あなたは今、「周りはどんどん内定をもらっているのに、自分だけ内定もらえない」と悩んでいませんか?
就職活動はつくづく残酷で過酷なものです。早々に内定をもらえる人もいれば、いつまで経っても内定をもらえない人もいます。私も同じ経験をしましたので、あなたの辛い気持ちがよくわかります。
「自分より成績の悪い友達でもバンバン内定をとっている」「面接は自信があったのに、お祈りメールが続く…」この状況に、なんで?原因は?と焦っているのではないでしょうか?
内定をもらえないのには必ず理由があります。しかも、自分では気付いていないことが多いのです。そのまま就活を続けると、時間だけが過ぎてしまいます。
内定をもらえない理由と原因を知り、早めに軌道修正すれば内定をもらえる可能性が高まるでしょう。
そこでこの記事では、内定がもらえない人の原因と特徴、対処法について解説します。
自分だけ内定もらえない理由・原因
どうして自分だけ内定をもらえないのでしょうか。
その理由と原因を探っていきましょう。
自己分析が甘い
あなたは今、「自分はどんな人間で、何をしたいか?」「どのような長所がありそれをどう仕事に生かせるか?」をはっきり言語化できるでしょうか?
就活では自己分析がとにかく重要と言われています。
人事のプロである採用担当者にしてみたら、あなたがどのような人でどのような長所があり、自社で活躍する姿を想像できなければ採用できません。
自己分析が甘いと自分の強みがわからないのでアピールしようがありませんし、説得力もないでしょう。就活軸がぶれ、履歴書やエントリーシート、志望動機に至るまでの説得力と一貫性に欠けてしまいます。
自己分析はとてもめんどくさい作業です。どうして必要なのかもわからないまま、なんとなく自己分析に取り組み、応募書類や面接に挑む学生も少なくありません。
これでは百戦錬磨の面接官にはすぐに見抜かれ、「自己分析が甘いな」「言動に一貫性がない」「この人を採用する理由が見つからない」等の理由で落とされてしまうでしょう。
企業・業界研究ができていない
企業・業界研究が不十分で落とされる学生は多いです。企業・業界研究が甘いと、「熱意がない」「入社意欲が薄い」と思われてしまいます。
どんな企業も、面接官も、自社で活躍してくれる熱意のある人材を欲しています。中には、「未来の社長を採用したい」と考える企業もいるのです。
それなのに、自社について何一つ調べてきていないなんて…採用する必要ありませんよね。
熱意がない人を、コストを欠けてまでわざわざ採用するメリットがないのです。企業研究できていない人より、きちんと自社を研究し情熱がある人に惹かれます。
熱意や意欲は表面的な言葉ではなく、どれだけ企業・業界研究に取り組んできたか?という行動から判断しているのです。
面接での深掘り質問は、その裏付けの意味もあります。
どんなに優秀な人材でも、熱意や入社意欲が伝わらなければポテンシャルを感じられず不採用になります。
志望動機に説得力がない
内定をもらえない理由の1つには、志望動機に説得力がないことも挙げられます。
志望動機が曖昧でフワッとしていて他人と似たり寄ったりでは、採用担当者の興味を引けません。志望理由には「絶対にその会社でなければいけない理由」を具体的に盛り込む必要があるのです。
しかし、内定をもらえない多くの学生が、どこの会社にも当てはまりそうな志望動機を書いています。これでは、説得力がなく「別の会社でもいいのでは?」と思われて不合格です。
採用担当者は数多くの志望理由を目にしているため、適当な志望理由はすぐに見抜かれてしまうでしょう。
応募書類が雑
履歴書やエントリーシートは、応募の第一段階。応募書類に誤字脱字、字が汚い、本や雑誌のテンプレそのままで書いているなどは、審査する以前の問題です。
漢字の間違いや顔写真の印象が悪い、用紙の汚れも不合格となる原因です。また、見逃しがちですが締め切りギリギリに応募するのも「余裕がない」「第一志望じゃない」と思われてしまいます。
もし入社意欲が高ければ、早く応募し、字は丁寧に書きますし、用紙を汚したまま送るなんてことはしませんよね。
応募書類は、志望者をふるいにかけるものです。手書き書類の提出で、記念受験組を減らす目的があります。
書類から、企業に対する熱意や本気度が伝わらなければ、「この学生に会ってみたい」とは思われないでしょう。
面接でアピールできていない
なかなか内定もらえない人は、面接でしっかりとアピールできていないことが多いです。
まず面接のための準備をあまりしていない状態で臨んでしまうため、想定外の質問をされるとあたふたしてしまうという特徴があります。
面接で何を質問されるのかは実際に受けてみなければわからないですし、人間ですからつい動揺してしまうことはしかたありません。
