間を省きたい方に向いています。
- 三菱電機: 「霧ヶ峰」シリーズは、センサーで人の体温を検知し、ピンポイントで快適にする機能が人気です。静音性にも優れており、寝室での使用にもおすすめです。
エアコンで一番壊れにくいメーカーは?
A. 公的な統計データがないため、特定のメーカーを「一番壊れにくい」と断定することはできません。
しかし、一般的に、長年の実績があり、厳しい品質管理を行っているダイキン、パナソニック、日立、三菱電機といった国内大手メーカーの製品は、信頼性が高いと言われています。
エアコンの寿命や故障は、設置環境や使用頻度、定期的な清掃の有無によって大きく左右されます。購入後のメンテナンスをしっかり行うことが、長持ちさせるための重要なポイントです。
買ってよかったエアコンは?
A. 「買ってよかった」と多くの人が感じるエアコンには、共通していくつかの特徴があります。
- 自動お掃除機能付き: フィルター掃除の手間が省け、内部を清潔に保てるため、メンテナンスが非常に楽です。
- 省エネ性能が高い: 初期費用は少し高くても、長期的に見ると電気代を大きく節約できるため、満足度が高いです。
- 静音性が高い: 特に寝室で使用する場合、静かに運転するモデルは快適な睡眠につながり、「買ってよかった」という声が多く聞かれます。
- スマホ連携機能: 外出先から電源を入れたり切ったりできる機能は、帰宅後すぐに部屋を快適にできるため便利です。
これらの機能を備えたモデルは、ダイキン、パナソニック、三菱電機といった国内大手メーカーに多く見られます。
エアコン買ってはいけない時期は?
A. エアコンを「買ってはいけない時期」は、主に以下の2つです。
- 真夏(7月〜8月): エアコンが最も必要とされる時期のため、需要が急増します。価格が高騰しやすく、工事も混み合って設置までに時間がかかることが多いです。
- 新モデルの発売直前(春頃): 最新モデルは機能が向上している一方で、価格も高めです。少し待てば、型落ちモデルが安く手に入るため、あえてこの時期に買う必要はありません。
逆に、エアコンが安く買える時期は、秋から冬にかけての閑散期や、新生活に向けての準備期間である2月〜3月頃です。
まとめ
この記事では、「買ってはいけないエアコンメーカー」という過激なタイトルで解説していきましたが、あくまでも私見によるものです。
様々なエアコントラブルを経験し、色々なメーカーのエアコンを使ってきた経験を記事にしました。
あなたのエアコン選びの参考になれば、嬉しいです。
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