面接官も学生が緊張していることは知っています。
とはいえ、あまりにもアピールできなければ、採用する理由を見つけられず不合格になってしまいます。
面接での深掘り質問は、志望動機や熱意、自己分析の裏付けをする意味もありますが、一番はあなたを採用する理由を見つけたいからです。
本来その会社で働けるだけの能力や適性があったとしても、それをアピールできなければ好印象は与えられません。
面接を上手に乗り切るためには、面接対策をして、ノウハウを心得ておく必要があります。
就活で内定もらえない人の特徴
それでは次に、内定をもらえない人の特徴を挙げていきます。思い当たるものがないかチェックして見ましょう。
見た目の特徴
面接では第一印象が大切です。面接官は開始1分で合否を判断すると言われるほど、第一印象を大切にしています。というのも、社会人になれば一部の業種を除き、クライアントやお客様と接する機会も多くなります。同僚や先輩との人付き合いも大切になるでしょう。
そんな中、印象が悪いと、仕事や人間関係に影響してしまいます。第一印象や身だしなみは最低限整えていくのが社会人としてのマナーです。
入室、挨拶、お辞儀、着席という当たり前の立ち振る舞いも、一度第3者にチェックしてもらう方がいいでしょう。
身だしなみの特徴:男性編
男性の場合は、髪型の印象がかなり強く残ります。絶対に髪は清潔感ある髪型にして面接に挑んでください。アパレル会社やデザイン会社で髪型が自由な場合でも、清潔感だけは維持しましょう。
- ネクタイが曲がっていないか
- スーツのサイズはあっているか
- Yシャツやスーツにシワや汚れがないか
- ひげが伸びていないか
- 清潔で健康的な印象を与えるか
- 抜け毛やフケが落ちていないか
- つめが伸びていないか
- 靴が汚れていないか
- 髪は目や耳にかかっていないか
- 香水が強すぎないか
- ポケットやリュックがパンパンになっていないか
- スーツにあった靴下か
盲点になりやすいのが、靴下と靴です。見えないからと無頓着になりがちですが、座ると面接官からバッチリ見えますし、見ます。足元まで気を使えない人は、雑な印象を与えますので、家を出る前には必ずチェックしておきましょう。
身だしなみの特徴:女性編
女性の場合は、全体的なバランスが取れているかチェックしてください。スーツ、髪型、靴、そしてバック。「スーツがとても似合っているのに、髪色が明るすぎる」など、どこか1点が異常に目立つ人がいます。これは印象が悪いです。また、香水の香りには細心の注意を払いましょう。
- 髪型は派手じゃないか?(茶髪・パーマなど)
- 奇抜で長い爪はNG
- 口紅やアイシャドーが濃すぎないか?
- ブラウスの襟元が汚れていないか
- スーツのサイズがあっているか?
- パンプスのヒールが減っていないか
- つま先に汚れがないか
- スカートの長さは座って短すぎないか
- ストッキングはナチュラルな肌色がベター
- ストッキングのでんせんに気をつける(予備を持っていく)
- 香水がきつすぎないか
- バックや手帳にガチャガチャとしたキーホルダーはNG
行動の特徴
内定をもらえない人に多い行動で一番印象が悪いのは、笑顔がないことです。他にも、就活疲れが目立つ場合は、ストレス耐性が低いと思われてしまいます。
- 笑顔がない
- 就活に疲れている
- 目を合わせない
- 視線が下
- 生意気な態度
- 横柄
- がに股、内股歩き
- 猫背
- 足を開いて座る
- ドアの閉め方やノックが雑
- 敬語が使えない
- 面接での深掘り質問にあからさまにムッとする
- 目つきが悪い
- お辞儀ができない
- 待機中にスマホ
笑顔がなく猫背は自信がないように見えますし、暗い印象を与えます。見た目は、意識して練習すれば、直せる部分ですから、必ずチェックしておきましょう。
不安。内定もらえない時の対処法
それでは最後に内定をもらえない時の効果的な対処法を解説します。
自己分析と業界・企業研究をやり直す
まずは自己分析を徹底的にやり直しましょう。自己分析は、自己PRやエントリーシート、志望動機、面接などの軸になるものです。自己理解を深め、自分の強みや自分が何をしたいのかを具体化させましょう。
自己分析により自分軸ができれば、業界・企業研究の指針となります。
自己分析の後は、企業・業界研究をやり直します。企業・業界研究は、就活が進むごとに深く行います。企業研究を深めれば、企業の特性がわかり、志望企業がどのような人材を求めているか、分析できます。
また、志望企業のニーズを探り、志望動機や自己PRも書き直しましょう。
自己分析で見えた「強み」の中から、志望企業や職種にマッチしている部分を最大限にアピールします。
気になる企業があれば、会社説明会や、OG・OB訪問も積極的に参加し、応募しましょう。就活ではとにかく場数を踏むことが大事。チャレンジするごとに、経験値が上がっていきます。
他己分析を活用
一人で就活していると、どうしても視野が狭くなりがちです。就活では、客観的な意見もとても参考になります。
他己分析は、就活に有効な手段です。第三者に自分の印象や、どうしてそう思ったのかの具体的なエピソードを話してもらうことで、新しい発見があります。
また、企業研究ではOG・OBに企業のリアルな情報を聞けますし、自分がその企業にあっているかどうかの意見ももらえるでしょう。
さらに、面接に挑む際の服装や髪型を今一度、第三者の目でチェックしてもらえれば「靴下が変だよ」とか、「髪型はもう少し短い方がいい」とか自分では気にもしていなかった盲点が見えるかもしれません。
意見を求める相手は、友達、親、兄弟、バイト先の先輩、上司、大学のキャリアセンターなどたくさんいるはずです。もし誰も思い浮かばない…ということであれば、最後にご紹介する就活のプロに相談してみましょう。
スカウトサービスを使う
スカウトサービスとは、逆求人サイトとも呼ばれ、プロフィールを入力するだけで、企業からオファーをもらえるサービスのことです。
スカウトサービスは通常の就活とは違い、プロフィールを見た企業が、声をかけてくれます。一度プロフィールを作成すれば、待っているだけでOKです。
今まで内定がもらえなかった人も、思わぬ大企業や有名企業からオファーをもらえるかもしれません。通常の就活と並行してスカウトサービスも利用すれば、効率よく就活できます
就活生に人気のスカウトサービスは、OfferBox(オファーボックス)です。
学生利用率NO.1のスカウトサービスOfferBox(オファーボックス)は、大手からベンチャーまで7940社以上の企業から、興味を持った学生へオファーが届きます。今まで自分が知らなかった業界や企業からオファーがくることもあり、就活の幅も広がります。
内定がもらえず辛い時は就活のプロに相談しよう
内定もらえないことに悩んでいる人は、就活のプロに相談する方法もおすすめです。就活のプロは、企業の採用担当者と接することも多く、企業側の目線でアドバイスをもらえます。
相談することで、内定をもらえない理由や原因に気付けるかもしれません
どうして自分だけ内定がもらえないのか…と1人で悩んで就活が止まってしまうより、就活のプロからアドバイスをもらう方が、内定に近づけます。
学生が無料で相談できる、就活のプロは、大学のキャリアセンター職員やハローワークなどもありますが、おすすめは就活エージェントです。
就活エージェントとは、履歴書やエントリシートの添削、自己分析や業界研究、面接対策や求人紹介など、就活に必要な様々なことをサポートしてくれるサービスです。
私も内定をもらえず悩んでいた時、就活エージェントを利用して就活サポートしてもらったおかげで複数社から内定をもらえました。自己分析からつまづいていたので、マンツーマンで強みを見つける作業を手伝ってもらえました。
「自分だけ内定をもらえない」と不安に思う学生に向いている就活エージェントは、JHRです
JHRは、内定獲得率92%、利用した学生の満足度96%の就活エージェントです。
JHRを使うメリットは以下の2つです。
就職活動を全般的にバックアップ
内定をもらえない状況が続くと、これからどう就活を進めたらいいかわからなくなりますよね。自己分析や業界研究をやり直せと言われても、何をどうしたらいいか迷うことも多いでしょう。
JHRのキャリアアドバイザーは就活のプロですから、就活に関することならなんでも教えてくれます。自己分析も一から一緒にやり直してくれますし、書類の添削、内定率を高める面接ノウハウなど、バックアップ体制も万全です。
これからどのように就職活動すればいいのかわかるだけで、精神的ストレスも軽減されるでしょう。そして、内定をもらえる可能性を効率よく高められます。
適性に合った会社探しや面接対応までアドバイス
JHRは、まず丁寧なカウンセリングからスタートします。学生の強みや適性を見極め、マッチした会社探しをしてくれます。企業側の目線で面接対策もバッチリ。
JHRでは、今まで内定をもらえなかった理由を探すより、これから内定をもらうための行動を大切にします。落ちた企業とは縁がなかっただけで、今後素晴らしい優良企業と出会う可能性が必ず残っているはずです。
これまで通りの就活では同じ状況が続く可能性が高いので、就活のプロ目線からアドバイスしてもらうことが、内定をもらう確率が高まります。
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